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朝顔
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会いたくなくても取材は続く。
明日はまた楢村くんのところに行かなきゃいけない。
あれから──二週間近く経つけれど、私は会いたがっているのかなんなのか、こまめに連絡を遣す楢村くんからの誘いを断り続けていた。
(ていうか、聞けてないんだよね……)
ちょっと聞くだけ。それでいい。『ねえ、エリって誰?』
でも想像してしまう。無言になる楢村くんを。
(もし、私がしてる悪い想像が当たっていたとしたら──)
エリ、が彼女(それも同棲とかしてる)だった、としたら。
多分、言い訳とかはしない。彼は。
ただ「ごめん」ってそう一言残して、いなくなってしまうんだろう。
ぼんやりと、自宅のベッドに横たわって明日の取材──どうしても楢村くんに会わなきゃいけない──について考えた。
取材は全部で6回。
(まだあと、5回ある……)
常夜灯もつけてない真っ暗な部屋で、私はひとり泣いている。彼を信じたくて泣いている。
馬鹿みたいだ。どうせ別れるって──思っていたくせに、いざ目の前にすると動けなくなるんだから。
(……写真もないや)
スマホの真っ暗な画面を見つめる。
楢村くんの顔が見たくたって、写真の一枚も撮っていない。結婚してくれなんて言うけれど、好きだって言うけれど、証明してくれるものはひとつだってなくて。
「……はは」
スマホを片手に乾いた笑いをもらす私の手の中で、そのスマホが震える。
ぴろん。
暗い部屋、ぼんやり光るディスプレイ。
トークアプリの新着通知は楢村くんから。「おやすみ」ってひとこと。私は親指を彷徨わせたあと、スタンプだけを返した。
夢を見る。
エリ、さんはとんでもなくグラマラスな(なぜか)金髪美女で……
彼女と手を繋いで、楢村くんが笑ってる。
幸せそうに笑ってる。
私は──
ばちりと目を開く。量販店で買ったクリーム色のカーテンからは朝の光。
「……はいはい、起きます」
けたたましく朝を伝えるスマホの目覚まし時計をタップして切る。
来て欲しくなくても朝は来る。私の感情なんか無視して、地球はくるくる回っているのだ。
「あ、……楢村くん」
新着メッセージ。『今日何時に駅着くん?』……?
取材は九時半からだけれど。首を傾げながら、九時過ぎの電車で行きますと返す。
エレベーターでエントランスまで降りる。ふと郵便受けを見ると、ダイレクトメールに混じって、差出人のない絵葉書。
「……また?」
いつも、何のメッセージもない絵葉書。時折届いて、気になってはいるんだけれど……
(カラス──だよね? この鳥)
いつも色んなイラストの絵葉書が届く。たいていは、本の表紙や挿絵のものだ。
今日のは、カラスと、男の人が描かれていて──何の本だろう?
(正直、気味が悪い……とは、思うけれど)
でも、他に何があるわけじゃない。無記名で絵葉書が届く。ただ、それだけ。
なにか変なメッセージがあるわけでもなんでもなくて、どこにも相談しづらい。
「……まあ、いっか」
そそっかしい友達が、暑中見舞い(にしてはイラストがシュールすぎるけれど)だのに色々書き忘れて投函してるだけ──の可能性だって、ある。
カバンにそれを仕舞って、マンションの自動ドアを潜った。
「あつー……」
八月の眩しい朝日を手で遮った。
しゃわしゃわとセミの声がけたたましい。
足元には、ぽつんと落ちた濃い色の影。
お向かいの家には朝顔のグリーンカーテン──青紫のその花をぼんやり見つめながら、私は重い足を引きずって駅まで歩く。
会社には寄らず、直行で楢村酒造さんへ向かう。気が重いことこの上ない。
「……あれ?」
電車を降りて改札を出ると、楢村くんが立っていた。腕まくりしたシャツにスラックス。何も言わずに、私の方に近づいてきて目の前で立ち止まる。
「どうしたの……?」
戸惑う私の言葉を無視して、楢村くんは私の目元に指を這わせた。
「クマ」
「くま……?」
「寝てないん?」
淡々とそう聞いてくる楢村くんを見上げた。整った眉目は、いつも通りの無表情。
「……忙しくて」
そう告げた私に楢村くんは何も答えず、ただ柔らかく何度か目元を撫でる。
「な、なに?」
「無理せんといて欲しい」
それだけ言って、楢村くんは踵を返す。
立ち尽くす私に、振り向いて彼は口を開く。
「来ぉへんの?」
「あ、……い、行くけど!?」
私は足を動かす。
なんで来てくれたんだろう? 迎えに来てくれたの?
(……意味わかんない)
なのに、たったこれだけで、私は嬉しくてスキップしたくなったりしているのです。
今日の取材は「呑み切り」について、だ。
酒蔵の一年は七月に始まる。それに合わせて七月に始まった取材だったから、六月に行われたらしい「初呑み切り」は取材できていないけれど──
呑み切り、というのは要はお酒の品質チェックだ。日本酒というものは基本的に冬場に作られる。
その造られて貯蔵中のお酒の品質や熟成具合を月に一度程度確認していく。
「酔っ払わないの?」
会議室にズラリと並べられた瓶に、思わず私は呟いた。
「飲んだら酔うで。飲み込まへん」
と楢村くんは答えてくれるけれど、口に入れるだけでも少しずつ酔っ払っていきそうだ。
職人さんらしい、作業服のひとたちもずらずらと部屋に入ってくる。私は挨拶をしながらカメラのシャッターを切っていて──ふと、話しかけられた。
「あ、取材の方」
ぱっと顔を上げると、にこやかな六十代くらいのスーツ姿の女性……で、私は気がつく。その人の目元が、楢村くんそっくりだって(はっきりと、柔和な表情があること以外は)。
「あ」
「代表の楢村です。息子がご迷惑おかけしてませんか」
楢村くんのお母さん──社長さんか! 慌てて名刺を取り出した。
「よろしくお願いいたします、道重と申しま……」
「おかん」
背後から楢村くんが社長さんを呼んで、それから私の手首を握って自分の方に引き寄せた。
「彼女やねん」
「え!? ほんまに!?」
社長さんはびっくりした顔をして、まじまじと私を見つめる。私は目を瞬いた。
明日はまた楢村くんのところに行かなきゃいけない。
あれから──二週間近く経つけれど、私は会いたがっているのかなんなのか、こまめに連絡を遣す楢村くんからの誘いを断り続けていた。
(ていうか、聞けてないんだよね……)
ちょっと聞くだけ。それでいい。『ねえ、エリって誰?』
でも想像してしまう。無言になる楢村くんを。
(もし、私がしてる悪い想像が当たっていたとしたら──)
エリ、が彼女(それも同棲とかしてる)だった、としたら。
多分、言い訳とかはしない。彼は。
ただ「ごめん」ってそう一言残して、いなくなってしまうんだろう。
ぼんやりと、自宅のベッドに横たわって明日の取材──どうしても楢村くんに会わなきゃいけない──について考えた。
取材は全部で6回。
(まだあと、5回ある……)
常夜灯もつけてない真っ暗な部屋で、私はひとり泣いている。彼を信じたくて泣いている。
馬鹿みたいだ。どうせ別れるって──思っていたくせに、いざ目の前にすると動けなくなるんだから。
(……写真もないや)
スマホの真っ暗な画面を見つめる。
楢村くんの顔が見たくたって、写真の一枚も撮っていない。結婚してくれなんて言うけれど、好きだって言うけれど、証明してくれるものはひとつだってなくて。
「……はは」
スマホを片手に乾いた笑いをもらす私の手の中で、そのスマホが震える。
ぴろん。
暗い部屋、ぼんやり光るディスプレイ。
トークアプリの新着通知は楢村くんから。「おやすみ」ってひとこと。私は親指を彷徨わせたあと、スタンプだけを返した。
夢を見る。
エリ、さんはとんでもなくグラマラスな(なぜか)金髪美女で……
彼女と手を繋いで、楢村くんが笑ってる。
幸せそうに笑ってる。
私は──
ばちりと目を開く。量販店で買ったクリーム色のカーテンからは朝の光。
「……はいはい、起きます」
けたたましく朝を伝えるスマホの目覚まし時計をタップして切る。
来て欲しくなくても朝は来る。私の感情なんか無視して、地球はくるくる回っているのだ。
「あ、……楢村くん」
新着メッセージ。『今日何時に駅着くん?』……?
取材は九時半からだけれど。首を傾げながら、九時過ぎの電車で行きますと返す。
エレベーターでエントランスまで降りる。ふと郵便受けを見ると、ダイレクトメールに混じって、差出人のない絵葉書。
「……また?」
いつも、何のメッセージもない絵葉書。時折届いて、気になってはいるんだけれど……
(カラス──だよね? この鳥)
いつも色んなイラストの絵葉書が届く。たいていは、本の表紙や挿絵のものだ。
今日のは、カラスと、男の人が描かれていて──何の本だろう?
(正直、気味が悪い……とは、思うけれど)
でも、他に何があるわけじゃない。無記名で絵葉書が届く。ただ、それだけ。
なにか変なメッセージがあるわけでもなんでもなくて、どこにも相談しづらい。
「……まあ、いっか」
そそっかしい友達が、暑中見舞い(にしてはイラストがシュールすぎるけれど)だのに色々書き忘れて投函してるだけ──の可能性だって、ある。
カバンにそれを仕舞って、マンションの自動ドアを潜った。
「あつー……」
八月の眩しい朝日を手で遮った。
しゃわしゃわとセミの声がけたたましい。
足元には、ぽつんと落ちた濃い色の影。
お向かいの家には朝顔のグリーンカーテン──青紫のその花をぼんやり見つめながら、私は重い足を引きずって駅まで歩く。
会社には寄らず、直行で楢村酒造さんへ向かう。気が重いことこの上ない。
「……あれ?」
電車を降りて改札を出ると、楢村くんが立っていた。腕まくりしたシャツにスラックス。何も言わずに、私の方に近づいてきて目の前で立ち止まる。
「どうしたの……?」
戸惑う私の言葉を無視して、楢村くんは私の目元に指を這わせた。
「クマ」
「くま……?」
「寝てないん?」
淡々とそう聞いてくる楢村くんを見上げた。整った眉目は、いつも通りの無表情。
「……忙しくて」
そう告げた私に楢村くんは何も答えず、ただ柔らかく何度か目元を撫でる。
「な、なに?」
「無理せんといて欲しい」
それだけ言って、楢村くんは踵を返す。
立ち尽くす私に、振り向いて彼は口を開く。
「来ぉへんの?」
「あ、……い、行くけど!?」
私は足を動かす。
なんで来てくれたんだろう? 迎えに来てくれたの?
(……意味わかんない)
なのに、たったこれだけで、私は嬉しくてスキップしたくなったりしているのです。
今日の取材は「呑み切り」について、だ。
酒蔵の一年は七月に始まる。それに合わせて七月に始まった取材だったから、六月に行われたらしい「初呑み切り」は取材できていないけれど──
呑み切り、というのは要はお酒の品質チェックだ。日本酒というものは基本的に冬場に作られる。
その造られて貯蔵中のお酒の品質や熟成具合を月に一度程度確認していく。
「酔っ払わないの?」
会議室にズラリと並べられた瓶に、思わず私は呟いた。
「飲んだら酔うで。飲み込まへん」
と楢村くんは答えてくれるけれど、口に入れるだけでも少しずつ酔っ払っていきそうだ。
職人さんらしい、作業服のひとたちもずらずらと部屋に入ってくる。私は挨拶をしながらカメラのシャッターを切っていて──ふと、話しかけられた。
「あ、取材の方」
ぱっと顔を上げると、にこやかな六十代くらいのスーツ姿の女性……で、私は気がつく。その人の目元が、楢村くんそっくりだって(はっきりと、柔和な表情があること以外は)。
「あ」
「代表の楢村です。息子がご迷惑おかけしてませんか」
楢村くんのお母さん──社長さんか! 慌てて名刺を取り出した。
「よろしくお願いいたします、道重と申しま……」
「おかん」
背後から楢村くんが社長さんを呼んで、それから私の手首を握って自分の方に引き寄せた。
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