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第二章
8.リィナ
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顔を真っ赤にする私、その頭を撫でるジョシュア様…。
これはどう見えているのか。
最初に口を開いたのはジョシュア様だった。
「リィナじゃないか。どうした?」
「あ…えと…、資料取ってこいって言われて。」
「そうか。」
ジョシュア様は立ち上がると、私に手を差し伸べて、私を立ち上がらせてくれた。
「いい機会だ、紹介しよう。
アンナ、こいつは幼馴染のリィナだ。」
「は、初めまして。リィナ・ダーバルと申します。」
ピンク髪の美少女が緊張した面持ちで挨拶をしてくれる。ぎこちない感じがまた可愛い。
「で、リィナ。こちらはアンナだ。クウェス公爵家の御令嬢だからな。くれぐれも粗相のないように。」
「初めまして。アンナ・クウェスと申します。」
普通に挨拶をしただけなのだが、リィナは眉を顰めて、私の家名を繰り返した。
「……クウェス。」
「おい、リィナ。」
ジョシュア様がリィナの言動を咎めるように目線を送る。
「あ……す、すみません。」
「大丈夫です。気にしないでください。
お二人は幼馴染なんですか?」
確かにそんな設定だった気がする。
「そうなんだ。リィナはティナの姉なんだ。」
「え?!ティナの?!」
そう言えば可愛いお姉さんがいるって言ってた…。それがまさかリィナだったなんて。私は唖然とする。
「あぁ。驚くよな。トマスと仲直りしてから平民街にはちょいちょい顔出してたから、その時にリィナとは再会していてな。
でも、まさか私もこの学園で平民だったリィナに会うとは思ってなかったんだ。リィナの父親は男爵だったらしくてな。それが判明して、男爵がリィナを引き取ることになったそうだ。」
ということは、ティナも貴族になったんだろうか?
「ティナは?」
リィナは少し困ったように笑う。
「あ…ティナと私は父親が違うんです。
だから、ティナは平民のままで…。」
「そう…ティナもリィナさんも、姉妹離れ離れで寂しいわね。」
ティナのことを思うと、少し心配だ。
「今でも時々平民街には行くので、大丈夫です。それにティナにはトマスがいるし…。
あの……アンナ様がトマスとジョシュアを引き会わせてくれたと、ティナとジョシュアから聞きました。……二人を仲直りさせるきっかけを下さって、本当にありがとうございました。」
リィナはそう言うと私に頭を下げた。
「いいえ、頑張ったのはティナよ。私はほとんど何もしてないの。」
「いえ、ティナもトマスもアンナ様に心から感謝してます。」
そう話す割にあまり嬉しそうでないのはどうしてだろう。緊張してるだけかな?
「力になれたなら嬉しいわ。
仲直りできて、本当に良かった。」
「……はい。」
リィナの態度がおかしいことにジョシュア様も気付いたらしく、忠告をする。
「リィナ。アンナの前で緊張するのは分かるが、気を付けろ。アンナに何かしたら、タダじゃ済まないだろうから。」
「ちょっ…ジョシュア様!」
そんなこと言ったら私が恐ろしい人だと認識されてしまうじゃないか。私はジョシュア様の袖をキュッと引っ張った。
「本当のことだ。殿下が何をしでかすか。」
「…殿下?」
そう言って、リィナは首を傾げる。
「アンナはライル殿下の婚約者なんだよ。」
「ライル様の……。」
あの日のこと、覚えてないのかしら?それとも、本当にライル様しか見てなかったとか?
私は苦笑しながら、リィナに話しかける。
「そ、そうなんです。
あの、私…入学式の時に校章をー」
「ーー申し訳ありませんでした!!」
「え?」
急に頭を下げられてびっくりする。
ジョシュア様も唖然としている。
「ライル様が私に話しかけて下さったから…隣にいたアンナ様には不快な思いをさせてしまいましたよね?」
ん??ライル様が話しかけた?私が不快に思った?
あの時、話しかけるよう促したのは私だったよね?
…なんだか随分と事実がねじ曲がってるけど、この子大丈夫かな?
「殿下が……リィナに?」
ジョシュア様が訝しげに尋ねる。
「うん。そうなの…。
しかも、私が校章を無くして探してたら、校章を下さって。あ、でも、アンナ様の校章よ?ライル様はご自身のを下さろうとしたんだけど、アンナ様が嫌がってー」
…なんでリィナの脳内ではそんなことになっているんだろう?そんな嘘言うなんてー
「ひどいな。」
ジョシュア様が呆れたように言い放つ。
「ジョシュア!そんな言い方、アンナ様に失礼ー」
リィナが声を荒げたところに、ジョシュア様の冷たい声と視線が向けられる。
「馬鹿なのか?失礼なのはお前だ、リィナ。」
「え、わたし?」
リィナは信じられないと言った表情をしている。
ジョシュア様はリィナを責めた。
「殿下がお前に自分の校章を渡すことでそれを万が一にもお前が贈り物だと思い込み、吹聴すればこれは王家の問題となる。殿下は結婚前から愛人候補を囲い込む気なのかと騒ぐ輩もいるだろうし、殿下の資質を疑う者も出て来るだろう。
お前は何も考えず、それを受け取ろうとした。しかし、お前の話が本当だとするならば、アンナはそこまで問題点を認識した上で、殿下の校章を自分が受け取り、自分のをお前に渡すことにしたんだろう。
リィナ、平民とは違うんだ。自分の言動に気を付けろ。お前の今の発言は、公爵令嬢であり、殿下の婚約者であるアンナへの不敬だ。」
リィナの大きな瞳には涙が溜まっている。
今にも溢れそうだ。
「ジョシュア様、そんなに言わなくても…。」
「いや、ダメだ。私はリィナの為に言ってる。
それにな、リィナ。殿下はアンナを本当に大切になされているんだ。自分の校章をお前に渡そうとするわけがない。お前の記憶がどこでどうねじ曲がってるか知らんが、身の程を知れ。」
「ジョシュア…。」
リィナは涙をなんとか堪えながらも、ジョシュア様を見つめる。その潤んだ瞳ももろともせず、ジョシュア様は続ける。
「大体アンナから校章を譲っておいてもらって、その言い草はなんだ。貰った時にしっかりと御礼は言ったのか?」
「……そ、それはー」
もう流石に可哀想で見ていられなかった私は話を終わらせにかかった。
「言われました!大丈夫です!!
だから、ジョシュア様、ね?落ち着いてください。」
私がそう言って懇願するように上目遣いでジョシュア様を見ると、何故かジョシュア様の顔がほんのりと染まる。
我に返って、怒っていたことが恥ずかしくなったのかな?
「まぁ、アンナがそう言うなら。
リィナ…次、嘘をついたら、私は許さないからな。
アンナは私にとっても大切な人だ。」
リィナは、ひどく不満そうな顔をしている。
「……わかったわ。」
ジョシュア様は大きく溜息を吐き、床に落ちた本を拾い、元に戻すと私の手を引いて、資料室を出ようとした。
「分かったならいい。じゃあな。
アンナ、行こう。」
「えっ……。」
いいの?ヒロイン置いてっていいの?!
「ジョシュア!」
リィナがジョシュア様を呼び止めるが、ジョシュア様の機嫌は最悪だ。
「なんだ?」
「私、沢山資料運ぶのを押しつけられちゃって…。」
手伝って欲しいんだろうな。
しかし、ジョシュア様は容赦なかった。
「そうか。頑張れよ。」
ピシャリと無情にも扉は閉められた。
これはどう見えているのか。
最初に口を開いたのはジョシュア様だった。
「リィナじゃないか。どうした?」
「あ…えと…、資料取ってこいって言われて。」
「そうか。」
ジョシュア様は立ち上がると、私に手を差し伸べて、私を立ち上がらせてくれた。
「いい機会だ、紹介しよう。
アンナ、こいつは幼馴染のリィナだ。」
「は、初めまして。リィナ・ダーバルと申します。」
ピンク髪の美少女が緊張した面持ちで挨拶をしてくれる。ぎこちない感じがまた可愛い。
「で、リィナ。こちらはアンナだ。クウェス公爵家の御令嬢だからな。くれぐれも粗相のないように。」
「初めまして。アンナ・クウェスと申します。」
普通に挨拶をしただけなのだが、リィナは眉を顰めて、私の家名を繰り返した。
「……クウェス。」
「おい、リィナ。」
ジョシュア様がリィナの言動を咎めるように目線を送る。
「あ……す、すみません。」
「大丈夫です。気にしないでください。
お二人は幼馴染なんですか?」
確かにそんな設定だった気がする。
「そうなんだ。リィナはティナの姉なんだ。」
「え?!ティナの?!」
そう言えば可愛いお姉さんがいるって言ってた…。それがまさかリィナだったなんて。私は唖然とする。
「あぁ。驚くよな。トマスと仲直りしてから平民街にはちょいちょい顔出してたから、その時にリィナとは再会していてな。
でも、まさか私もこの学園で平民だったリィナに会うとは思ってなかったんだ。リィナの父親は男爵だったらしくてな。それが判明して、男爵がリィナを引き取ることになったそうだ。」
ということは、ティナも貴族になったんだろうか?
「ティナは?」
リィナは少し困ったように笑う。
「あ…ティナと私は父親が違うんです。
だから、ティナは平民のままで…。」
「そう…ティナもリィナさんも、姉妹離れ離れで寂しいわね。」
ティナのことを思うと、少し心配だ。
「今でも時々平民街には行くので、大丈夫です。それにティナにはトマスがいるし…。
あの……アンナ様がトマスとジョシュアを引き会わせてくれたと、ティナとジョシュアから聞きました。……二人を仲直りさせるきっかけを下さって、本当にありがとうございました。」
リィナはそう言うと私に頭を下げた。
「いいえ、頑張ったのはティナよ。私はほとんど何もしてないの。」
「いえ、ティナもトマスもアンナ様に心から感謝してます。」
そう話す割にあまり嬉しそうでないのはどうしてだろう。緊張してるだけかな?
「力になれたなら嬉しいわ。
仲直りできて、本当に良かった。」
「……はい。」
リィナの態度がおかしいことにジョシュア様も気付いたらしく、忠告をする。
「リィナ。アンナの前で緊張するのは分かるが、気を付けろ。アンナに何かしたら、タダじゃ済まないだろうから。」
「ちょっ…ジョシュア様!」
そんなこと言ったら私が恐ろしい人だと認識されてしまうじゃないか。私はジョシュア様の袖をキュッと引っ張った。
「本当のことだ。殿下が何をしでかすか。」
「…殿下?」
そう言って、リィナは首を傾げる。
「アンナはライル殿下の婚約者なんだよ。」
「ライル様の……。」
あの日のこと、覚えてないのかしら?それとも、本当にライル様しか見てなかったとか?
私は苦笑しながら、リィナに話しかける。
「そ、そうなんです。
あの、私…入学式の時に校章をー」
「ーー申し訳ありませんでした!!」
「え?」
急に頭を下げられてびっくりする。
ジョシュア様も唖然としている。
「ライル様が私に話しかけて下さったから…隣にいたアンナ様には不快な思いをさせてしまいましたよね?」
ん??ライル様が話しかけた?私が不快に思った?
あの時、話しかけるよう促したのは私だったよね?
…なんだか随分と事実がねじ曲がってるけど、この子大丈夫かな?
「殿下が……リィナに?」
ジョシュア様が訝しげに尋ねる。
「うん。そうなの…。
しかも、私が校章を無くして探してたら、校章を下さって。あ、でも、アンナ様の校章よ?ライル様はご自身のを下さろうとしたんだけど、アンナ様が嫌がってー」
…なんでリィナの脳内ではそんなことになっているんだろう?そんな嘘言うなんてー
「ひどいな。」
ジョシュア様が呆れたように言い放つ。
「ジョシュア!そんな言い方、アンナ様に失礼ー」
リィナが声を荒げたところに、ジョシュア様の冷たい声と視線が向けられる。
「馬鹿なのか?失礼なのはお前だ、リィナ。」
「え、わたし?」
リィナは信じられないと言った表情をしている。
ジョシュア様はリィナを責めた。
「殿下がお前に自分の校章を渡すことでそれを万が一にもお前が贈り物だと思い込み、吹聴すればこれは王家の問題となる。殿下は結婚前から愛人候補を囲い込む気なのかと騒ぐ輩もいるだろうし、殿下の資質を疑う者も出て来るだろう。
お前は何も考えず、それを受け取ろうとした。しかし、お前の話が本当だとするならば、アンナはそこまで問題点を認識した上で、殿下の校章を自分が受け取り、自分のをお前に渡すことにしたんだろう。
リィナ、平民とは違うんだ。自分の言動に気を付けろ。お前の今の発言は、公爵令嬢であり、殿下の婚約者であるアンナへの不敬だ。」
リィナの大きな瞳には涙が溜まっている。
今にも溢れそうだ。
「ジョシュア様、そんなに言わなくても…。」
「いや、ダメだ。私はリィナの為に言ってる。
それにな、リィナ。殿下はアンナを本当に大切になされているんだ。自分の校章をお前に渡そうとするわけがない。お前の記憶がどこでどうねじ曲がってるか知らんが、身の程を知れ。」
「ジョシュア…。」
リィナは涙をなんとか堪えながらも、ジョシュア様を見つめる。その潤んだ瞳ももろともせず、ジョシュア様は続ける。
「大体アンナから校章を譲っておいてもらって、その言い草はなんだ。貰った時にしっかりと御礼は言ったのか?」
「……そ、それはー」
もう流石に可哀想で見ていられなかった私は話を終わらせにかかった。
「言われました!大丈夫です!!
だから、ジョシュア様、ね?落ち着いてください。」
私がそう言って懇願するように上目遣いでジョシュア様を見ると、何故かジョシュア様の顔がほんのりと染まる。
我に返って、怒っていたことが恥ずかしくなったのかな?
「まぁ、アンナがそう言うなら。
リィナ…次、嘘をついたら、私は許さないからな。
アンナは私にとっても大切な人だ。」
リィナは、ひどく不満そうな顔をしている。
「……わかったわ。」
ジョシュア様は大きく溜息を吐き、床に落ちた本を拾い、元に戻すと私の手を引いて、資料室を出ようとした。
「分かったならいい。じゃあな。
アンナ、行こう。」
「えっ……。」
いいの?ヒロイン置いてっていいの?!
「ジョシュア!」
リィナがジョシュア様を呼び止めるが、ジョシュア様の機嫌は最悪だ。
「なんだ?」
「私、沢山資料運ぶのを押しつけられちゃって…。」
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