『夏子&陽菜と一緒に学ぶシリーズ3「現在の日本人女子のおっぱい事情」~ほんまにこの30年でDカップ以上が過半数を超えたの?~』

M‐赤井翼

文字の大きさ
8 / 16

1-4 「数値の意味」

しおりを挟む
1-4 「数値の意味」
 副島は、ノートを出し例を挙げた。「A1人、B3人、C3人、D5人、E1人トータル13人」とメモを書くと
①「回答の最大値は5人の回答者のD」、
②「回答の中央値(13人の真ん中=7人目)はC」、
③「点数式 A1点×1人=1点、B2点×3人=6点、C3点×3人=9点、D4点×5人=20点、E5点×1人=5点 トータル41点の中央値の「21」が属するのはD」
④「点数平均式 トータル41点÷13人=3.15はCそれともD?」
⑤全員の「アンダーバストとバストトップのサイズの差」をすべて足して13人で割った「アンダーバストとバストトップのサイズの差の平均値(未計測)」
と書き込んだ。

 「皆さんは、この地図が示す平均値ってどれだと思いますか?仮に⑤のデータがあればより分かりやすかったんですけどね。」
と副島が問うと、五人ばらばらの回答をした。皆が口をそろえて「よくわからない」というので、もう一度例題を出した。
「セクハラと取らないでくださいね。あくまで架空の極端な例ですよ。アンダーとトップの「差」が「10センチ」の「A」の人と、「差」が「27.5センチ」の「G」の人がいたとします。」
「えっ、それって「陽菜ちゃん」と「稀世姉さん」ってこと?」
と夏子が茶化すと直が夏子にデコピンをして「黙って聞け!」と怒った。副島は、気にせず続けた。
「二人のトップとアンダーの「差」の平均は「18.5センチ」ですから「E」となりますか?それとも「A」を「1」ランクとして、「G」を「7」ランクとして、平均は「4」ランクで「D」となりますか?何を基準とするかで「結果」は変わるんです。
 それから、サンプルで選んだ50人が全て同じ年齢層の人でしょうか?アンケートで取られた「カップ」は、「自称」なのでしょうか「実測」なのでしょうか?
 もう一つセクハラで無しに伺いたいのですが、皆さんはプロに「アンダーバスト」と「バストトップ」を測ってもらったことはありますか?下着のプロにアドバイスを受けたことがありますか?下着を買うときに試着はされてますか?」

 二度目の問いかけで、直が「ぴん」と来た。
「おそらく、この5人の中で試着してるんは、稀世ちゃんとまりあちゃんだけやろ。わしは、60歳で落ち着いたから、今は試着せえへんけど、昔は試着無しでは「あてもん」みたいでブラジャーは買われへんかったわ。昭和では珍しい「Dカップ」やったからなぁ。夏子も陽菜もこの1年、測ったことすらあれへんのとちゃうか?」
と直が言うと、稀世とまりあは即頷いた。
「ブラジャーは高い買い物やし、試着は必要やわな。メーカーが変わったら別物やし、ワイヤーの有無や肩紐の有無でも変わってくるもんなぁ!」
と稀世が言うと、まりあも同意した。
「せやな!Eの私でも探すのに困ることあるくらいやから、Gの稀世はもっと大変やわな。ひまわりちゃんの妊娠から授乳終わるまではもっと大変やったやろ?」と

 「うん、授乳終わるまでは「Hカップ」やったから、「1万円」近く払わんと、好みのブラジャーはあれへんかったもんなぁ…。せやから、授乳用のブラはHカップの「粋華すいか」にアメリカから戻るときに買ってきてもろてたもんな。」
稀世が照れながら答えた。直が「お前らはどうやねん?」と夏子と陽菜に尋ねると二人とも高校卒業以降は測っていないとのことだった。
「私は、なっちゃんから「8枚切りに干しブドウ」って言われるくらいの「ペッたん」やから、アンダー70のAで変化なし。トップで高校の時に測った78から変わってないと思うわ。まあ、私は「ちっぱい」は全然気にせえへんからええけど、バストケアしてるなっちゃんが測ってないっていうのは意外やな?」
と陽菜が言うと、夏子は黙り込んだ。直が夏子を半笑いで突っ込んだ。
「夏子は「83のB」って言うてるけど、「ゆとりのB」なんやろ。カラカラカラ。」

 夏子は悔しそうに「はいはい、その通り!無理すりゃ、Aのブラでもいけますよ!」と言い捨てると、直を無視して副島に尋ねた。
「おっちゃん、ほんまに「Aカップ」って「絶滅危惧種」なん?自己弁護の偏見も入るけど、私より「ちっぱい」ってそこそこ居ると思うんやけど…。」
 副島は夏子を気遣って、言葉を選びノートパソコンを開いた。
「まずは、「Aカップ」の「ブラジャー」は「絶滅危惧種」かもしれません、あくまで「Aカップ」の「人」ではなく、「Aカップ」の「ブラジャー」です。まあ、小学生ニーズは最低限残りますから「ゼロ」はあり得ないんですけどね。
 ただ、子供用ブラ以外の「Aカップ」は「絶滅直前」です。これを見てください。大手下着メーカーのトリンプさんの売上実績のカップ別の売上推移表です。」



(※トリンプさんの「トリンプ下着白書vol.19」では公表された、1980年から2018年までのブラジャー売り上げ実績の「カップ別シェア推移表」
 2018年は「D~Hカップ」割合の合算が53.1%になっています。)




(2018年版の解析度がいまいちなので、参考までに2016年の推移表を添付しておきます。)

 「トリンプ社「下着白書vol.19」とタイトルがついた「トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社」のPDFファイルには1980年と1990年から2018年までのブラジャーカップ推移のシェアグラフが記されていた。見出しには「NEWS!平成の30年で、生き方や考え方だけでなく女性のボディもさらに多様に」とあり、その下のグラフに「D~Hカップ割合の合算 2018年53.1%」の文字が躍っていた。



「おまけ」
今日はややこしい話ですみませんでした。
統計学って本当にややこしいですね。
スマホの人、ブラジャーのカップ別売上推移表見えましたか?
見えない場合は、トリンプさんの記事を扱ってるページで確認してくださいね!
まあ、世間で取られてるアンケートや集計は「都合の良い」数値が採用されていて「真実」が伝わっているかは「微妙」ですね(笑)。

まあ、そんなことは忘れて今日は「水着なっちゃん」をお楽しみくださいね(笑)。









今はこんな「三角ビキニ」も「絶滅危惧種」ですねー(笑)。
バブルの頃、ウォータースライダーが流行りだして、滑り台の出口で「ぽろりウオッチング」を楽しみにしてた頃が懐かしいです(笑)。
今はやりの水着は…。(´・ω・`)ショボーン


しおりを挟む
感想 26

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

妻への最後の手紙

中七七三
ライト文芸
生きることに疲れた夫が妻へ送った最後の手紙の話。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

処理中です...