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自称転生お姫様現る
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「私の妹が遊びに来る」
タイガー様の妹姫、ジャスミン様が本日遊びに来るそうです。
何故か私の屋敷に。別に構いませんが、、なぜ毎週の土曜日は皆さんここに集まるのでしょうか。
タイガー様は
「ちょっと変わった妹だがとても可愛らしい子さ。
まだ12歳だがしっかりとしている」
「タイガー妹いたっけ?」
もぐもぐとサンドウィッチを食べてるジオ様。
「ジャスミンは別の国へ留学へ行っていたからね。
色々な国へ飛び回るのが好きで、最近黄金国へ行かないと!なんて言ってくるものだから」
妹のジャスミン様のお話をするタイガー様はよほど可愛いがってるようです。ただ少しお転婆らしいので、令嬢の見本となる君と会わせたくてと頼まれてしまいました。
「妹か~…懐かしいな」
遠い目をしているジオ様。いや、貴方一人っ子ではありませんか。懐かしいとはまた寝ぼけたことを言ってタイガー様はそんなジオ様をスルーし(とゆうか、ジオ様の素に慣れてきたのでしょうか)紅茶を飲んでいた。
「タイガーお兄様っ!」
振り向くとそこには目がクリクリで、ウェーブ髪でタイガー様に少し似ている女の子がタイガー様の元へ抱きつく。
タイガー様はジャスミン様の頭を撫でて嬉しそうにしています。ジャスミン様は
「失礼しました、私は兄タイガーの妹でありジャスミン・ラジープと申しま…」
ジャスミン様は驚いた顔をしながら、私を見て
「悪役令嬢メアリー!」
と叫び指をさされました。
これは、3度目です。なんともまあ、不愉快です。
ジャスミン様は、私とジオ様、クロを見て
「え!なんでメアリーのとこにジオ様が遊びにきてるの?!え?!ここ悪役メアリーの家なの!??
クロ様はメアリーの執事だからわかるけど!」
「ジャスミン様、クロはジオ様専属の執事ですわ・・」
「はい!?いつからよ!?」
ジオ様とクロは互いの顔見ながら
「ジオ様が3歳の頃です。ジャスミン様。」
そう答えるクロにジャスミン様は顔赤くなり
「あうっ!!推しのクロ様が目の前にいるっ!
黄金国行ってタイガー様、、でないや、タイガーお兄様へ行けば必ず会えると思って、、やばい。感動。。
クロ様のイベント、、演劇のイベント間に合うかなあ…ぐす。クロ様が王子役でローズがお姫様役で…」
なんでしょうか。とても残念なお姫様かしら。
クロは嬉し泣きをしているジャスミン様に無表情で
「え?それ一昨日の演劇部の事でしょうか?
何を勘違いしているかわかりませんが、王子役はメアリー様で、お姫様役はジオ様、そして私は悪役令嬢役です」
しれっと答えたると、意味がわからない!と少しローズさんと同じ反応をしていました。
「え?え?悪役令嬢のクロ様?見たい、、
でなくて!え?一体全体何が起きたの!!?
わけワカメだよ!!」
ジャスミン様、貴女が何を言っているのかわかりません。タイガー様をチラと見たら
「ちょっと変わった子だろ」とウインクをして笑顔で答えていました。
シスコンですわね。
さっきから黙っているジオ様。
ジャスミン様を見ています、かなり見ています。そんなに見つめなくてもいいのではないでしょうか?
少しイラッときます。
「わけワカメ、だと?」
真剣な表情で考え始めたジオ様。
「あいつの、、口癖、、お前、、《ミサキ》か?」
ジャスミン様は目を大きくして混乱しながら、
「え!?いや、だれ?え?」
「…俺の夢はサッカー選手だった、小さい頃は
カメハメ波が出来ると信じていた。
平成の次の年号もわからず、車に轢かれた」
ジャスミン様は黙ってジオ様を見つめいます。
だから、二人共お互い見つめ過ぎではないかと思います。
「…令和。だよ。」
レイワってなんでしょうか。ジオ様はそうか、と理解しているようです。
ジャスミン様はまたポロポロ泣いた。
タイガー様は慌ててどうしたんだとなだめています。
「お兄じゃんか…」
「ん?ジャスミンどうした?兄ならここにいるぞ」
とタイガー様は優しくジャスミン様の頭を撫で、
ジャスミン様は走り飛び出し
「ぬあぁに勝手に車に轢かれて死んでんじゃ!アホンダラ!!」
ジオ様に腹を一発いれたジャスミン様。
呆気に取られたるクロ、タイガー様、私です。
ジャスミン様はどうやら前世ではジオ様の
妹だとジオ様とジャスミン様は説明してきました。
クロと私は、また始まった…しかもまた増えたとため息を出し、タイガー様はよくわからない表情を見せ
「ジオがジャスミンの兄?では私達は兄弟だったのか?」とわけわからない事を考えていました。
タイガー様の妹姫、ジャスミン様が本日遊びに来るそうです。
何故か私の屋敷に。別に構いませんが、、なぜ毎週の土曜日は皆さんここに集まるのでしょうか。
タイガー様は
「ちょっと変わった妹だがとても可愛らしい子さ。
まだ12歳だがしっかりとしている」
「タイガー妹いたっけ?」
もぐもぐとサンドウィッチを食べてるジオ様。
「ジャスミンは別の国へ留学へ行っていたからね。
色々な国へ飛び回るのが好きで、最近黄金国へ行かないと!なんて言ってくるものだから」
妹のジャスミン様のお話をするタイガー様はよほど可愛いがってるようです。ただ少しお転婆らしいので、令嬢の見本となる君と会わせたくてと頼まれてしまいました。
「妹か~…懐かしいな」
遠い目をしているジオ様。いや、貴方一人っ子ではありませんか。懐かしいとはまた寝ぼけたことを言ってタイガー様はそんなジオ様をスルーし(とゆうか、ジオ様の素に慣れてきたのでしょうか)紅茶を飲んでいた。
「タイガーお兄様っ!」
振り向くとそこには目がクリクリで、ウェーブ髪でタイガー様に少し似ている女の子がタイガー様の元へ抱きつく。
タイガー様はジャスミン様の頭を撫でて嬉しそうにしています。ジャスミン様は
「失礼しました、私は兄タイガーの妹でありジャスミン・ラジープと申しま…」
ジャスミン様は驚いた顔をしながら、私を見て
「悪役令嬢メアリー!」
と叫び指をさされました。
これは、3度目です。なんともまあ、不愉快です。
ジャスミン様は、私とジオ様、クロを見て
「え!なんでメアリーのとこにジオ様が遊びにきてるの?!え?!ここ悪役メアリーの家なの!??
クロ様はメアリーの執事だからわかるけど!」
「ジャスミン様、クロはジオ様専属の執事ですわ・・」
「はい!?いつからよ!?」
ジオ様とクロは互いの顔見ながら
「ジオ様が3歳の頃です。ジャスミン様。」
そう答えるクロにジャスミン様は顔赤くなり
「あうっ!!推しのクロ様が目の前にいるっ!
黄金国行ってタイガー様、、でないや、タイガーお兄様へ行けば必ず会えると思って、、やばい。感動。。
クロ様のイベント、、演劇のイベント間に合うかなあ…ぐす。クロ様が王子役でローズがお姫様役で…」
なんでしょうか。とても残念なお姫様かしら。
クロは嬉し泣きをしているジャスミン様に無表情で
「え?それ一昨日の演劇部の事でしょうか?
何を勘違いしているかわかりませんが、王子役はメアリー様で、お姫様役はジオ様、そして私は悪役令嬢役です」
しれっと答えたると、意味がわからない!と少しローズさんと同じ反応をしていました。
「え?え?悪役令嬢のクロ様?見たい、、
でなくて!え?一体全体何が起きたの!!?
わけワカメだよ!!」
ジャスミン様、貴女が何を言っているのかわかりません。タイガー様をチラと見たら
「ちょっと変わった子だろ」とウインクをして笑顔で答えていました。
シスコンですわね。
さっきから黙っているジオ様。
ジャスミン様を見ています、かなり見ています。そんなに見つめなくてもいいのではないでしょうか?
少しイラッときます。
「わけワカメ、だと?」
真剣な表情で考え始めたジオ様。
「あいつの、、口癖、、お前、、《ミサキ》か?」
ジャスミン様は目を大きくして混乱しながら、
「え!?いや、だれ?え?」
「…俺の夢はサッカー選手だった、小さい頃は
カメハメ波が出来ると信じていた。
平成の次の年号もわからず、車に轢かれた」
ジャスミン様は黙ってジオ様を見つめいます。
だから、二人共お互い見つめ過ぎではないかと思います。
「…令和。だよ。」
レイワってなんでしょうか。ジオ様はそうか、と理解しているようです。
ジャスミン様はまたポロポロ泣いた。
タイガー様は慌ててどうしたんだとなだめています。
「お兄じゃんか…」
「ん?ジャスミンどうした?兄ならここにいるぞ」
とタイガー様は優しくジャスミン様の頭を撫で、
ジャスミン様は走り飛び出し
「ぬあぁに勝手に車に轢かれて死んでんじゃ!アホンダラ!!」
ジオ様に腹を一発いれたジャスミン様。
呆気に取られたるクロ、タイガー様、私です。
ジャスミン様はどうやら前世ではジオ様の
妹だとジオ様とジャスミン様は説明してきました。
クロと私は、また始まった…しかもまた増えたとため息を出し、タイガー様はよくわからない表情を見せ
「ジオがジャスミンの兄?では私達は兄弟だったのか?」とわけわからない事を考えていました。
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