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25.呼び出し
しおりを挟む「おはよ」
「おはよ!」
「・・おはよう・・」
翌朝、食堂に行くと、いつもの窓際の席にエルがいて、めずらしく彼女から挨拶をしてきた。
コリンは、満面の笑みで挨拶を返したが、俺はまだ半分ぼ~っとした頭で答えた。
「なに?機嫌悪いの?」
エルが、ちょっとムッとして言った。
「いや、ちょっとよく寝れなくて」
ステータスいじりで、夜更かししすぎたとは言えない。
ましてやその結果が、人外レベルを超えて、神の領域に足を突っ込んでしまって、眠れなかったなんて。
「そう」
「セイヤお兄ちゃん、寝不足はお肌の大敵ですよ!」
コリンさん、どこでそんなこと覚えたのかな?
だいいち、俺は男だし。
「「そうなの?」」
「うん!」
なんで、エルとサリーさんが喰いついてんだよ。
「すいませ~ん!」
そのとき、宿の玄関の扉を開けて、誰かが入って来たようだった。
「は~~い」
サリーさんが、応対をしに食堂から出ていった。
「セイヤさん、冒険者ギルドの方がお話があるそうよ」
すぐにサリーさんが戻ってきた。
「え?俺にですか?」
「エルちゃんも」
「あたしも?」
サリーさんに言われて、俺たちはロビーへ移動した。
「どうもおはようございますぅ。じつはギルド職員のボムと申しますぅ。朝早くから申し訳ございませんですぅ」
ちょっと小太りな、狸人の男の人が待っていた。
「おはようございます。べつに構いませんけど、俺たちに話ってなんでしょうか?」
「じつは今回の討伐の件でぇ、色々とお聞きしたい事があるのでぇ、大変申し訳ありませんがぁ、ギルドの方へいらしていただきたいのですがぁ?」
俺が挨拶を返して、要件を尋ねると、ボムさんは額の汗を拭き拭き、すまなそうに言ってきた。
今朝、そんなに暑かったっけ?
「討伐した魔物の精算とかもあるから、行こうと思っていたんでそれは構いませんが、なぜ改まって呼び出しに?」
俺は不思議に思って聞いた。
「は、はいぃ。・・・じつはお話を聞きしたいと申しているのはぁ、ギルド長なんですぅ」
ボムさんは、吹き出す汗を一生懸命に拭きながら答える。
「ちょっと!なんで、ギルマスがあたしたちを呼び出すのよ!だいたい、あのひと王都に長期出張中じゃなかったの?」
エルがすごい剣幕で、ボムさんに詰め寄る。
「い、いやぁ。じつは昨晩遅くに戻られましてぇ・・・」
汗の吹き出す量が、尋常じゃなくなる。
「エル、いいじゃないか。どうせ、会ってみたいと思ってたんだし」
なんか、ボムさんが可哀そうになって、間に入る。
「会わないほうが良いって言ったでしょ?ギルドには行くわ。でも、ギルマスには会わないわよ?」
エルが、俺~ボムさんの順で言ってくる。
「なあ、どうしてそんなに会うのが嫌なんだ?」
「き、きもちは分かりますがぁ・・・」
俺の問にそっぽを向くエルの横で、ボムさんが小さくつぶやいていた。
結局、ギルマスに会うことになった。
オロオロするボムさんが可哀そうになったのもあるが、俺がギルマスに会ってみたいと押し通したのもあり、エルは渋々了承したのだった。
********
「ねえ、ちょっと話があるんだけど、あんたたちの部屋へ行ってもいい?」
ボムさんが帰ったと、朝食を食べながらエルが言ってきた。
「ん?ここじゃ駄目なのか?」
俺が尋ねると、エルはうなずいた。
「お互いに色々と、マズイのよ」
「え?」
「べ、べつにイヤラシイ意味じゃないわよ!」
顔を真赤にして、エルが言い訳する。
「別にいいけど、なんでそんなに動揺してるんだよ」
「あんたが聞き返すからよ」
俺のせいかよ!
そんな俺達のやり取りを、コリンは相変わらず口の中にご飯をいっぱいに詰め込んで、ニコニコと嬉しそうに見ていた。
********
「で、話ってなんでしょうか?」
朝食後、俺たちの部屋へエルも一緒に戻ってきて、ベッドの端に座ると、さっそく俺はエルに尋ねた。
お昼前には、ギルドへ行くとボムさんに言ったので、ちょっと気が急いていたのだ。
「セイヤのステータス見せてくれない?」
「へ?」
エルが、俺の向かいに椅子を持って来て座り、真剣な目をして言ってきた。
コリンは、ベッドの上に寝転んで、そのまま両手を上にあげてコロコロと転がっている。
何やってんだか・・。
「す、ステータスって他人に見せるものじゃないんだろ?」
「そうよ」
「じゃあ、なんで・・?」
エルの表情は変わらない。
「ギルマスに会うんでしょう?」
「あ、ああ。でも、どうしてギルマスのことが出てくるんだ?」
俺は、エルの様子にやや押され気味に聞いた。
「あのひとが、『鑑定』のユニークスキルを持っているからよ」
「まっ!]
ま、まじで?!
「あんたさ、ステータス見られたらどうすんの?」
「で、でも。そ、それこそ、ステータスって他人に見せるものじゃないし、み、見るものでもないんだろ?」
俺以外に、あのスキル持っている人いるんだ。
「普通はね。でも、あのひとにお願いされたら、断れない可能性が高いと思うわ」
「どういうことだ?」
「会えばわかるわ」
とても嫌そうな顔をして、横を向いた。
「会ってみなきゃわかんないだろ?」
「無理ね」
エルがこっちに向き直って、断言する。
「だから、会いに行く前に、あたしに、あんたのステータスを見せなさい」
俺が思わず固まっていると、エルはもう一度同じことを言ってきた。
「エルに見せたところで、状況は変わらないだろ?それに、なんか俺が、ギルマスにステータスを見られたくないと思っているみたいに言うけど、どうしてそう思うんだ?」
俺は、抵抗を試みた。
「あんたのステータス、とんでもないことになっているでしょう?それに、たぶん『隠蔽』のスキル持ってない?」
そんな俺の問を無視して、さらにエルが言ってくる。
「ど、どうしてそれを!?」
あまりの動揺に、肯定するに等しい言葉を発してしまった。
「・・・あたしもエア神さまと話したから」
「エエエェェェッ!!!」
「フニュ?」
あまりに大きな声をあげてしまったため、コリンが転がるのを止めて、こっちを見た。
「い、いつエア神さまと?」
「この間、一緒に神殿にお祈りに行った時」
あ~あの時か・・・エア神さまそんなこと、ひとことも言ってなかったな。
「じゃ、じゃあ。俺が何者かとかも?」
「なにものって、人族じゃないの?」
「いや、そういうことじゃなくて・・」
「あなたを助けてやってくれって、頼まれたの」
「それだけ?」
「他に何かあるの?」
「い、いや・・・」
「ありがたいと、思いなさいよ。このあたしが、手助けしてあげるんだから」
「は、はあ・・・」
ありがたいし、嬉しいけど、なんか強引なような・・。
「あ!そういえば、こんなことも言ってたわ。『彼には、特別な加護が授けられているのじゃ』って」
やっぱり、他にも聞いてたんじゃん。
「でもなあ・・。正直、俺のステータス見たら、引くと思うぞ」
人外レベル超えちゃってるものな・・。
「薄々わかってるから、大丈夫よ。コリンも似たようなものなんでしょ?」
「オヨ。あたし?」
急に自分の名前が出てきて、キョトンと首をかしげるコリン。
「ま、まあな。でもさ、また話が戻るけど、やっぱりエルに見せたところで、状況は変わらないだろ?」
「わかんないひとね」
そんな、心底呆れたみたいな顔をしなくても・・。
「ギルマスにステータスを見せろって言われたら、見せるしかなくなると思うんだけど」
「あ、ああ」
やっぱりそこは、決定事項なのね。
「たぶんあなたのスキルが神さまから与えられた能力なら、あなたの『隠蔽』スキルは、あのひとの『鑑定』スキルに勝てると思うの」
「そうなのか?」
「ええ。でも、どう隠蔽するかが問題ね」
たしかに、全部見えなくするのも怪しまれるし、かと言って、見せる部分の数値やらレベルやらが異常なことになっているから、違和感がないように改竄しないとマズイもんな。
「だからあたしが、他人から見てどうしたら違和感がないか、見てあげようと思ったの」
「そういうことか」
『世界知識』を使えば、この世界のレベル19の一般的なステータスを調べることも出来るはずだけど、微妙なさじ加減はわかんないし、なにより折角エルが教えてくれるっていうんだしな。
あんまし機嫌損ねたくないし、嫌われたくもないし・・。
・・・それにしても『世界知識』、使いどころないなあ・・・。
「そういうこと」
「分かった。じゃあ、お願いするよ」
「うん」
「あれ?」
「どうしたの?」
「ステータスって、他人は見れないんじゃ・・・?」
「なに言ってんの、見れないんじゃなくて、見せてもらわないと見れないのよ」
「えー、そうだったの?!」
イナンナさまに騙された。
でも、それこそ全部見せる必要あるかな?
とくに『称号』とか・・・。
・・そういえば、ライアンのやつどこ行った?
・・・あ、コリンのベッドで丸まってた。
平和なやつ・・。
ステータスを、エルに見せた。
ただし、前世での名前と種族の「?」、ウカノミタマの加護、固有能力はそれぞれ消しといて、それからライアンは白獅子にした。
それと称号については、「神に導かれしもの」だけ残した。
「・・・・・やっぱり・・バカね」
「な、なんだよ!いきなり、ばか呼ばわりとか!?」
たっぷり、数分間の長い沈黙の後の、エルのひと言に俺は抗議した。
「あんたの事じゃないわよ。あ、あんたもバカだけど」
「ど、どっちだよ!」
「そうじゃなくて、神さまがバカだって言ってるのよ」
え?俺じゃなくて神さま?
「だって、ステータス値百万とかって、バカじゃなくてなんだっていうのよ?」
バカ、バカ、ばかって、どんだけバカなんだよ。
「レベル51のあたしでさえ、MPでも10000もいってないのよ?」
「え?どんくらい?」
「HP5915、MP8415」
「・・・・・・・・・・・・・」
エルさんの、おっしゃるとおりです。
あの神たち、・・・バカだな。
「それとさ、スキル関係が全部LV10なんだけど・・あんた、全然使いこなせてないわね。そういうの、何ていうか知ってる?」
「は、はあ・・・」
エルさん、なんでそんなに怒ってるの?
「『宝の持ち腐れ』っていうのよ」
「・・・はい、すいません」
もしかして、苛ついてる?
「べつに、謝んなくてもいいわよ。(これから、あたしが教えてあげればいいんだから・・・)」
「なんか言った?」
「な、なんでもない!」
確実に、苛ついていらっしゃいますよね?
「あの・・で、どのように隠蔽すればいいですかね?」
「え!?あ、ああそうね。え~と、今回ワイバーンを一人で倒しちゃったから、普通のレベル19の人と一緒の数値では、かえって不自然ね・・」
たしかに、一般的なレベル19の冒険者ってどれくらいかな?
『世界知識』によると・・・HPが700くらいで、MPが400くらいか・・・。
「・・少なくとも、2000~3000を超えるくらいじゃないと駄目ね」
「じゃあ、こんな感じでどう?」
【ステータス】
名前:セイヤ
年齢:17
種族:人族
称号:「神に導かれしもの」
加護:イナンナの加護、エアの加護、ニンフルサグの加護
適正属性:全属性
職業:冒険者 ランクE
レベル:19
-----------------
使役獣:白獅子
名前:ライアン
-----------------
HP:3500/3500
MP:3500/3500
-----------------
「どの数値もぴったりで、端数がないのは微妙だけど・・まあいいか。あれ?あんたいつの間にイナンナさまとニンフルサグさまの加護を貰っていたの!?」
あ、まずっ!
そこも、消しとくんだった。
「さっきも、表示させてたけど何にも言わなかっただろ?」
「他の数値が異常すぎて、気が付かなかったのよ!」
・・ごまかせなかった。
「続きいくわよ!?つぎ、『スキルステータス』ね」
「はい・・」
こうして、エルによる指導が午前中一杯続いた。
********
一方、コリンとライアンは、窓際のひだまりで、お互いを抱きまくらにヌクヌクしていましたとさ。
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