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へっぽこ姫の仲良し作戦④四章 聖女編
へっぽこ姫と聖獣の弓矢
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「時期はかなり早くなりましたが我が国の『聖女』を決めましょうぞ」
「今期の聖女候補達は亡き王妃ローズ様以上かもしれませんな!トルマリン殿の娘三人は癒しの力がかなりあると聞いてますよ!」
長い髭の男性が隣に座っている、ピンク色の髪をした男性に話しかけた。その男性はオーロラの父、ペガ・トルマリンだった。トルマリンは自信満々に三人の娘の内の一人を褒めて話す。
「確かに我が娘の中でもオーロラは特別強いです。やはり私と愛した人との娘ですよ。しかし…あの一族も関わってくるのですかね。我が国を裏切った女ルビーの血縁者…
『ステロイド家』…また裏切るかもしれませんね。」
トルマリンの周りにいた取り巻き達は「あぁ…」と納得するような顔をしていた。
「私の一族の事を噂をしているようですが」
バッと後ろを振り向くと、オレンジ色の髪をした見た目は美しく整った顔をした男性がトルマリンに溜息をしながら
「我が姉だった裏切り者のルビーと我が家を一緒にしないでいただきたい。それと私には子供がいないので聖女候補には参加はできないです」
「…サファイア様…いえ…私達はただ…」
オロオロするトルマリン達を無視をしながら席に座り、かつて自分の姉も聖女候補だった事を思い出すサファイア・ステロイドはまた溜息をしながら
「………また聖女選びか…」とそう呟いた。
「ピーター国王が参りました」
レピドライトの声が響き、円卓から皆立ち上がりピーター国王が現れて聖女選びの議題があがっていた。
「マシュー!!エメ達遊びにきたよー!」
「ミャー!」
今日はガーネット兄様とハウライト兄様、ユー君とブラッドと一緒に久しぶりに聖獣の森へ行きマシューに会いにきた。やっぱりマシュー可愛いぃー!ふわふわもこもこ肉球がたまらない!
ブラッドは聖獣の森にいる動物達が珍しいと楽しそうに見ていてユー君は植物など鑑賞をしていた。で、兄様達はというと、
「……おい、何もうオヤツの準備をしている」
「何言ってるの?随分エメラルドは歩いてマシューとも会えたんだからここで休憩しなきゃいけないでしょ」
「……貴様は阿保か。今まで何を学んでいた」
「…何がいいたいわけ?」
「…ここは聖獣の森だ。まずはマシューの父親…聖獣の長に挨拶をするべきだ。以前は父上達とピクニックへ行った時は父上が先に聖獣の長に挨拶をしてから行ったんだ。阿保が…」
「阿保阿保言わないでくれる?それならそうと教えてくれてもよかったじゃないか」
「ふん…教えても貴様は聞かないだろうが」
ガーネットとハウライトは睨み合い、そんな二人をニコニコと笑っているエメラルドは
「よし!二人とも順調になかよし!」
「「え、いや、、、どこが!?」」
とユーディアライトとブラッドはつっこんでいた。
涼しい風がビュンと吹いた瞬間、森の長がエメラルドの前に現れた。
「あ、マシューのパパさん!こんにちわ!エメ達お邪魔してます!」
私は突然現れた、とても大きな猫さん…あ、いや違うホワイトタイガーで聖獣の森の長であるマシューの父親に挨拶をした。後ろにいた兄様達は聖獣の森の長に挨拶をし、ブラッドは緊張した顔で挨拶をしていた。
大きな猫ちゃんだと思えば、みんな可愛いのに、ユー君なんて少し怖がってる。私は目の前にいる聖獣の長の鼻を優しく撫でた。マシューのパパはじっと私を見つめていた。お腹とか触らせてくれないかな?お願いしちゃおうかな。ふわふわもこもこなんだもん!
「エメラルド…猫みたいに聖獣の長の鼻を撫でるのはやめてこちらへこい」
「うん、僕もそう思う。挨拶もしたんだし、僕達は少し先の丘へいこうよ」
「姫様と、聖獣様のツーショット!これまた凄いです!」
「聖獣って…すげー大きいのな。あー、エメ、とりあえずこっちこいよ」
「みんな!大丈夫よ!マシューのパパさんはエメ達に会いにきてくれただけだよ!マシュマロたべるかな?じゃじゃーん!エメの好きなマシュマーロー!」
私はポケットに入ってるマシュマロをマシューのパパに仲良しの印としてあげようとした時、マシューのパパの額から凄く眩しい光がでた。
「「エメラルド!!」」
「姫様!」
「エメ!!」
兄様達の驚いた声は聞こえたけど、光が眩しく、目を開けた瞬間、綺麗なお花畑のところに私は立っていた。
「えと…ここどこ???」
「ミャー」
私の足元にはマシューも一緒にいた。私はマシューを抱っこをしながらキョロキョロと周りを見渡すと
マシューのパパと隣には淡い茶色髪で少し癖っ毛の金色の目をしている男性が一人いた。男性の頭には王冠を被っていた…あの王冠はパパが大事な時には必ず被っている王冠…スターダイオプサイトの王である象徴…。
『元々姫様の髪の毛の色は亡き前国王様に似ていますからね』
以前レピさんがそう私に言っていた事を思い出した。
えーと…私のおじいちゃん?え?亡くなってるから…オバケ!!?そう私がポカンとしていると私と同じ薄い茶色の髪の男性はニコッと笑いながら
「やあ、こんにちわ。珍しい事もあるんだね。小さな可愛いお姫様がきたよ。なあ、マロー」
マローと呼ばれてるマシューのパパさんはその男性にゴロゴロと懐いていた。やっぱりお名前は聞いたほうよいよね?ちゃんと自己紹介しなきゃだよね?!
「…あなたはだあれ?」
「僕?僕はカルセドニー・スターダイオプサイト。スターダイオプサイトの国王だよ」
ふあー!なんか物腰が柔らかくて優しい感じ!
「えとエメのお名前はエメラルドです!あのね、エメのパパが今王様だよー!やっぱりエメのおじいたま??」
「ははっ、そーかーなる程ね。うん、そうだね。僕は君のお爺さんだね。聖獣の力を借りてここまできたんだね…」
「ここはどこ?」
「聖獣の長、マローの力の中というべきかな。僕はただのマローの記憶のカケラみたいな存在だよ。さて、少し時間があるから僕の大好きなマシュマロを食べながらお散歩しようか」
「うああ!エメも!エメもね、マシュマロ大好きなの!一緒だよ!ほら!たくさんあるよ!」
お爺様もマシュマロ好きだとはやはり血は争えないね!私は髪だけでなくマシュマロ好きも似たのかな?
私とお爺様は一緒に、マシュマロを食べながら散歩をした。お爺様は胸ポケットにしまっているロケットの中を見せてくれて、そのロケットには赤い髪の女性と小さな可愛い赤ちゃん……赤ちゃんはパパだ!
「ふあー!パパはおばあたま似なんだー」
目の色だけはお爺様似であとは全部お婆様似。雰囲気もパパの女性バージョンな気がする。キリッとした美人さんだ!
「ピーターは良い王様かい?」
「あいっ!パパね、とってもとーってもやさしいよ!それにつおいの!あ、、でもね…エメには魔力がないの。ガーネッ兄たまも、ハウアイト兄たまも、すごーく力あるのにエメだけないの…」
しょんぼりと話すとお爺様は頭を撫でてくれながら
「私もね、力がまったくない王だったよ。ここにいるマローと契約をして国を納めた。君もマローの子と契約したみたいだね」
「んーマシューはね、エメのお友達だから契約とかじゃないよ?」
みんなに契約関係だとか言われてるけど、私はマシューを契約とか難しい事じゃなくて、ただのお友達なんだけどな。そうお爺様に伝えると、クスクス笑いながら
「うん、君は聖獣に好かれるみたいだね。さあ…手を出してごらん」
そうお爺様は私に小さなキラキラ光る星の形をした飾りを渡した瞬間、白くて向日葵と星模様の弓が現れた。可愛い模様だけど、え??!弓?!なんで?!!意味がよくわからないよ?!!
「君の成長と共に大きくなる弓になるよ。矢は、君の友達であるマシューの尻尾の毛を貰ってね」
「けっ!?毛?え?おじいたま、エメよくわからな…」
「さあ、時間だ」
いやいやいや、意味がわかないよ!弓を渡されても矢がないよ!?いや、矢はマシューの毛!?
「ちょっ!まっ…おじいたま!!!」
「ミャー!」
「わぷ!マシュー!前見えないー!」
そう叫んだ瞬間…また光の中に入りまぶしくて目を瞑っていたら、
「エメラルド!大丈夫?」
「…大丈夫か?」
目を開けると私を心配している兄様達だ。あれ?夢?夢でもみていた??ボーとしていると、横にいるブラッドは首を傾げながら
「なあ、エメ。光った瞬間でわからなかったけど、何だ?その白い弓は…」
「え?あ…」
私のお腹の上には白い弓があった。ガーネット兄様はジッと弓をみて
「小さいが…祖父の弓に似ているな…以前絵姿で見た事がある…」
「祖父って僕達の?弓使いだったの?」
そうハウライト兄様はガーネット兄様に聞き、ユー君は興奮しながら話していた。
「向日葵と星の模様の弓矢は…亡き前国王様の武器だったんですよ!!聖獣様の力で作られた弓矢だと聞きました!」
ガーネット兄様はチラッと私を見つめたので、なんて説明をしたらいいかわからず、とりあえず笑って誤魔化したらガーネット兄様は私の頭を優しく撫でてくれた。ハウライト兄様は心配そうに
「…ユーディアライト、エメラルドはまだ小さいのに武器だなんて…物騒な事いわないでよ。エメラルド、怖かったよね?とりあえず今日はもう帰ろうか」
「エメ大丈夫よ!」
「それにしても、エメの体に合わせた弓はわかったけど矢とかどうするんだ?城でなんか借りるのかな」
そうブラッドはエメラルドの弓を持ちながら首を傾げて、ガーネット、ハウライト、ユーディアライトも考えていたら
「矢はね!あのね!えーと、マシューの毛!!!」
そうニッコリと笑顔でエメラルドが答えると、四人の少年達はマシューをみて更に首を傾げながら
「「「「……???」」」」
謎は深まるばかりだった。
よくわからないけど、弓矢とか…したことないけど、なんか強くなれそう!弓の練習していいか一度パパに相談しなきゃね!!
「マシュー!たまにエメと特訓しよー!お手伝いお願いしまっす!」
「ミャー!」
その後ピーターとレピドライトがエメラルドに聖獣からの弓を頂いた事に驚き固まっていた。
「今期の聖女候補達は亡き王妃ローズ様以上かもしれませんな!トルマリン殿の娘三人は癒しの力がかなりあると聞いてますよ!」
長い髭の男性が隣に座っている、ピンク色の髪をした男性に話しかけた。その男性はオーロラの父、ペガ・トルマリンだった。トルマリンは自信満々に三人の娘の内の一人を褒めて話す。
「確かに我が娘の中でもオーロラは特別強いです。やはり私と愛した人との娘ですよ。しかし…あの一族も関わってくるのですかね。我が国を裏切った女ルビーの血縁者…
『ステロイド家』…また裏切るかもしれませんね。」
トルマリンの周りにいた取り巻き達は「あぁ…」と納得するような顔をしていた。
「私の一族の事を噂をしているようですが」
バッと後ろを振り向くと、オレンジ色の髪をした見た目は美しく整った顔をした男性がトルマリンに溜息をしながら
「我が姉だった裏切り者のルビーと我が家を一緒にしないでいただきたい。それと私には子供がいないので聖女候補には参加はできないです」
「…サファイア様…いえ…私達はただ…」
オロオロするトルマリン達を無視をしながら席に座り、かつて自分の姉も聖女候補だった事を思い出すサファイア・ステロイドはまた溜息をしながら
「………また聖女選びか…」とそう呟いた。
「ピーター国王が参りました」
レピドライトの声が響き、円卓から皆立ち上がりピーター国王が現れて聖女選びの議題があがっていた。
「マシュー!!エメ達遊びにきたよー!」
「ミャー!」
今日はガーネット兄様とハウライト兄様、ユー君とブラッドと一緒に久しぶりに聖獣の森へ行きマシューに会いにきた。やっぱりマシュー可愛いぃー!ふわふわもこもこ肉球がたまらない!
ブラッドは聖獣の森にいる動物達が珍しいと楽しそうに見ていてユー君は植物など鑑賞をしていた。で、兄様達はというと、
「……おい、何もうオヤツの準備をしている」
「何言ってるの?随分エメラルドは歩いてマシューとも会えたんだからここで休憩しなきゃいけないでしょ」
「……貴様は阿保か。今まで何を学んでいた」
「…何がいいたいわけ?」
「…ここは聖獣の森だ。まずはマシューの父親…聖獣の長に挨拶をするべきだ。以前は父上達とピクニックへ行った時は父上が先に聖獣の長に挨拶をしてから行ったんだ。阿保が…」
「阿保阿保言わないでくれる?それならそうと教えてくれてもよかったじゃないか」
「ふん…教えても貴様は聞かないだろうが」
ガーネットとハウライトは睨み合い、そんな二人をニコニコと笑っているエメラルドは
「よし!二人とも順調になかよし!」
「「え、いや、、、どこが!?」」
とユーディアライトとブラッドはつっこんでいた。
涼しい風がビュンと吹いた瞬間、森の長がエメラルドの前に現れた。
「あ、マシューのパパさん!こんにちわ!エメ達お邪魔してます!」
私は突然現れた、とても大きな猫さん…あ、いや違うホワイトタイガーで聖獣の森の長であるマシューの父親に挨拶をした。後ろにいた兄様達は聖獣の森の長に挨拶をし、ブラッドは緊張した顔で挨拶をしていた。
大きな猫ちゃんだと思えば、みんな可愛いのに、ユー君なんて少し怖がってる。私は目の前にいる聖獣の長の鼻を優しく撫でた。マシューのパパはじっと私を見つめていた。お腹とか触らせてくれないかな?お願いしちゃおうかな。ふわふわもこもこなんだもん!
「エメラルド…猫みたいに聖獣の長の鼻を撫でるのはやめてこちらへこい」
「うん、僕もそう思う。挨拶もしたんだし、僕達は少し先の丘へいこうよ」
「姫様と、聖獣様のツーショット!これまた凄いです!」
「聖獣って…すげー大きいのな。あー、エメ、とりあえずこっちこいよ」
「みんな!大丈夫よ!マシューのパパさんはエメ達に会いにきてくれただけだよ!マシュマロたべるかな?じゃじゃーん!エメの好きなマシュマーロー!」
私はポケットに入ってるマシュマロをマシューのパパに仲良しの印としてあげようとした時、マシューのパパの額から凄く眩しい光がでた。
「「エメラルド!!」」
「姫様!」
「エメ!!」
兄様達の驚いた声は聞こえたけど、光が眩しく、目を開けた瞬間、綺麗なお花畑のところに私は立っていた。
「えと…ここどこ???」
「ミャー」
私の足元にはマシューも一緒にいた。私はマシューを抱っこをしながらキョロキョロと周りを見渡すと
マシューのパパと隣には淡い茶色髪で少し癖っ毛の金色の目をしている男性が一人いた。男性の頭には王冠を被っていた…あの王冠はパパが大事な時には必ず被っている王冠…スターダイオプサイトの王である象徴…。
『元々姫様の髪の毛の色は亡き前国王様に似ていますからね』
以前レピさんがそう私に言っていた事を思い出した。
えーと…私のおじいちゃん?え?亡くなってるから…オバケ!!?そう私がポカンとしていると私と同じ薄い茶色の髪の男性はニコッと笑いながら
「やあ、こんにちわ。珍しい事もあるんだね。小さな可愛いお姫様がきたよ。なあ、マロー」
マローと呼ばれてるマシューのパパさんはその男性にゴロゴロと懐いていた。やっぱりお名前は聞いたほうよいよね?ちゃんと自己紹介しなきゃだよね?!
「…あなたはだあれ?」
「僕?僕はカルセドニー・スターダイオプサイト。スターダイオプサイトの国王だよ」
ふあー!なんか物腰が柔らかくて優しい感じ!
「えとエメのお名前はエメラルドです!あのね、エメのパパが今王様だよー!やっぱりエメのおじいたま??」
「ははっ、そーかーなる程ね。うん、そうだね。僕は君のお爺さんだね。聖獣の力を借りてここまできたんだね…」
「ここはどこ?」
「聖獣の長、マローの力の中というべきかな。僕はただのマローの記憶のカケラみたいな存在だよ。さて、少し時間があるから僕の大好きなマシュマロを食べながらお散歩しようか」
「うああ!エメも!エメもね、マシュマロ大好きなの!一緒だよ!ほら!たくさんあるよ!」
お爺様もマシュマロ好きだとはやはり血は争えないね!私は髪だけでなくマシュマロ好きも似たのかな?
私とお爺様は一緒に、マシュマロを食べながら散歩をした。お爺様は胸ポケットにしまっているロケットの中を見せてくれて、そのロケットには赤い髪の女性と小さな可愛い赤ちゃん……赤ちゃんはパパだ!
「ふあー!パパはおばあたま似なんだー」
目の色だけはお爺様似であとは全部お婆様似。雰囲気もパパの女性バージョンな気がする。キリッとした美人さんだ!
「ピーターは良い王様かい?」
「あいっ!パパね、とってもとーってもやさしいよ!それにつおいの!あ、、でもね…エメには魔力がないの。ガーネッ兄たまも、ハウアイト兄たまも、すごーく力あるのにエメだけないの…」
しょんぼりと話すとお爺様は頭を撫でてくれながら
「私もね、力がまったくない王だったよ。ここにいるマローと契約をして国を納めた。君もマローの子と契約したみたいだね」
「んーマシューはね、エメのお友達だから契約とかじゃないよ?」
みんなに契約関係だとか言われてるけど、私はマシューを契約とか難しい事じゃなくて、ただのお友達なんだけどな。そうお爺様に伝えると、クスクス笑いながら
「うん、君は聖獣に好かれるみたいだね。さあ…手を出してごらん」
そうお爺様は私に小さなキラキラ光る星の形をした飾りを渡した瞬間、白くて向日葵と星模様の弓が現れた。可愛い模様だけど、え??!弓?!なんで?!!意味がよくわからないよ?!!
「君の成長と共に大きくなる弓になるよ。矢は、君の友達であるマシューの尻尾の毛を貰ってね」
「けっ!?毛?え?おじいたま、エメよくわからな…」
「さあ、時間だ」
いやいやいや、意味がわかないよ!弓を渡されても矢がないよ!?いや、矢はマシューの毛!?
「ちょっ!まっ…おじいたま!!!」
「ミャー!」
「わぷ!マシュー!前見えないー!」
そう叫んだ瞬間…また光の中に入りまぶしくて目を瞑っていたら、
「エメラルド!大丈夫?」
「…大丈夫か?」
目を開けると私を心配している兄様達だ。あれ?夢?夢でもみていた??ボーとしていると、横にいるブラッドは首を傾げながら
「なあ、エメ。光った瞬間でわからなかったけど、何だ?その白い弓は…」
「え?あ…」
私のお腹の上には白い弓があった。ガーネット兄様はジッと弓をみて
「小さいが…祖父の弓に似ているな…以前絵姿で見た事がある…」
「祖父って僕達の?弓使いだったの?」
そうハウライト兄様はガーネット兄様に聞き、ユー君は興奮しながら話していた。
「向日葵と星の模様の弓矢は…亡き前国王様の武器だったんですよ!!聖獣様の力で作られた弓矢だと聞きました!」
ガーネット兄様はチラッと私を見つめたので、なんて説明をしたらいいかわからず、とりあえず笑って誤魔化したらガーネット兄様は私の頭を優しく撫でてくれた。ハウライト兄様は心配そうに
「…ユーディアライト、エメラルドはまだ小さいのに武器だなんて…物騒な事いわないでよ。エメラルド、怖かったよね?とりあえず今日はもう帰ろうか」
「エメ大丈夫よ!」
「それにしても、エメの体に合わせた弓はわかったけど矢とかどうするんだ?城でなんか借りるのかな」
そうブラッドはエメラルドの弓を持ちながら首を傾げて、ガーネット、ハウライト、ユーディアライトも考えていたら
「矢はね!あのね!えーと、マシューの毛!!!」
そうニッコリと笑顔でエメラルドが答えると、四人の少年達はマシューをみて更に首を傾げながら
「「「「……???」」」」
謎は深まるばかりだった。
よくわからないけど、弓矢とか…したことないけど、なんか強くなれそう!弓の練習していいか一度パパに相談しなきゃね!!
「マシュー!たまにエメと特訓しよー!お手伝いお願いしまっす!」
「ミャー!」
その後ピーターとレピドライトがエメラルドに聖獣からの弓を頂いた事に驚き固まっていた。
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