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悪役令嬢、本気のおっさんに翻弄される。
しおりを挟むローゼを見下ろす晴信の瞳には、確かな熱がこもっていた。
その目で見つめられると、おなかの奥底がジンと痺れてとめどなく蜜が溢れてくる。その濡れた秘裂を熱いもので擦られて、恍惚とした息をこぼした。
「改めて見ると嬢ちゃんほそっこいね。僕の挿入るかな……」
「痛くてもいいの……はるのぶにちゃんと愛されてるって感じたいから、やめないで」
「今さらやめられるかよ。……ふーっ、でも痛い思いさせたくないから、もうちょっと指で解そうか」
晴信が下にずれ、蜜壺に指が二本挿れられる。隘路を柔らかく溶かすために優しく撫でているだけなのに、不思議といつもより気持ちよく感じた。
上擦った声が漏れるのを我慢できない。
自分が中に挿入るためにそこを解していると意識するだけで、ローゼは指を締めつけてしまった。
「気持ちいい? イってもいいよ。イったほうがふわふわになるし」
いつも手前のほうばかりを刺激する指が、ゆっくりゆっくりと奥へ進んでくる。
晴信のものは指よりももっと長く、太かった。受け入れるのは大変かもしれないけれど、あれで胎内を満たされることを想像すると期待でさらに中が潤んだ。
「あッ、そこ……」
「ここ? 子宮の入口。指で届くとこまで降りてきてるね。気持ちいいんだ?」
「わか、な……っ、ひ、んんッ」
「僕のでここをぐりぐりこねたら、きっと気持ちいいよ」
「あ――……ッ」
「想像した? 素直でかわいいね」
子宮口を指先でつつかれ、感じたことのない場所で熱が生まれる。
しかしそれ以上奥を刺激されても上手く快感を得られなくて、絶頂には至らなかった。
「うう……っ」
「中だけじゃイけないよね。ごめんごめん。けっこう解れてきたし、あと二回くらいイったら終わりにしよっか。それに、僕もけっこう限界なんだよね」
先ほどよりも血管がくっきりと浮かび上がった陰茎を見てしまい、ローゼは目を丸くした。
晴信のものには触れてすらいないのに、萎えることもなくあろうことかさらにたくましくそそり勃っている。
ローゼの表情や仕草を舐めるような目で見つめていることや、喘ぐ声を聞くたびに彼の息遣いが荒くなっていくのに気がついて、だんだん淫らな姿を見られるのが恥ずかしくなった。
しかし恥じらうさまさえ興奮材料になるようだ。
閉じようとする膝を抉じ開けられ、舌なめずりをした晴信が秘所に顔を近づける。
「待って、両方一緒にしたら……っ、あ! あ、あ、やぁっ」
秘芽を舌で嬲りながら、中に挿入した指で裏側からも刺激される。いつもは指だけだったけれど、それをされるとすぐに達してしまうのは舌でも指でも変わらない。
高いところへ強引に押し上げられていく。歯を食いしばっても、足先に力を込めても、どうにもならない快感に身体を支配された。
直後、ふわ、と身体が浮くような感覚がして、身体から力が抜けていく。
――気持ちいい。身体が蕩けてしまいそうだわ。
しかし絶頂の余韻に浸ることは許されなかった。
「……っ!? ……ひぅッ、え……、えっ」
達したのに、愛撫が止まらない。
舌も、唇も、指も、気持ちいい場所だけを執拗に執拗に愛でてくる。絶頂を迎えたばかりのそこはひどく敏感で少しの刺激でも感じてしまうのに、容赦ない触れ方は快感を通り越してつらくもあった。
身体は勝手に飛び跳ね、はしたなく腰が浮き上がってしまう。
もしかしてイったことに気づいていないのだろうかとも思ったが、晴信は絶対にわかっているはずだ。ずっと目が合っているのだから。
「やだ、やだっ、はるのぶ……!」
「いつもはさっきのとこで終わりだけど、今日はやめてあげないよ。もっと気持ちよくしてあげたいし、気持ちよくなってる君が見たい」
「でも、気持ちよすぎて苦しいの、変になっちゃう……っ」
「もう音を上げるの? 言っておくけどいつも手加減してあげてただけで、僕のセックスってあんな生ぬるいもんじゃないよ」
「ひ、あっ」
秘芽を強く吸われたあとちゅぽんと解放されたり、指が波打たせるように肉壁を繰り返し撫でてきたり、かと思えば今度は舌の表面を秘芽の裏に添えて顔を左右に揺らし圧迫刺激され――そんなふうに永遠にも思える責め苦が続く。
子宮に直接響くような快感だった。
刺激が強くなればなるほど、手足の先から感覚が失われていく。反対に、下腹部に急速に熱が集まっていた。
それと同時に奇妙な感覚が下半身を渦巻く。それが限界を超えて弾けてしまいそうで恐ろしかった。大きな波がすぐそこまで迫っているのを感じる。
「だめ……っ、ぁ、あ、だめぇ」
「大丈夫、そのまま……ね」
「イくっ、イく、またイっちゃう……!」
逃げる腰をどこまでも追いかけてくる。
浮いた背を支えながら晴信は中を圧し撫で、秘芽を舐め転がした。
「イ――……っ、んんん!」
抗いきれずにふたたび絶頂する。身体に雷が走ったかのような衝撃だ。今まででいちばん強い快感は頭の中を真っ白に染め上げた。
全身が痙攣し、内腿がぶるぶると震える。
同時に何か熱いものが足を濡らし、またおしりのほうへも伝っていったような気がした。
「……っ……、ぁ……ッ、……?」
「ン、すごい。吹けたね……はぁ、エッロ……」
一体何について言っているのかわからなくて戸惑った。
おずおずと足を閉じようとすると、シーツがぐっしょりと濡れていることに気がついて唖然となる。もしかしなくとも自分が粗相したのだと察して、ローゼは真っ青になった。
「こ、これ……わたくしが……?」
「うれしー、そんな気持ちよかったんだ」
「きもち……よかった、けれど……う、うれしいって、はるのぶの変態っ」
ベチンと思わずビンタしてしまうが、晴信は何がおかしいのかへらへらと笑っていた。
「変態は否定しないけどさ、君が思ってるのじゃないよ」
「ちがうの……?」
「そ。安心していくらでも吹いちゃって」
「何を言って、」
粗相ではないとしても羞恥で消えていなくなりたいくらいなのに、これをまた出させようとしている晴信に対しカッと頭に血が昇る。
だが蜜口に熱い切っ先をあてがわれた瞬間、何もかもが吹き飛んだ。
「――ちょっと手加減できないかもしれないから」
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