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2-1 「真実」
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2-1 「真実」
「あー、エステで聞いた53.1%ってこれなんやー!きちんとしたメーカーの公表数値なんやー!もう絶望やー!私は「最下層」の人間やー!」
夏子がうめいた。1980年のグラフでは「58.8%」あった「Aカップシェアは2018年には「2.1%」となっている。しかも「B」カップシェアも「25.2%」から「17.9%」と「A」、「B」合わせると「84%」あったシェアが「20%」となっている事実を突きつけられた。
(※トリンプさんの「トリンプ下着白書 vol.19 2018年のカップ別売り上げシェア推移表のデータ)
「直さん現役の1980年の「Dカップ」はトップ「4.5%」!18年前のまりあさんの24歳の時の「Eカップ」は6.9%、5年前の稀世姉さんの「Gカップ」は「1.3%」の「神に選ばれし領域」や…。下から20%の「下民」の私や陽菜ちゃんの気持ちは「持ってる」人たちには、わかってもらわれへんやろな…。あぁ、消えてなくなりたい…。」
と夏子が蚊の鳴くような声で呟くと
「ちょっと、なっちゃん、私まで巻き込まんといてよ!私は「ちっぱい」でも「ミクロ乳」でも舩阪君が居るからええねんからな!」
の心無い一言が夏子にとどめを刺した。(せや、陽菜ちゃんには、「舩阪君」っていう「自称フィアンセ」がおったんや…。)夏子は、完全に沈黙した。
その様子を見かねて副島がフォローを入れた。
「なっちゃん、そう落ち込む必要はあれへんで。トリンプさんの販売実績は確かに無視できない数字やけど、なっちゃん自身がそうであるように、皆が「きちんと測定」をして「適切なブラジャー」を購入している訳じゃないからな。女性の身体が出来上がるのは25歳前後と言われてるから…、」
夏子は副島の言葉を遮り投げやりに言った。
「あと1年で私が「グラマーになれる」っていうの?変な、慰めは要らんで!それこそ、変に同情されたら死にたくなるからな…。」
「いや、売れている商品が「実状」を反映していないという事やがな。こっちを見てや!これは、ワコールさんのブラジャーのサイズ別の商品数やねん。当然、メーカーやから、ニーズの無いところに商品は持てへんわな。「AAA」と「AA」は少女向けの商品と考えられるわな。
(※ワコールさんの「サイズ、カップ別の商品数一覧表」
凄い品揃えですね!)
(おまけの上記表の「標準偏差データ」です。ここでも「Dカップ」が最も品ぞろえが充実していることがわかりますね。)
まあ、「アンダーバスト62」で「D」や「E」の商品があるのは驚きやけどな!でも、「AAA」から「A」までのシェアは「5.75%」。「B」まで含めると「23.0%」や。さっきのトリンプさんの販売実績とは違うよな。
これは、高校生、もしかすると中学生以上は、本来のサイズの「上のサイズ」を購入してる可能性が高いんとおいちゃんは推測してる。「A」の子は「B」を!「B」の子は「C」を選んでるんとちゃうかな?」
と夏子に優しく説明した。すると夏子は顔を上げ、電卓で計算をした。
「でも、おっちゃん、この表でも、「D」から「I」までを合計すると57.1%あるんやろ?結局は半数以上が「D」以上ってことになるんやろ?」
と言い、再び下を向いた。
ネガティブ思考にはまり切った夏子を引き上げるのは楽ではないと感じた副島は、夏子以外の4人に矛先を向けた。
「まあ、今までは「アンケート」と「売上実績」や「商品数」で見てきましたけど、「実寸測定」のデータがあるとしたらどうですか?」
の問いかけに稀世が反応した。
「そんなもんあるんですか?でも、市民検診でも脇下の「胸囲」は測っても「バストトップ」や「アンダーバスト」なんか測らへんで?」
「いや、測るべくして測ったデータベースが存在するんですよ!」
と副島は別の資料のフォルダをクリックした。
「ダイアナ資料」と名付けられたフォルダに入っていた「みんな知りたいおっぱい分布(対数正規 中央値調べ)」というファイルはアンケート結果で作られたデータと違い、女性が求めるプロポーションづくりを支援する総合コンサルティング会社で800店舗の美容サロンを経営する企業が48万人の顧客の実寸値をデータベース化した資料で、それまでのアンケートの「カップ」の自己申告や、実際に即していない「購入履歴」と違い、「主観」を取り除いた「実数に基づくデータ」だった。
47都道府県の「アンダーバスト」と「バストトップ」の「差」の一覧表に始まり、47都道府県別のバスト評価マップも各都道府県の実数分布グラフと偏差一覧表も掲載されていた。副島が優しい口調で夏子に語りかけ、その場にいる皆に説明をした。
(※ダイアナさんの実測「全国バストランキング表」とレポート2014年9月公表)
(※ダイアナさん公表の「みんな知りたいおっぱい分布マップ。2014年公表)
(※ダイアナさん公表の「抜粋都道府県別標準偏差グラフ」「和歌山(最下位)」、「東京」、「新潟」、香川(最上位)」)
「ダイアナさんの調査では、47都道府県は「B寄りのAカップ」から、「A寄りのBカップ」、「C寄りのBカップ」、「B寄りのCカップ」の中間層を挟み「D寄りのCカップ」までの5ランクに色付けされています。さらに細かくグラデーションで「差異」を表した「11.32から15.60」までを示した明細マップも存在します。これでいくと、和歌山県の「B寄りのAカップ」から香川県の「D寄りのCカップ」までと、「大きめの「A」から大きめの「C」までの間に日本人の都道府県別の平均は含まれ、夏子さんが聞いてきた、「日本人女子の平均が「D以上」というものではないと思われますね。」
副島の説明に夏子の表情が緩んだ。
「おっちゃん、日本人は平均すると「Cカップ以下」なんやな?「自称83のB」は生きていく価値があるんやね?「死」なんでええ、「区別分類種」やねんな?」
と涙声で訴えた。
「おまけ」
ダイアナさんのデータって凄いですね。
その後も更新してるなら最新データを見てみたいですね。
「当社では分析まではやってませんから」って問い合わせに答えるのに疲れちゃったのか(※推測)、公表しなくなっちゃいましたね(笑)。
さて、それは忘れて、今日は「ショートパンツなっちゃん」です。
「ショートパンツ」は何歳まで許されるのか?って話題が出た時に作ったイラストです。
おじさんとしては、街中での「ショートパンツ」に限らず「ローライズ」で背中側のショーツのゴムが見えてるのは勘弁してほしい。
あと、短いTシャツで見えてるおへそもね。
目のやり場に困っちゃうよね。
「電人ザボーガー」に正してもらわないとね(笑)。
↑このネタがわからない人はユーチューブで「電人ザボーガー 劇場内予告が面白すぎる件」で検索してみてください(笑)(。-人-。) 合掌
「あー、エステで聞いた53.1%ってこれなんやー!きちんとしたメーカーの公表数値なんやー!もう絶望やー!私は「最下層」の人間やー!」
夏子がうめいた。1980年のグラフでは「58.8%」あった「Aカップシェアは2018年には「2.1%」となっている。しかも「B」カップシェアも「25.2%」から「17.9%」と「A」、「B」合わせると「84%」あったシェアが「20%」となっている事実を突きつけられた。
(※トリンプさんの「トリンプ下着白書 vol.19 2018年のカップ別売り上げシェア推移表のデータ)
「直さん現役の1980年の「Dカップ」はトップ「4.5%」!18年前のまりあさんの24歳の時の「Eカップ」は6.9%、5年前の稀世姉さんの「Gカップ」は「1.3%」の「神に選ばれし領域」や…。下から20%の「下民」の私や陽菜ちゃんの気持ちは「持ってる」人たちには、わかってもらわれへんやろな…。あぁ、消えてなくなりたい…。」
と夏子が蚊の鳴くような声で呟くと
「ちょっと、なっちゃん、私まで巻き込まんといてよ!私は「ちっぱい」でも「ミクロ乳」でも舩阪君が居るからええねんからな!」
の心無い一言が夏子にとどめを刺した。(せや、陽菜ちゃんには、「舩阪君」っていう「自称フィアンセ」がおったんや…。)夏子は、完全に沈黙した。
その様子を見かねて副島がフォローを入れた。
「なっちゃん、そう落ち込む必要はあれへんで。トリンプさんの販売実績は確かに無視できない数字やけど、なっちゃん自身がそうであるように、皆が「きちんと測定」をして「適切なブラジャー」を購入している訳じゃないからな。女性の身体が出来上がるのは25歳前後と言われてるから…、」
夏子は副島の言葉を遮り投げやりに言った。
「あと1年で私が「グラマーになれる」っていうの?変な、慰めは要らんで!それこそ、変に同情されたら死にたくなるからな…。」
「いや、売れている商品が「実状」を反映していないという事やがな。こっちを見てや!これは、ワコールさんのブラジャーのサイズ別の商品数やねん。当然、メーカーやから、ニーズの無いところに商品は持てへんわな。「AAA」と「AA」は少女向けの商品と考えられるわな。
(※ワコールさんの「サイズ、カップ別の商品数一覧表」
凄い品揃えですね!)
(おまけの上記表の「標準偏差データ」です。ここでも「Dカップ」が最も品ぞろえが充実していることがわかりますね。)
まあ、「アンダーバスト62」で「D」や「E」の商品があるのは驚きやけどな!でも、「AAA」から「A」までのシェアは「5.75%」。「B」まで含めると「23.0%」や。さっきのトリンプさんの販売実績とは違うよな。
これは、高校生、もしかすると中学生以上は、本来のサイズの「上のサイズ」を購入してる可能性が高いんとおいちゃんは推測してる。「A」の子は「B」を!「B」の子は「C」を選んでるんとちゃうかな?」
と夏子に優しく説明した。すると夏子は顔を上げ、電卓で計算をした。
「でも、おっちゃん、この表でも、「D」から「I」までを合計すると57.1%あるんやろ?結局は半数以上が「D」以上ってことになるんやろ?」
と言い、再び下を向いた。
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47都道府県の「アンダーバスト」と「バストトップ」の「差」の一覧表に始まり、47都道府県別のバスト評価マップも各都道府県の実数分布グラフと偏差一覧表も掲載されていた。副島が優しい口調で夏子に語りかけ、その場にいる皆に説明をした。
(※ダイアナさんの実測「全国バストランキング表」とレポート2014年9月公表)
(※ダイアナさん公表の「みんな知りたいおっぱい分布マップ。2014年公表)
(※ダイアナさん公表の「抜粋都道府県別標準偏差グラフ」「和歌山(最下位)」、「東京」、「新潟」、香川(最上位)」)
「ダイアナさんの調査では、47都道府県は「B寄りのAカップ」から、「A寄りのBカップ」、「C寄りのBカップ」、「B寄りのCカップ」の中間層を挟み「D寄りのCカップ」までの5ランクに色付けされています。さらに細かくグラデーションで「差異」を表した「11.32から15.60」までを示した明細マップも存在します。これでいくと、和歌山県の「B寄りのAカップ」から香川県の「D寄りのCカップ」までと、「大きめの「A」から大きめの「C」までの間に日本人の都道府県別の平均は含まれ、夏子さんが聞いてきた、「日本人女子の平均が「D以上」というものではないと思われますね。」
副島の説明に夏子の表情が緩んだ。
「おっちゃん、日本人は平均すると「Cカップ以下」なんやな?「自称83のB」は生きていく価値があるんやね?「死」なんでええ、「区別分類種」やねんな?」
と涙声で訴えた。
「おまけ」
ダイアナさんのデータって凄いですね。
その後も更新してるなら最新データを見てみたいですね。
「当社では分析まではやってませんから」って問い合わせに答えるのに疲れちゃったのか(※推測)、公表しなくなっちゃいましたね(笑)。
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「ショートパンツ」は何歳まで許されるのか?って話題が出た時に作ったイラストです。
おじさんとしては、街中での「ショートパンツ」に限らず「ローライズ」で背中側のショーツのゴムが見えてるのは勘弁してほしい。
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「電人ザボーガー」に正してもらわないとね(笑)。
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