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淫猥に悶える刑事は何も知らぬまま謝罪を膨らませる
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ヒーローに何もかもを任せている訳にはいかない。本来人々を守るべき立場にありながらそれを果たせていない現状に焦りを募らせた男は、露見すれば上の立場にいる人間から叱責されることを承知で調査を行い悪の組織の壊滅に繋がる情報を探していた。
刑事である自分達よりも遥かに年下であるヒーローの少年が傷付きながら戦っている。自分の息子とさほど変わらない年頃の少年を守るどころか、逆に守られ傷まで負わせてしまっている。己の無力さに苛立ちを抱きながら、男は少しでも少年ヒーローの負担を減らそうと独自の動きで悪の尻尾を掴もうとしていた。
だが結果として、その行動は悪手以外の何物でも無かった。人間の常識では推し量れぬ程の技術を有した悪達に自分の存在を容易く看破されていることを知る由も無いまままんまと敵が罠を構えて待ち受けている空間へと誘い込まれてしまった刑事の男は、抵抗すらも満足に出来ない人数と戦力の差であっさりと制圧され、悪の本拠地へと連れ攫われてしまった。
刑事として所持していた物品を衣服と共に没収された男はもう、自分を捕らえた悪の手から逃れられない。手首同士と足首同士を短い鎖で繋ぐ黒革製の枷を嵌められ、その枷に後から接続された長い鎖を自身の監禁場所に選ばれた部屋の天井と床に存在する金具へと結合された男の裸体はもはや、万歳とつま先立ちを同時に強要された格好から抜け出せない。悪の組織を象徴する紋章が正面に黒く刻まれた白いヘルメット状の装置を振り払うことも叶わない姿に追いやられた無様な刑事の男に残された選択肢は、視界を閉ざし内側に突き出た棒で口を塞ぐヘルメットに搭載された残酷な機構に為す術無く狂わされることだけだ。
手も足も出せず、見ることもしゃべることも出来ない。そんな状況に置かれた刑事の男は、脳に直接影響を及ぼし無から強烈な悦楽を味わわせるヘルメットの能力に責め嬲られながら我慢さえ間に合わない速度で絶頂へと押し上げられ続けることしか、出来ることなど何一つとしてありはしないのだ。
「んぅぅ! んぐっ、むぐぅ! ぶみゅぅぅっ!!」
「おーおー、刑事さん。今日も朝から派手にイってんねぇ」
「触られてもいないチ○コビンビンにおっ勃たせて、精液びゅーびゅー漏らして恥ずかしいなぁ。ん? まんまと捕まった駄目刑事さんよ」
ヘルメットの向こうから、悪の構成員達が浴びせる嘲りの言葉が届く。途切れの無い快楽の波に翻弄させられている思考に、悪への怒りと愚かだった己への怒りが湧き上がる。
しかし、その怒りを形にする術は今の刑事には無い。今の刑事は、少年ヒーローの手を煩わせる荷物と化した己に遅すぎる後悔を募らせながら、直接の刺激は一切加えられていない男根を射精へと追い立てられるしか無い。
「むぐぅ……ぶみゅぅぅぅっ!!」
「おいおい、随分と元気良くイったなぁ? このままだと、すーぐ駄目になっちまうぜ?」
「そうそう、この調子だとヒーローが来ても助けてーってお願い出来なくなっちまうぜ? もうちょっとイかないよう耐えてみろよ? ま、無理だろうけどなぁ……!!」
汗に濡れた上下に引き延ばされている裸体を生物とは思えない勢いで痙攣させつつ無意識に腰を突き出して射精に至った自分に侮蔑を寄せる悪達の言葉に打ちひしがれながら、刑事の男は唐突に自分を失った最愛の息子と自分を人質に取られた少年ヒーローに対し、悪達がすでに握っている同一人物だという情報を知らぬまま謝罪の思いを虚しく膨らませていた。
刑事である自分達よりも遥かに年下であるヒーローの少年が傷付きながら戦っている。自分の息子とさほど変わらない年頃の少年を守るどころか、逆に守られ傷まで負わせてしまっている。己の無力さに苛立ちを抱きながら、男は少しでも少年ヒーローの負担を減らそうと独自の動きで悪の尻尾を掴もうとしていた。
だが結果として、その行動は悪手以外の何物でも無かった。人間の常識では推し量れぬ程の技術を有した悪達に自分の存在を容易く看破されていることを知る由も無いまままんまと敵が罠を構えて待ち受けている空間へと誘い込まれてしまった刑事の男は、抵抗すらも満足に出来ない人数と戦力の差であっさりと制圧され、悪の本拠地へと連れ攫われてしまった。
刑事として所持していた物品を衣服と共に没収された男はもう、自分を捕らえた悪の手から逃れられない。手首同士と足首同士を短い鎖で繋ぐ黒革製の枷を嵌められ、その枷に後から接続された長い鎖を自身の監禁場所に選ばれた部屋の天井と床に存在する金具へと結合された男の裸体はもはや、万歳とつま先立ちを同時に強要された格好から抜け出せない。悪の組織を象徴する紋章が正面に黒く刻まれた白いヘルメット状の装置を振り払うことも叶わない姿に追いやられた無様な刑事の男に残された選択肢は、視界を閉ざし内側に突き出た棒で口を塞ぐヘルメットに搭載された残酷な機構に為す術無く狂わされることだけだ。
手も足も出せず、見ることもしゃべることも出来ない。そんな状況に置かれた刑事の男は、脳に直接影響を及ぼし無から強烈な悦楽を味わわせるヘルメットの能力に責め嬲られながら我慢さえ間に合わない速度で絶頂へと押し上げられ続けることしか、出来ることなど何一つとしてありはしないのだ。
「んぅぅ! んぐっ、むぐぅ! ぶみゅぅぅっ!!」
「おーおー、刑事さん。今日も朝から派手にイってんねぇ」
「触られてもいないチ○コビンビンにおっ勃たせて、精液びゅーびゅー漏らして恥ずかしいなぁ。ん? まんまと捕まった駄目刑事さんよ」
ヘルメットの向こうから、悪の構成員達が浴びせる嘲りの言葉が届く。途切れの無い快楽の波に翻弄させられている思考に、悪への怒りと愚かだった己への怒りが湧き上がる。
しかし、その怒りを形にする術は今の刑事には無い。今の刑事は、少年ヒーローの手を煩わせる荷物と化した己に遅すぎる後悔を募らせながら、直接の刺激は一切加えられていない男根を射精へと追い立てられるしか無い。
「むぐぅ……ぶみゅぅぅぅっ!!」
「おいおい、随分と元気良くイったなぁ? このままだと、すーぐ駄目になっちまうぜ?」
「そうそう、この調子だとヒーローが来ても助けてーってお願い出来なくなっちまうぜ? もうちょっとイかないよう耐えてみろよ? ま、無理だろうけどなぁ……!!」
汗に濡れた上下に引き延ばされている裸体を生物とは思えない勢いで痙攣させつつ無意識に腰を突き出して射精に至った自分に侮蔑を寄せる悪達の言葉に打ちひしがれながら、刑事の男は唐突に自分を失った最愛の息子と自分を人質に取られた少年ヒーローに対し、悪達がすでに握っている同一人物だという情報を知らぬまま謝罪の思いを虚しく膨らませていた。
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