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雄っぱいとおっぱいに挟まれて
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バーで出会った美女ナオから逃げてイケメンマッチョの涼と出会った杏梨だったが、涼と飲んでいる時にナオと鉢合わせしてしまう。どうやら二人は知り合いのようで……(全六話)
[現代 イケメン マッチョ 俺様 ニューハーフ 処女 強引 無理矢理気味 3P]
* * * * *
右手におっぱい、左手に雄っぱい。
それぞれの感触を楽しむように揉みしだくなんてはしたない。変態じゃないかとは思うものの、手は全然止まらない。
どうして、こんな状況になったんだっけ……?
* * *
二十歳をすぎたからと言って何かが劇的に変わるわけじゃなかった。待ってるだけじゃ何も変わらない。自分で変えなきゃいけない。
だから、もっと大人な女性に近づきたくて、バーデビューをして、私――永野杏梨はザ・大人という感じの一人の素敵な女性――ナオさんと出会った。
でも、最初はとても楽しかったのに、何度かナオさんと飲む内に何だか怖くなって、逃げ出してしまった私は別のバーで志田涼さんと出会った。
涼さんは初めて会うのに誰かに似てるような気がして、けど、わからない内に私は間違いなく涼さんに惹かれてた。
涼さんは安易な言葉で表すなら、イケメンマッチョ。
本当にイケメンのスポーツマンって感じ? 私の貧相な語彙では表現できないけど、初めて見た時にモデルさんかと思ったくらい。よく鍛えられてる体にシンプルなジャケットスタイルがハマってた。
誘い文句も仕草も何もかもスマート。詐欺師だったら私は全財産失うんだろうなってくらい。涼さんと飲む時間はとても楽しくて、あっという間に夢中になって、薄情かもしれないけどナオさんのことを忘れつつあったはずだった。
「その男はやめた方がいいわよ」
今日も楽しく涼さんと飲んでたら聞こえた声にギクリと体が強張る。それは間違いなく今一番聞きたくない声だった。
「ねーぇ、あたしと飲まない?」
涼さんとは反対側の私の隣に座ったナオさんは今日もゾクゾクするくらい美人だった。
初めは美人さんに声をかけられて舞い上がってたのに、いつからこの人が怖くなったんだっけ?
私を射抜くような舐め回すような目がまるで女豹のよう。
何で、この人がここに……? 偶然? それとも……
「横取りかよ」
涼さんが舌打ちをして、不機嫌な声にまた体が震える。
私の前ではいつも穏やかだったのに……もしかして、これが涼さんの素? 私、やっぱり騙されてた?
グルグル考える内にぐいっと体が引き寄せられて、背中に柔らかい感触が当たる。私とは違う確かな膨らみ。
「元々、あたしのお友達よ」
出会ったのは確かにナオさんの方が先。今みたいにナオさんと楽しく飲んでた。私が逃げ出すまでは。
多分、原因というか、きっかけは今背中に当たってるそれ。現在進行形で私の思考を奪おうとするボリューミーなおっぱい。
これが怖かった。これのせいで私の中の知らない私が目覚めるのが怖かった。だから、私は冷静に考えるよりも先に逃げ出した。ずるいかもしれないけど、それが一番簡単で楽な解決方法だった。
そんな気持ちになったのはナオさんだけで、ナオさんに会わなければ普通の私でいられると思った。結局、大人になりたいとか言いながら私は大人になれない私を守りたかった。
「あたしから逃げて、まさか涼なんかと飲んでるなんてね……ほんと悪い子」
「ご、ごめんなさい……」
申し訳なくなって声が震える。男の人に乗り換えて忘れようとしてたなんて気まずすぎる。後ろめたさが押し寄せてくる。最低だな、私。
だけど、今度はぐいっと反対側に引っ張られて、私は涼さんの腕の中にいた。
「お前の毒牙にかけられる前に逃げて当然だろ」
「あんただってあわよくば食べちゃおうと思ってたんじゃないの?」
あれ……?
どうやら、私を挟んで睨み合ってるらしい二人だけど……今日初めて会った感じじゃないって言うか、ナオさん、さっき涼さんの名前呼んだよね?
「ま、まさかお二人はお知り合いですか……?」
「もっと深い仲よ」
ナオさんがフッと笑った気がした。
深い仲、それはつまり……!
「も、元カノ……!?」
付き合ってたからこそ、知ってるみたいな?
美男美女でお似合いだし仕方ないよね! ナオさん、ド貧乳の私と違って巨乳だし、やっぱりおっぱいだよね!
とは思いつつ、私自分で思ってたよりも涼さんに本気になりかけてたみたい。ショックで思わず涼さんの腕の中から抜け出していた。
「断じて違う」
「ないない。絶対ありえない」
二人の声が重なる。全力否定。二人とも本気で嫌そう。
あれ……?
私から見て二人とも魅力的なのに、二人から見てお互いはそうじゃないの?
納得できていない私に気付いたのか、涼さんが溜息を吐いて、ナオさんを見る。
「こっちに来い」
「これでわかるかしら?」
涼さんがナオさんを呼んで、ナオさんもその意図を理解したみたいに二人が顔を並べる。
ようやく私は涼さんに感じた既視感の正体に気付いた。
[現代 イケメン マッチョ 俺様 ニューハーフ 処女 強引 無理矢理気味 3P]
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右手におっぱい、左手に雄っぱい。
それぞれの感触を楽しむように揉みしだくなんてはしたない。変態じゃないかとは思うものの、手は全然止まらない。
どうして、こんな状況になったんだっけ……?
* * *
二十歳をすぎたからと言って何かが劇的に変わるわけじゃなかった。待ってるだけじゃ何も変わらない。自分で変えなきゃいけない。
だから、もっと大人な女性に近づきたくて、バーデビューをして、私――永野杏梨はザ・大人という感じの一人の素敵な女性――ナオさんと出会った。
でも、最初はとても楽しかったのに、何度かナオさんと飲む内に何だか怖くなって、逃げ出してしまった私は別のバーで志田涼さんと出会った。
涼さんは初めて会うのに誰かに似てるような気がして、けど、わからない内に私は間違いなく涼さんに惹かれてた。
涼さんは安易な言葉で表すなら、イケメンマッチョ。
本当にイケメンのスポーツマンって感じ? 私の貧相な語彙では表現できないけど、初めて見た時にモデルさんかと思ったくらい。よく鍛えられてる体にシンプルなジャケットスタイルがハマってた。
誘い文句も仕草も何もかもスマート。詐欺師だったら私は全財産失うんだろうなってくらい。涼さんと飲む時間はとても楽しくて、あっという間に夢中になって、薄情かもしれないけどナオさんのことを忘れつつあったはずだった。
「その男はやめた方がいいわよ」
今日も楽しく涼さんと飲んでたら聞こえた声にギクリと体が強張る。それは間違いなく今一番聞きたくない声だった。
「ねーぇ、あたしと飲まない?」
涼さんとは反対側の私の隣に座ったナオさんは今日もゾクゾクするくらい美人だった。
初めは美人さんに声をかけられて舞い上がってたのに、いつからこの人が怖くなったんだっけ?
私を射抜くような舐め回すような目がまるで女豹のよう。
何で、この人がここに……? 偶然? それとも……
「横取りかよ」
涼さんが舌打ちをして、不機嫌な声にまた体が震える。
私の前ではいつも穏やかだったのに……もしかして、これが涼さんの素? 私、やっぱり騙されてた?
グルグル考える内にぐいっと体が引き寄せられて、背中に柔らかい感触が当たる。私とは違う確かな膨らみ。
「元々、あたしのお友達よ」
出会ったのは確かにナオさんの方が先。今みたいにナオさんと楽しく飲んでた。私が逃げ出すまでは。
多分、原因というか、きっかけは今背中に当たってるそれ。現在進行形で私の思考を奪おうとするボリューミーなおっぱい。
これが怖かった。これのせいで私の中の知らない私が目覚めるのが怖かった。だから、私は冷静に考えるよりも先に逃げ出した。ずるいかもしれないけど、それが一番簡単で楽な解決方法だった。
そんな気持ちになったのはナオさんだけで、ナオさんに会わなければ普通の私でいられると思った。結局、大人になりたいとか言いながら私は大人になれない私を守りたかった。
「あたしから逃げて、まさか涼なんかと飲んでるなんてね……ほんと悪い子」
「ご、ごめんなさい……」
申し訳なくなって声が震える。男の人に乗り換えて忘れようとしてたなんて気まずすぎる。後ろめたさが押し寄せてくる。最低だな、私。
だけど、今度はぐいっと反対側に引っ張られて、私は涼さんの腕の中にいた。
「お前の毒牙にかけられる前に逃げて当然だろ」
「あんただってあわよくば食べちゃおうと思ってたんじゃないの?」
あれ……?
どうやら、私を挟んで睨み合ってるらしい二人だけど……今日初めて会った感じじゃないって言うか、ナオさん、さっき涼さんの名前呼んだよね?
「ま、まさかお二人はお知り合いですか……?」
「もっと深い仲よ」
ナオさんがフッと笑った気がした。
深い仲、それはつまり……!
「も、元カノ……!?」
付き合ってたからこそ、知ってるみたいな?
美男美女でお似合いだし仕方ないよね! ナオさん、ド貧乳の私と違って巨乳だし、やっぱりおっぱいだよね!
とは思いつつ、私自分で思ってたよりも涼さんに本気になりかけてたみたい。ショックで思わず涼さんの腕の中から抜け出していた。
「断じて違う」
「ないない。絶対ありえない」
二人の声が重なる。全力否定。二人とも本気で嫌そう。
あれ……?
私から見て二人とも魅力的なのに、二人から見てお互いはそうじゃないの?
納得できていない私に気付いたのか、涼さんが溜息を吐いて、ナオさんを見る。
「こっちに来い」
「これでわかるかしら?」
涼さんがナオさんを呼んで、ナオさんもその意図を理解したみたいに二人が顔を並べる。
ようやく私は涼さんに感じた既視感の正体に気付いた。
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