【完結】長男は悪役で次男はヒーローで、私はへっぽこ姫だけど死亡フラグは折って頑張ります!

くま

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へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編

エメラルドとプリムラの約束!

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あの後アザレアお師匠様から雷説教を食らった私達。アン並みに怖かった!!プリちゃんは久々にママと会ったのにすぐに怒られてプルプルと震えていた。で、一番怒られていたのは…

「ブバル!!何故あんな危険なものを持っていたのです!?馬鹿!?」

「いや、あれはだな!俺のじゃない!!昔拾ったもんでー」

「怪しいものを拾うなあ!!!」

とプリちゃんのパパはアザレアお師匠様に殴られていた。レモン姫は両親のやりとりに呆れてプリちゃんを抱っこして自分の部屋へ行こうとした。

「プリムラ!私心配してたのよ?さあ、今夜は一緒に姉と寝ましょうね!エメラルドも一緒に!」

「ガーネットとはおねんねしないのー?」

「「…は??」」

ガーネット兄様とレモン姫二人同時に??な顔をしてプリちゃんを見た。ガーネット兄様はハアと溜息を出しプリちゃんに
「……プリムラ…余計な事を言わなくていい。寝ろ」

「??わかったー!みんなおやすみー!エメいこー」

「あいっ、兄様達おやすみなさーい」

ハウライト兄様三人は、何やら笑いを堪えてるけど、プリちゃんガーネット兄様好きだから一緒に寝たかっただけなのにね。

エメラルドとプリムラ、レモン姫が部屋から出るところを見守るハウライトはガーネットに
「…精霊が僕達に見せたあの望まない世界、結構リアルだったね」

「……そうだな」

ブラッドも少し暗い顔をしながら
「…でも、俺エメに会ってなかったらグレてたわ。多分…病んでたかもな」

「そうですね!私もですよ!」

「「「いや、ユーディアライトは変わらないだろ」」」

そう三人はツッコんでいた。傷だらけのブバルディア国王はガーネットとハウライトの頭をポンと優しく撫で

「あれは確かに精霊が作りだしたもんだが…《そうなる可能性が高い》未来を見せてくる、厄介で性格悪い精霊様だよ。因みに昔俺も本を開いてみたら、世の中全員女達がいなくなっていた!あれは絶望だったわ!わかるか?男のお前達ならわかるだろ?ってもういねー…無視かよ!」

ブバルディアを無視し、トボトボと自分達の今夜泊まる部屋に戻るガーネットとハウライト。ブラッドとユーディアライトは同じ部屋だと、ぎゃーぎゃーと騒いでいた。
ガーネットとハウライトは各自部屋は別で隣だった。部屋へ入ろうとするハウライトにガーネットは

「……貴様も…思うか…」

「え?何が?」

「…あの時の大きくなった私は…明らかに『反乱』を起こしていた。あんな未来…私はいつかそうすると思うか?」

ハウライトは少し困ったような顔をしながら
「僕に聞くよりエメラルドに聞いたほうが君は元気でるんじゃないかな?」

「……」

「……ガーネット、ならないよ。絶対に。あれは未来でもなんでもない。精霊が僕らに見せた嫌がらせ。ただそれだけだよ」

「……そうだな。もう寝る」

「…うん、お休み」

そう静かに二人は部屋に入りドアを閉めた。


んー寝れない!!まだ興奮してるのかな?!フカフカのベットに私は入ったけど、レモン姫もプリちゃんも寝ちゃったな。窓から見えるお月様がなんだかとても綺麗で少し眺めたいと思い、ベットから起き上がり窓側に座り月を眺めていた。

「…エメの前いたとこもお月さまは、まんまるだったの?」

そう振り向くとプリちゃんだった。あれ?起こしちゃったかな?

「プリちゃん。起こしちゃた?!え?前いたとこ?」

「よいしょ、うん、生まれる前の場所だよ?僕もお月さますき!キレーで美味しそうだもんね!」

…プリちゃんは知ってるのか知ってないのかよくわからないけど、多分…知ろうとしてくれてるのかな?おかしい奴だと思わないのかな?

「エメが今日言った事…わかったの?」

「んー、えへへ、あんまりわからない!でもエメが生まれる前にエメは別なとこで沢山マシュマロ食べてたんだよねー?」

「あははっ!マシュマロ食べてないかも!プリちゃん、信じてくれたの?ありがとう!」

プリちゃんはニッコリと笑いながら
「エメは嘘つかないもん!それにね、それにね、僕もエメに秘密あるよ!」

「え!秘密?」

プリちゃんは頰を赤らめ照れながら

「へへ…じつはコーヒー飲めるようになった!!」

「え!プリちゃん大人!エメね、まだミルクたっぷりしか飲めない!」

「まだみんなに秘密!シーだよ!」

色々とお話しをしててプリちゃんは、転生の事をあまりよくわかってはないみたいだけど、それでも嬉しいしありがたいな。少しだけ気持ちが楽になった。実は自分が知らない、、違う物語が動きそうで少し怖くなってきちゃったんだよね。プリちゃんは私の頭撫でながら

「エメの目標はなーんだ?」

「へ?えっと、パパと兄様達と仲良し…みんなと仲良くマシュマロを食べること!」

プリちゃんはニッコリ笑いながら
「お月さまみたく、みんなピカピカニコニコが嬉しいね!」

「うん!エメみんな大好き!」

「僕もねみんな大好き!だから約束しよー!みんなニコニコなるように!」

「うんっ!」

「「ニコニコ仲良く!強くなる!!」」

私とプリちゃんはお互いの小指を絡ませて指切りをして約束をした。


そんなエメラルドとプリムラの姿を途中起きてきたレモン姫は
「え、何この可愛いーやりとり!」と一人で悶えていた。




こうして次の日プリちゃんはまた遠い所へ修行しに行くと行き、私と兄様達はお泊まりを終えてパパに会いにいった。

あの時、、、パパは目が見えていなかった。誰かにやられた傷。あんな世界は絶対嫌だな。早く会いたいな。今すぐ会いたいな。パパに…会いたいな。

お城へ到着すると私はダッシュで走った!

キィと扉を開くと…

「…おかえり、エメラルド」

「パパ!!ただいまー!!!」

世界一かっこいいパパにギュッと抱きしめて、今日は甘えていいかな?いいよね?パパ!

プリちゃんとの約束もあるし、頑張って死亡フラグ回避して仲良くマシュマロだ!













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