BLエロ小説短編集

五月雨時雨

文字の大きさ
389 / 1,452

縫い付けられた罪人は無慈悲な輪の中で頂点に上り詰めさせられる

しおりを挟む
その地下室の中央には、十字架を模した器具が設置されている。罪人を括り付け、処刑を執行する。そんな正義を成す際に用いられる十字架に見た目を寄せた器具が、外界から隔絶された地下空間に用意されている。
だが、その器具は決して正義の為に作り出された物体ではない。それは、非道な悪が自分達にとって都合の悪い存在を罪人と認定し拘束と恥辱を施す為に作られた醜悪な器具。自分達の計画を妨害し果てには逮捕という破滅をもたらそうとする捜査員を組み込み、抗いの術を奪った無様な裸体に地獄を味わわせる目的を持って作成された残忍かつ悪趣味な器具だ。
胴体の真横へと伸ばさせられ、手首から付け根にかけてを数箇所に分けて器具に縫い付けられた腕はもう、どんなに力を込めても思い通りに動かせはしない。左右をきっちりと揃えさせられ腕と同じように器具へと接続された足はもはや、左右を離すことはおろか器具を支える土台部分に設けられた短い坂に足裏を密着させる機構によって強いられたつま先立ちの姿勢から離れることも叶わない。
手も足も出せない。そんな立場に置かれた捜査員は、自分を拉致した憎い悪の思惑に沿った苦悶にただただ正義の心と雄々しく鍛えられた逃れられぬ裸体を嬲られるだけの存在だ。口を喉近くまで貫き言葉の使用と共に舌を噛むことを禁じている男根を模した枷の固定具を器具へと繋がれた惨めな捜査員は、頭部を振り乱して苦悶を誤魔化すことも認められぬまま容赦の無い責めに掻き乱されるだけの生物だ。
背にした器具から斜め上に向かって生えている。無数のイボを携えた偽の男根を尻穴に飲み込まされその男根が延々と繰り返す荒々しい首振りから抜け出す手段を一つ残らず没収された今の捜査員は、自分の尻穴を無遠慮に暴き雌の至福の覚え方を一方的に刻み付けた悪達の前で望まぬ快感に苛まれながら絶頂を為す術無く迎え続ける滑稽その物な娯楽でしか無いのだ。

「んぐぅぅっ! んぶっ、もぼぉぉぉーっ!!」

十字架に縛り付けられた汗塗れの裸体を痛々しく痙攣させ、湧き上がる射精欲を拒む絶叫を塞がれた口で虚しく発しながら、捜査員が必死の忍耐を突き崩されつつまた絶頂へと到達した。
丸出しにさせられた男根を満足に身悶えることも許されていない裸体の動きに沿って上下左右へと踊り狂わせ、吐き出した精液を磔にされた自身の周囲にみっともなく撒き散らしながら、捜査員が自分を観察する敵の輪の中で射精に伴う悶絶を披露した。
しかし、これだけの痴態を捧げても悪達は捜査員に慈悲を与えない。暴れることも出来なくされた裸体を震わせながら無意味に我慢を重ねつつイきまくる状況に捜査員を追いやった悪達は、大粒の涙を零している瞳と正常な発音を封じられた口で誇りを捨てた哀願の意思を飛ばしている愉快な正義の男に対して淫獄の終了を恵んでやろうとはしない。
それどころか、冷酷な悪達は許可無き絶頂に至った捜査員を充足を剥き出しにした表情で満喫しながら、その粗相に対する罰を自動で開始した尻穴の淫具に目を剥きこれまで以上の悲鳴を上げつつ裸体を跳ねさせる正義を悠然とした態度で観察し、更なる充足と愉悦を己の内に膨らませていく。

「むごぉぉぉっ!! ぼっ、もぼぉぉぉぉーっ!!」

禁止されているはずの射精を行った。その事実を咎めるように、尻穴を満たした偽の男根がより激しく首を振り始める。器具の内部に配置されたチューブを通して床下のタンクと繋がっている紛い物の男根が、自身の先端から尻穴を暴く際にも使われた淫薬を滲ませより苛烈な発情を強要しつつ、高めさせた腸壁を甘く無慈悲に掻き毟っていく。

「んっ、んぅっ! むっ、ぼもぉぉぉ……っ!!」

新たな淫薬を交えて追加された尻穴への蹂躙に正義としてだけではなく人間として、雄としての自分を淫猥に打ちのめされながら、捕らわれた捜査員は一層切羽詰まった声音と視線で紡ぐ屈服を前面に押し出した助けて下さいの意思表示を興奮を加速させる材料として扱われつつ、悶え苦しむ自分を愉しむ悪達の輪の中で再び意に染まぬ射精へと上り詰めさせられていくのだった。
しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

捜査員達は木馬の上で過敏な反応を見せる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...