異常性癖バトル イジョバト

ロスト・バード

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第八話 レギュラー

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僕はジョルノ・ダン。この面接で勝ち。TS物のエロ同人読む。
相手は菅野か。機械の性癖か理解に苦しむね。
二名にまで絞り込まれたこの面接、絶対に負けるわけにはいかない。

「まず、二人には性癖で論破しあってもらいます。」面接官は誰だ。なんだこのデスゲーム??
「お互いにスケッチブックのページに5つの自分の性癖の利点を書き出します。」
「攻めと受けのターンがあって攻めの方が相手の性癖の利点を当てます。」
「相手の性癖をディスります。なお、行き過ぎた暴言は反則負けとします。」
「クラスメイトの攻め、受けの方がいい人ーと手を挙げるので多かった人の勝ちです。」
「攻めが勝ったら、相手の利点を二重線で消し、受けが勝ったらそのまま。」
「5つの相手の性癖の利点を消したプレイヤーの勝ちとなります。」

担任の先生の説明は以上か。お互いに10分のシンキングタイムが入る。
ここで俺が考える行動は三つ。
1・全部単純だが、守りやすい利点にする。
2・複雑な利点と混ぜる。
3・複雑な利点のみで当てられない勝ちにする。


アタイは機械姦の利点を書き終えた。そして先生に見せる。
これでアタイの利点は単純なモノそう見える…。このゲームには必勝法がない。
プレイヤーの思考パターンは読むことが出来る。
事前に相手のFANZEの購入履歴を見て、同じものを買い、読んだ。
少しは理解できるはずだ、そう思ったのが間違いだった。
全然理解できねーってなった。
女の私が射精の快感をわからないように相手も女の絶頂の快感がわからないはず。
相手が提出した書き終えたのだ。


先生は思った。この戦い、どっちが勝ってもおかしくない。
性癖が正反対な二人。TSの人間性。機械の規則性。
「まずは、性癖で論破の時間です。」

「僕から行こうか?機械姦って竿役が機械じゃん?その時点で興奮しないのよね~」
「機械が重そうとか軽そうで決めんの?僕には理解できないかなー。」
「その点僕は性別がハッキリしてる。かっこよくてもよし。キモオタが竿役でもヌケル!」

「竿役が機械だからいいのよ。ディルドがゴツゴツしてる方が興奮するのよ!!」
「機械の重さ軽さは関係ない。フォルムで決める。性別は男じゃないからいい!!。」

お互いに利点が露出したか。後は早押し。攻めのターンは先に提出した菅野だ。
「かっこよくてもよし、キモオタが竿役でも抜ける。があなたの利点ね。」
「ご名答。でも、ディスれるかな。」
「キモオタが竿役で抜けるのは女性代表としていうけどありえない。不潔なのは無理。」
こ、これは女性の大半の共感を得たか。さらにイケメン組とフツメンの男性の票も得そう。
言わずもがな。1つ利点を消した。菅野がリードだ。
だが…。

「ディルドがゴツゴツして興奮する。そして自分のディルド買う時の参考にする。これが利点だ。」
なっ、そこまで詳細を云うとはダン君意外と強い。
「ゴツゴツするディルドは個人差があって、お前のサイズじゃ受けきれないだろー!」
「反論!大人になったら受けきれるもん!」涙目だな。
苦しい言い訳で1-1タイだ。
「女性だった人が男になってチンポ生えて興奮するそれが利点よ。」おっこれはアドリブだ。
「何故バレたし。でもこれは万人受けするだろ…。」
「それは男の娘があるから別にTSでやる必要がない!」ガビーン。こうかはばつぐんだ。
二点も決めた。次決めたらハットトリックだ。
「機械だから無限に絶頂させてくれる。これが利点だ。」
「ぶっぶー違いますわ。」駄目だった。このミスは痛い。
「男が女になった時。胸が大きく恥ずかしいそれに興奮するのが利点よ。」
サッカーなら右斜上のシュートだ。
「ふ、そのとおりだが、ディスれるのか?胸が大きくて恥ずかしい気持ちがわかるだろパイ子。」
「そんなあだ名つけないでくれるかしら?女性はそれに興奮しない。」
ディスりとしては弱いが、このクラスは女性の多い。過半数を得れば得点に繋がる。
「ぐぬぬ。ライフで受ける。」「FUUUUこの調子で行きますわよ。」

昼休みが終わった続きは放課後に持ち越しだ。劣勢だ。今にも負けそう。
このダンに敗北はないはずだったのに。「この性癖についてなんて言うか?ジョルノー」
「マジックミラー号」なんなんだよ。考えてる時に当てるな先生。
「違います。裸なのにコート着てて、露出させる系の羞恥ジャンル。までが正解。」
こうゆう時に限って難しい問題だし、ほんとについてねー。



ジョルノ・ダンは変化が好きだった。この上なく
一般人がヒーローに変身したり、怪人になったりここまでは普通。
アニメでクールな男が女子に性転換した時に射精した。
大衆受けはしなかったが、相手の性癖の論破だけはピカイチだった。
その性転換を発想で出来たらどうなのか。そうそれが出来れば男女の快感の両方が得られる。
理論は分かっているが、体が、現実が邪魔をしていた。
そして初めての女性とのイジョバト。女性の気持ちになって考える。
これを創造の中で具現化する。そして言語化。それが出来れば苦労はしない。
ラスト1ピースが欠けていた。そう、それは…。


「勝負アリィィィ!。菅野選手の勝利です。」担任の先生が言う。
「イジョバトは相手の気持ちになって考えるスポーツだからね。」僕に何が足りなかったんだ。
「機械でイク気持ちは分からなかったかい。」はい。先生。どうすれば良かったんだ。
「菅野は、ダン君のTSモノの性癖に寄り添っただから君が出来ることは…。」なんだ?
「電動ディルドを使ったケツアクメ!これを覚えていたら勝っていたかもしれない。」えっ。
確かに、その発想はなかった。でも男のプライドが…。
「先生もケツアクメはやった事ないかな。でも、プライドと勝負どっちが優先すべきだい?」
「相手の性癖を試してみる。やったことがあるのとないのでは差が生まれる。」
「まぁ先生もイジョバトは大した来ないんだけどね。新任教師だし。」


「さて、レギュラーはアタイね。よろしく。洋君…。」あ、ああそうだな。
「よ、よよよっよよよよよよろしく。」
「洋は私以外の女性が、大の苦手でね。悪気はないの。」
オナゴ二人になるくらいなら、前のままで良かった。
「目指すは優勝。頑張りますわよー!。」二人の腕を組む。菅野、リーダーは僕だぞ。
「む、むむむっむ胸が当たってる。東和にはなかったモノが…。」
東和のポニテがカッターのように切りかかる。目に当たった。
金髪のツインテールで上下に振って左右に当たる。「喧嘩両成敗ですわよ。」
「そんなんでは女性相手のイジョバトでは必敗ですわよ。デートでもする?」上目遣いには弱いんだよな。
「んもうー洋なんて知らない。行ってくれば!」
僕の童貞捨てれるかも…。
「小学生だからHは禁止だからね!高校生になってからにしなさーい!」
高校生ずいぶん先だな。「東和の胸が大きくなったら揉んでやるよ。」
「そうゆうとこがモテないのよ。バカ。うんこたれ。」
「語彙力ないな。ディスする時は心を折らないと。」僕が見本を見せる。
「定番茶髪のポニテヒロイン。胸なし差分。」ドヤッ。
「そーゆーディスり、一番腹立つ。イジョバトだけが取り柄の癖に。」



ジャポンニカ学習帳で対戦相手を絵で描いて見せる俺。
これが次の対戦相手か?弱そうなやつらだな。ナイフをジャグリングしながら見る。
「でもこいつは骨がある。オーラで分かる。」ナイフを三本投げて当てる。
「俺は他の二人でも狙うかー。」
「わっちの分も残してね」





















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