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第四章 啼いて血を吐く魂迎鳥
第二十一話 裏・あの声で蜥蜴喰らうか時鳥㈠
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「あとは報酬をもらえば、依頼は達成。では、これにて──」
達成を目前にして盛りあがっていたはずの兎田谷先生の声が、だんだんと尻すぼみになった。
「……いや、やっぱりやめた」
「先生、どうされたのですか!?」
急に調子を下げた先生に気づき、外苑に向かっていた鶯出巡査が足を止める。
隣を歩いていたもずも、はっとした顔でこちらを振り返った。
「なんなんだ、いったい」
「さっきの推理は嘘だよ。すぐに種明かしをするのはあまり趣味じゃないんだが、この際しかたがない」
そう、兎田谷先生は嘘つきである。
わかっていても、小弟は毎度信じてしまう。
これまでも『嘘の推理による架空の事件』で無理やり辻褄を合わせて解決しては、全員がまんまと騙され、すべて終わってから真実を教えてくださっていたのだが──
どんな気まぐれか、早々に『裏推理篇』にはいる気になったらしい。
「もず、きみはずっと捕まえて欲しがっていたよね。素直に喋りすぎるし、あきらめるのも早かった」
先ほど感じた疑問が、すとんと腑に落ちた。
それが目的だったのだとすれば、少女の激しい気質に似つかわしくない急なあきらめも納得できる。
「話しているうちにきみの『嘘』もわかって、乗ってあげようと思ったけれど気が変わった。その傘で合図とやらを出せるんだろう。もう呼んでいいよ」
巡査は顔に疑問符を浮かべている。
小弟も理解できなかったが、もずには伝わっていたようだ。
暗闇の中で黒く大きなコウモリ傘をひらいた。
──キョ、キョキョキョ。
ほととぎすの啼き声。
元日の朝、木挽町で火災のあった日、小弟がまどろみのなかで聴いたのと同じ声だ。
冬にはいないはずの鳥の声。
「イエスはうぐいす、ノーはひばり、集合はせきれい、逃げる合図はほととぎす。他にもいろいろあるけれど、よく使うのはこんなところ」
放射物の柄が向いていた先は、本殿である。
「やっぱり潜んでいたか。逃がすわけにはいかないな。烏丸、どうせ神社は叉崎一派に囲われているから逃げられやしない。捕まえてくれ!」
「はい、承知いたしました! しかし、いったい誰を捕まえれば!?」
威勢よく返事をしたものの、わけもわからぬまま走りだそうとした矢先──目指していた方角から女性の悲鳴があがった。
「この声は……」
「竜子さんだ!」
我々は同時に走りだした。
本殿には祈願以外で入ることができない。一般客が参拝をするのはその手前、菊の御紋が掛かった拝殿である。
拝殿へと繋がる神門を急いでくぐった。
夜目に沈む藍色の布幕の下で、二つの影が動いている。
地面に腰を抜かして座り込んだ竜子と、それを見下ろしている赤い着物の少女。腕に枯れた色の花束を抱えている。
今度の娘にはほくろがあった。母親と揃いの位置、左目の下だ。
「……菖蒲か?」
あとからもずとともにやってきた鶯出巡査が、自信なさげに尋ねた。
無理もない。こうして二人が同じ場所にいても、区別がつかないほど似ている。
よくよく見れば目鼻立ちが少々違う。もずのほうが体格は華奢で、背丈がやや高い。
双生児ほどそっくりなわけではないのだが、髪型や化粧で印象をかなり寄せているおり、一、二度会っただけの我々にはどちらがどちらかわからない。
今日はもずがほくろを描いていないので、ようやく判別できるくらいだ。
もず、菖蒲、竜子も三つ巴の状態で互いに見つめ合い、動かずにいる。
さらに我々のやってきた方向から、数人の影がわらわらと現れた。
「よお、やっと会えたな。よくも好き勝手やってくれたよなぁ? こんな小娘にしてやられるなんざ、おれもヤキが回ったぜ」
いかにもごろつきらしい台詞を吐きながら叉崎が神門から顔をだした。
どさっと音を立てて着流しの男が地面に転がった。顔面が腫れるほど殴られている。
やはり昨日菖蒲に向かって石を投げようとした男だ。少女たちに情報を流していたという周旋屋である。
叉崎に露見し、折檻されたとみえる。若い衆が彼の体をわざとらしく踏みつけている。
こうなるのは予想できただろうに、菖蒲と琴が一緒にいたのをわざわざ親分に報告しているということは、本当に一派を裏切るつもりはなかったようだ。
売られた菖蒲を心配して頻繁に会っていたらしいが、傷みよりも怒りのほうが大きいようで、地面から菖蒲を血走った眼で睨んでいた。
この拝殿からは出るには、先ほどくぐった神門を使うしかない。
退路は叉崎一派によって完全にふさがれてしまった。
「……あぁ? どっちが菖蒲だ? それともグルか?」
二人の少女を交互に見て、叉崎が凄む。
「菖蒲……。どうして逃げなかったの」
「どうして? やっとお母さんに会えたのに、逃げるわけじゃない。ね?」
微笑みかけられた竜子は、亡霊にでも出会ったかのように怯えていた。
「さて。役者が全員揃ったことだし、やり直しだ!」
兎田谷先生は、混沌に満ちた空気をものともせず仕切り直した。
🐾🐾🐾
叉崎は周旋屋を足蹴にしながら、苛立ちを露わにした。
「おい、へっぽこ文士。勝手に話を進めんじゃねえ。この馬鹿からネタを仕入れて、うちの商品を横取りしやがった小娘がいる。それも一人や二人じゃなく十人だ。地方から買い集めたガキのみならず、うちで養育費をかけて育てていた上玉も合わせてな」
「せっかちだなぁ。いまそれを追求している最中なんだがね。真実を暴くまでおとなしく待っていてくれ給え」
「ふざけんな。きなくせえてめえのことだ。とっくに把握してんだろ」
「きな臭いとは。無法者にまでそう評されるなんて光栄だね」
「さすがです、先生!」
「や、ほんとに褒められたわけじゃないからね」
先生はこほんと咳ばらいをし、この場にいる全員に向かって言った。
「もちろん俺はすでに真実を知っている。だが、探偵が推理を披露し、犯人を追い詰めるクライマックスは必要だろう? 次回作のためだ。黙って聴き給えよ」
叉崎が地面に唾を吐き、血走った眼をこちらに向ける。
「こちとら舐められちゃ終わりの商売なんだよ。てめえの三文小説じゃあるまいし、みんなで阿呆づら並べて行儀よく聴いてやるわけがねえだろ。おれが探偵なら疑わしい奴を順番に絞めあげて吐かせるぜ。巻き添え食いたくなきゃ、家に帰って売れない小説でも書いてろ」
「いーや聴いてもらう!! 言っておくが、すでにここは警視庁の刑事らに包囲されている。きっかけさえあれば叉崎一派を一網打尽にしたいとうずうずしている連中だ。ここだけの話だが、特高もきているようだよ」
叉崎は表情を変えなかったが、一瞬、瞳孔だけ動きを止めた。あまり都合はよろしくないようだ。
先生はそれを見逃さなかった。
「この靖国神社は天皇陛下が創建された招魂場。あまり荒っぽい行動はしないほうが利口じゃないかね。暴行を見られでもしたら、不敬罪を口実にして引っ張られるよ」
畳みかけると、叉崎は舌打ちをしてどさっと地面にあぐらをかいた。
背後の若い衆が揃ってドスを抜く。
おかしな言動があれば危害を加えるという負け惜しみじみた脅しだ。
特高云々ははったりのような気もするが、効果はてきめんだった。目をつけられたら叉崎一派でさえ終わりだ。
「前置きが長すぎて驚きが減るじゃないか。ま、せっかちな聴衆がいるから結論から話そう」
手のひらを、もう一人の赤い着物の娘に向けて差し出す。
「こちらがすべての黒幕、菖蒲太夫さ! もずという少女はせいぜい見張り役。連続放火事件の計画を立てたのも、実行犯も、きみ一人の仕業だね?」
「……!?」
鶯出巡査はまさに茫然自失であった。
達成を目前にして盛りあがっていたはずの兎田谷先生の声が、だんだんと尻すぼみになった。
「……いや、やっぱりやめた」
「先生、どうされたのですか!?」
急に調子を下げた先生に気づき、外苑に向かっていた鶯出巡査が足を止める。
隣を歩いていたもずも、はっとした顔でこちらを振り返った。
「なんなんだ、いったい」
「さっきの推理は嘘だよ。すぐに種明かしをするのはあまり趣味じゃないんだが、この際しかたがない」
そう、兎田谷先生は嘘つきである。
わかっていても、小弟は毎度信じてしまう。
これまでも『嘘の推理による架空の事件』で無理やり辻褄を合わせて解決しては、全員がまんまと騙され、すべて終わってから真実を教えてくださっていたのだが──
どんな気まぐれか、早々に『裏推理篇』にはいる気になったらしい。
「もず、きみはずっと捕まえて欲しがっていたよね。素直に喋りすぎるし、あきらめるのも早かった」
先ほど感じた疑問が、すとんと腑に落ちた。
それが目的だったのだとすれば、少女の激しい気質に似つかわしくない急なあきらめも納得できる。
「話しているうちにきみの『嘘』もわかって、乗ってあげようと思ったけれど気が変わった。その傘で合図とやらを出せるんだろう。もう呼んでいいよ」
巡査は顔に疑問符を浮かべている。
小弟も理解できなかったが、もずには伝わっていたようだ。
暗闇の中で黒く大きなコウモリ傘をひらいた。
──キョ、キョキョキョ。
ほととぎすの啼き声。
元日の朝、木挽町で火災のあった日、小弟がまどろみのなかで聴いたのと同じ声だ。
冬にはいないはずの鳥の声。
「イエスはうぐいす、ノーはひばり、集合はせきれい、逃げる合図はほととぎす。他にもいろいろあるけれど、よく使うのはこんなところ」
放射物の柄が向いていた先は、本殿である。
「やっぱり潜んでいたか。逃がすわけにはいかないな。烏丸、どうせ神社は叉崎一派に囲われているから逃げられやしない。捕まえてくれ!」
「はい、承知いたしました! しかし、いったい誰を捕まえれば!?」
威勢よく返事をしたものの、わけもわからぬまま走りだそうとした矢先──目指していた方角から女性の悲鳴があがった。
「この声は……」
「竜子さんだ!」
我々は同時に走りだした。
本殿には祈願以外で入ることができない。一般客が参拝をするのはその手前、菊の御紋が掛かった拝殿である。
拝殿へと繋がる神門を急いでくぐった。
夜目に沈む藍色の布幕の下で、二つの影が動いている。
地面に腰を抜かして座り込んだ竜子と、それを見下ろしている赤い着物の少女。腕に枯れた色の花束を抱えている。
今度の娘にはほくろがあった。母親と揃いの位置、左目の下だ。
「……菖蒲か?」
あとからもずとともにやってきた鶯出巡査が、自信なさげに尋ねた。
無理もない。こうして二人が同じ場所にいても、区別がつかないほど似ている。
よくよく見れば目鼻立ちが少々違う。もずのほうが体格は華奢で、背丈がやや高い。
双生児ほどそっくりなわけではないのだが、髪型や化粧で印象をかなり寄せているおり、一、二度会っただけの我々にはどちらがどちらかわからない。
今日はもずがほくろを描いていないので、ようやく判別できるくらいだ。
もず、菖蒲、竜子も三つ巴の状態で互いに見つめ合い、動かずにいる。
さらに我々のやってきた方向から、数人の影がわらわらと現れた。
「よお、やっと会えたな。よくも好き勝手やってくれたよなぁ? こんな小娘にしてやられるなんざ、おれもヤキが回ったぜ」
いかにもごろつきらしい台詞を吐きながら叉崎が神門から顔をだした。
どさっと音を立てて着流しの男が地面に転がった。顔面が腫れるほど殴られている。
やはり昨日菖蒲に向かって石を投げようとした男だ。少女たちに情報を流していたという周旋屋である。
叉崎に露見し、折檻されたとみえる。若い衆が彼の体をわざとらしく踏みつけている。
こうなるのは予想できただろうに、菖蒲と琴が一緒にいたのをわざわざ親分に報告しているということは、本当に一派を裏切るつもりはなかったようだ。
売られた菖蒲を心配して頻繁に会っていたらしいが、傷みよりも怒りのほうが大きいようで、地面から菖蒲を血走った眼で睨んでいた。
この拝殿からは出るには、先ほどくぐった神門を使うしかない。
退路は叉崎一派によって完全にふさがれてしまった。
「……あぁ? どっちが菖蒲だ? それともグルか?」
二人の少女を交互に見て、叉崎が凄む。
「菖蒲……。どうして逃げなかったの」
「どうして? やっとお母さんに会えたのに、逃げるわけじゃない。ね?」
微笑みかけられた竜子は、亡霊にでも出会ったかのように怯えていた。
「さて。役者が全員揃ったことだし、やり直しだ!」
兎田谷先生は、混沌に満ちた空気をものともせず仕切り直した。
🐾🐾🐾
叉崎は周旋屋を足蹴にしながら、苛立ちを露わにした。
「おい、へっぽこ文士。勝手に話を進めんじゃねえ。この馬鹿からネタを仕入れて、うちの商品を横取りしやがった小娘がいる。それも一人や二人じゃなく十人だ。地方から買い集めたガキのみならず、うちで養育費をかけて育てていた上玉も合わせてな」
「せっかちだなぁ。いまそれを追求している最中なんだがね。真実を暴くまでおとなしく待っていてくれ給え」
「ふざけんな。きなくせえてめえのことだ。とっくに把握してんだろ」
「きな臭いとは。無法者にまでそう評されるなんて光栄だね」
「さすがです、先生!」
「や、ほんとに褒められたわけじゃないからね」
先生はこほんと咳ばらいをし、この場にいる全員に向かって言った。
「もちろん俺はすでに真実を知っている。だが、探偵が推理を披露し、犯人を追い詰めるクライマックスは必要だろう? 次回作のためだ。黙って聴き給えよ」
叉崎が地面に唾を吐き、血走った眼をこちらに向ける。
「こちとら舐められちゃ終わりの商売なんだよ。てめえの三文小説じゃあるまいし、みんなで阿呆づら並べて行儀よく聴いてやるわけがねえだろ。おれが探偵なら疑わしい奴を順番に絞めあげて吐かせるぜ。巻き添え食いたくなきゃ、家に帰って売れない小説でも書いてろ」
「いーや聴いてもらう!! 言っておくが、すでにここは警視庁の刑事らに包囲されている。きっかけさえあれば叉崎一派を一網打尽にしたいとうずうずしている連中だ。ここだけの話だが、特高もきているようだよ」
叉崎は表情を変えなかったが、一瞬、瞳孔だけ動きを止めた。あまり都合はよろしくないようだ。
先生はそれを見逃さなかった。
「この靖国神社は天皇陛下が創建された招魂場。あまり荒っぽい行動はしないほうが利口じゃないかね。暴行を見られでもしたら、不敬罪を口実にして引っ張られるよ」
畳みかけると、叉崎は舌打ちをしてどさっと地面にあぐらをかいた。
背後の若い衆が揃ってドスを抜く。
おかしな言動があれば危害を加えるという負け惜しみじみた脅しだ。
特高云々ははったりのような気もするが、効果はてきめんだった。目をつけられたら叉崎一派でさえ終わりだ。
「前置きが長すぎて驚きが減るじゃないか。ま、せっかちな聴衆がいるから結論から話そう」
手のひらを、もう一人の赤い着物の娘に向けて差し出す。
「こちらがすべての黒幕、菖蒲太夫さ! もずという少女はせいぜい見張り役。連続放火事件の計画を立てたのも、実行犯も、きみ一人の仕業だね?」
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