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第1章 ふたつ名の令嬢と龍の託宣
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「お前は自分でできることをしろ」
ジークヴァルトの作業をじっと見つめていたリーゼロッテは、ふいに頭をなでられた。ジークヴァルトの視線は書類に向いたままだ。
(そっか、わたしの特訓の監督も兼ねてたんだ)
あわてて姿勢を正してみる。王城でもこの並びで特訓をしていたことを思い出し、リーゼロッテは胸の前で祈るように両手を重ねた。
王太子の応接室でやっていたように、手のひらの中に力が集まるように神経を集中する。
自分の中に力を感じる。ふんわりした緑色のものだ。
誕生日以前は、ゆっくりと集めていって「これだよね」とようやく分かるものだったが、十五歳になってからは自分の内側にある力を意識しなくても認識できるようになった。身の内からにじみ出ている力も労せず感じ取ることができる。
(手の中に集まるように……)
神経を研ぎ澄まして自分の力の流れに集中し、ふんわりと溢れる力を追いかける。
以前、ジークヴァルトが手本を見せてくれた時のことを思い出す。
(集めて圧縮して解放する……)
集めて、集めて、集めて、集めて、集めて……
(――集まらない!!)
そうなのだ。十五歳になってからというものの、力を感じることはできるようになった。しかし、全くと言っていいほど扱うことができないのだ。
力はここにある。それはわかる。わかるのだが。
力を集めるだけなら、誕生日以前の方ができていたくらいだ。以前は、袋の中に詰まった力を針穴から絞り出すように集めていく感覚だった。穴が小さいので、時間がかかる上に集まる量も少なかった。
誕生日を迎えた今はと言うと、内から溢れる出る力は無尽蔵に思えるが、ふわふわしすぎてつかみどころがまったくない。
例えて言うなら、霧を集めて水にしろと言われているようなものだ。霧を掴んだところで、水ができるはずもなく……。
リーゼロッテは異形の浄化を目標に、公爵家へと意気揚々と乗り込んだ。なのに、浄化どころか、小鬼一匹追い払うことができないままだ。結局はいまだ、ジークヴァルトの守り石のお世話になっている。
う わ ー 、宝 が 持 ち 腐 れ て る 。
幻聴が聞こえてくる。もちろんカイの声だ。
(このことが知れたら、絶対に笑われる!)
リーゼロッテは涙目になりながら、さらに手のひらに集中した。
ぐぬぬぬぬ、とリーゼロッテの眉間のしわが最高潮に達したとき、何の前触れもなくがっちりと顎を掴まれた。驚いて顔を上げると、間髪入れずにジークヴァルトがクッキーを口に押し込んでくる。
むせて「ごふっ」と淑女にあるまじき声が出てしまったのは、リーゼロッテのせいではないはずだ。
「ヴぁるとさま、いきなりなにをなさいむぐっ」
顎を固定されているため、続けざまにクッキーを差し入れるジークヴァルトの攻撃を止めることはできなかった。違った意味で涙目になったリーゼロッテは、もごもごしつつ恨みがましそうにジークヴァルトを見上げた。
最後に紅茶を渡され、ようやく口の中が自由になる。思わずふぅぅと大きく息をはいてからリーゼロッテは我に返った。
(またしても淑女のたしなみが……!)
「駄々漏れすぎだ。倒れるぞ」
そっけなく言うとリーゼロッテから手を放し、何事もなかったようにジークヴァルトは書類に目を戻した。
「リーゼロッテ様。あまり一度に力をお使いになると本当に倒れてしまいます。どうぞご無理はなさいませんよう」
マテアスが新しく淹れた紅茶をテーブルに置きながら、「それにしてもリーゼロッテ様のお力はいつ見てもお綺麗ですねぇ」と細い糸目をさらに細めて感嘆まじりに眉を下げた。
「マテアス……わたくしは力を使えているの? ヴァルト様のようにうまく集められなくて……」
「リーゼロッテ様が集中されていると、全身からお力が溢れるように立ちのぼっておりますよ。それはもう見事なくらいに」
(オーラみたいな感じかしら?)
リーゼロッテが首をかしげると、「駄々漏れだがな」とジークヴァルトが書類の最後の一枚を箱の中に放り投げた。ジークヴァルトに言わせると、目詰まっていた力が最近では、四六時中リーゼロッテの体から漏れ出ているらしい。
その量自体は体に負担になるほどではないため、以前のように大量に食べなくても問題はないが、先ほどのように集中すると、体から力が溢れてエネルギー切れを起こす可能性がある。そのため十分注意するよう言われていた。
(確かに集中すると力が出なくなるわ。食べ物で落ち着くなんて、まるで低血糖の症状みたいね)
公爵家に来てからもリーゼロッテは勝手に力を使わないように言い含められ、ジークヴァルトによって異形の浄化禁止令が出されている。
そんなわけで、泣き虫ジョンには一切力を使わないことを条件に、会いに行くことを許可された。お茶を飲みながら話を聞くだけなので、あれは単に人生相談のようなものである。
そんな事情もあって過保護なジークヴァルトは、隙あらばリーゼロッテの口に菓子を差し入れてくる。
公爵家のクッキーは、効率よくエネルギー補給できるように作られたハイカロリーなクッキーだった。あまり量を食べずに済むが、口の中でほろほろと崩れやすく、不意を突かれるとむせやすいのだ。
このクッキーは、フーゲンベルク家で代々伝わってきた秘伝のレシピで作られており、力の制御がうまくできない子供用に考案されたものである。
ちなみにリーゼロッテのために普段より小さく一口大で作られている。公爵家ではこのリーゼロッテ用のクッキーを、通称「妖精クッキー」と呼んでいた。
リーゼロッテはこの妖精クッキーを常に携帯させられている。いつエネルギー切れを起こしても対処できるようにだ。エラやエマニュエルなど、リーゼロッテ付きの者もみな同様だった。
エラには異形のことは伏せられていたが、リーゼロッテの異変を察知する能力はエラがぴか一だったため、クッキーが必要な場面を見誤る心配はなかった。
ジークヴァルトも万が一の時のためにいつも菓子を持ち歩いている。そしてリーゼロッテの口に差し入れるチャンスを虎視眈々と狙っていた。それは周りの者から見てもバレバレだったが、当の本人はまったくの無意識の行動だったから始末に悪い。
なにせ、リーゼロッテがエネルギー切れしてようとしてなかろうと、ジークヴァルトは時・場所関係なく隙あらば食べさせようとするのだ。
リーゼロッテが困惑しているのを承知しつつ、屋敷中の者はジークヴァルトを応援していた。生温かい視線が何よりの証拠だ。
ジークヴァルトの作業をじっと見つめていたリーゼロッテは、ふいに頭をなでられた。ジークヴァルトの視線は書類に向いたままだ。
(そっか、わたしの特訓の監督も兼ねてたんだ)
あわてて姿勢を正してみる。王城でもこの並びで特訓をしていたことを思い出し、リーゼロッテは胸の前で祈るように両手を重ねた。
王太子の応接室でやっていたように、手のひらの中に力が集まるように神経を集中する。
自分の中に力を感じる。ふんわりした緑色のものだ。
誕生日以前は、ゆっくりと集めていって「これだよね」とようやく分かるものだったが、十五歳になってからは自分の内側にある力を意識しなくても認識できるようになった。身の内からにじみ出ている力も労せず感じ取ることができる。
(手の中に集まるように……)
神経を研ぎ澄まして自分の力の流れに集中し、ふんわりと溢れる力を追いかける。
以前、ジークヴァルトが手本を見せてくれた時のことを思い出す。
(集めて圧縮して解放する……)
集めて、集めて、集めて、集めて、集めて……
(――集まらない!!)
そうなのだ。十五歳になってからというものの、力を感じることはできるようになった。しかし、全くと言っていいほど扱うことができないのだ。
力はここにある。それはわかる。わかるのだが。
力を集めるだけなら、誕生日以前の方ができていたくらいだ。以前は、袋の中に詰まった力を針穴から絞り出すように集めていく感覚だった。穴が小さいので、時間がかかる上に集まる量も少なかった。
誕生日を迎えた今はと言うと、内から溢れる出る力は無尽蔵に思えるが、ふわふわしすぎてつかみどころがまったくない。
例えて言うなら、霧を集めて水にしろと言われているようなものだ。霧を掴んだところで、水ができるはずもなく……。
リーゼロッテは異形の浄化を目標に、公爵家へと意気揚々と乗り込んだ。なのに、浄化どころか、小鬼一匹追い払うことができないままだ。結局はいまだ、ジークヴァルトの守り石のお世話になっている。
う わ ー 、宝 が 持 ち 腐 れ て る 。
幻聴が聞こえてくる。もちろんカイの声だ。
(このことが知れたら、絶対に笑われる!)
リーゼロッテは涙目になりながら、さらに手のひらに集中した。
ぐぬぬぬぬ、とリーゼロッテの眉間のしわが最高潮に達したとき、何の前触れもなくがっちりと顎を掴まれた。驚いて顔を上げると、間髪入れずにジークヴァルトがクッキーを口に押し込んでくる。
むせて「ごふっ」と淑女にあるまじき声が出てしまったのは、リーゼロッテのせいではないはずだ。
「ヴぁるとさま、いきなりなにをなさいむぐっ」
顎を固定されているため、続けざまにクッキーを差し入れるジークヴァルトの攻撃を止めることはできなかった。違った意味で涙目になったリーゼロッテは、もごもごしつつ恨みがましそうにジークヴァルトを見上げた。
最後に紅茶を渡され、ようやく口の中が自由になる。思わずふぅぅと大きく息をはいてからリーゼロッテは我に返った。
(またしても淑女のたしなみが……!)
「駄々漏れすぎだ。倒れるぞ」
そっけなく言うとリーゼロッテから手を放し、何事もなかったようにジークヴァルトは書類に目を戻した。
「リーゼロッテ様。あまり一度に力をお使いになると本当に倒れてしまいます。どうぞご無理はなさいませんよう」
マテアスが新しく淹れた紅茶をテーブルに置きながら、「それにしてもリーゼロッテ様のお力はいつ見てもお綺麗ですねぇ」と細い糸目をさらに細めて感嘆まじりに眉を下げた。
「マテアス……わたくしは力を使えているの? ヴァルト様のようにうまく集められなくて……」
「リーゼロッテ様が集中されていると、全身からお力が溢れるように立ちのぼっておりますよ。それはもう見事なくらいに」
(オーラみたいな感じかしら?)
リーゼロッテが首をかしげると、「駄々漏れだがな」とジークヴァルトが書類の最後の一枚を箱の中に放り投げた。ジークヴァルトに言わせると、目詰まっていた力が最近では、四六時中リーゼロッテの体から漏れ出ているらしい。
その量自体は体に負担になるほどではないため、以前のように大量に食べなくても問題はないが、先ほどのように集中すると、体から力が溢れてエネルギー切れを起こす可能性がある。そのため十分注意するよう言われていた。
(確かに集中すると力が出なくなるわ。食べ物で落ち着くなんて、まるで低血糖の症状みたいね)
公爵家に来てからもリーゼロッテは勝手に力を使わないように言い含められ、ジークヴァルトによって異形の浄化禁止令が出されている。
そんなわけで、泣き虫ジョンには一切力を使わないことを条件に、会いに行くことを許可された。お茶を飲みながら話を聞くだけなので、あれは単に人生相談のようなものである。
そんな事情もあって過保護なジークヴァルトは、隙あらばリーゼロッテの口に菓子を差し入れてくる。
公爵家のクッキーは、効率よくエネルギー補給できるように作られたハイカロリーなクッキーだった。あまり量を食べずに済むが、口の中でほろほろと崩れやすく、不意を突かれるとむせやすいのだ。
このクッキーは、フーゲンベルク家で代々伝わってきた秘伝のレシピで作られており、力の制御がうまくできない子供用に考案されたものである。
ちなみにリーゼロッテのために普段より小さく一口大で作られている。公爵家ではこのリーゼロッテ用のクッキーを、通称「妖精クッキー」と呼んでいた。
リーゼロッテはこの妖精クッキーを常に携帯させられている。いつエネルギー切れを起こしても対処できるようにだ。エラやエマニュエルなど、リーゼロッテ付きの者もみな同様だった。
エラには異形のことは伏せられていたが、リーゼロッテの異変を察知する能力はエラがぴか一だったため、クッキーが必要な場面を見誤る心配はなかった。
ジークヴァルトも万が一の時のためにいつも菓子を持ち歩いている。そしてリーゼロッテの口に差し入れるチャンスを虎視眈々と狙っていた。それは周りの者から見てもバレバレだったが、当の本人はまったくの無意識の行動だったから始末に悪い。
なにせ、リーゼロッテがエネルギー切れしてようとしてなかろうと、ジークヴァルトは時・場所関係なく隙あらば食べさせようとするのだ。
リーゼロッテが困惑しているのを承知しつつ、屋敷中の者はジークヴァルトを応援していた。生温かい視線が何よりの証拠だ。
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