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10 最終章
4階
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同じく環境は洞窟だけど、ちょっと出てくる魔物が変わっている。
スライムや有象無象の小さい宝石はいなくなり、クドにそっくりな魔物が、そこかしこにいるのだ。
ただしクドはカメだけど、この子たちはトカゲに似てる。名前はオーアリザード。
わたしは実際に見たことないけど、トカゲというよりカメレオンの方が、似てるかもしれない。
「キース、大丈夫?」
「キー!」
「いいみたいね。それじゃ、今回は任せるわ。私は疲れたもの」
「大丈夫か……? 俺がついて行こうか」
「大丈夫よ。アリスの弓は、ここじゃ役に立たないわ」
「そうだよー。キースに当たって、ロイドの仕事が増えるんじゃないの?」
「キー!」
アリスメードさんは心配だったみたいだけど、シアトルさんは楽観的だ。
レイスさんに脅されて、キースが悲鳴を上げ、わたしの後ろに隠れる。
でも、アリスメードさんに撃たれたら、怪我とかしないで一撃で死にそうだけどな……
「ほら、明かりを持って行って」
「ありがとうございます」
シアトルさんから、ランプを受け取る。
さっきの階層とは違い、明かりがない。
すごく暗くて、ランプなしではほとんど何も見えない。
でもキースは別だ。暗闇でも目が見える。
わたしはキースと二人で、歩き出した。
転ぶと危ないので、歩いて行くしかない。
「キー?」
「ううん、やめとく。早く攻略しなきゃ。今日中に、20階まで行くんだし」
オーアリザードは、宝石を巣の中にも隠しておく。彼らの根城を見つけることができれば、大量の宝石と、鉱夫の遺品の剣や鎧が発見できるらしい。
とはいえそれは野生の群れの話だから、ダンジョンの中ではそうはいかないみたいだ。
それでも倒せば宝石が残るみたいで、群れを探して一網打尽にすれば、それだけで一財産。
でも実は、このオーアリザードは結構怖い魔物で、可愛い見た目に騙されて手を出すと、噛みつかれてそのまま指を千切られる。
さらに恐ろしいことに、この子たちは頭の上から落ちてきて、首を噛む。
首を噛まれると、そこから脳みそを吸われて、操られる。
指を噛まれるくらいならまだしも、脳みそを吸い取られて操られるなんてゾッとする。
もちろん、脳みそを吸われるとかいう話は滅多にあることではないみたいだけど、全くない話でもない。
絶対に、頭上には注意しないと。
「キー!」
キースは、パタパタ飛んで魔物の居場所を教えてくれる。わたしはそこを仕留める。
「ありがと」
洞窟が狭すぎて剣は振れないけど、オーアリザードは強くないから、軽く火炙りにすればすぐに倒せる。
でも警戒は怠れない。
足下にシュルシュルと現れたのを、靴で蹴って叩き潰す。
ちょっと可哀想だけど、討ち漏らして背後を取られたら、わたしの命が危ない。
スライムもそうだけど、ダンジョンの中では全ての魔物や魔獣が凶暴化する。
ダンジョンのタワーを守るために、外部のものを排除しようっていう本能が働くみたいだ。
「いくらでもいるねー」
「キー」
白いキースは目立つから狙われそうなものだけど、オーアリザードは魔術も飛び道具も使わないので、浮いてるキースは攻撃されない。
ギョロッとした目が、ジッとキースを追いかけるけど、何にもできない。
やっぱりちょっと可哀想かな。
「キー、キー」
「ん? いいの? 地図ではこっちだけど」
「キー」
「いいけど……コントロール・エレメント・クレイ」
キースに言われた通り、壁をこじ開ける。
本当の坑道でやったら崩落が怖いけど、ダンジョンは平気だ。
仮に壁を全部吹っ飛ばしても、天井は落ちて来ない。
「ここでいいの?」
「キー」
キースに言われるがまま、先に進む。この子操られてたら終わりだなー。
パタパタ飛んでいくキースの後ろから、トストス軽い足音。
カチカチランプのガラスと鉄が触れ合う音。
「シュート・エレメント・メラ」
前方を焼き払う。ダンジョンの魔物は、キラキラ光を放ちながら消えて行く。なんだか幻想的だ。
「キース、こっちで合って……」
「キー!!」
キースが叫んで、こっちに向かって飛んできた。
わたしはとっさにキースを避けるために屈む。
その頭の上を、キースとオーアリザードが通り過ぎ、そしてその後を雷が追いかける。
「……」
「キー、キーキー!」
「ご、ごめんキース……ありがとう」
炎の死角に潜んでたらしい。
キースが見つけ、倒してくれたみたいだ。
「キー、キー」
キースが飛んで行く先に、光が見えた。
洞窟の壁に、小さい穴が空いている。そこから光が漏れてるみたいだ。
明らかに正面の出入り口ではないみたいだけど、光の感じからして、間違いない。
「キース、壊すよ」
「キー!」
わたしは剣を構え、切っ先を向けた。
「えい」
無詠唱でも問題なく真っ直ぐに飛んだ炎が、光に突き刺さり、砕け散る。
スライムや有象無象の小さい宝石はいなくなり、クドにそっくりな魔物が、そこかしこにいるのだ。
ただしクドはカメだけど、この子たちはトカゲに似てる。名前はオーアリザード。
わたしは実際に見たことないけど、トカゲというよりカメレオンの方が、似てるかもしれない。
「キース、大丈夫?」
「キー!」
「いいみたいね。それじゃ、今回は任せるわ。私は疲れたもの」
「大丈夫か……? 俺がついて行こうか」
「大丈夫よ。アリスの弓は、ここじゃ役に立たないわ」
「そうだよー。キースに当たって、ロイドの仕事が増えるんじゃないの?」
「キー!」
アリスメードさんは心配だったみたいだけど、シアトルさんは楽観的だ。
レイスさんに脅されて、キースが悲鳴を上げ、わたしの後ろに隠れる。
でも、アリスメードさんに撃たれたら、怪我とかしないで一撃で死にそうだけどな……
「ほら、明かりを持って行って」
「ありがとうございます」
シアトルさんから、ランプを受け取る。
さっきの階層とは違い、明かりがない。
すごく暗くて、ランプなしではほとんど何も見えない。
でもキースは別だ。暗闇でも目が見える。
わたしはキースと二人で、歩き出した。
転ぶと危ないので、歩いて行くしかない。
「キー?」
「ううん、やめとく。早く攻略しなきゃ。今日中に、20階まで行くんだし」
オーアリザードは、宝石を巣の中にも隠しておく。彼らの根城を見つけることができれば、大量の宝石と、鉱夫の遺品の剣や鎧が発見できるらしい。
とはいえそれは野生の群れの話だから、ダンジョンの中ではそうはいかないみたいだ。
それでも倒せば宝石が残るみたいで、群れを探して一網打尽にすれば、それだけで一財産。
でも実は、このオーアリザードは結構怖い魔物で、可愛い見た目に騙されて手を出すと、噛みつかれてそのまま指を千切られる。
さらに恐ろしいことに、この子たちは頭の上から落ちてきて、首を噛む。
首を噛まれると、そこから脳みそを吸われて、操られる。
指を噛まれるくらいならまだしも、脳みそを吸い取られて操られるなんてゾッとする。
もちろん、脳みそを吸われるとかいう話は滅多にあることではないみたいだけど、全くない話でもない。
絶対に、頭上には注意しないと。
「キー!」
キースは、パタパタ飛んで魔物の居場所を教えてくれる。わたしはそこを仕留める。
「ありがと」
洞窟が狭すぎて剣は振れないけど、オーアリザードは強くないから、軽く火炙りにすればすぐに倒せる。
でも警戒は怠れない。
足下にシュルシュルと現れたのを、靴で蹴って叩き潰す。
ちょっと可哀想だけど、討ち漏らして背後を取られたら、わたしの命が危ない。
スライムもそうだけど、ダンジョンの中では全ての魔物や魔獣が凶暴化する。
ダンジョンのタワーを守るために、外部のものを排除しようっていう本能が働くみたいだ。
「いくらでもいるねー」
「キー」
白いキースは目立つから狙われそうなものだけど、オーアリザードは魔術も飛び道具も使わないので、浮いてるキースは攻撃されない。
ギョロッとした目が、ジッとキースを追いかけるけど、何にもできない。
やっぱりちょっと可哀想かな。
「キー、キー」
「ん? いいの? 地図ではこっちだけど」
「キー」
「いいけど……コントロール・エレメント・クレイ」
キースに言われた通り、壁をこじ開ける。
本当の坑道でやったら崩落が怖いけど、ダンジョンは平気だ。
仮に壁を全部吹っ飛ばしても、天井は落ちて来ない。
「ここでいいの?」
「キー」
キースに言われるがまま、先に進む。この子操られてたら終わりだなー。
パタパタ飛んでいくキースの後ろから、トストス軽い足音。
カチカチランプのガラスと鉄が触れ合う音。
「シュート・エレメント・メラ」
前方を焼き払う。ダンジョンの魔物は、キラキラ光を放ちながら消えて行く。なんだか幻想的だ。
「キース、こっちで合って……」
「キー!!」
キースが叫んで、こっちに向かって飛んできた。
わたしはとっさにキースを避けるために屈む。
その頭の上を、キースとオーアリザードが通り過ぎ、そしてその後を雷が追いかける。
「……」
「キー、キーキー!」
「ご、ごめんキース……ありがとう」
炎の死角に潜んでたらしい。
キースが見つけ、倒してくれたみたいだ。
「キー、キー」
キースが飛んで行く先に、光が見えた。
洞窟の壁に、小さい穴が空いている。そこから光が漏れてるみたいだ。
明らかに正面の出入り口ではないみたいだけど、光の感じからして、間違いない。
「キース、壊すよ」
「キー!」
わたしは剣を構え、切っ先を向けた。
「えい」
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