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雄っぱいとおっぱいに挟まれて
雄っぱいとおっぱいに挟まれて 2
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ナオさん――本名志田尚さんは何とビックリ涼さんの実のお姉さんだった。別々のバーで出会うなんて世界って実は凄く狭いのかもしれない。少なくとも私の世界は。
一旦私が落ち着いたところで三人で飲もうとしたけど、二人はふとした瞬間に言い争いを始めそうだった。正に一触即発? 姉弟なのに? 姉弟だからこそ? いや、美女と美男で私を取り合っても揉めるとか周囲の視線が痛いからやめてほしい。
だから、涼さんの部屋で飲み直すことになったはずだったんだけど……多分、みんな酔ってた。そうは見えないだけでベロンベロン。
涼さんの部屋にはトレーニンググッズがいっぱいあって、プロテインもあったりして、やっぱり本当に鍛えてるんだなって、服の上から見ても雄っぱいがありそうだって話になったんだっけ。
だって、彼より小さな私の胸はろくに揺れもしない。
そうしたら、揉ませてもらえばいいって尚さんが言い出して、ついで尚さんの胸も揉ませてもらうことになって、それぞれ違う感触を楽しんで……
「満足したか?」
涼さんが問いかけてくるけど、頭がフワフワする。んーとか唸りながら、まだ触っていたい気がしたけど、涼さんの手に止められた。
「そんなに煽られると我慢できなくなるんだけどな」
フッと涼さんが笑って視線を落とした。あー、やっぱり、尚さんと笑い方が似てる。そんなことを思いながら涼さんの視線を追って気付いた。
ズボンが膨らんでる。それってどういうことだっけ? 考えちゃうくらいフワフワ。
「あらやだ! 見苦しい! 汚らわしい! あたしの杏梨ちゃんを汚さないで! このケダモノ!」
「お前が言うな。可愛い女に胸揉まれたら勃つに決まってるだろ。それに、お前のじゃない」
喚き散らすような尚さんと呆れたような涼さん。
姉弟だとここまでオープンになるものなの? 一人っ子の私にはわからない。
未知の領域すぎるのに、はたと涼さんと目が合う。
「俺のモノになりたいだろ? 杏梨」
涼さんに見詰められて、そう問いかけられると思わず頷きそうになる。涼さんを好きになってた自分に気付いたから余計に。
でも、本気になっちゃってもいいの? 涼さんは私のこと、どう思ってるの?
「あたしに流されそうだったくせに?」
尚さんに見つめられてギクリとした。尚さんはわかっててやってたのかな?
私は女の人のことが好きなのかな? って真剣に悩んで、わからなくて、怖くなって逃げちゃったのに。
「怒らないわよ。代わりにもっと楽しいことしない?」
「楽しいこと……?」
やっぱりお酒が入ってるせいか、尚さんの誘惑にグラリと心が揺れる。小悪魔って言うかもうサキュバスみたい?
何となく居たたまれない空気からどうにか逃れたくて楽しいことならしたいって思っちゃうのは多分、当然のこと。
「ねーぇ? 涼の雄っぱい、もっといじってみたくない?」
「え……?」
それが楽しいこと? 尚さんのおっぱいまで堪能したのに? それで、涼さんのアレがその……アレしちゃったのに?
戸惑う私に尚さんがぴったりと体を寄せてきて耳元で囁いてくるから、やっぱり変な気分になる。
「涼、苦しそうなの。助けてあげたくない?」
そんな言い方ずるい。だって、涼さんは熱っぽい眼差しで私を見返してくるけど、病気ってわけじゃない。それは多分きっととても卑猥な意味なのに、ゴクリと喉が鳴った。
アルコールのせいか、ううん、考えるまでもない。全部アルコールのせい。
「汚らわしいとか言ったくせにどういう風の吹き回しだ?」
涼さんはニヤニヤ笑ってるけど、尚さんは答えなかった。
「所詮、お前もケダモノだろ」
同じ穴の何とやら? あるいは私も?
でも、やっぱり尚さんは何も答えなくて、ただ妖艶な笑みを浮かべてるだけだった。
「いいぜ? 来いよ、杏梨」
よくわからないまま涼さんが立ち上がったから、私も立ち上がろうとしてふらついて、尚さんに支えられる。そのまま涼さんの後についていく。逃げるなら多分今しかなかったのに、今度は逃げようとは思わなかった。
一旦私が落ち着いたところで三人で飲もうとしたけど、二人はふとした瞬間に言い争いを始めそうだった。正に一触即発? 姉弟なのに? 姉弟だからこそ? いや、美女と美男で私を取り合っても揉めるとか周囲の視線が痛いからやめてほしい。
だから、涼さんの部屋で飲み直すことになったはずだったんだけど……多分、みんな酔ってた。そうは見えないだけでベロンベロン。
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だって、彼より小さな私の胸はろくに揺れもしない。
そうしたら、揉ませてもらえばいいって尚さんが言い出して、ついで尚さんの胸も揉ませてもらうことになって、それぞれ違う感触を楽しんで……
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「そんなに煽られると我慢できなくなるんだけどな」
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「お前が言うな。可愛い女に胸揉まれたら勃つに決まってるだろ。それに、お前のじゃない」
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未知の領域すぎるのに、はたと涼さんと目が合う。
「俺のモノになりたいだろ? 杏梨」
涼さんに見詰められて、そう問いかけられると思わず頷きそうになる。涼さんを好きになってた自分に気付いたから余計に。
でも、本気になっちゃってもいいの? 涼さんは私のこと、どう思ってるの?
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「ねーぇ? 涼の雄っぱい、もっといじってみたくない?」
「え……?」
それが楽しいこと? 尚さんのおっぱいまで堪能したのに? それで、涼さんのアレがその……アレしちゃったのに?
戸惑う私に尚さんがぴったりと体を寄せてきて耳元で囁いてくるから、やっぱり変な気分になる。
「涼、苦しそうなの。助けてあげたくない?」
そんな言い方ずるい。だって、涼さんは熱っぽい眼差しで私を見返してくるけど、病気ってわけじゃない。それは多分きっととても卑猥な意味なのに、ゴクリと喉が鳴った。
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「所詮、お前もケダモノだろ」
同じ穴の何とやら? あるいは私も?
でも、やっぱり尚さんは何も答えなくて、ただ妖艶な笑みを浮かべてるだけだった。
「いいぜ? 来いよ、杏梨」
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