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騎士達は無様に剣を振り乱す
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王都から離れた場所に存在する、住む者のいない古びた屋敷。そこに住み着いた魔物は自身が率いる配下の魔物達に近くを通った冒険者や商人の馬車などを襲わせ、金品や食料を奪い取っていた。このまま放置すればいずれ命が奪われるだろう。そう考えた王の命を受け、我々騎士団は魔物を討伐するために屋敷へと踏み入った。立ちはだかる魔物の相手をし、その場を去る魔物は放置し、我々は目的である魔物を屋敷内で捜し回りかつてはダンスホールだったのであろう広い部屋でその魔物を見つけた。
他の魔物とは明らかに違う佇まいを持つ、黒を基調にした貴族風の衣服と漆黒のマントを羽織った魔族の青年を発見し、本能でこの魔族が魔物を従えている存在だと確信した我々は、仲間と視線を交わし合いながら素早く魔族を取り囲み戦いの構えを取った。
だが、魔族の青年は全方位から敵意を向けられているというのに全く動じない。それどころか、魔族はからかうように笑いながら我々を挑発する言葉をぶつけてきた。
「どうしたんです、騎士団の皆様方? 僕を倒しに来たのなら、さっさとその構えた剣を振り回したらどうです? もっとも、そんな情けない剣を振ったところで僕を倒すことなど出来はしませんが」
余裕たっぷりの態度を見せながら、我々の誇りである剣を侮蔑してきた魔族の青年。そんな青年の様子を見た私は、胸に怒りの炎を燃やした。それは仲間達も、騎士団長も同じで。魔族に降伏の意思が見られず、こちらの誇りを貶める言葉を吐いている以上慈悲をかける必要が無いと判断した団長は私を含めた全員に、攻撃開始の合図となる叫びを発した。
「全員、かかれぇっ!」
その声を聞いた私と仲間の騎士達は、全員が魔族の青年に向かって剣を振り回した。王から与えられた命令を果たすため、自分達の誇りを笑い飛ばした魔族を打ち倒すために、剣を鋭く振り回した。
けれど、魔族は涼しい顔をしている。騎士団全員が日々の鍛錬を思い出しながら剣を動かしているというのに、魔族の青年は笑みを崩さず、むしろ笑みの色を濃くしながら私と他の騎士達を眺めて嬉しそうに言葉を発している。
「ほらほら、そんな動きじゃ痛くも痒くもありませんよ? もっと一生懸命に腰を動かして剣を振らないと、僕に傷すら付けられませんよ? このままじゃ、魔術が仕込まれている敵の領域に自分から入り込んで無様に頭の中を作り変えられた馬鹿な騎士団になっちゃいますよ? 魔物と戦うためと言って鎧と服を脱ぎ捨てて、魔物と戦っていると思い込んで犯されまくった上に、倒しに来た相手に惨めな姿を晒す馬鹿でみっともない騎士団にそんなになりたいんですか?」
「おのれ……何処まで愚弄する気だ! 許さんぞ、悪しき魔族めが!」
穏やかな団長が激しい怒りを込めて叫び、一層早く腰を振って自身の誇りである剣を、硬く張り詰めた男根を上下左右に振り乱す。それに続いて、他の騎士も、私も、腰の動きと男根の振りを早くし愉快そうにしている魔族の表情を壊しにかかる。
道中、配下の魔族を討伐する際に腸内に注ぎ込まれた精液が溢れ出して床に垂れ落ちても意に介さず、胸元や顔に吐き出された精液が汗と混じって肌を伝い落ちても拭うことすらせず、私は仲間の騎士と共に魔物達の精液に塗れた裸体を前後に揺らし、魔族を追い詰める目的で男根を跳ね回らせる。
左右の手を頭の後ろで組み、足を限界まで開いて立った姿で行われる我々の猛攻。怒りを乗せつつも冷静に放たれる猛攻。そんな猛攻を受けても、魔族の青年は笑みを絶やさない。魔族の青年は際限なく笑みを強めていく。
「うわー、すごいすごい。流石王直属の騎士団ですねぇ。これじゃあ、屋敷に施した魔術を変化させて騎士団の皆様の肉体を腰を振っているだけで絶頂を迎える程の感度に高めても、気絶するまで射精させ続けるくらいしか出来なさそうですねぇ」
「その通りだ。支配され、操られていることに気付くことすら叶わぬまま射精を繰り返す我々を見ながら、我々を愚弄したこと、罪無き人々を傷付けたことを存分に後悔すると良い……!」
どんなに悪あがきをしようとも、我々の勝利はもう揺るがない。そう信じていても私と仲間の騎士達は決して油断せず、完全に敗北したことすら認識出来ずに勝利を確信している哀れな我々を絶頂地獄に堕とすための呪文を小声で紡いでいる魔族の青年を腰振りを一層早めながら、魔を憎む鋭い視線で貫き続けていた。
他の魔物とは明らかに違う佇まいを持つ、黒を基調にした貴族風の衣服と漆黒のマントを羽織った魔族の青年を発見し、本能でこの魔族が魔物を従えている存在だと確信した我々は、仲間と視線を交わし合いながら素早く魔族を取り囲み戦いの構えを取った。
だが、魔族の青年は全方位から敵意を向けられているというのに全く動じない。それどころか、魔族はからかうように笑いながら我々を挑発する言葉をぶつけてきた。
「どうしたんです、騎士団の皆様方? 僕を倒しに来たのなら、さっさとその構えた剣を振り回したらどうです? もっとも、そんな情けない剣を振ったところで僕を倒すことなど出来はしませんが」
余裕たっぷりの態度を見せながら、我々の誇りである剣を侮蔑してきた魔族の青年。そんな青年の様子を見た私は、胸に怒りの炎を燃やした。それは仲間達も、騎士団長も同じで。魔族に降伏の意思が見られず、こちらの誇りを貶める言葉を吐いている以上慈悲をかける必要が無いと判断した団長は私を含めた全員に、攻撃開始の合図となる叫びを発した。
「全員、かかれぇっ!」
その声を聞いた私と仲間の騎士達は、全員が魔族の青年に向かって剣を振り回した。王から与えられた命令を果たすため、自分達の誇りを笑い飛ばした魔族を打ち倒すために、剣を鋭く振り回した。
けれど、魔族は涼しい顔をしている。騎士団全員が日々の鍛錬を思い出しながら剣を動かしているというのに、魔族の青年は笑みを崩さず、むしろ笑みの色を濃くしながら私と他の騎士達を眺めて嬉しそうに言葉を発している。
「ほらほら、そんな動きじゃ痛くも痒くもありませんよ? もっと一生懸命に腰を動かして剣を振らないと、僕に傷すら付けられませんよ? このままじゃ、魔術が仕込まれている敵の領域に自分から入り込んで無様に頭の中を作り変えられた馬鹿な騎士団になっちゃいますよ? 魔物と戦うためと言って鎧と服を脱ぎ捨てて、魔物と戦っていると思い込んで犯されまくった上に、倒しに来た相手に惨めな姿を晒す馬鹿でみっともない騎士団にそんなになりたいんですか?」
「おのれ……何処まで愚弄する気だ! 許さんぞ、悪しき魔族めが!」
穏やかな団長が激しい怒りを込めて叫び、一層早く腰を振って自身の誇りである剣を、硬く張り詰めた男根を上下左右に振り乱す。それに続いて、他の騎士も、私も、腰の動きと男根の振りを早くし愉快そうにしている魔族の表情を壊しにかかる。
道中、配下の魔族を討伐する際に腸内に注ぎ込まれた精液が溢れ出して床に垂れ落ちても意に介さず、胸元や顔に吐き出された精液が汗と混じって肌を伝い落ちても拭うことすらせず、私は仲間の騎士と共に魔物達の精液に塗れた裸体を前後に揺らし、魔族を追い詰める目的で男根を跳ね回らせる。
左右の手を頭の後ろで組み、足を限界まで開いて立った姿で行われる我々の猛攻。怒りを乗せつつも冷静に放たれる猛攻。そんな猛攻を受けても、魔族の青年は笑みを絶やさない。魔族の青年は際限なく笑みを強めていく。
「うわー、すごいすごい。流石王直属の騎士団ですねぇ。これじゃあ、屋敷に施した魔術を変化させて騎士団の皆様の肉体を腰を振っているだけで絶頂を迎える程の感度に高めても、気絶するまで射精させ続けるくらいしか出来なさそうですねぇ」
「その通りだ。支配され、操られていることに気付くことすら叶わぬまま射精を繰り返す我々を見ながら、我々を愚弄したこと、罪無き人々を傷付けたことを存分に後悔すると良い……!」
どんなに悪あがきをしようとも、我々の勝利はもう揺るがない。そう信じていても私と仲間の騎士達は決して油断せず、完全に敗北したことすら認識出来ずに勝利を確信している哀れな我々を絶頂地獄に堕とすための呪文を小声で紡いでいる魔族の青年を腰振りを一層早めながら、魔を憎む鋭い視線で貫き続けていた。
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