BLエロ小説短編集

五月雨時雨

文字の大きさ
195 / 1,452

箱詰めの正義達は仲良く無様に絶頂を迎え続ける

しおりを挟む
左右の腕を背中側で一つにまとめ、伸ばしきった形に固定させる。左右の足を同じ布ですっぽりと包み、ぎゅぅと緩み無く締め上げる。
そんな構造をした黒一色の衣服に首から下を閉じ込められた少年達はもう、何処にも逃げられはしない。仮に縛められた手足の指先部分とつま先部分に存在する丸い金具を短く結合する南京錠という上乗せの拘束が無かったとしても逃走には決して辿り着けない姿に変えられた無様な少年達はもはや、自分と仲間達を生きたまま捕獲した組織がもたらす醜悪な責め苦にただただ辱められるしか無い。
力の源であるヒーロースーツの代わりに生身の肉体ではどうすることも叶わない程に頑丈な拘束の衣服を纏わされた五人の少年は、悪の卑劣な罠に嵌まり五人仲良く一網打尽にされた無様な少年ヒーロー達は、自分達を入れた強化ガラス製の透明な箱越しに突き刺さる愉悦と嘲りの視線に鋭い怒気の眼差しを返すことさえ出来ぬまま、惨めな痴態を為す術無く引きずり出され続けるしか無いのだ。

「んひっ! ぐ、ひぃぃぃーっ!! やら、まりゃイぐぅぅっ!!」
「ぶるぶる、ひゃらぁっ! や、にゃのにぃっ……イぐっ、イぐイぐイっぢゃうぅぅぅーっ!!」

甲高い絶叫を箱の中に響かせながら、少年達が必死の忍耐の果てに絶頂へと到達する。肌に吸い付いている衣服の下で男根達が苦しげに跳ねながら、衣服の内側に精液を迸らせる。
だが、地獄はとまらない。少年ヒーロー達から自由を奪っている拘束の衣服は、絶頂を迎えたことなどお構い無しに乳首部分と男根部分に配置された薄く小さな装置を振動させ終わり無き悦楽を淫らな頂点に至ったばかりの肉体に容赦無く叩き込んでいく。
そんな残酷で甘い拷問に囚われた五人の少年ヒーローに許された選択肢は、可能な限りに滑稽な悶絶を晒しつつイきまくることだけだ。五人並んで箱の底へと仰向けに転がされた不自由な肉体は、仲間と箱の壁に遮られているせいで快感を誤魔化す身悶えさえ行えない。散らそうと試みることさえ禁じられた悦びの中からどう頑張っても抜け出せない今の少年達は、正義のヒーローなどではない。
悪を愉しませ歪んだ高揚を抱かせる見世物として敵の拠点の一角へと飾られた哀れな五人の少年は、じわじわと箱に蓄積しじょじょに濃くなっていく五人分の淫臭にも思考を蝕まれながら射精を繰り返すこれ以上無く愉快な娯楽でしか無いのだ。

「ゆりゅ、じでぇぇっ!! もぉ、イぎだぐにゃいぃぃっ!! あっ、りゃめっ、ひゃめぇぇーっ!!」
「でぅ、でりゅぅぅ! だじゅげでぇぇっ!! ぐ、ぐるじっ、もぉやりゃぁぁぁっ!!」
「あっ、ひぅっ、ほおぉぉっ!! だ、だりぇが、た、ひゅぅぅっ!?」

誰にも届かぬ哀願を叫びながらまた絶頂する少年達。同じ空間に詰め込まれた仲間や自分達を鑑賞する敵達に情けない悲鳴を聞かれたくないと一生懸命に己を制していた頃の様子が嘘のような声で鳴き喚きつつ思い通りに動かせぬ肉体を痙攣させながらイき続ける少年達。
その最高に見応えのある正義達の痴態を眺めながら、悪に属する男達は他のヒーロー達にも同じ地獄と辱めを味わわせる為の計略に思いを寄せつつ、湧き上がる悪意に呼応するかのような脈動をズボンの下で張り詰めた自身の男根に行わせていた。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...