男達は縄で彩られ無慈悲な部屋に放置される

五月雨時雨

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男達は縄で彩られ無慈悲な部屋に放置される

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男達が身に着けていた肌をぴっちりと覆う仕事用の黒いスーツが引き裂かれ、筋肉に覆われた逞しい裸体が露わとなる。その露わとなった裸体にはスーツを引き裂いた男達の手で手早く縄が巻き付けられ、全裸に剥かれた二人の男は両手両足の自由をじょじょに奪われていく。

「くぅ、あぁ……はぁ、あぐぅっ……!」
「う、くぁ、っぐ、うぅっ……」

二の腕を胸部に結合され、背中で重ねさせられた手首を縄できつく締め付けられた男の上半身はもはや、暴れさせることも叶わない。腕の動きを大きく封じる縄を結わえ終えた男達は床に転がる二人の男を見下ろして愉快そうに微笑みながら、今度は二人に左右の足首と太ももを括る縄を与えようとする。
逃れなければ、拒まなければ。当然の思いが二人の男の頭に浮かぶ。だが、男達はその思いを実行に移せない。罠に嵌められ、閉じ込められた部屋に弛緩効果のある気体を充満させられた男達の身体は、逃走も抵抗はおろか、言葉を発することさえままならない状態だからだ。

「あ、あぅぅっ……ぐ、うぁぁ……っ!」
「は、ぐっ、っう、うくぅっ」

縄を拒絶する足掻きすら見せられぬまま、男達は裸体を縄で彩られていく。為す術無く両手両足を縛り上げられ、無理矢理に吸入させられた気体の影響が消えても無様に身悶えることしか出来なくなった二人の男を作り出した男達は、最後の仕上げとして二人の口に拘束を施した。
それは、口内を埋め尽くす白布と、口に栓をする強力な黒色のテープによる拘束。舌を噛むことを禁じ、口での呼吸を封じる屈辱の猿轡だ。

「あむぅっ! うぐ、ふむぅぅっ」
「んーっ! んむ、ふぐぅぅっ!」

縄の締め付けに呻いていた口に固く丸めた布を押し込まれた二人は、怯え色に染まった目を見開き必死で猿轡から逃れようとする。もちろん、薬品と縄拘束という二種類の方法で行動を制限された二人の肉体は口への拘束を受け入れるしか無い。顔を振ることさえ思うようにいかない二人は、嫌がる心とは裏腹にほとんど抵抗らしい抵抗も示せぬまま、言葉と、口呼吸と、自らの舌を噛み切る選択肢を潰されてしまった。

「んー……んむっ、むふぅっ」
「うぅ、んもっ、むぐぅぅ」

見た目の筋肉質さとは真逆の弱々しい態度を晒し、全ての拘束を加え終えた後に並んで仰向けに転がされた裸体を小さく跳ねさせながら塞がれた口で唸る哀れな男達に嘲りを込めた視線を送りつつその情けない姿を味わった男達は、他の男とうなずき合うと何も言わずに床に転がる二人から離れ、部屋の入口へと歩き始めた。

「ふぅーっ……んー、んむぅぅ」
「うぐっ、ぶーぅっ……うー、むーっ」

後ろから聞こえてくる悲痛な唸りを聞きながら足を動かす男達は、次にこの部屋へと戻ってきたときに二人がどんな滑稽な様子を見せてくれるのかを愉しみにしながら名残惜しげに扉を閉め、扉横の操作盤を弄って二人を捕らえたときとは違う気体を、強制的に発情を促し快楽を欲しがらせる催淫効果を有した気体を室内へと流し込みだした。

「んじゃ、捜査員さん達。ごゆっくり」
「また後で、たっぷりといたぶってあげるからね」

扉ごしに呟いた男達が去ってから、約一時間後。気体による弛緩効果が抜けた裸体を発情に襲われる捜査員達は部屋中にくぐもった絶叫を響き渡らせながら硬く張り詰めた男根を振り乱して床の上でのたうち回り、近くにいる仲間と視線で励まし合うことも忘れて快楽を、疼きに疼いている肉体を慰めてくれる甘い刺激を、心の底から渇望するのだった。
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