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モブ恋愛R18
側近番外編3~密室の急展開(モブ視点)~
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「・・・動きそうに、ない」
「そんな・・・っ」
今、俺は危機的状況だ。今年魔導エレベーターという魔法研究会が作り上げたとの報告。王宮にも設置され、完全密室なので、暗殺など手掛けてしまうなどの穴がないか、安全に動作するかの安全確認のために乗ったのが側近である俺とレン。
最近レンは何かとトイレに誘ってくるので、それをたまたま見た兄殿下に進言したところ、王も一緒に注意してくれたらしく、訳のわからない誘いはなくなった。
しかし、またいつ誘われるか気が気でないし、なんか怖いのでレンの前ではトイレを我慢してしまう癖がついてしまい、今回、魔導エレベーター点検後レンと別れてすぐトイレへ行くつもりだったのだ。それくらいなら我慢できると。
なのに、一階から二階へあがる途中で止まり、閉じ込められるなんて思わないじゃないか!この魔導エレベーターは多大の属性を組み合わせた結界を何重にもかけることで、どういうことか強固なひとつの箱となり、その結界箱へいくつか張り付けた浮遊魔法に触れることで、行きたい階に行ける優れものらしい。
結界は強固で、ちょっとやそっとじゃ中からも外からも壊せず、唯一の入り口も本来ならいくつか張り付けてあるうちのひとつの浮遊魔法に触れることで、浮遊魔法が結界に空間を作り、開けてもらえる仕組みだ。
なのに何度押しても開かず、出ることができなくなり、尿は押し寄せ、レンと二人きり。尿さえ押し寄せていなければレンは頼もしい限りだったし、レンがあんなに執拗にトイレへ誘うことがなければここまで異様のない不安感はなかった。羞恥はあれど。
全部全部レンが悪い!
「うう・・・っ」
「く、黒人?怖いのか?」
急に泣き声を出してしゃがめば、そう思われるだろう。でも、本当我慢できないとこまで来ているのだ。魔導エレベーター開発したやつただじゃ済まさねぇ!と内心荒れるくらいにはもういっぱいいっぱいなのだ。
俺の気持ちなど知らずレンがしゃがみこむ俺の背中を優しく撫でる。いいやつなのだ、レンは。でもときどき変になるからどうしていいかわからなくなる。
「トイレ、したい・・・おしっこ、出そうなんだよっ」
もうヤケである。
「おしっこ・・・」
呆然としたかのようなレンの声。ううっと泣きべそかく俺はさぞ滑稽だろう。奇跡的に開いてくれればまだそれだけの黒歴史で終わるのに。いや、黒袋を被っているから喋らなければレンくらいしか泣いたのはわからない。レンならば口は固いだろう。だが、尿はすぐそこまで来ている。もう、漏らす絶望の未来しか見えない。助かっても羞恥心で死にたくなること間違いなしだ。
「そうだ、死のう」
「ま、待て!大丈夫だ!」
普段では聞かない音量のレンの声にびっくりすれば、スポッととられる黒い袋。視界がとたん明るくなる。結界の箱はなるほど、虹色に包まれた綺麗な箱だ。少し冷静になった。が、汗が出る。もう出てもおかしくないとレンも気づいたのだろう。慌てたように俺を立たせ、呆然と立つ俺の下の履き物を、さっと躊躇いなく脱がした。俺の息子はレンの目の前だ。
「なななななにしてるんだよ!?」
「すすすすまない!」
もうわけがわからない。驚きすぎて、少しだけ尿意が閉まった気がしなくもない。
「も、ほんと、我慢できないんだよ・・・っこれじゃ・・・っお前にかけちまうし、魔導エレベーターも、汚れるっ!まだ履いて漏らす方が、マシ、だろ・・・っあっ」
やばい出る。
その瞬間信じられないことに、それこそ躊躇いなくレンが俺の息子さんを口に加えて、我慢できない俺はシャーッと勢いよく尿を出してしまうわけで、レンはごくごくと何度も喉が上下するわけで・・・こいつ俺のおしっこ飲みやがった!
「ふろ、ふぃほ・・・」
「ちょ、もう出ない!出ないからぁっ」
ただでさえ信じられないのに、レンは俺の息子から口を離さない。必死に離れようと顔を押さえるも、腰にまで手を添えられ、力負けする俺の抵抗は意味をなさない。ってか、包帯で視界は見えないはずなのによくうまいこと口に加えたな!なんて今の状況に内心ツッコミを入れてしまうくらいにはテンパっている。
「ん、ふろ、ふぃほ」
「しゃ、べんな!ば、かぁっ」
「みふぁい」
「だか、らっ!へ?」
パラパラと捲れる包帯から二つの蒼の瞳が姿を現す。器用にも腰に添える手とは別に、片手で包帯をとったようだ。俺をじっと見つめるレンの瞳に顔中だけじゃなく、身体中が熱くなるなるのを感じる。
「かふぁいい」
俺の息子の先端を転がすように、包帯をとったその手でさらに俺を刺激する。見つめる視線から目を離せず、恥ずかしさでまた涙が出そうだ。
「ふ・・・っん・・・やぁっ」
明らかに尿意ではないものが押し寄せる感覚。いや、既にレンの口に少しずつ溢れ出ているのがわかる。それを舐めあげる舌が、さらに俺を刺激して、俺じゃないみたいな声を聞かれるのがとても恥ずかしいのでレンの顔を押して抵抗するのをやめたその手で口を塞ぐ。けど、やっぱり息と共に流れ出る喘ぎに近い声。
「らふぃて」
「アァ・・・ッ」
『出して』とくぐもった声と共に吐き出すそれさえも、レンから密かに聞こえたごくりという音に飲んだことを理解する。なんで飲めんの?という疑問を口にする元気はなく、ようやく息子から離された口を見て、一気に力が抜け、倒れそうになるもレンに支えられる。が、床に寝かされ押し倒されたかのような格好に。
「可愛い、黒人、名前を呼びたい」
「はぁ・・・はぁ・・・っだれ、が、おし、えるか」
「そうか、でも大丈夫。黒人を味わい尽くしてからちゃんと聞くから」
「っ!?」
つい意地を張れば、気にしないとでも言うように綺麗な笑みを浮かべ、俺のを飲んだその口で口付けられる。なんとも青臭いそんな味に逃げたくとも、頭の下は床で逃げられず、次第に舌すら絡めとられ、目を瞑り耐えていれば、唯一着る服の中に入り込んでくる手に、やめろと自由に動く手でなんとか腕を掴んでみるものの、それが抵抗か?とばかりに進んでいくその手。
ようやく辿り着いたとばかりにその手の指によって、突起を摘ままれ、クリッといじられれば背筋にぞわっとした感覚。びくついた俺からようやくレンの唇が離れていく。目を開けば、愛しいとばかりに欲情の目をギラギラとさせて俺を求め見るようなレンの姿。
無意識化の中で気づいていた。意識的に気づかないふりをし、気がつけば彼の気持ちは知らないとばかりに自分に思い込ませていた。恐らくそれをレンは感じ取った上で、思わせ振りな俺の態度に我慢ができなくなりこうなっている。今更気づいた。俺は被害者ぶるわけにはいかない。自業自得だ。それに俺は・・・。
「レン・・・おれ、は、エミリュカ・・・エメレン」
「くろ、びと?」
「リュカ、俺の、愛称・・・」
「リュカ・・・リュカ・・・リュカが、私はほしいっ」
「いい、よ・・・俺の、穴、少しほぐせば、入るよ」
「なん、で・・・忍者の末裔は色仕掛けも学ぶと聞く。まさか・・・」
「俺は、運よく、陛下の側近になれたから、ほぐしてあるだけで、初めてなんだ」
やっぱり。レンは俺について調べていたのだ。所詮は下級貴族。高位の貴族が調べれば名前どころかなんでも簡単に調べられるのだ。俺から聞きたいから呼ばないなんて、愛しさが増すじゃないか。結局、どこかで高位貴族だからと遠慮して自分の気持ちを隠したかっただけだ。
王以外が本気で気配を消した俺を、レンが見つけたあの日から。忍者は時に人を惹き付ける方法も学んでいる。無意識にレンを誘って今の状況にしたのは俺なのかもしれない。尿を飲まれるのは予想外にしても。
「リュカ・・・愛してる」
俺の胸から手を退け、自らの唾液で蕾をほぐしていく。愛を呟きながらするそれは優しすぎて焦れったい。
「もう、いいよ」
「まだ、全然・・・」
「なら、退いて」
「り、リュカ?怒ったのか?」
慌てたように退いて、床に尻餅をつくように座るレン。今にも爆発しそうなレンの息子さんはいつの間にかレンの下の履き物から露出されている。全くいつ出したのか。
我慢などできないだろうに、俺を気遣うのを優先するのだから愛されてるなぁと思わずにはいられない。今更やめるなど俺はしない。今まで我慢させた分サービスをくれてやろうと思っただけだ。
「よく見てて」
「りゅりゅりゅりゅか!?」
動揺しすぎだろう。ただ俺はレンに股がり自らの穴を広げ、レンの息子を呑み込ませていっているだけだ。思ったより大きいし、痛みがないわけでもない。でも、入らないわけでもない。
「あ・・・っう・・・っ」
「つ、らいか?いた、いのか?」
どう見ても今にも欲を吐き出したいレンの方が辛いだろうに。どこまでも心配性な愛しき人。
「す、き」
「リュカっ!」
「ひゃあぁっ」
入りきる前に爆発してしまったようだ。しかし、おかげで少しばかり小さくなったレンの息子はすんなりと奥までいき、俺を突く。
「す、すまない・・・っ」
「ん・・・っはは、レンのがいっぱいだ」
「リュカっ!」
それからは自我を忘れ、興奮が高まりきったレンに逆戻りし、何度も互いにイき、愛を囁き、キスを交わし・・・まあ愛し合ったわけですが。
「ヤリすぎた・・・」
「すまない・・・」
「いや、俺にも責任はあるし」
我に帰った俺たちは虹色の結界箱の参上に頭を抱えた。俺の精液だけでなく、俺の蕾からレンが掻き出してくれたレンの精液で脱いでいた履き物も、上の服も、まあ精液まみれである。
出れたとして言い訳なんかできるはずもない。恐らく王や兄殿下ならため息は吐かれてもさっさと着替えて片付けろと、気にしないでくれそうだが。
全裸と精液まみれの服を着るのとどちらがいいのか。お漏らしとどちらがマシなのだろうと変な思考にすら考えが行く。
「陛下に見つかりたい・・・」
「私もそう思う」
なんたる情けない側近であろうか。しかし、その数分後、願いは届いたのか、助けに来てくれたのは王である。兄殿下ももちろんいたが。神様っているんだなと思った瞬間、冷めた目で見られながらも着替えや片付けより、魔導エレベーターの危険性、安全面を報告をさせる王はさすがだ。
眉精液の臭いとあちらこちらに振り撒かれた精液に兄殿下すら引いているというのに、最後まで報告させ、魔導エレベーターの設置は今の時点で却下だねと一言告げて、早く出てと言われたので、エレベーターからどうせ着替えのある部屋は近いと全裸で二人して出たそのとき。
ドオォォォンと鳴り響く音と共に振り向けば、どう足掻いても壊れなかった結界箱は跡形もなく消滅した。
「証拠隠滅。他に見つかる前に着替えて。よかったね、色々」
冷めた表情でこちらを見て言う王に、一生この方についていこうとレンと二人で強く誓った。きっとこんな理由で誓う人は俺たち以外にはいない。
後日服装を整え、二人でお礼と共に誓いを言えば、王の代わりに兄殿下が複雑そうな顔をしていたのは、まあ仕方ない。
「そんな・・・っ」
今、俺は危機的状況だ。今年魔導エレベーターという魔法研究会が作り上げたとの報告。王宮にも設置され、完全密室なので、暗殺など手掛けてしまうなどの穴がないか、安全に動作するかの安全確認のために乗ったのが側近である俺とレン。
最近レンは何かとトイレに誘ってくるので、それをたまたま見た兄殿下に進言したところ、王も一緒に注意してくれたらしく、訳のわからない誘いはなくなった。
しかし、またいつ誘われるか気が気でないし、なんか怖いのでレンの前ではトイレを我慢してしまう癖がついてしまい、今回、魔導エレベーター点検後レンと別れてすぐトイレへ行くつもりだったのだ。それくらいなら我慢できると。
なのに、一階から二階へあがる途中で止まり、閉じ込められるなんて思わないじゃないか!この魔導エレベーターは多大の属性を組み合わせた結界を何重にもかけることで、どういうことか強固なひとつの箱となり、その結界箱へいくつか張り付けた浮遊魔法に触れることで、行きたい階に行ける優れものらしい。
結界は強固で、ちょっとやそっとじゃ中からも外からも壊せず、唯一の入り口も本来ならいくつか張り付けてあるうちのひとつの浮遊魔法に触れることで、浮遊魔法が結界に空間を作り、開けてもらえる仕組みだ。
なのに何度押しても開かず、出ることができなくなり、尿は押し寄せ、レンと二人きり。尿さえ押し寄せていなければレンは頼もしい限りだったし、レンがあんなに執拗にトイレへ誘うことがなければここまで異様のない不安感はなかった。羞恥はあれど。
全部全部レンが悪い!
「うう・・・っ」
「く、黒人?怖いのか?」
急に泣き声を出してしゃがめば、そう思われるだろう。でも、本当我慢できないとこまで来ているのだ。魔導エレベーター開発したやつただじゃ済まさねぇ!と内心荒れるくらいにはもういっぱいいっぱいなのだ。
俺の気持ちなど知らずレンがしゃがみこむ俺の背中を優しく撫でる。いいやつなのだ、レンは。でもときどき変になるからどうしていいかわからなくなる。
「トイレ、したい・・・おしっこ、出そうなんだよっ」
もうヤケである。
「おしっこ・・・」
呆然としたかのようなレンの声。ううっと泣きべそかく俺はさぞ滑稽だろう。奇跡的に開いてくれればまだそれだけの黒歴史で終わるのに。いや、黒袋を被っているから喋らなければレンくらいしか泣いたのはわからない。レンならば口は固いだろう。だが、尿はすぐそこまで来ている。もう、漏らす絶望の未来しか見えない。助かっても羞恥心で死にたくなること間違いなしだ。
「そうだ、死のう」
「ま、待て!大丈夫だ!」
普段では聞かない音量のレンの声にびっくりすれば、スポッととられる黒い袋。視界がとたん明るくなる。結界の箱はなるほど、虹色に包まれた綺麗な箱だ。少し冷静になった。が、汗が出る。もう出てもおかしくないとレンも気づいたのだろう。慌てたように俺を立たせ、呆然と立つ俺の下の履き物を、さっと躊躇いなく脱がした。俺の息子はレンの目の前だ。
「なななななにしてるんだよ!?」
「すすすすまない!」
もうわけがわからない。驚きすぎて、少しだけ尿意が閉まった気がしなくもない。
「も、ほんと、我慢できないんだよ・・・っこれじゃ・・・っお前にかけちまうし、魔導エレベーターも、汚れるっ!まだ履いて漏らす方が、マシ、だろ・・・っあっ」
やばい出る。
その瞬間信じられないことに、それこそ躊躇いなくレンが俺の息子さんを口に加えて、我慢できない俺はシャーッと勢いよく尿を出してしまうわけで、レンはごくごくと何度も喉が上下するわけで・・・こいつ俺のおしっこ飲みやがった!
「ふろ、ふぃほ・・・」
「ちょ、もう出ない!出ないからぁっ」
ただでさえ信じられないのに、レンは俺の息子から口を離さない。必死に離れようと顔を押さえるも、腰にまで手を添えられ、力負けする俺の抵抗は意味をなさない。ってか、包帯で視界は見えないはずなのによくうまいこと口に加えたな!なんて今の状況に内心ツッコミを入れてしまうくらいにはテンパっている。
「ん、ふろ、ふぃほ」
「しゃ、べんな!ば、かぁっ」
「みふぁい」
「だか、らっ!へ?」
パラパラと捲れる包帯から二つの蒼の瞳が姿を現す。器用にも腰に添える手とは別に、片手で包帯をとったようだ。俺をじっと見つめるレンの瞳に顔中だけじゃなく、身体中が熱くなるなるのを感じる。
「かふぁいい」
俺の息子の先端を転がすように、包帯をとったその手でさらに俺を刺激する。見つめる視線から目を離せず、恥ずかしさでまた涙が出そうだ。
「ふ・・・っん・・・やぁっ」
明らかに尿意ではないものが押し寄せる感覚。いや、既にレンの口に少しずつ溢れ出ているのがわかる。それを舐めあげる舌が、さらに俺を刺激して、俺じゃないみたいな声を聞かれるのがとても恥ずかしいのでレンの顔を押して抵抗するのをやめたその手で口を塞ぐ。けど、やっぱり息と共に流れ出る喘ぎに近い声。
「らふぃて」
「アァ・・・ッ」
『出して』とくぐもった声と共に吐き出すそれさえも、レンから密かに聞こえたごくりという音に飲んだことを理解する。なんで飲めんの?という疑問を口にする元気はなく、ようやく息子から離された口を見て、一気に力が抜け、倒れそうになるもレンに支えられる。が、床に寝かされ押し倒されたかのような格好に。
「可愛い、黒人、名前を呼びたい」
「はぁ・・・はぁ・・・っだれ、が、おし、えるか」
「そうか、でも大丈夫。黒人を味わい尽くしてからちゃんと聞くから」
「っ!?」
つい意地を張れば、気にしないとでも言うように綺麗な笑みを浮かべ、俺のを飲んだその口で口付けられる。なんとも青臭いそんな味に逃げたくとも、頭の下は床で逃げられず、次第に舌すら絡めとられ、目を瞑り耐えていれば、唯一着る服の中に入り込んでくる手に、やめろと自由に動く手でなんとか腕を掴んでみるものの、それが抵抗か?とばかりに進んでいくその手。
ようやく辿り着いたとばかりにその手の指によって、突起を摘ままれ、クリッといじられれば背筋にぞわっとした感覚。びくついた俺からようやくレンの唇が離れていく。目を開けば、愛しいとばかりに欲情の目をギラギラとさせて俺を求め見るようなレンの姿。
無意識化の中で気づいていた。意識的に気づかないふりをし、気がつけば彼の気持ちは知らないとばかりに自分に思い込ませていた。恐らくそれをレンは感じ取った上で、思わせ振りな俺の態度に我慢ができなくなりこうなっている。今更気づいた。俺は被害者ぶるわけにはいかない。自業自得だ。それに俺は・・・。
「レン・・・おれ、は、エミリュカ・・・エメレン」
「くろ、びと?」
「リュカ、俺の、愛称・・・」
「リュカ・・・リュカ・・・リュカが、私はほしいっ」
「いい、よ・・・俺の、穴、少しほぐせば、入るよ」
「なん、で・・・忍者の末裔は色仕掛けも学ぶと聞く。まさか・・・」
「俺は、運よく、陛下の側近になれたから、ほぐしてあるだけで、初めてなんだ」
やっぱり。レンは俺について調べていたのだ。所詮は下級貴族。高位の貴族が調べれば名前どころかなんでも簡単に調べられるのだ。俺から聞きたいから呼ばないなんて、愛しさが増すじゃないか。結局、どこかで高位貴族だからと遠慮して自分の気持ちを隠したかっただけだ。
王以外が本気で気配を消した俺を、レンが見つけたあの日から。忍者は時に人を惹き付ける方法も学んでいる。無意識にレンを誘って今の状況にしたのは俺なのかもしれない。尿を飲まれるのは予想外にしても。
「リュカ・・・愛してる」
俺の胸から手を退け、自らの唾液で蕾をほぐしていく。愛を呟きながらするそれは優しすぎて焦れったい。
「もう、いいよ」
「まだ、全然・・・」
「なら、退いて」
「り、リュカ?怒ったのか?」
慌てたように退いて、床に尻餅をつくように座るレン。今にも爆発しそうなレンの息子さんはいつの間にかレンの下の履き物から露出されている。全くいつ出したのか。
我慢などできないだろうに、俺を気遣うのを優先するのだから愛されてるなぁと思わずにはいられない。今更やめるなど俺はしない。今まで我慢させた分サービスをくれてやろうと思っただけだ。
「よく見てて」
「りゅりゅりゅりゅか!?」
動揺しすぎだろう。ただ俺はレンに股がり自らの穴を広げ、レンの息子を呑み込ませていっているだけだ。思ったより大きいし、痛みがないわけでもない。でも、入らないわけでもない。
「あ・・・っう・・・っ」
「つ、らいか?いた、いのか?」
どう見ても今にも欲を吐き出したいレンの方が辛いだろうに。どこまでも心配性な愛しき人。
「す、き」
「リュカっ!」
「ひゃあぁっ」
入りきる前に爆発してしまったようだ。しかし、おかげで少しばかり小さくなったレンの息子はすんなりと奥までいき、俺を突く。
「す、すまない・・・っ」
「ん・・・っはは、レンのがいっぱいだ」
「リュカっ!」
それからは自我を忘れ、興奮が高まりきったレンに逆戻りし、何度も互いにイき、愛を囁き、キスを交わし・・・まあ愛し合ったわけですが。
「ヤリすぎた・・・」
「すまない・・・」
「いや、俺にも責任はあるし」
我に帰った俺たちは虹色の結界箱の参上に頭を抱えた。俺の精液だけでなく、俺の蕾からレンが掻き出してくれたレンの精液で脱いでいた履き物も、上の服も、まあ精液まみれである。
出れたとして言い訳なんかできるはずもない。恐らく王や兄殿下ならため息は吐かれてもさっさと着替えて片付けろと、気にしないでくれそうだが。
全裸と精液まみれの服を着るのとどちらがいいのか。お漏らしとどちらがマシなのだろうと変な思考にすら考えが行く。
「陛下に見つかりたい・・・」
「私もそう思う」
なんたる情けない側近であろうか。しかし、その数分後、願いは届いたのか、助けに来てくれたのは王である。兄殿下ももちろんいたが。神様っているんだなと思った瞬間、冷めた目で見られながらも着替えや片付けより、魔導エレベーターの危険性、安全面を報告をさせる王はさすがだ。
眉精液の臭いとあちらこちらに振り撒かれた精液に兄殿下すら引いているというのに、最後まで報告させ、魔導エレベーターの設置は今の時点で却下だねと一言告げて、早く出てと言われたので、エレベーターからどうせ着替えのある部屋は近いと全裸で二人して出たそのとき。
ドオォォォンと鳴り響く音と共に振り向けば、どう足掻いても壊れなかった結界箱は跡形もなく消滅した。
「証拠隠滅。他に見つかる前に着替えて。よかったね、色々」
冷めた表情でこちらを見て言う王に、一生この方についていこうとレンと二人で強く誓った。きっとこんな理由で誓う人は俺たち以外にはいない。
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