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へっぽこ姫の仲良し作戦⑨ 九章 恋愛編
ヒロインは聖なる力より力強い拳さ!
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オーロラは黒い水柱を前に、マシューの頭を撫でながら自分の両手を握りしめて、白い光りを放つ。とても温かい光りで黒い水柱の力は少しずつ弱っているようだった。
そんな様子を近くで見守っていたユーディアライトは、少し驚いてガーネット達に声をかけた。
「あの黒い水柱の近くにいるだけでも気持ち悪くなるのに、彼女は…オーロラ嬢は凄いですね!この調子なら水柱も無くなるようです」
ガーネットとハウライト二人は、お互いの顔を見つめてコクンと頷き合った。ガーネットはオーロラ嬢の光を少し懐かしそうに見つめていた。
「……我が亡き母上と同じ光の魔力だな」
「…母上は聖女だったからね。オーロラ嬢も本来ならこの国の聖女になる筈だったみたいだけど。彼女、そんなに母上の光りの魔力が似ているの?僕は会った事がないからわからないけど…」
「………似ているが、母上の方が気高く美しい」
「……オーロラ嬢も負けていないと思うけど?」
「…ふっ…」
クスと笑うガーネットはハウライトに続けて話した。
「彼女は《ヒロイン》で貴様は《ヒーロー》なのだろう?以前、エメラルドから話を聞いた事を思い出してしまった」
「…ガーネット、君からかってる?」
そうガーネットとハウライトが話していると、オーロラ嬢は汗をたらしながら、キッとガーネット達を見て叫んだ。
「あの!やっぱり、こんなまどろっこしいのは苛々します!!」
「「「「…??え?」」」」
ガーネット、ハウライト、ユーディアライト、ブラッド達はそんなオーロラを見て目をぱちくりさせていた。オーロラはマシューに何やら声をかけて、ギュッと強く自分の拳を握りしめた。
「黒い水柱の力を弱めるよりも、こうした方が早いんです!」
オーロラは拳を地面に向かって、殴った瞬間地面は割れた。彼女は無我夢中で何度も何度も地面を殴り、大きな穴を作りだした。オーロラはニッコリ微笑みながら、自分が作り出した穴の方を指差した。
「水柱というから、地面にまであるかなと思いましたが、闇の力は表だけみたいですし、地面にトンネルを作ればいいんですよっ!さあみなさん私についてきてください!マシュー!このまま、掘っていきましょう!」
「「「「………」」」」
地面を叩き割るオーロラとマシューに続いて近くにいたリビアはせっせっと、手伝っていた。リビアは何故か固まっていたガーネット達に首を傾げながら四人に話しかける。
「……あれ、みんな…いかないの?」
そんなリビアの問いにユーディアライトとブラッドは呆れていた。
「いやいや!なんか、色々ツッコミたいところだけどな!?」
「ブラッド君、この国の女性はある意味恐ろしいですね。聖獣とか聖なる力とか関係なく、オーロラ嬢はただ叩き割りましたよ。彼女、あんなに短気な方だったとは!」
ガーネットはただ黙ったままで、隣りにいたハウライトだけはクスクス笑っていた。そんなハウライトにオーロラは何故笑っているんだろうと不思議な顔をしながらも、地面にトンネルを作りだし、皆、エメラルド達がいる学園の方へと向かっていった。
「………ハウライト……彼女は……エメラルドから聞いた話とは全く違うような気が…」
「ははっ、うん、彼女って面白いよね」
「………………そうか」
ガーネットはもう何も言うまいと、そのまま無言のままついていった。
そんな様子を近くで見守っていたユーディアライトは、少し驚いてガーネット達に声をかけた。
「あの黒い水柱の近くにいるだけでも気持ち悪くなるのに、彼女は…オーロラ嬢は凄いですね!この調子なら水柱も無くなるようです」
ガーネットとハウライト二人は、お互いの顔を見つめてコクンと頷き合った。ガーネットはオーロラ嬢の光を少し懐かしそうに見つめていた。
「……我が亡き母上と同じ光の魔力だな」
「…母上は聖女だったからね。オーロラ嬢も本来ならこの国の聖女になる筈だったみたいだけど。彼女、そんなに母上の光りの魔力が似ているの?僕は会った事がないからわからないけど…」
「………似ているが、母上の方が気高く美しい」
「……オーロラ嬢も負けていないと思うけど?」
「…ふっ…」
クスと笑うガーネットはハウライトに続けて話した。
「彼女は《ヒロイン》で貴様は《ヒーロー》なのだろう?以前、エメラルドから話を聞いた事を思い出してしまった」
「…ガーネット、君からかってる?」
そうガーネットとハウライトが話していると、オーロラ嬢は汗をたらしながら、キッとガーネット達を見て叫んだ。
「あの!やっぱり、こんなまどろっこしいのは苛々します!!」
「「「「…??え?」」」」
ガーネット、ハウライト、ユーディアライト、ブラッド達はそんなオーロラを見て目をぱちくりさせていた。オーロラはマシューに何やら声をかけて、ギュッと強く自分の拳を握りしめた。
「黒い水柱の力を弱めるよりも、こうした方が早いんです!」
オーロラは拳を地面に向かって、殴った瞬間地面は割れた。彼女は無我夢中で何度も何度も地面を殴り、大きな穴を作りだした。オーロラはニッコリ微笑みながら、自分が作り出した穴の方を指差した。
「水柱というから、地面にまであるかなと思いましたが、闇の力は表だけみたいですし、地面にトンネルを作ればいいんですよっ!さあみなさん私についてきてください!マシュー!このまま、掘っていきましょう!」
「「「「………」」」」
地面を叩き割るオーロラとマシューに続いて近くにいたリビアはせっせっと、手伝っていた。リビアは何故か固まっていたガーネット達に首を傾げながら四人に話しかける。
「……あれ、みんな…いかないの?」
そんなリビアの問いにユーディアライトとブラッドは呆れていた。
「いやいや!なんか、色々ツッコミたいところだけどな!?」
「ブラッド君、この国の女性はある意味恐ろしいですね。聖獣とか聖なる力とか関係なく、オーロラ嬢はただ叩き割りましたよ。彼女、あんなに短気な方だったとは!」
ガーネットはただ黙ったままで、隣りにいたハウライトだけはクスクス笑っていた。そんなハウライトにオーロラは何故笑っているんだろうと不思議な顔をしながらも、地面にトンネルを作りだし、皆、エメラルド達がいる学園の方へと向かっていった。
「………ハウライト……彼女は……エメラルドから聞いた話とは全く違うような気が…」
「ははっ、うん、彼女って面白いよね」
「………………そうか」
ガーネットはもう何も言うまいと、そのまま無言のままついていった。
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