BLエロ小説短編集

五月雨時雨

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富豪は少年盗賊団を捕らえて育てる

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とある富豪の男が豪華客船を貸し切り、そこで自身が集めた美術品を展示して公開する催しを開く計画を立てた。すると、その催しに目を付けた集団が。世界の各地で行動を起こして世間を騒がせている少年の盗賊団が美術品を盗み出すと宣言した予告状を富豪宛に出し、富豪の知名度故にその事実はあっという間に広がって世界中をざわつかせた。
それが、約一か月前の事だ。結果から言うと、少年盗賊団は美術品を盗み出すどころか予告状を出した後全く動きを見せず、盗賊団を捕らえる為に集まった者達も肩透かしを食らってしまった。
余りにも大騒ぎになった為、諦めたのだろう。いや、もしかしたら話題になっている盗賊団に便乗したはた迷惑な構われたがりが出した偽物の予告状だったのかも知れない。あるいは、富豪に恨みを持つ者が富豪の催しを潰して恥をかかせる目的で偽の予告状を出したのだろうか。
そんなうわさ話もされなくなり、一時は実施が危ぶまれていた美術品の展示と豪華客船でのクルーズを組み合わせた催しも、つつがなく実施され、船内は上品に着飾った男女が美術品を楽しみ、食事を楽しみ、潮風を浴びながら会話を楽しんでいた。

一般客が立ち入る事の出来ない船上部の空間で、富豪の男が無情な笑みを浮かべて、苦悶する少年達の様子を。全身の衣類を奪われ、肉体の自由を拘束の為だけに作られた幾つもの器具で奪われた少年盗賊団のメンバーが淫らな責めで苦悶する惨めな様子を、心の底から愉しんでいる事など欠片も気付かずに。

少年盗賊団の今までの手口を調べ上げ、彼らが潜伏すると思われる空間に強力な眠気を誘発する気体を噴射する装置を設置した男は、目論見通りに少年盗賊団全員を眠らせ、一網打尽にする事に成功した。しかし富豪は、捕らえた少年達を警察には引き渡さなかった。富豪は捕らえた少年達を船の上部にある空間に運び込み、毎日毎日違う拘束と恥辱を施し、少年達が涙を零して許しを求めても決して許さず、無慈悲に少年達の裸体を嬲り倒して歪んだ性の欲望を満たしていた。
例えば今日のように、少年達の口に栄養剤と強烈な催淫剤を混ぜた液体が少しずつ流し込まれる、開口具と一体化する透明なチューブを使い。金属製のパイプをジャングルジムを連想させる形状に組み合わせた台と少年の裸体に巻き付けた革の枷を短い鎖で繋いで、少年達に両手を顔の横に持ち上げ足をM字に開脚するという媚薬で発情させられた部分を無防備にさらけ出す格好を強制し。媚薬で興奮状態へと追いやられ硬く張り詰めて先走りを垂れ流している男根と、連日富豪の男に弄られたせいですっかり中をほじくられる悦びを覚えてしまい堪え切れずに疼いてヒクヒクと収縮を繰り返している尻穴に全く触れてやらないまま放置し。自らの手で高ぶった箇所を慰めたくても慰められず、身をよじって全身の熱を散らそうにも拘束のせいで叶わず、恥と屈辱を承知で閉じられない口からおねだりの唸りを上げて腰を一生懸命にソファーに腰掛けている富豪に突き出しても一向に快楽を与えてもらえず絶望に歪んだ表情を浮かべる少年達の姿をじっと観察して、富豪の男は自身の欲望を満たしていた。

「あっ……あぁっ、お……! ほぉ、おほぉぉ……っ!」
「うぅ……! ふっ、はぉ……あぁ、あごぉぉっ……!!」

朝からずっと拘束によって同じ体勢を強いられた少年達は、身体のあちらこちらに鈍い痛みを感じているだろう。だが、そんな痛みなど今の少年達にはどうでも良い。疼きに疼いている男根と尻穴が生み出す快楽への渇望に内側から苛まれ、思考回路が焼き切れそうな程の射精欲に囚われた少年達は痛みからの解放よりも頭が破裂するくらいのもどかしさからの解放を求め、快楽を欲しがって涙で潤んだ瞳を微笑んでいる富豪の男に向けていた。

嘘偽りの無い哀願と、懇願と、性の刺激を求める瞳を向けられた富豪の男は、腰掛けたソファーの上で足を組み替えながら少年達の耳には届かない小さな声で残酷な内容を呟いていた。

「気持ち良くなりたいなら、明日気持ち良くしてあげるよ。同じお薬を飲ませながら、明日は玩具を取り付けて泣いて嫌がっても気持ち良くしてあげようね……」

捕らわれの身となった少年盗賊団の甘い地獄の日々は、少年達の心が壊れ、淫らな責めを至上の幸福と認識し富豪の男を絶対の主人と考えて服従する時まで、立派な雄奴隷となった淫乱少年達に育つ時まで、続くのだった。
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