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目覚めた男は惨めな格好へと追いやられる
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目を覚ますと、衣服を一枚残らず剥ぎ取られていた。裸体に変えられた身を転がされていたコンクリートの床の冷たさと口を喉まで貫き言葉を封じている棒状の枷の圧迫、そして左右の手首から先と足首から先を包み込んで縛める拘束の締め付けを感じた。
だが、意識を取り戻した男の脳にそれらの情報よりも大きく認識されたのは、醜悪に微笑む敵の男の顔が自由を奪われた事実も知らぬまま眠っていた自分の顔を覗き込み愉しんでいたという情報だった。
「んっ!? むぐうぅっ!?」
文字通り目と鼻の先に陣取り眠る自分の顔を満喫していた男の顔面に驚き、続けて事態を把握して焦りの唸りを異物に満たされた口で放ちながら、男が思わず敵との距離を取ろうと試みつつ手足に施されていた拘束からの格闘を開始する。
そうして想像通りの反応を示しつつ逃走に向けた努力を行い出した男を眺める顔を彩る笑みの黒さを深めながら、敵である男は自力ではどうにも出来ないと寝起きでも一瞬で分かる程に頑丈かつ厳重な拘束を外そうともがく男に目を細めると、何時でも操作出来るようポケットの中に入れたリモコンに添えさせておいて右手を何の躊躇いも挟まずに動かし男を更なる拘束へと、裸体を隠すことさえも不可能にさせる上乗せの拘束へと、嬉々として追いやってしまった。
「むぎゅぅぅ!? んもっ、ぶぐぅぅっ!!」
手袋状に加工された黒革で左右の手に握り拳の状態を維持させつつ、手首部分に用意された金属製の枷同士を短く繋ぐことで両手の自由を大きく奪う。そんな器具から伸び天井に設置された滑車へと接続されていた鎖が、リモコンからの指示を受け滑車が始めた回転の動きによってゆっくりと巻き取られていく。
じょじょに上半身を天井目掛けて持ち上げられる展開に先程以上の驚愕を乗せた唸りを上げつつなりふり構わずに暴れても、男は悪化する状況を食いとめられない。上に引っ張られていく腕を振り乱し、黒革で作られた靴型の拘束具を用いて左右を一つに纏められただけでなく拘束具の金具と床に取り付けられた金具を結ぶ南京錠によってその場から離れることも禁じられてしまった足に幾ら力を込めても、男は数歩後ずさりした場所で自分を鑑賞している敵の意図に沿った体勢の変化を為す術無く受け入れさせられるしか無い。
鎖の巻き取りが停止すると同時に、両腕を頭上高くへと限界まで運ばされた。靴型の拘束の底を床に密着させた状態を取らされている足をピンと伸ばし切らされた。
悔しさと、抑えきれぬ恐怖が入り混じった表情が偽の男根に塞がれている口と共によく見える。程良く鍛えられた筋肉質な裸体の胸元で慎ましげに自己主張している乳首も、萎えていても雄々しく逞しい性器も全てが余すところ無くさらけ出されている。
そんな惨めな姿に追いやられた男が自分を一生懸命に睨もうとしている様を味わいながら敵の男は口角を残忍に吊り上げていく。自分への敗北を認める訳には行かないという立場から来る虚勢の態度を独占しながら、敵の男は手中に収めた男への加虐欲を膨れ上がらせていく。
その歪んだ欲を阻む物は一切無い。外界から隔絶されたこの地下にいるのは嬲る側に立った敵の男と嬲られる側に堕ちた男のみであるが故に、非道な衝動を遮る要素は欠片も無い。
逃れられぬ自分に再び接近し現状を再確認させる言葉を吐きながら無遠慮に裸体を両手でまさぐり出した敵の責めを拒みたくても拒めない男はもはや、好き勝手に肌を撫で恥部を弄くる敵の男の思惑に沿った無様を提供させられるしか無いのだ。
「おはよう。よく寝てたなぁ、捜査員さん? 待ちくたびれちまったから、その分たっぷりと可愛がってやるよ。この乳首も、チ○コも、ケツ穴も、それ以外の場所もたくさん苛めて可愛がって……そんな格好で俺を睨んでるこの目が情けなく蕩けるまで気持ち良く追い詰めてやるよ、悪人の俺にとっ捕まったお間抜け捜査員さん?」
「むっ、んぐぅぅ! ふっ、むぐぅぅぅーっ!!」
上下に引き延ばされた裸体全体に手を這い回らせつつ乳首を捏ね、性器を揉み、尻穴を指先で浅くほじる敵の男の攻撃に嫌悪と拒絶の絶叫を上げながら、悪の手に堕ちた捜査員である男がより激しく裸体をくねらせて逃走を欲する。
しかし当然、生身ではどうにもならない拘束は振り払えない。悪の男の淫猥に触れてくる手からも抜け出せない。嫌がる心に反して快感を覚えさせられ始めている身体の火照りを押し留めることも出来ない。
そんな現実に絶望と屈辱を募らせつつ諦め悪く身をよじらせている捜査員の無防備な裸体を巧みな手付きでいたぶり望まぬ至福を流し込みながら、悪の男は支配下に置いた正義を屈服させる愉悦の中でまた手を動かし、捜査員の男根を勃起へと導いていくのだった。
だが、意識を取り戻した男の脳にそれらの情報よりも大きく認識されたのは、醜悪に微笑む敵の男の顔が自由を奪われた事実も知らぬまま眠っていた自分の顔を覗き込み愉しんでいたという情報だった。
「んっ!? むぐうぅっ!?」
文字通り目と鼻の先に陣取り眠る自分の顔を満喫していた男の顔面に驚き、続けて事態を把握して焦りの唸りを異物に満たされた口で放ちながら、男が思わず敵との距離を取ろうと試みつつ手足に施されていた拘束からの格闘を開始する。
そうして想像通りの反応を示しつつ逃走に向けた努力を行い出した男を眺める顔を彩る笑みの黒さを深めながら、敵である男は自力ではどうにも出来ないと寝起きでも一瞬で分かる程に頑丈かつ厳重な拘束を外そうともがく男に目を細めると、何時でも操作出来るようポケットの中に入れたリモコンに添えさせておいて右手を何の躊躇いも挟まずに動かし男を更なる拘束へと、裸体を隠すことさえも不可能にさせる上乗せの拘束へと、嬉々として追いやってしまった。
「むぎゅぅぅ!? んもっ、ぶぐぅぅっ!!」
手袋状に加工された黒革で左右の手に握り拳の状態を維持させつつ、手首部分に用意された金属製の枷同士を短く繋ぐことで両手の自由を大きく奪う。そんな器具から伸び天井に設置された滑車へと接続されていた鎖が、リモコンからの指示を受け滑車が始めた回転の動きによってゆっくりと巻き取られていく。
じょじょに上半身を天井目掛けて持ち上げられる展開に先程以上の驚愕を乗せた唸りを上げつつなりふり構わずに暴れても、男は悪化する状況を食いとめられない。上に引っ張られていく腕を振り乱し、黒革で作られた靴型の拘束具を用いて左右を一つに纏められただけでなく拘束具の金具と床に取り付けられた金具を結ぶ南京錠によってその場から離れることも禁じられてしまった足に幾ら力を込めても、男は数歩後ずさりした場所で自分を鑑賞している敵の意図に沿った体勢の変化を為す術無く受け入れさせられるしか無い。
鎖の巻き取りが停止すると同時に、両腕を頭上高くへと限界まで運ばされた。靴型の拘束の底を床に密着させた状態を取らされている足をピンと伸ばし切らされた。
悔しさと、抑えきれぬ恐怖が入り混じった表情が偽の男根に塞がれている口と共によく見える。程良く鍛えられた筋肉質な裸体の胸元で慎ましげに自己主張している乳首も、萎えていても雄々しく逞しい性器も全てが余すところ無くさらけ出されている。
そんな惨めな姿に追いやられた男が自分を一生懸命に睨もうとしている様を味わいながら敵の男は口角を残忍に吊り上げていく。自分への敗北を認める訳には行かないという立場から来る虚勢の態度を独占しながら、敵の男は手中に収めた男への加虐欲を膨れ上がらせていく。
その歪んだ欲を阻む物は一切無い。外界から隔絶されたこの地下にいるのは嬲る側に立った敵の男と嬲られる側に堕ちた男のみであるが故に、非道な衝動を遮る要素は欠片も無い。
逃れられぬ自分に再び接近し現状を再確認させる言葉を吐きながら無遠慮に裸体を両手でまさぐり出した敵の責めを拒みたくても拒めない男はもはや、好き勝手に肌を撫で恥部を弄くる敵の男の思惑に沿った無様を提供させられるしか無いのだ。
「おはよう。よく寝てたなぁ、捜査員さん? 待ちくたびれちまったから、その分たっぷりと可愛がってやるよ。この乳首も、チ○コも、ケツ穴も、それ以外の場所もたくさん苛めて可愛がって……そんな格好で俺を睨んでるこの目が情けなく蕩けるまで気持ち良く追い詰めてやるよ、悪人の俺にとっ捕まったお間抜け捜査員さん?」
「むっ、んぐぅぅ! ふっ、むぐぅぅぅーっ!!」
上下に引き延ばされた裸体全体に手を這い回らせつつ乳首を捏ね、性器を揉み、尻穴を指先で浅くほじる敵の男の攻撃に嫌悪と拒絶の絶叫を上げながら、悪の手に堕ちた捜査員である男がより激しく裸体をくねらせて逃走を欲する。
しかし当然、生身ではどうにもならない拘束は振り払えない。悪の男の淫猥に触れてくる手からも抜け出せない。嫌がる心に反して快感を覚えさせられ始めている身体の火照りを押し留めることも出来ない。
そんな現実に絶望と屈辱を募らせつつ諦め悪く身をよじらせている捜査員の無防備な裸体を巧みな手付きでいたぶり望まぬ至福を流し込みながら、悪の男は支配下に置いた正義を屈服させる愉悦の中でまた手を動かし、捜査員の男根を勃起へと導いていくのだった。
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