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第7節 過去編 人魔大戦 キールとマサキ
第182話 だから身体を貸しなさい
しおりを挟むラン「…………お人好し、ね。
私の意志はどうあれ、見てみぬふりをしたのは変わらないのに。
…糾弾してくれた方が楽だった」
彼女の言葉が辛くて思わず顔を反らす。
気持ちは嬉しい……彼女は、私を庇ってくれてる。
きっと、どれだけ私が悪かろうとそうしてくれるのだろう。
だが、それだけに自分の罪を改めて自覚してしまう。
胸が締め付けられる。
ラン「…………なら、お人好しさんに私は付け入る」
グラスを置いて立ち上がり、軽鎧を離脱させる。
インナーだけのラフな姿を晒すと、そのままある程度の厚さのある毛布を、二人にかかるようかけ直し、オーレリアの横に座り直し……もたれかかるように、彼女にピトリと寄り添う。
ラン「……最近、夜……あまり眠れてないの。
私を悲しくさせたんだから、身体を貸しなさいオーレリア」
彼女の肌の温もりに張り詰めていた顔を緩ませながら、リラックスしたように小さく吐息を漏らしながら瞳を閉じる。
そのまま疲れていたのか、すぐに寝息を立て初めてしまう。
ラン「…ん………っん……!」
もたれかかるようにしていたため、意識を失うと力が更にオーレリアにかかり、倒れこむように体勢を崩してしまい……二人で向かい合うようにして、身体を並ばせることになる。
ラン「ん……むにゃ…………んん…!」
無防備な表情で暖かさを求めるようにして、身体をオーレリアに密着させるようにモゾモゾ近づく。
すると、女の子の甘い匂いが香り……みずみずしい唇やインナーの切れ目から見える胸元などがチラチラ♡と視線に映る。
それは、『ふたなり化』されたオーレリアには強烈な誘惑♡のように働き、更にキールが不在になり1月。
その間、オナニーや他の女と交わりのなくザーメンがグツグツ溜まったまま♡の彼女には、目の前のランがとてもエロチックに感じてしまう♡
ラン「ん………ふふ……オーレリア……♪」
オーレリアの状態など知らず遠慮なく身体を寄せる、彼女に意識はないようだが、普段のあまり表情が変わらない彼女とは対極の穏やかな表情を♪
ーーーー
オーレリア「私としては素なのだが…しかし…それはすまないことをした…。」
ラン殿にお人好しと言われ…自分としてはそんなつもりはないのだが…
しかし…結果的には私の言葉…答えで彼女を苦しめてしまったのは事実…
何か私に…今の彼女にしてやれることはないだろうか…。
オーレリア「えっ…? っ…ラ、ラン殿…//」
毛布と一緒にもたれかかるように寄り添ってきた彼女に…
私はどきっとさせられ…動揺してしまう…
すでに騎士服と鎧を外して黒のインナーへと着替えを済ましていた私…
もちろん着替える際には気をつけた…ふたなりがバレないように…。
オーレリア「い、いや…拭いたとはいえ私 汗もかいてしまってたし…それに…今は…その…あっ…ね、寝てる…。」
頬を赤らめ 動揺しながら私は言って…
しかし…彼女を苦しめてしまったのは私…強く出れなくて…
そんなことをしているとラン殿は眠ってしまっていて…
私はそんな彼女をぎゅっと抱きしめ…怪我しないように寝かせ…
自分も一緒に横になって彼女を見つめる。
オーレリア(……まあ…仕方がないか…よっぽど気を張り詰めていたのだろう…まあ彼女の立場からしたら当然といえば当然か…
私の身体を貸すだけで…ラン殿の心が休まるのなら…それは喜んでいいことだろう…『こいつ』に目を瞑ればな…。)
無防備に身体を密着させてくる彼女を…私はぎゅっとして温もりを伝えてやる…
彼女が安心できるというのなら力になってやりたい…そう思いながらも…私は自分の股間へと意識を向ける…
そこにはヴィレーヌに生やされた…ふたなりおちんぽが私の意思とは関係なく勃起し…
びくんびくんっと黒のインナーの下で脈を打ち…竿が熱を放っていた…。
オーレリア(っ…// む…ぅ…しかし…これは中々の生殺しだな…勃起も治らないし…それに…
射精もしたいし…性欲もすごい…ふたなり化させられる前はこんなことなかったのに…
んっ…ふ…ぁ…自分の意思でどうにもできないというのは…はぅ…なんとも歯がゆい…
はぁ…彼女を起こさないようにしないといけないが…はぁ…朝まで耐えれるか私…?
いや…これくらい騎士の精神力さえあれば…!)
キール隊長との『温もり』を思い出し…
身体がえっちなことしたくて…射精を求めて疼いてしまっていて…
彼女の穏やかな表情に…魅力的な肉体…ふたなりを刺激する女の子の甘い香りに…
瞳を潤ませた私の腰が勝手に動き…インナーごしのまま ふたなりおちんぽを…
密着してくるラン殿の身体に軽く擦り付けてしまい…そのふたなりの熱さがラン殿にも伝わってしまっていて…。
ーーーー
ラン「ん……♪」
オーレリアに、ぎゅう♡抱き締められて安心するように気持ちよさげな声をあげて、そのままスヤスヤ眠り続ける。
瞳を潤ませ、狼の眼♡をしたオーレリアがお腹に、インナー越しにおちんぽを軽く擦り付けると、くにゅ♡と柔肌がほどよく、おちんぽ♡に甘い刺激を与えて発情を煽る♡
そして、抱き締められている安心感からか、自分からも無意識にオーレリアの背中に手をまわし、ぎゅう♡抱きついて、更にそのまま近くにあったオーレリアの耳たぶをチロリ♡と舐めて、そのまま……はむ♡と咥えてしまう♡
ラン「んにゃ……んっ♡ん……♡ふふ、この飴玉おいしい……♡」
食べ物の夢を見ているのか、抱きついたまま発情するオーレリアを更に追い込んでしまい♡耳たぶを優しく唇をはわせる♡
ーーーー
オーレリア「ふ…ぁ…んんっ…はぁ…んっ…はぁ…くぅ…は…ぅう…♡
(こ、こんなこと…いけないのに…腰…とまらない…んっんん…く…そ…こんな快楽なんかに…何度も負けるわけには…!)」
インナー越しから伝わってくるラン殿の…女の子の柔らかな甘い感覚に…
私は気持ちよさそうな熱っぽい吐息を漏らしながら…ふたなりおちんぽで快感を得るため…
ゆっくりと上下に腰を動かし…ラン殿の身体におちんぽを擦り付けしまって…
黒のインナーからも分かるくらい ふたなりおちんぽがくっきりと勃起し…私は発情してしまっていた…。
キール隊長とのえっちなことを経験し…すっかりと性欲盛んな…
いじめられて喜んでしまう…ふたなり騎士として身体と心が馴染んでしまっていた…。
オーレリア「はぁはぁ…ラ、ラン殿…? っ…ひぃいいん!?
やっ…耳…そんなだめ…んっんん♡ ぁ…ああ…は…ひぃい♡ こ、声出て…しま…ぅうう♡
(こ、これではラン殿を起こしてしまう…いったん離れないと…っ…でも身体に力が入らな…思うように動かな…い…。)」
ラン殿にぎゅっと抱きしめ返されたと思っていると…そのまま耳を…舌でちろちろと舐められ…はむはむと唇で咥えられ…
私はとろ顔で淫らに身悶えてしまい…快感からぎゅっとよりラン殿に抱きつき…
むにゅりっと胸同士を密着させながら…甘い淫らな声を漏らして感じてしまって…
擦り付けているふたなりおちんぽもびくんびくん跳ねまわり…いやらしい蜜で黒のインナーを濡らしてしまっていた…。
騎士として鍛え上げてきた身体も…なぜかえっちな快感の前には無力で…。
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