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第5幕 ~不要な罰~
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華が部屋のベッドで横になっているとノックの音がして、返事を待たずにドアが開いた。
「ん」
現れた路空は黄金色に光るものを華の眼前に突きだす。
ブレスレッド。手作りのようだ。
「実鳥のやつが、さっきまでいて。お前にって」
「あ……」
歓談の声にも気が付かないほど思考に没頭していたらしい。
せっかく贈物を持ってきてくれたのに、悪いことをしたという想いが頭を満たす。
「そんな。呼んでくれれば」
「顔出せる状態じゃないだろ、今」
「……」
華は黙ったままうつむく。
路空の言う通りだ。
家族を消す――そう覚悟したからには、それ相応の覚悟がなければならない。
それなのに自分ときたら――。
「なんで?」
出口のない思考に脳が傾きかけた時、ふいに声がした。
「……え?」
ベッドに腰掛けて右足を崩し、その上に右ひじを乗せた状態で、路空が怪訝そうにこちらを見ている。
「お前なんでいつも、なにかっていうと自分が悪いって考えんの?」
二度、華は瞳を瞬く。
「……そう、言われれば……」
「今だって。妹が薬漬けになったって聴いて、罪悪感感じてんじゃないの?」
「それは……」
ひとつ、ひとつ。
思考にかかった靄を薙ぎ払うように、路空の言葉は続いていく。
「じっさい自分が悪いならわかるよ。けどその場合だって、事実を捉えて、次にどうすればいいかわかりゃ終わりじゃん」
「ん……」
「他人だろうが自分だろうが、それ以上ぐだぐだいうやるとかうぜーし、生産的でもねーし。
ただのアホだ」
「んん……」
「今愛を始末しなきゃ、あんたは一生搾取されてたんだぜ。精神的にも経済的にもだ。
それでもあんたが悪いのか」
「ううう。路空は、合理的だね……」
彼の言うことはどれも間違っていない。
そんなふうにいつだって整然と考えることができたら、どんなに楽かと思う。
「なんでだろう。自分でもよくわからないけど。気づいたら、自分の中で自分が悪いってことになってる感じかな?」
かろうじてかすりそうな声で答えるも、
「ふーん、クソみてーな前提」
「うううう……」
あっさり切り捨てられて、華は首をもたげる。
「でも、本当……そのとおりだよね……」
自分が悪い。
あの時ああしていれば。
そこから始まる思考はいつだって理不尽だ。
「自分がほんとうに悪いのか、立ち止まって考える。その事すらしてこなかったかも」
そして路空の言葉は華に、ある恐るべき仮定に至らしめた。
――この罪の意識が、ぜんぶ無根拠だとしたら……?
ブレスレッドの黄金色が、目の前でちらちらと光る。
そう。路空の言葉は乱暴だがいつも正論だ。
自分が覚悟を決めなくてはならない。
薄情になろうとも、自由を掴むと決めたのだから。
けれど――。
このビーズの可憐な連なりを、一生懸命つくってくれた実鳥。
それが幼い別の少女に重なる。
『おねえちゃんのためにアクセつくったよ! 愛、がんばったんだ!』
『姉妹お揃いか』
『素敵ね。お母さんのもほしいな』
あんな家族とはいえ、正常に成り立っていた頃もあった。
回顧と愛情。殺意に匹敵する憎しみ。
記憶の中の、両極端の感情がせめぎ合い、それがいつも華を混乱させる。
――わたしは……どうしたら。
「路空くん、あまり華ちゃんを悩ませちゃいけないよ」
そこへふらりと、長身の陰が現れる。
「澄春先生。だってよー」
ベッドの上であぐらをかきながら、路空はわしゃわしゃと前髪をまさぐる。
「こいつの生きてる世界マジ、意味わかんないって。理解不能すぎだっつーの」
「そういう世界を罪のない人間に植え付けてしまうのがこの世だということさ。そんな例は今までたくさん見てきただろう?」
含んだ笑みで諭す澄春に、路空はぽつりぽつりと言い募る。
「ま、そうだけど……なんか、こいつの場合余計イライラするっつーか……。納得いかねー」
「フフフ、その気持ちはよくわかるよ」
澄春のボルドーに近い瞳が、賢し気に輝いた。
「華ちゃんのような、純粋で志の高い、人魚姫のような女性が、押し付けられた水路の中でもがくのを、路空くんは見ていられないんだよね?」
「……」
華は心の中で思う。
――うん、ぜったい違うと思う。
「……は、はぁ?」
案の定路空も、心外とばかりの顔して――。
——あれ?
「ばっ。……んなわけ、ないじゃないっすか」
「おや? 赤くなってるね。かわいいなぁ」
「ちょ、澄春先生、マジやめてくださいよ!」
なんだか和やかな空気になってしまったが。
――わたしもしっかりしないと。
ブレスレットを戸棚に大事にしまいながら、華は一人、頷く。
「華ちゃん。華ちゃん」
「あ」
気が付くと、澄春がいつも通りの穏やかな笑顔でこちらを見つめていた。
「路空は……?」
ふふふ、と澄春は軽やかに笑う。
「照れたんだろうね。自分の部屋に逃げていっちゃったよ」
「そう、ですか……」
華が考え深げにうつむけば、いつでも通常装備の澄春の笑顔が、少しだけ切なげに緩む。
「悪く思わないであげてね。彼はあのとおりぶっきらぼうだけど……妹さんの状態を華ちゃんに知られてしまったことに、きっと責任を感じているはずだから」
「そんな」
そんな必要はないのに、と思う。
そもそも、これは華の問題だ。
自らが引き起こした結果なら、受け止めなければならない――。
「ほんとうはね、少し心配なんだ。彼のこと」
真剣な表情となった澄春の言葉を、華も身をかがめ、傾聴する。
「路空くんは少し、厳しすぎて――その、自分自身にもつらくあたってしまう時があるから」
「路空が……?」
あんなに合理的に、整然と、華の思考を正そうとしてくれていた、彼が。
「もしかしたらそれもあって、華ちゃんが自分を責める傾向にあるところも、他人事に思えないのかもしれないね」
「……自分を、責める」
言葉をじっと噛み締めた後、華は澄春に問う。
「路空は、過去になにかあったんですか?」
ふんわりと、澄春は微笑んだ。
「まぁ、そうだね。彼だけじゃなく、ここの御殿の住人はみんなそれぞれ訳ありだから」
「そうですか……」
すでにその片鱗に触れたこともある。
殺人を生業とするまでに至る、深い絶望。
それをここにいる、一人一人が、味わったことがある――。
息を一つ、吐き、華はここに至るまでの御殿での暮らしを想う。
かつてない安心感。
日々に色がつき、動きだす感覚。
決して欠かされることのない、「ありがとう」の言葉。
単なる殺しのビジネスでは収まらないぬくもりのわけが少し、わかったような気がする。
「おっと。喋りすぎてしまったかな。——そんなわけで、彼のこと、大目に見てくれると嬉しいな」
「澄春さん……」
片眼をつむった彼の背中が去ったほうを、華はしばらく見つめていた。
「ん」
現れた路空は黄金色に光るものを華の眼前に突きだす。
ブレスレッド。手作りのようだ。
「実鳥のやつが、さっきまでいて。お前にって」
「あ……」
歓談の声にも気が付かないほど思考に没頭していたらしい。
せっかく贈物を持ってきてくれたのに、悪いことをしたという想いが頭を満たす。
「そんな。呼んでくれれば」
「顔出せる状態じゃないだろ、今」
「……」
華は黙ったままうつむく。
路空の言う通りだ。
家族を消す――そう覚悟したからには、それ相応の覚悟がなければならない。
それなのに自分ときたら――。
「なんで?」
出口のない思考に脳が傾きかけた時、ふいに声がした。
「……え?」
ベッドに腰掛けて右足を崩し、その上に右ひじを乗せた状態で、路空が怪訝そうにこちらを見ている。
「お前なんでいつも、なにかっていうと自分が悪いって考えんの?」
二度、華は瞳を瞬く。
「……そう、言われれば……」
「今だって。妹が薬漬けになったって聴いて、罪悪感感じてんじゃないの?」
「それは……」
ひとつ、ひとつ。
思考にかかった靄を薙ぎ払うように、路空の言葉は続いていく。
「じっさい自分が悪いならわかるよ。けどその場合だって、事実を捉えて、次にどうすればいいかわかりゃ終わりじゃん」
「ん……」
「他人だろうが自分だろうが、それ以上ぐだぐだいうやるとかうぜーし、生産的でもねーし。
ただのアホだ」
「んん……」
「今愛を始末しなきゃ、あんたは一生搾取されてたんだぜ。精神的にも経済的にもだ。
それでもあんたが悪いのか」
「ううう。路空は、合理的だね……」
彼の言うことはどれも間違っていない。
そんなふうにいつだって整然と考えることができたら、どんなに楽かと思う。
「なんでだろう。自分でもよくわからないけど。気づいたら、自分の中で自分が悪いってことになってる感じかな?」
かろうじてかすりそうな声で答えるも、
「ふーん、クソみてーな前提」
「うううう……」
あっさり切り捨てられて、華は首をもたげる。
「でも、本当……そのとおりだよね……」
自分が悪い。
あの時ああしていれば。
そこから始まる思考はいつだって理不尽だ。
「自分がほんとうに悪いのか、立ち止まって考える。その事すらしてこなかったかも」
そして路空の言葉は華に、ある恐るべき仮定に至らしめた。
――この罪の意識が、ぜんぶ無根拠だとしたら……?
ブレスレッドの黄金色が、目の前でちらちらと光る。
そう。路空の言葉は乱暴だがいつも正論だ。
自分が覚悟を決めなくてはならない。
薄情になろうとも、自由を掴むと決めたのだから。
けれど――。
このビーズの可憐な連なりを、一生懸命つくってくれた実鳥。
それが幼い別の少女に重なる。
『おねえちゃんのためにアクセつくったよ! 愛、がんばったんだ!』
『姉妹お揃いか』
『素敵ね。お母さんのもほしいな』
あんな家族とはいえ、正常に成り立っていた頃もあった。
回顧と愛情。殺意に匹敵する憎しみ。
記憶の中の、両極端の感情がせめぎ合い、それがいつも華を混乱させる。
――わたしは……どうしたら。
「路空くん、あまり華ちゃんを悩ませちゃいけないよ」
そこへふらりと、長身の陰が現れる。
「澄春先生。だってよー」
ベッドの上であぐらをかきながら、路空はわしゃわしゃと前髪をまさぐる。
「こいつの生きてる世界マジ、意味わかんないって。理解不能すぎだっつーの」
「そういう世界を罪のない人間に植え付けてしまうのがこの世だということさ。そんな例は今までたくさん見てきただろう?」
含んだ笑みで諭す澄春に、路空はぽつりぽつりと言い募る。
「ま、そうだけど……なんか、こいつの場合余計イライラするっつーか……。納得いかねー」
「フフフ、その気持ちはよくわかるよ」
澄春のボルドーに近い瞳が、賢し気に輝いた。
「華ちゃんのような、純粋で志の高い、人魚姫のような女性が、押し付けられた水路の中でもがくのを、路空くんは見ていられないんだよね?」
「……」
華は心の中で思う。
――うん、ぜったい違うと思う。
「……は、はぁ?」
案の定路空も、心外とばかりの顔して――。
——あれ?
「ばっ。……んなわけ、ないじゃないっすか」
「おや? 赤くなってるね。かわいいなぁ」
「ちょ、澄春先生、マジやめてくださいよ!」
なんだか和やかな空気になってしまったが。
――わたしもしっかりしないと。
ブレスレットを戸棚に大事にしまいながら、華は一人、頷く。
「華ちゃん。華ちゃん」
「あ」
気が付くと、澄春がいつも通りの穏やかな笑顔でこちらを見つめていた。
「路空は……?」
ふふふ、と澄春は軽やかに笑う。
「照れたんだろうね。自分の部屋に逃げていっちゃったよ」
「そう、ですか……」
華が考え深げにうつむけば、いつでも通常装備の澄春の笑顔が、少しだけ切なげに緩む。
「悪く思わないであげてね。彼はあのとおりぶっきらぼうだけど……妹さんの状態を華ちゃんに知られてしまったことに、きっと責任を感じているはずだから」
「そんな」
そんな必要はないのに、と思う。
そもそも、これは華の問題だ。
自らが引き起こした結果なら、受け止めなければならない――。
「ほんとうはね、少し心配なんだ。彼のこと」
真剣な表情となった澄春の言葉を、華も身をかがめ、傾聴する。
「路空くんは少し、厳しすぎて――その、自分自身にもつらくあたってしまう時があるから」
「路空が……?」
あんなに合理的に、整然と、華の思考を正そうとしてくれていた、彼が。
「もしかしたらそれもあって、華ちゃんが自分を責める傾向にあるところも、他人事に思えないのかもしれないね」
「……自分を、責める」
言葉をじっと噛み締めた後、華は澄春に問う。
「路空は、過去になにかあったんですか?」
ふんわりと、澄春は微笑んだ。
「まぁ、そうだね。彼だけじゃなく、ここの御殿の住人はみんなそれぞれ訳ありだから」
「そうですか……」
すでにその片鱗に触れたこともある。
殺人を生業とするまでに至る、深い絶望。
それをここにいる、一人一人が、味わったことがある――。
息を一つ、吐き、華はここに至るまでの御殿での暮らしを想う。
かつてない安心感。
日々に色がつき、動きだす感覚。
決して欠かされることのない、「ありがとう」の言葉。
単なる殺しのビジネスでは収まらないぬくもりのわけが少し、わかったような気がする。
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