23 / 99
第一章
23.花束とお菓子
しおりを挟む
あれから、ジョシュア様は時々平民街に遊びに行くようになったようだった。
何故そんなことを私が知っているのかと言うと、ジョシュア様はその帰りに何かと理由を付けて、私に花束を持ってきてくれるのだ。
「ソフィアがいつも世話になってるから」とか、
「ティナが渡して欲しいと言っていたから」とか、
「トマスの花屋の売上に貢献したいから」とか。
ソフィアにでもあげたらいいのに、私のところに届けに来るのは、以前のことを申し訳なく思っているんだろう。気にしなくていいと何回も言っているのに、律儀な人だ。最初はあんなに私を毛嫌いしていたとは思えない。兄弟揃ってツンデレなのかしら?
その日もジョシュア様が私に花束を持ってきてくれていた。流石に毎回花束だけ受け取って帰すわけにはいかないので、オルヒにお茶を淹れてもらい、少しだけ二人でお茶を飲む。
「これもアンナが作ったのか?」
「そうなんです。ジョシュア様は甘いのが苦手でしょう?だから、そろそろ来る頃かと思って作っておいたんです。」
私がジョシュア様に作ったのは、野菜チップスだ。野菜の甘味と、少しの塩気でいい感じに出来たと思う。
パリッと良い音を立てて、ジョシュア様が食べる。
「…うん、美味い。」
「よかったぁ!ジョシュア様は何なら食べてくれるかな~って考えて作ったんですよ!」
「……私のために。」
なんだか感慨深そうに野菜チップスを見つめている。
……そんなに気に入ったのかしら?
やっぱり甘くないお菓子が好きなんだなぁ。
「また何か考えておきますね!」
「…ありがとう。」
ジョシュア様はフッと嬉しそうに笑った。
その時、廊下の方が何やら騒がしいのに気付いた。
使用人たちが焦っている声が聞こえる。
次の瞬間、扉がバンっと押し開かれた。
「あ、ライル様。」
私とジョシュア様は立ち上がり、ライル様に礼を取る。
どうしたんだろう?
今日は特に訪問の予定はなかったはずだけど。
「今日は突然どうしたのですか?」
私が問うと、ライル様はぶっきらぼうに答える。
「近くまで来たから、アンナの顔を見ようと寄っただけだ。」
何故かライル様はすこぶる機嫌が悪かった。
「ジョシュア。これは一体どういうことだ?」
ライル様はジョシュア様を睨みつける。
「どういうこと、と申しますと?」
ジョシュア様は表情を崩さず、平然としている。私なんてライル様のこのピリピリとした雰囲気に体を縮こませているというのに。
「何故、私の婚約者と二人でゆっくりお茶など飲んでいるんだ?」
「別に友人としてお茶を楽しんでいただけです。今日はティナにアンナ様へ花束を届けるようお願いされましたので、その帰りに立ち寄らせていただきました。」
どこか冷たい微笑みを浮かべるジョシュア様を尚もライル様は睨みつけている。一体どうしたというのだろう?
「…今回が初めてじゃないだろう?もう何回も来ていると、先ほどアンナの侍女から聞いたぞ。」
「えぇ。何回か花束を届けに来ております。それにアンナ様には非常にお世話になりましたので、その感謝の気持ちを表すためにも花束を贈らせて頂いてますが、何か問題でも?」
ライル様は低い声で答える。
「もう十分だ。なぁ、アンナ?」
まさか私に話が振られるとは思わなくて慌てる。
「そっ……そうですね!
花束を頂いてばかりで、申し訳ないですし……。」
私の答えに気を悪くした様子もなく、ジョシュア様は優しく微笑んでくれる。
「したくてやっていることですから。それにお茶を出してもてなしてくださるので、その御礼も兼ねております。
それにー」
ジョシュア様はこちらに向き直る。私をしっかりと見つめて、微笑む。それを見て、ライル様は眉間の皺を深くした。
……あれ?ちょっと待って…嫌な予感がする。
「今日なんてわざわざ私のために新しい菓子まで用意をしてくれたんだよね、アンナ?」
「……アンナ?」
ライル様の声が一段と低くなる。
「あ、失礼しました。アンナと呼んで欲しいと言われているものですから。つい。」
「…それに新しい菓子とはなんだ?」
「こちらでございます。甘いのが苦手な私のためにわざわざ作ってくれたんです。」
ライル様が舌打ちをする。
「じゃあ、これを持って、さっさと帰れ。
これから僕はアンナに話がある。」
「かしこまりました。」
私はオルヒに野菜チップスを入れ物に入れて渡すように言った。ジョシュア様はそれを大事にそう抱えて、私に微笑む。
「じゃあ、また、アンナ。
殿下、失礼致します。」
ジョシュア様は部屋を出て行った。
部屋の中には沈黙が流れる。
……ど、どうしよう。またしても、なんだかとても怒らせてしまったみたい。
思わず視界が滲む。ライル様にとうとう嫌われちゃったのかもしれない。きっと私が令嬢らしくない趣味をジョシュア様に言っちゃったからだ…。
ライル様がはぁ~と大きな溜息を吐き、ドサっとソファに座る。私も手を引かれて、ライル様の隣に座る形になる。
ライル様は眉間に皺を寄せたまま目を瞑って、ソファにもたれかかっている。私はグスッと鼻を鳴らした。
「…あの……、ライル様…ごめんなさい。」
「何が?」
ライル様が視線だけこちらに寄越す。
「……私がジョシュア様にお菓子作りが趣味だってバラしたから怒ってるんですよね。婚約者として恥ずかしいですよね……。私、そこまで考えてなくて…ほんと、毎回ごめんなさい。」
「はぁ~。」
またライル様が溜息を吐いた。
姿勢を正し、私の方を向いて、手を取ってくれる。
「そんなことで怒るはずないでしょ?大体アンナには怒ってないよ。僕の婚約者と言えども、男性の友人を作っちゃいけないわけではないし、別に部屋の中に侍女を置けば二人でお茶をしちゃいけないわけでもない。
ただ困ったことになったと思っただけ。」
私はライル様が怒っているわけではないと分かり、安心する。でも、何が困ったんだろう?
私が首を傾げていると、ライル様は微笑み、頭を撫でてくれた。
「いいよ、アンナは気にしなくて。
ふふっ。目に涙が溜まってる。
……ごめんね。怖かった?」
私は首を横に振った。
「……ライル様にとうとう嫌われちゃったかと思って。」
ライル様は驚いたように目をパチクリとさせる。
「僕に嫌われたら、泣いちゃうの?」
…確かに。ライル様に嫌われたら、泣いちゃうくらい悲しいんだ、私。
「え……あ、はい。」
私が肯定すると、ライル様は嬉しそうに頬を緩めた。
「……そう、なんだ。
へぇ……僕ばっかりかと思ってたけど、それなりに伝わってはいるのかなぁ。」
「伝わる?」
ライル様は何を言っているんだろう。
「自覚は全くないみたいだけど。
ま、いっか!
他の奴らよりは一歩リードしてるみたいだし!」
さっきまで怒っているようだったのに、今はとても嬉しそうにニコニコしている。今日のライル様は少し変だ。
私が不思議そうな顔をしているのに気づいたらしい、ライル様は私の顎をそっと指でなぞった。
「婚約者と言えども、ちゃんと気持ちも手に入れたいって話だよ。」
そう言って、ウインクを投げてくる。
……本当に顔が良くて困る。
私はおそらく真っ赤になっているであろう顔を隠そうと俯くのだった。
何故そんなことを私が知っているのかと言うと、ジョシュア様はその帰りに何かと理由を付けて、私に花束を持ってきてくれるのだ。
「ソフィアがいつも世話になってるから」とか、
「ティナが渡して欲しいと言っていたから」とか、
「トマスの花屋の売上に貢献したいから」とか。
ソフィアにでもあげたらいいのに、私のところに届けに来るのは、以前のことを申し訳なく思っているんだろう。気にしなくていいと何回も言っているのに、律儀な人だ。最初はあんなに私を毛嫌いしていたとは思えない。兄弟揃ってツンデレなのかしら?
その日もジョシュア様が私に花束を持ってきてくれていた。流石に毎回花束だけ受け取って帰すわけにはいかないので、オルヒにお茶を淹れてもらい、少しだけ二人でお茶を飲む。
「これもアンナが作ったのか?」
「そうなんです。ジョシュア様は甘いのが苦手でしょう?だから、そろそろ来る頃かと思って作っておいたんです。」
私がジョシュア様に作ったのは、野菜チップスだ。野菜の甘味と、少しの塩気でいい感じに出来たと思う。
パリッと良い音を立てて、ジョシュア様が食べる。
「…うん、美味い。」
「よかったぁ!ジョシュア様は何なら食べてくれるかな~って考えて作ったんですよ!」
「……私のために。」
なんだか感慨深そうに野菜チップスを見つめている。
……そんなに気に入ったのかしら?
やっぱり甘くないお菓子が好きなんだなぁ。
「また何か考えておきますね!」
「…ありがとう。」
ジョシュア様はフッと嬉しそうに笑った。
その時、廊下の方が何やら騒がしいのに気付いた。
使用人たちが焦っている声が聞こえる。
次の瞬間、扉がバンっと押し開かれた。
「あ、ライル様。」
私とジョシュア様は立ち上がり、ライル様に礼を取る。
どうしたんだろう?
今日は特に訪問の予定はなかったはずだけど。
「今日は突然どうしたのですか?」
私が問うと、ライル様はぶっきらぼうに答える。
「近くまで来たから、アンナの顔を見ようと寄っただけだ。」
何故かライル様はすこぶる機嫌が悪かった。
「ジョシュア。これは一体どういうことだ?」
ライル様はジョシュア様を睨みつける。
「どういうこと、と申しますと?」
ジョシュア様は表情を崩さず、平然としている。私なんてライル様のこのピリピリとした雰囲気に体を縮こませているというのに。
「何故、私の婚約者と二人でゆっくりお茶など飲んでいるんだ?」
「別に友人としてお茶を楽しんでいただけです。今日はティナにアンナ様へ花束を届けるようお願いされましたので、その帰りに立ち寄らせていただきました。」
どこか冷たい微笑みを浮かべるジョシュア様を尚もライル様は睨みつけている。一体どうしたというのだろう?
「…今回が初めてじゃないだろう?もう何回も来ていると、先ほどアンナの侍女から聞いたぞ。」
「えぇ。何回か花束を届けに来ております。それにアンナ様には非常にお世話になりましたので、その感謝の気持ちを表すためにも花束を贈らせて頂いてますが、何か問題でも?」
ライル様は低い声で答える。
「もう十分だ。なぁ、アンナ?」
まさか私に話が振られるとは思わなくて慌てる。
「そっ……そうですね!
花束を頂いてばかりで、申し訳ないですし……。」
私の答えに気を悪くした様子もなく、ジョシュア様は優しく微笑んでくれる。
「したくてやっていることですから。それにお茶を出してもてなしてくださるので、その御礼も兼ねております。
それにー」
ジョシュア様はこちらに向き直る。私をしっかりと見つめて、微笑む。それを見て、ライル様は眉間の皺を深くした。
……あれ?ちょっと待って…嫌な予感がする。
「今日なんてわざわざ私のために新しい菓子まで用意をしてくれたんだよね、アンナ?」
「……アンナ?」
ライル様の声が一段と低くなる。
「あ、失礼しました。アンナと呼んで欲しいと言われているものですから。つい。」
「…それに新しい菓子とはなんだ?」
「こちらでございます。甘いのが苦手な私のためにわざわざ作ってくれたんです。」
ライル様が舌打ちをする。
「じゃあ、これを持って、さっさと帰れ。
これから僕はアンナに話がある。」
「かしこまりました。」
私はオルヒに野菜チップスを入れ物に入れて渡すように言った。ジョシュア様はそれを大事にそう抱えて、私に微笑む。
「じゃあ、また、アンナ。
殿下、失礼致します。」
ジョシュア様は部屋を出て行った。
部屋の中には沈黙が流れる。
……ど、どうしよう。またしても、なんだかとても怒らせてしまったみたい。
思わず視界が滲む。ライル様にとうとう嫌われちゃったのかもしれない。きっと私が令嬢らしくない趣味をジョシュア様に言っちゃったからだ…。
ライル様がはぁ~と大きな溜息を吐き、ドサっとソファに座る。私も手を引かれて、ライル様の隣に座る形になる。
ライル様は眉間に皺を寄せたまま目を瞑って、ソファにもたれかかっている。私はグスッと鼻を鳴らした。
「…あの……、ライル様…ごめんなさい。」
「何が?」
ライル様が視線だけこちらに寄越す。
「……私がジョシュア様にお菓子作りが趣味だってバラしたから怒ってるんですよね。婚約者として恥ずかしいですよね……。私、そこまで考えてなくて…ほんと、毎回ごめんなさい。」
「はぁ~。」
またライル様が溜息を吐いた。
姿勢を正し、私の方を向いて、手を取ってくれる。
「そんなことで怒るはずないでしょ?大体アンナには怒ってないよ。僕の婚約者と言えども、男性の友人を作っちゃいけないわけではないし、別に部屋の中に侍女を置けば二人でお茶をしちゃいけないわけでもない。
ただ困ったことになったと思っただけ。」
私はライル様が怒っているわけではないと分かり、安心する。でも、何が困ったんだろう?
私が首を傾げていると、ライル様は微笑み、頭を撫でてくれた。
「いいよ、アンナは気にしなくて。
ふふっ。目に涙が溜まってる。
……ごめんね。怖かった?」
私は首を横に振った。
「……ライル様にとうとう嫌われちゃったかと思って。」
ライル様は驚いたように目をパチクリとさせる。
「僕に嫌われたら、泣いちゃうの?」
…確かに。ライル様に嫌われたら、泣いちゃうくらい悲しいんだ、私。
「え……あ、はい。」
私が肯定すると、ライル様は嬉しそうに頬を緩めた。
「……そう、なんだ。
へぇ……僕ばっかりかと思ってたけど、それなりに伝わってはいるのかなぁ。」
「伝わる?」
ライル様は何を言っているんだろう。
「自覚は全くないみたいだけど。
ま、いっか!
他の奴らよりは一歩リードしてるみたいだし!」
さっきまで怒っているようだったのに、今はとても嬉しそうにニコニコしている。今日のライル様は少し変だ。
私が不思議そうな顔をしているのに気づいたらしい、ライル様は私の顎をそっと指でなぞった。
「婚約者と言えども、ちゃんと気持ちも手に入れたいって話だよ。」
そう言って、ウインクを投げてくる。
……本当に顔が良くて困る。
私はおそらく真っ赤になっているであろう顔を隠そうと俯くのだった。
0
あなたにおすすめの小説
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます
宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。
さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。
中世ヨーロッパ風異世界転生。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる