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二章 反撃:彼女にとっての生物学
温泉同好会の午後
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潟杜大学の近くには銭湯が点在している。県全体で見ても温泉の数が多く、大学から徒歩で向かうにしろ、自転車で行くにしろ、相乗りの乗用車で小旅行気分を味わうにしろ、学生が楽しむのにほどよい距離に様々な大衆浴場があった。従って、潟杜大学に歴史の長い温泉同好会が存在するというのは至って自然な事と言える。
歴史は長くても部員の数は平均的である。入部届を出した後、飲み会に二、三度顔を出しただけで来なくなる学生も多い。これもまた自然な事である。温泉を好む人間は多くても、現地に集合して入湯の後は速やかに解散、というだけで満足できる人間はそれほど多くないらしい。
同好会という名称からして部員同士を強く結びつけようという意思がほとんどないので、活動らしい活動といえば、年に一度か二度行われる合宿くらいのものである。それ以外の期間は、先日のように部室でささやかな宴を催したり、グループメールで同行者を募って、何人かが誘い合わせて近場の銭湯に行ったりしている。いずれも学年に関係なく、参加は自由である。
阿智茉莉花も温泉同好会の一員だった。利玖よりも数段社交的な茉莉花は、他にもいくつかのサークルを掛け持ちしている。しかし、一番精を出しているのはアルバイトで、温泉同好会の活動に対してもさほど熱心ではない。
だが、利玖とは学科が同じという事もあって、たびたび二人でひっそりと疲れを癒やしに行く仲だった。
その日も、利玖と茉莉花は、大学から自転車で十五分ほどの所にある温泉に行く約束をしていた。
入浴料金は八百円。学生の懐には、いささか痛い。しかし、坂の多い住宅街の、さらに奥まった人気のない林のそばにあって、木々の葉擦れだけが聞こえる静けさは日々の喧騒を忘れるにはうってつけだった。
自転車のペダルを漕ぎ漕ぎ、連続した坂道を乗り越えるのは大変だが、中に入ると、古民家風の内装が温かみのある照明に浮かび上がって、ほっと気持ちが安らぐ。古民家風といっても、設備は新しくて使いやすいし、湯の質も良い。料金以上の満足が得られる秘湯だった。
匠と別れた後もずっと『五十六番』の事を考えていた利玖は、温泉に浸かるにはチョーカーを外さなければいけないという事をすっかり忘れていて、気が付いたのは入浴券を買って女湯の暖簾をくぐった後だった。
茉莉花はこの温泉をとても気に入っているし、今さら自分だけ帰ると言い出すのも気が引けて、悩んだ末に、今日は色々と思う事があるので黙って湯に浸かりたいのだと申し出ると、茉莉花は目を丸くした。
「え? いいけど……。あなたみたいに延々と一人で話していられないわよ、わたし」
「人を壊れたテープレコーダーのように言うのはやめてください」
茉莉花は脱衣所の籠に着替えを置きながら、ため息をついた。
「あのね、利玖……。そろそろ、その喩えが通じない世代も出てくるわよ」
手早く髪と体を洗い、さながら準備運動が如く内湯で体を温めた後、二人は露天風呂にくり出した。
ここは、内湯よりも露天風呂の方が種類が多い。大きな壺形の物や、寝そべって空を眺められるように作られた物など、様々な趣向の浴槽がある。
その中でも、透き通った翡翠色の湯が満たされた、すっきりとした白木の湯船が二人のお気に入りだった。
湯船の縁に肘をつくと、垣根の向こうにうっすらと潟杜市街が見える。午後の陽射しの中で、街並みは、淡い金色の霞を纏っていた。
「利玖が一分以上黙っていると落ち着かないわねー……」
本人が反論出来ないのをいい事に、茉莉花は好き勝手な事を言っている。
手で肩を揉んで、凝りを解しながら、ちらっと利玖の方を見た。
「熊野史岐の取り巻きに何かされた?」
利玖は首を振った。
それから、心配ない、という意味を込めて、片手の親指を立ててみせると、茉莉花は「なあに、それ」と吹き出した。
茉莉花の笑った顔を見て、利玖も表情がほころんだ。
茉莉花はいつも、化粧をする必要がない利玖の肌を羨ましいと言うが、利玖にしてみれば、茉莉花だってわざわざ手間をかけなくても十分に綺麗だと思う。自分の肌は、確かに白いけれど、コンビニエンスストアで売られているパンのように柔らか過ぎて、何となく年相応ではないように感じる。
でも、茉莉花の、所々で血管の透けている肌は、貝殻みたいに奥行きのある色合いをしていた。鼻の辺りに散っているそばかすさえ、彼女が本来持っている素朴な愛らしさを象徴しているようで魅力的だった。
風の吹く、よく晴れた野に一本だけ立っている若木のように、何かの拍子で折れてしまいそうな危うさと、これからぐんぐん枝を伸ばして育っていく、果てしない可能性の両方を秘めている。それが、誰にも真似する事の出来ない茉莉花の美しさだと、利玖は思っていた。
(声を封じられると、思考はこうも雄弁になるのでしょうか……)
少しのぼせたのかもしれない……、と思いながら、利玖は湯船にもたれてぼんやりとしていたが、驚いた事に、それは茉莉花も同じだったらしい。
「そういえば、初めて会った時も利玖は黙りっぱなしだったのよね。覚えてる? こう、一心不乱に薬草風呂の袋を揉んでいて」
茉莉花は両手で何かを、むぎゅっと押し潰すような仕草をする。利玖も、その時の事はよく覚えていたので、頷いた。
温泉同好会に入部して間もない頃、歓迎会を兼ねて隣町の銭湯に連れて行ってもらった事がある。
その銭湯には、薬草風呂という代物があった。湯口の近くに乾燥させた薬草を詰めた袋が浮いていて、そこから、色の濃い薬湯が染み出している。手で押してみると、深い緑の匂いがふわっと吹き出した。
使われている薬草の名前は壁のプレートに書かれていたが、図説はなく、どの葉が、どういう効能のある、何という名の植物なのか、湯に浸かったまま考えているうちに、利玖は湯あたりを起こしてしまった。
息苦しさと鼓動の速さに気づいて、何とか自力で湯から上がる事は出来たが、そこから動けずに座り込んでいる利玖をいち早く見つけて、脱衣所に運んで介抱してくれたのが茉莉花だった。
「利玖って、ちょっとした取っかかりから突拍子もない事を思いつくし、それをばらばらに口に出すもんだから、聞いている方はびっくりするのよね。……だから、面白い。一緒にいて楽しい」
茉莉花は微笑んだ。
「黙ってお湯を味わうのも大人っぽくていいけれど、わたしはたくさん喋ってくれる利玖が好き。だから、力になれる事があったら言ってよね」
風呂から上がって服を着た二人は、ロビーで食券を買って、パイナップルの果肉が入ったシロップをかけたかき氷を注文した。
畳敷きの休憩所は中庭に面していて、大きな窓から若楓や紫陽花が見える。
利玖達は、ゆるやかに風の当たる窓辺の席を選んで、かき氷が盛られた切り子硝子の器を運んだ。
「茉莉花は他の学部にも顔が利きますよね」
氷の山を端から崩しながら、利玖は久しぶりに口を開いた。
まさか女湯にまで盗みに入ってくるわけはなかろう、と思っていたが、畳んだ服の間に隠しておいたチョーカーを見つけた時には、ほっとした。
「そうね。うちのバイト先には潟杜大の学生が多いから」
「では、熊野史岐を振ったという女子生徒を探していただけないでしょうか。あと、出来れば彼女と邪魔の入らない所で話がしたいので、その辺りも整えてくれると助かります」
「…………」
「お礼は三日間ドーナツ食べ放題でいかがでしょう」
茉莉花のアパートの近くには、全国展開しているドーナツのチェーン店がある。一人暮らしをしている大学生が、何の気兼ねもなく、好きな時に好きな量を買うには少しだけ価格の高いそのドーナツが、茉莉花の好物だった。
茉莉花は、すぐには返事をせず、黙って氷を一すくいして、シロップをからめた果肉を一つ口に入れ、粒の隅々まで味わうようにゆっくりと時間をかけて飲み込んだ。
それから、それを失念していたのが心底情けない、という様子で言った。
「あなたって時々、急に、遠慮って物の度合いを計るメーターの針が壊れちゃうのよねえ……」
歴史は長くても部員の数は平均的である。入部届を出した後、飲み会に二、三度顔を出しただけで来なくなる学生も多い。これもまた自然な事である。温泉を好む人間は多くても、現地に集合して入湯の後は速やかに解散、というだけで満足できる人間はそれほど多くないらしい。
同好会という名称からして部員同士を強く結びつけようという意思がほとんどないので、活動らしい活動といえば、年に一度か二度行われる合宿くらいのものである。それ以外の期間は、先日のように部室でささやかな宴を催したり、グループメールで同行者を募って、何人かが誘い合わせて近場の銭湯に行ったりしている。いずれも学年に関係なく、参加は自由である。
阿智茉莉花も温泉同好会の一員だった。利玖よりも数段社交的な茉莉花は、他にもいくつかのサークルを掛け持ちしている。しかし、一番精を出しているのはアルバイトで、温泉同好会の活動に対してもさほど熱心ではない。
だが、利玖とは学科が同じという事もあって、たびたび二人でひっそりと疲れを癒やしに行く仲だった。
その日も、利玖と茉莉花は、大学から自転車で十五分ほどの所にある温泉に行く約束をしていた。
入浴料金は八百円。学生の懐には、いささか痛い。しかし、坂の多い住宅街の、さらに奥まった人気のない林のそばにあって、木々の葉擦れだけが聞こえる静けさは日々の喧騒を忘れるにはうってつけだった。
自転車のペダルを漕ぎ漕ぎ、連続した坂道を乗り越えるのは大変だが、中に入ると、古民家風の内装が温かみのある照明に浮かび上がって、ほっと気持ちが安らぐ。古民家風といっても、設備は新しくて使いやすいし、湯の質も良い。料金以上の満足が得られる秘湯だった。
匠と別れた後もずっと『五十六番』の事を考えていた利玖は、温泉に浸かるにはチョーカーを外さなければいけないという事をすっかり忘れていて、気が付いたのは入浴券を買って女湯の暖簾をくぐった後だった。
茉莉花はこの温泉をとても気に入っているし、今さら自分だけ帰ると言い出すのも気が引けて、悩んだ末に、今日は色々と思う事があるので黙って湯に浸かりたいのだと申し出ると、茉莉花は目を丸くした。
「え? いいけど……。あなたみたいに延々と一人で話していられないわよ、わたし」
「人を壊れたテープレコーダーのように言うのはやめてください」
茉莉花は脱衣所の籠に着替えを置きながら、ため息をついた。
「あのね、利玖……。そろそろ、その喩えが通じない世代も出てくるわよ」
手早く髪と体を洗い、さながら準備運動が如く内湯で体を温めた後、二人は露天風呂にくり出した。
ここは、内湯よりも露天風呂の方が種類が多い。大きな壺形の物や、寝そべって空を眺められるように作られた物など、様々な趣向の浴槽がある。
その中でも、透き通った翡翠色の湯が満たされた、すっきりとした白木の湯船が二人のお気に入りだった。
湯船の縁に肘をつくと、垣根の向こうにうっすらと潟杜市街が見える。午後の陽射しの中で、街並みは、淡い金色の霞を纏っていた。
「利玖が一分以上黙っていると落ち着かないわねー……」
本人が反論出来ないのをいい事に、茉莉花は好き勝手な事を言っている。
手で肩を揉んで、凝りを解しながら、ちらっと利玖の方を見た。
「熊野史岐の取り巻きに何かされた?」
利玖は首を振った。
それから、心配ない、という意味を込めて、片手の親指を立ててみせると、茉莉花は「なあに、それ」と吹き出した。
茉莉花の笑った顔を見て、利玖も表情がほころんだ。
茉莉花はいつも、化粧をする必要がない利玖の肌を羨ましいと言うが、利玖にしてみれば、茉莉花だってわざわざ手間をかけなくても十分に綺麗だと思う。自分の肌は、確かに白いけれど、コンビニエンスストアで売られているパンのように柔らか過ぎて、何となく年相応ではないように感じる。
でも、茉莉花の、所々で血管の透けている肌は、貝殻みたいに奥行きのある色合いをしていた。鼻の辺りに散っているそばかすさえ、彼女が本来持っている素朴な愛らしさを象徴しているようで魅力的だった。
風の吹く、よく晴れた野に一本だけ立っている若木のように、何かの拍子で折れてしまいそうな危うさと、これからぐんぐん枝を伸ばして育っていく、果てしない可能性の両方を秘めている。それが、誰にも真似する事の出来ない茉莉花の美しさだと、利玖は思っていた。
(声を封じられると、思考はこうも雄弁になるのでしょうか……)
少しのぼせたのかもしれない……、と思いながら、利玖は湯船にもたれてぼんやりとしていたが、驚いた事に、それは茉莉花も同じだったらしい。
「そういえば、初めて会った時も利玖は黙りっぱなしだったのよね。覚えてる? こう、一心不乱に薬草風呂の袋を揉んでいて」
茉莉花は両手で何かを、むぎゅっと押し潰すような仕草をする。利玖も、その時の事はよく覚えていたので、頷いた。
温泉同好会に入部して間もない頃、歓迎会を兼ねて隣町の銭湯に連れて行ってもらった事がある。
その銭湯には、薬草風呂という代物があった。湯口の近くに乾燥させた薬草を詰めた袋が浮いていて、そこから、色の濃い薬湯が染み出している。手で押してみると、深い緑の匂いがふわっと吹き出した。
使われている薬草の名前は壁のプレートに書かれていたが、図説はなく、どの葉が、どういう効能のある、何という名の植物なのか、湯に浸かったまま考えているうちに、利玖は湯あたりを起こしてしまった。
息苦しさと鼓動の速さに気づいて、何とか自力で湯から上がる事は出来たが、そこから動けずに座り込んでいる利玖をいち早く見つけて、脱衣所に運んで介抱してくれたのが茉莉花だった。
「利玖って、ちょっとした取っかかりから突拍子もない事を思いつくし、それをばらばらに口に出すもんだから、聞いている方はびっくりするのよね。……だから、面白い。一緒にいて楽しい」
茉莉花は微笑んだ。
「黙ってお湯を味わうのも大人っぽくていいけれど、わたしはたくさん喋ってくれる利玖が好き。だから、力になれる事があったら言ってよね」
風呂から上がって服を着た二人は、ロビーで食券を買って、パイナップルの果肉が入ったシロップをかけたかき氷を注文した。
畳敷きの休憩所は中庭に面していて、大きな窓から若楓や紫陽花が見える。
利玖達は、ゆるやかに風の当たる窓辺の席を選んで、かき氷が盛られた切り子硝子の器を運んだ。
「茉莉花は他の学部にも顔が利きますよね」
氷の山を端から崩しながら、利玖は久しぶりに口を開いた。
まさか女湯にまで盗みに入ってくるわけはなかろう、と思っていたが、畳んだ服の間に隠しておいたチョーカーを見つけた時には、ほっとした。
「そうね。うちのバイト先には潟杜大の学生が多いから」
「では、熊野史岐を振ったという女子生徒を探していただけないでしょうか。あと、出来れば彼女と邪魔の入らない所で話がしたいので、その辺りも整えてくれると助かります」
「…………」
「お礼は三日間ドーナツ食べ放題でいかがでしょう」
茉莉花のアパートの近くには、全国展開しているドーナツのチェーン店がある。一人暮らしをしている大学生が、何の気兼ねもなく、好きな時に好きな量を買うには少しだけ価格の高いそのドーナツが、茉莉花の好物だった。
茉莉花は、すぐには返事をせず、黙って氷を一すくいして、シロップをからめた果肉を一つ口に入れ、粒の隅々まで味わうようにゆっくりと時間をかけて飲み込んだ。
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