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オンラインのエロゲ仲間は合法ロリだった
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今日もいつものようにオンラインゲームにログインする。
『おはろー』
『おはー』
『あれ?一人?今日は少ないね』
『みんな忙しいんだよ』
ギルドチャットで挨拶すると一人しか返事がなかった。
入っているギルドは身内ギルド。いわゆるリアル知り合いの集まりだ。
といってもおもしろいのが、そのリアル知り合いのグループが2種あることだ。
具体的にはギルドマスターのマケマケ様のグループのリアル知り合いと
俺のグループのリアル知り合いが集まっている。
きっかけは俺がマケマケ様とゲーム内で知り合いになったことだ。
なんだかんだと一緒に遊ぶうちにギルドを作ることになった。
その際、お互いのリアル知り合いをギルドに入れた。
なので、身内ギルドにも関わらず一部の人はリアル知り合いではない。
彼、ぽいずんすぽあさん(さんまでが名前)さんもリアルは知らない。
『-鎖-どうだった?』
『よかった。でもあれ半分ぐらい拷問シーンなのがなぁ』
『それがいいんじゃあないか』
『そこは付き合えん』
『それならゴア・スクリーミング・ショウとか』
『タイトル名からしてヤバくない?』
『大丈夫大丈夫、ちょーっと女性の中身が出るだけだから』
『女性がただひどいことになるだけならちょっと遠慮する』
『それなら大丈夫、グロいけどいい作品なんだよ』
『わかった、やってみるよ』
『ほかにお勧めというと……』
『金色ラブリッチェとかハミダシクリエイティブとかの感じで頼むよ』
『好きだよねぇ、純愛ゲー』
『ラブコメじゃないのか?』
『エロゲで分けるなら純愛ゲーか凌辱ゲーだよ』
『あ、バトル系も好きだぞ。ぬきたしとか』
『あれコメディでは?まあバトル好きなら装甲悪鬼村正を勧めとく』
『それもグロい?』
『グロ……くないよ、きっと、多分、メイビー』
『怪しすぎるけどやってみる』
いつものようにエロゲ談義をする。
楽しいな、あんまりエロゲを語れる相手っていないからな。
なんというかリアルで「エロゲやってる?」ってめっちゃ聞きづらい。
オンラインゲームみたいな環境だからこそこういう相手は作りやすい。
ぽいずんすぽあさん(敬称略)はエロゲ歴が長く古いゲームも知っている。
なので、いろいろお勧めのエロゲを教えてもらっている。
ただ彼はいわゆる凌辱系?にあたる作品が好きで、
俺は純愛系?にあたる作品が好きなのでそこは若干違う。
でもそういった部分も含めて、
異文化交流みたいな感じでお互いのお勧めを話していた。
そういえばせっかくだからOFF会やってみたいよな。一度聞いてみるか。
早速個別チャットで連絡する。
『そういえば一度OFF会ってやつをやってみない?』
『OFF会ねぇ』
『お勧めのエロゲ持ってくるってことで』
『いいかもな』
『よし、じゃあ店予約しとく。飲み放題でいいよね?』
『OK』
こうして初めてのOFF会の日になった。
待ち合わせの駅で待っていると肩をたたかれる。
「お、ぽいずんすぽあさん、到着っす……か?」
「はい、ぽいずんすぽあさんだ」
身長140cmぐらいの黒髪ロングの美少女が立っていた。
どう見ても高校生、下手すれば中学生でも通る容姿だ。
「え?ぽいずん……すぽあさん……?」
「はい、ぽいずんすぽあさんだ」
同じセリフを繰り返す。
「えーーーー、女の子!?」
「公共の場所なので静かに」
「あ、はい」
どういうことだってばよ。
あれだけエロゲ談義出来たのに女の子?しかも未成年っぽい。
「とりあえず店行こう」
「あ、はい。予約した店はこっちです……」
ぽいずんすぽあさんから促されて店に向かう。
あれ?居酒屋って未成年駄目では?
「あの、未成年は入れないので店変えましょう」
「私はとっくに成人してるんだが」
「え?」
その見た目で成人?でもよく聞いたら声はめっちゃ凛々しい。
ギャップがありすぎて混乱したまま店に到着する。
「お客さん、すみません。この時間は未成年の方はちょっと」
「成人です。はい、免許証」
「これは失礼しました。ご予約の2名様入ります」
予約していた個室に通される。
席に座るとぽいずんすぽあさんも一気に肩の力を抜いたようだ。
「すまないね、毎回毎回未成年に間違われるんだ」
「いやいやいや、未成年以前に女性だったんですか!?」
「あれ?言ってなかったか?」
「初耳です」
「まあまあ細かいことは気にするな、あ、店員さんビール2つ」
彼女がさくさくと注文を進めていく。
まさかぽいずんすぽあさんが女性だったとは……。
「さて注文終わり。どう、勧めた装甲悪鬼村正やった?」
「やりましたよ。やっぱりグロいじゃないですか」
「首がすぱーんと飛ぶぐらいさ。男の子ならそれぐらい見慣れたものだろう?」
「首が飛ぶのを見慣れている男の子って嫌ですよね」
「凌辱系のエロゲなら日常茶飯事だよ」
「まあシナリオはよかったですけど。理由がある暴力ならなんとか耐えられました……」
「そんなじゃ、臭作とか出来ないZO♪」
「それ理由がない暴力の筆頭候補並みの凌辱ゲーじゃないですか!?可愛く言っても誤魔化されませんよ」
「てへぺろっ」
見た目が見た目なので子どもっぽい仕草をされると子どもにしか見えない。
「あんまり他人がひどい目に合うのは好きじゃないんですよね」
「君はようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠い凌辱坂をよ」
「他人を勝手に男坂にのせないで!?というかそもそもなんで女性でエロゲ好きかつ凌辱ゲー好きなんですか!?」
「女性でエロゲ好きかつ凌辱ゲー好きがいてもいい。自由とは、そういうことだ」
「ロボットアニメまで嗜むんですか」
「村正のスパロボ参戦キボンヌ」
「設定的にスパロボ来れないでしょう。っていうかキボンヌってなんですか」
「これが若さか……」
「その言葉知らないですけど絶対使い方間違ってますよね」
うん、いつものノリだった。ぽいずんすぽあさんに間違いない。
見た目未成年だけど一体何歳なんだ?
「あの、女性にこんなこと聞くのは失礼ですけどおいくつなんですか?」
「30歳、もうアラサー超えてしまったな」
「はあ!?俺の10歳上っすか!?」
「そうか20歳か、若いな。あ、だからエロゲも新しいのが多いのか」
「ぽいずんすぽあさんは逆に古いエロゲ多くないっすか?」
「お父さんが英才教育してね。エロゲもロボットアニメも」
「女性に何教育してんすか……」
「ビールお持ちしました」
「お、来たな。まあとりあえず、祝え!新たなる出会いを!」
「仮面ライダーまで……」
「女性にはむしろ必須だよ。俳優的な意味で」
「ああ、たしかに若手俳優の登竜門でしたね」
「じゃ、かんぱーい」
「乾杯」
ビールを飲んで一息つく。いやー、それにしてもすごい話しやすい。
ゲーム内の印象と変わらない人だ。
「ゲームと口調が違うんだね」
「さすがにリアルで年上の女性におんなじ口調で喋れないっす」
「ほほう、女性に年上という言葉を使うとは喧嘩を売ってるな」
席から離れてこちらの頭をぐりぐりしてくるが、
正直妹にやられている気分にしかならない。年齢詐称を疑うレベルだ。
「そういえばお勧めエロゲ、持ってきたぞー。今度は"純愛"ゲーだ」
(´・ω・)っ[沙耶の唄]
「お、ぽいずんすぽあさんには珍しいすね。俺も持ってきたっすよ」
(`・ω・)っ[乙女理論とその周辺」
「……君ねぇ、それは続編でしょ。ちゃんと最初から持ってこないと」
「あ、たしかにそうですね。よく続編って知ってましたね」
「あ、えー、そうたまたまね、たまたま」
「そっすか」
・・・
楽しい時間は一瞬。もうそろそろ閉店時間だ。
「そろそろ閉店らしいですよ」
「そうか。じゃあ帰ろうか」
会計を終えて店を出て駅に向かう。
「楽しかったよ」
「こちらこそ楽しかったです」
「じゃ、またゲームで」
「はい」
ぽいずんすぽあさんと駅で別れる。
楽しかったな。こんなに女性と喋ったの初めてだ。
まあ会話の内容的には男の先輩と喋ってる気分だったけど。
帰ってすぐゲームを起動してログイン。
既にぽいずんすぽあさんもログインしていたので個別チャットで連絡する。
『今日は楽しかったです』
『何?いきなり敬語?』
『中の人を知ってしまうと……』
『ゲームはゲーム。分けていこうぜ』
『……たしかにそうだな、またOFF会しようぜ』
『いいね』
こうして定期的にぽいずんすぽあさんとOFF会をすることになった。
「沙耶の唄、めっちゃグロゲーじゃないですか!?」
「だが純愛だったろう?」
「たしかにこれ以上ないぐらい純愛でしたね。化け物との」
「愛には様々な形があるということさ」
ある時には
「君が勧めてくれたヘンタイ・プリズンはあれだな。下ネタのショーシャンク」
「ショーシャンクってなんすか?」
「昔の映画だよ、よければ一度見てみたまえ」
何度もOFF会をしてすっかりリアルでも仲良くなってしまった。
今日もぽいずんすぽあさん(本名:相楽睦月さん)の家でOFF会をしていた。
綺麗に整えられた部屋なのにエロゲの箱が敷き詰められた棚がある。
箱を別にして片づけては?と言ったら、
箱ごと保管するのが当たり前だと力説された。
そして夜も深まったころだった。
「君と一緒にいるのは楽しいな」
「こちらこそ楽しいですよ。年下で相手しづらいでしょうけど」
「リアルの私を見て年上と思ってくれるのは君ぐらいだよ」
「まあエロゲから抜け出てきた合法ロリにしか見えませんからね」
「おばさんに見えるよりはいいかとは思う」
「それだけ美人なのに彼氏とかいないんですか?」
「いないさ」
睦月さんはそう答えると少し悲しそうな眼をしてぽつりと語り始めた。
「お父さんが教えてくれたのは君と同じで純愛ゲーばかりでね」
「そりゃ、父親が娘に凌辱ゲー教えてたら犯罪ですよ」
「こんな恋愛が出来るものだと信じてしまったんだ」
「え?」
「でもこの見た目だろ。ロリコンしか寄ってこなかった」
「それは……」
「大学出て初めて付き合った相手には中学の制服を着てセックスさせられたよ」
「ま、まだ愛があるならそれも」
「そう思って一生懸命尽くしたさ、結果はご想像の通り。ただのおもちゃ扱い」
「そんな」
「彼らからすればまさにエロゲから抜け出てきた合法ロリだったんだろうさ」
「……」
「そんな時、お父さんがエロゲ棚の奥で見つけたエロゲがこれさ」
睦月さんはそう言うと棚から一本のソフトを取り出す。
(´・ω・)っ[Natural -身も心も-]
「衝撃だったね。女の子が凌辱されるようなエロゲがあるなんて」
「なんでお父さんはそんなものを娘が見るエロゲ棚に」
「いや、普段は隠してあったぞ。後で聞いたんだが隠し忘れらしい」
お父さん!?そして睦月さん、お父さんにそれを聞いちゃうの!?
「そこから一気に凌辱ゲーの沼に落ちた。そして男に対する幻想も砕け散った」
「……」
「ああ、男なんてみんな凌辱ゲーと同じような考え方だ、ってね」
「そんな男ばっかりじゃないですよ」
「そう、まさに君がそうだった」
「俺が?」
「オンラインゲームではリアル性別は分からない。でも君はどう見ても男だった」
「まあ女を装う男性は多くても男を装う女性は多くないですからね」
「こちらも男を装ってるからね。同性であればある程度わかるさ」
「そういうものですか」
「君にエロゲを紹介して女性に対する考え方を見ていたんだ」
そんな意図があったのか。てっきり凌辱ゲーが趣味なだけかと。
「まあ紹介が凌辱系のエロゲだったのは私が好きだっただけだが」
「やっぱり」
「でも君はずっと純愛ゲーの主人公のような考え方だった」
え、そんな考え方してた?なんか恥ずかしいぞ。
「こんな男もいるのか。そう思って救われた気分になった」
「俺なんてそんな」
「だから君からOFF会の誘いを受けた時に会う気になったのさ」
軽い感じで返事くれてたと思ってたけどそうじゃなかったんだ。
「ただリアルの私を見れば見る目が変わってしまうかもしれない」
「まあたしかに衝撃でした」
「それでも君はちゃんと年上の女性として接してくれた」
見た目はともかく言葉遣いとか考え方は大人だったからなぁ。
明らかに顔に出ていたようで睦月さんが苦笑している。
「見た目に引きずられないというのは存外難しいものさ」
「そういうものですか」
「こうして君と接して分かった。私は君が好きだ」
「はい、え?」
「君と付き合いたい」
「え?え?えーと、是非お願いします」
「ふふ、姉さん女房になってしまうな」
「そんな。見た目だとむしろ俺が年上ですよ」
「言ってくれるな。年上パワー見せてやるぞ」
こちらをベッドに寝かせるとズボンを脱がしチンコを咥えてくれる。
まだ勃起しておらず皮がかぶった状態なので恥ずかしい。
「む、睦月さん。汚いですよ」
「ぷはっ、私の好きなエロゲの系統を言ってみなさい」
「凌辱系?あ」
「わかったろう、即尺ぐらい当り前さ」
一気に喉奥まで咥えこむフェラ。
小さい口にチンコが全部入っているので犯罪的だ。
チンコを勃起させるのとべとべとにするのが目的だったようで、
すぐ手コキに移行する。
「ふむ、皮を剥くと若干洗い残しがある」
「ああ……恥ずかしい」
「エロゲと違ってさすがに恥垢を舐めとるのは厳しいな」
そういうとウェットティッシュで丁寧に綺麗にしてくれる。
「お風呂ではきちんと皮も剥いて洗わないと駄目だZO♪」
「かわいい」
「年上に対してかわいいは誉め言葉じゃないぞ」
そういいながらチンコを咥える。
勃起したチンコには睦月さんの口は小さい。
たいして大きくない俺のチンコの半分ぐらいしか入っていない。
それでも口いっぱいに頬張っている。
「なんかリスみたいっすね」
「ぷはっ、なにおぅ、かじっちゃうぞ」
そういって亀頭のみを咥えて、しごくように頭を前後させる。
ちゅぱちゅぱと音をさせて頭が動くさまは、
さながら高速でかじっているかのようだ。
「手も、手もお願いします」
「ほうはい?」(こうかい?)
リスがどんぐりを持つように根元と金玉を掴んでやわやわと揉んでくる。
見た目のかわいさと触られた気持ちよさで一気に気持ちよくなる。
「睦月さん、出ます!!」
「ひひよ、はひて」(いいよ、出して)
「出る!!」
「んん……コクッ、コクッ、まずい、もう一杯」
「青汁じゃないですから」
「やはり男としては飲んでもらえると嬉しいんだろう?」
「それは否定できませんね」
「きちんとお掃除フェラもしてあげよう」
「おおう、気持ちいい。吸い出されるってこんな感じなんですね」
「けっこう残っていたよ」
「俺も睦月さんの体触りたいです」
「わかった」
睦月さんが全裸になってベッドに腰掛ける。
本人も気にしている通り全体的に小さい。
「小さいだろう、これで30歳というんだからお笑いだよ」
「綺麗ですよ」
正面から揉むのは難しい大きさなので乳首に吸い付く。
うっすらとふくらみを感じるおっぱいは、
おそらく実際の中学生と比べても小さいほうなんだと思う。
エロゲで培った知識を駆使しておっぱいを舐め回す。
「あんっ、ん、一生懸命舐めてるな」
「初めてですから上手くできてるかさっぱりです」
「こういうのは気持ちが、あんっ、大事だからな」
こちらの頭をなでる睦月さんは菩薩のような表情をしていた。
見た目は子どもでもやっぱり大人の女性だ。
しばらく舐めていると睦月さんも何かしたくなったのだろう。
こちらのチンコに手を伸ばそうとしたが届かない。
「座った状態だとチンコに手が届かない」
「仕方ないですよ」
「おのれ……」
本当に悔しそうに「おのれ……」と言ってるのがかわいい。
あ、かわいい、っていうのは誉め言葉じゃないんだっけ。
でもなんてほめればいいんだろ。
「プリチーですね」
「なんだそれは?」
「かわいい以外でなんとか睦月さんの良さを表現したくて」
「そうかそうか、かわいいやつめっ」
にっこにこの表情で頭をわしゃわしゃされる。
「私ばっかり気持ちよくしなくてもいいんだよ」
「十分おっぱいを堪能しています」
「そうか、でも私はもう準備OKだよ」
「え、まだあそこを触ってないですよ」
「君が触りたいなら触るといいが」
そう言われてあそこを触ると愛液があふれてくる勢いだった。
こんなに出るものなの?
「小さい分潤滑油はたくさんっていう神の配慮だろうさ」
「なるほど?」
「さあ、横になって。お姉さんが入れてあげよう」
横になって睦月さんが上に乗ってくる。軽くて柔らかい。
明らかに小さい体に俺のチンコが入っていく。大丈夫か心配になる。
「ふうぅ、入ったぞ。どうだ?」
「なんというかすごいとしか」
あの小さい体のどこに収まっているのかと思う見た目。
無理やり入るのだろうと思ったらするっと入るおマンコ。
入れた後の包み込まれるような気持ちよさ。
「どうやら私は、あんっ、おマンコの具合は良いらしい」
「めっちゃ気持ちいいです」
「そう、あんっ、か、それはよかった。あんっ」
自分の体の上で一生懸命動いてくれる。
ものすごく気持ちいいけど睦月さんは気持ちいいんだろうか?
「してもらうばかりですけど睦月さんは気持ちいいですか?」
「あんっ、セックスぐらいしか君を、あんっ、満足させてあげられないから」
きっと自分の体の小ささを気にしているんだろう。
年の差なんて気にしない。見た目も気にしない。
俺は睦月さんを好きになったんだ。
「好きですよ、睦月さん」
「私も、私も好き」
少し起き上がってキスをする。
「キス嬉しい。でも出したいだろう?」
「いいんですよ、入れてるだけで気持ちいいですから」
「遠慮しなくていいんだぞ、私はお姉さんだからな」
「抜きゲーじゃないんですから一緒にくっついているだけでも満足ですよ」
「そうなのか?でも今までは……」
「今までのことは全部忘れて、改めて俺と一緒に純愛ゲー始めましょう」
「キュンと来た。やっぱり君は純愛ゲーの主人公気質だよ」
入れた状態で睦月さんがこちらに寄りかかってくる。
でも軽すぎて寄りかかられた感じがしない。
こちらから抱きしめて頭をなでると睦月さんが不満げな表情をしていた。
「あ、私がお姉さんなのに」
「お姉さんも頭をなでられていいんですよ」
「子ども扱いされてるみたいだ」
「彼女の頭をなでるのは純愛ゲーでよくあることですよ」
「そうか、彼女だもんな」
ご機嫌になって頭をなでられている。
睦月さんの膣内にチンコが入っていて気持ちいいし抱きしめているので暖かい。
それでいて無理やり気持ちよくなる感じでもない。
お風呂に浸かってくつろいでいるというのが近いかな。
「じんわりと気持ちいいですね」
「ああ、君のが大きくなったり小さくなったりしてるのが分かるよ」
「ずっとこうしていたいですね」
「ああ」
「……どうかしましたか?」
睦月さんは何か思いにふけるような表情をしている。
「以前君は私に「乙りろがよく続編であるなんて知ってましたね」と言っていたね」
「言いましたね」
「実は純愛ゲーも一通り情報は仕入れていてね、つり乙の続編であることも知ってたんだよ」
「そうだったんですか、なら俺の情報はあんまり役に立ってなかったですね」
「いや、君の紹介してくれた作品は実際にプレイしてみたよ」
「お、それは嬉しいですね」
「君が好きなものは私も好きになりたい、そう思ってね」
「睦月さん……」
「それでもこんな純愛なんてありえないと思っていたんだ」
「……」
「そう思っていたことが今ここにあるんだ、こんな嬉しいことはない」
「俺も睦月さんが好きなものを好きになりたいですよ」
「そうか、ならお勧めの凌辱ゲーを」
「それはお断りで」
「「……ははは」」
「今日はこのまま寝ちゃおうか」
「いいですね、挿入したまま寝るとかなんかエロゲみたいですし」
睦月さんを抱っこしたままベッドの中にもぐりこむ。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
・・・
朝目覚めると睦月さんの姿がなかった。
ただ隣で包丁の音がする。料理を作ってくれているのかな?
そう思って隣を覗いていると睦月さんが料理していた。
そしてさらなる衝撃があった。
「そ、その髪型は」
「君の好きな金色ラブリッチェ-Golden Time-のミナちゃんを真似してみた」
「素晴らしい、グレイト、Beautiful、今ここで死んでもいい」
「え?そんなに?」
若干睦月さんが引いていた。
「……はっ、つい可愛すぎて我を忘れてしまった」
睦月さんがにっこにこで朝食をふるまってくれる。
自分でもまさか我を忘れるぐらいだとは思わなかった。
でもなぁ、あんまりにもかわいかったし。
料理を食べて一段落すると、
睦月さんが棚の奥から一本のソフトを取り出してきた。
「本当は最初からやってほしいんだけど」
そういってPCでゲームを起動しセーブを読み込む。
どうやらエロゲのエンディングのようだ。
感動的なシーンっぽいけど内容を知らないのでいかんせん共感しづらい。
「お父さんが教えてくれたのは純愛ゲーばかりという話をしたよね」
「言ってましたね」
「そのころ決めたことがあるんだ」
「ほう」
「結婚する人とこのゲームのエンディングを一緒に見るんだってね」
PCで流れている作品[G線上の魔王]
『おはろー』
『おはー』
『あれ?一人?今日は少ないね』
『みんな忙しいんだよ』
ギルドチャットで挨拶すると一人しか返事がなかった。
入っているギルドは身内ギルド。いわゆるリアル知り合いの集まりだ。
といってもおもしろいのが、そのリアル知り合いのグループが2種あることだ。
具体的にはギルドマスターのマケマケ様のグループのリアル知り合いと
俺のグループのリアル知り合いが集まっている。
きっかけは俺がマケマケ様とゲーム内で知り合いになったことだ。
なんだかんだと一緒に遊ぶうちにギルドを作ることになった。
その際、お互いのリアル知り合いをギルドに入れた。
なので、身内ギルドにも関わらず一部の人はリアル知り合いではない。
彼、ぽいずんすぽあさん(さんまでが名前)さんもリアルは知らない。
『-鎖-どうだった?』
『よかった。でもあれ半分ぐらい拷問シーンなのがなぁ』
『それがいいんじゃあないか』
『そこは付き合えん』
『それならゴア・スクリーミング・ショウとか』
『タイトル名からしてヤバくない?』
『大丈夫大丈夫、ちょーっと女性の中身が出るだけだから』
『女性がただひどいことになるだけならちょっと遠慮する』
『それなら大丈夫、グロいけどいい作品なんだよ』
『わかった、やってみるよ』
『ほかにお勧めというと……』
『金色ラブリッチェとかハミダシクリエイティブとかの感じで頼むよ』
『好きだよねぇ、純愛ゲー』
『ラブコメじゃないのか?』
『エロゲで分けるなら純愛ゲーか凌辱ゲーだよ』
『あ、バトル系も好きだぞ。ぬきたしとか』
『あれコメディでは?まあバトル好きなら装甲悪鬼村正を勧めとく』
『それもグロい?』
『グロ……くないよ、きっと、多分、メイビー』
『怪しすぎるけどやってみる』
いつものようにエロゲ談義をする。
楽しいな、あんまりエロゲを語れる相手っていないからな。
なんというかリアルで「エロゲやってる?」ってめっちゃ聞きづらい。
オンラインゲームみたいな環境だからこそこういう相手は作りやすい。
ぽいずんすぽあさん(敬称略)はエロゲ歴が長く古いゲームも知っている。
なので、いろいろお勧めのエロゲを教えてもらっている。
ただ彼はいわゆる凌辱系?にあたる作品が好きで、
俺は純愛系?にあたる作品が好きなのでそこは若干違う。
でもそういった部分も含めて、
異文化交流みたいな感じでお互いのお勧めを話していた。
そういえばせっかくだからOFF会やってみたいよな。一度聞いてみるか。
早速個別チャットで連絡する。
『そういえば一度OFF会ってやつをやってみない?』
『OFF会ねぇ』
『お勧めのエロゲ持ってくるってことで』
『いいかもな』
『よし、じゃあ店予約しとく。飲み放題でいいよね?』
『OK』
こうして初めてのOFF会の日になった。
待ち合わせの駅で待っていると肩をたたかれる。
「お、ぽいずんすぽあさん、到着っす……か?」
「はい、ぽいずんすぽあさんだ」
身長140cmぐらいの黒髪ロングの美少女が立っていた。
どう見ても高校生、下手すれば中学生でも通る容姿だ。
「え?ぽいずん……すぽあさん……?」
「はい、ぽいずんすぽあさんだ」
同じセリフを繰り返す。
「えーーーー、女の子!?」
「公共の場所なので静かに」
「あ、はい」
どういうことだってばよ。
あれだけエロゲ談義出来たのに女の子?しかも未成年っぽい。
「とりあえず店行こう」
「あ、はい。予約した店はこっちです……」
ぽいずんすぽあさんから促されて店に向かう。
あれ?居酒屋って未成年駄目では?
「あの、未成年は入れないので店変えましょう」
「私はとっくに成人してるんだが」
「え?」
その見た目で成人?でもよく聞いたら声はめっちゃ凛々しい。
ギャップがありすぎて混乱したまま店に到着する。
「お客さん、すみません。この時間は未成年の方はちょっと」
「成人です。はい、免許証」
「これは失礼しました。ご予約の2名様入ります」
予約していた個室に通される。
席に座るとぽいずんすぽあさんも一気に肩の力を抜いたようだ。
「すまないね、毎回毎回未成年に間違われるんだ」
「いやいやいや、未成年以前に女性だったんですか!?」
「あれ?言ってなかったか?」
「初耳です」
「まあまあ細かいことは気にするな、あ、店員さんビール2つ」
彼女がさくさくと注文を進めていく。
まさかぽいずんすぽあさんが女性だったとは……。
「さて注文終わり。どう、勧めた装甲悪鬼村正やった?」
「やりましたよ。やっぱりグロいじゃないですか」
「首がすぱーんと飛ぶぐらいさ。男の子ならそれぐらい見慣れたものだろう?」
「首が飛ぶのを見慣れている男の子って嫌ですよね」
「凌辱系のエロゲなら日常茶飯事だよ」
「まあシナリオはよかったですけど。理由がある暴力ならなんとか耐えられました……」
「そんなじゃ、臭作とか出来ないZO♪」
「それ理由がない暴力の筆頭候補並みの凌辱ゲーじゃないですか!?可愛く言っても誤魔化されませんよ」
「てへぺろっ」
見た目が見た目なので子どもっぽい仕草をされると子どもにしか見えない。
「あんまり他人がひどい目に合うのは好きじゃないんですよね」
「君はようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠い凌辱坂をよ」
「他人を勝手に男坂にのせないで!?というかそもそもなんで女性でエロゲ好きかつ凌辱ゲー好きなんですか!?」
「女性でエロゲ好きかつ凌辱ゲー好きがいてもいい。自由とは、そういうことだ」
「ロボットアニメまで嗜むんですか」
「村正のスパロボ参戦キボンヌ」
「設定的にスパロボ来れないでしょう。っていうかキボンヌってなんですか」
「これが若さか……」
「その言葉知らないですけど絶対使い方間違ってますよね」
うん、いつものノリだった。ぽいずんすぽあさんに間違いない。
見た目未成年だけど一体何歳なんだ?
「あの、女性にこんなこと聞くのは失礼ですけどおいくつなんですか?」
「30歳、もうアラサー超えてしまったな」
「はあ!?俺の10歳上っすか!?」
「そうか20歳か、若いな。あ、だからエロゲも新しいのが多いのか」
「ぽいずんすぽあさんは逆に古いエロゲ多くないっすか?」
「お父さんが英才教育してね。エロゲもロボットアニメも」
「女性に何教育してんすか……」
「ビールお持ちしました」
「お、来たな。まあとりあえず、祝え!新たなる出会いを!」
「仮面ライダーまで……」
「女性にはむしろ必須だよ。俳優的な意味で」
「ああ、たしかに若手俳優の登竜門でしたね」
「じゃ、かんぱーい」
「乾杯」
ビールを飲んで一息つく。いやー、それにしてもすごい話しやすい。
ゲーム内の印象と変わらない人だ。
「ゲームと口調が違うんだね」
「さすがにリアルで年上の女性におんなじ口調で喋れないっす」
「ほほう、女性に年上という言葉を使うとは喧嘩を売ってるな」
席から離れてこちらの頭をぐりぐりしてくるが、
正直妹にやられている気分にしかならない。年齢詐称を疑うレベルだ。
「そういえばお勧めエロゲ、持ってきたぞー。今度は"純愛"ゲーだ」
(´・ω・)っ[沙耶の唄]
「お、ぽいずんすぽあさんには珍しいすね。俺も持ってきたっすよ」
(`・ω・)っ[乙女理論とその周辺」
「……君ねぇ、それは続編でしょ。ちゃんと最初から持ってこないと」
「あ、たしかにそうですね。よく続編って知ってましたね」
「あ、えー、そうたまたまね、たまたま」
「そっすか」
・・・
楽しい時間は一瞬。もうそろそろ閉店時間だ。
「そろそろ閉店らしいですよ」
「そうか。じゃあ帰ろうか」
会計を終えて店を出て駅に向かう。
「楽しかったよ」
「こちらこそ楽しかったです」
「じゃ、またゲームで」
「はい」
ぽいずんすぽあさんと駅で別れる。
楽しかったな。こんなに女性と喋ったの初めてだ。
まあ会話の内容的には男の先輩と喋ってる気分だったけど。
帰ってすぐゲームを起動してログイン。
既にぽいずんすぽあさんもログインしていたので個別チャットで連絡する。
『今日は楽しかったです』
『何?いきなり敬語?』
『中の人を知ってしまうと……』
『ゲームはゲーム。分けていこうぜ』
『……たしかにそうだな、またOFF会しようぜ』
『いいね』
こうして定期的にぽいずんすぽあさんとOFF会をすることになった。
「沙耶の唄、めっちゃグロゲーじゃないですか!?」
「だが純愛だったろう?」
「たしかにこれ以上ないぐらい純愛でしたね。化け物との」
「愛には様々な形があるということさ」
ある時には
「君が勧めてくれたヘンタイ・プリズンはあれだな。下ネタのショーシャンク」
「ショーシャンクってなんすか?」
「昔の映画だよ、よければ一度見てみたまえ」
何度もOFF会をしてすっかりリアルでも仲良くなってしまった。
今日もぽいずんすぽあさん(本名:相楽睦月さん)の家でOFF会をしていた。
綺麗に整えられた部屋なのにエロゲの箱が敷き詰められた棚がある。
箱を別にして片づけては?と言ったら、
箱ごと保管するのが当たり前だと力説された。
そして夜も深まったころだった。
「君と一緒にいるのは楽しいな」
「こちらこそ楽しいですよ。年下で相手しづらいでしょうけど」
「リアルの私を見て年上と思ってくれるのは君ぐらいだよ」
「まあエロゲから抜け出てきた合法ロリにしか見えませんからね」
「おばさんに見えるよりはいいかとは思う」
「それだけ美人なのに彼氏とかいないんですか?」
「いないさ」
睦月さんはそう答えると少し悲しそうな眼をしてぽつりと語り始めた。
「お父さんが教えてくれたのは君と同じで純愛ゲーばかりでね」
「そりゃ、父親が娘に凌辱ゲー教えてたら犯罪ですよ」
「こんな恋愛が出来るものだと信じてしまったんだ」
「え?」
「でもこの見た目だろ。ロリコンしか寄ってこなかった」
「それは……」
「大学出て初めて付き合った相手には中学の制服を着てセックスさせられたよ」
「ま、まだ愛があるならそれも」
「そう思って一生懸命尽くしたさ、結果はご想像の通り。ただのおもちゃ扱い」
「そんな」
「彼らからすればまさにエロゲから抜け出てきた合法ロリだったんだろうさ」
「……」
「そんな時、お父さんがエロゲ棚の奥で見つけたエロゲがこれさ」
睦月さんはそう言うと棚から一本のソフトを取り出す。
(´・ω・)っ[Natural -身も心も-]
「衝撃だったね。女の子が凌辱されるようなエロゲがあるなんて」
「なんでお父さんはそんなものを娘が見るエロゲ棚に」
「いや、普段は隠してあったぞ。後で聞いたんだが隠し忘れらしい」
お父さん!?そして睦月さん、お父さんにそれを聞いちゃうの!?
「そこから一気に凌辱ゲーの沼に落ちた。そして男に対する幻想も砕け散った」
「……」
「ああ、男なんてみんな凌辱ゲーと同じような考え方だ、ってね」
「そんな男ばっかりじゃないですよ」
「そう、まさに君がそうだった」
「俺が?」
「オンラインゲームではリアル性別は分からない。でも君はどう見ても男だった」
「まあ女を装う男性は多くても男を装う女性は多くないですからね」
「こちらも男を装ってるからね。同性であればある程度わかるさ」
「そういうものですか」
「君にエロゲを紹介して女性に対する考え方を見ていたんだ」
そんな意図があったのか。てっきり凌辱ゲーが趣味なだけかと。
「まあ紹介が凌辱系のエロゲだったのは私が好きだっただけだが」
「やっぱり」
「でも君はずっと純愛ゲーの主人公のような考え方だった」
え、そんな考え方してた?なんか恥ずかしいぞ。
「こんな男もいるのか。そう思って救われた気分になった」
「俺なんてそんな」
「だから君からOFF会の誘いを受けた時に会う気になったのさ」
軽い感じで返事くれてたと思ってたけどそうじゃなかったんだ。
「ただリアルの私を見れば見る目が変わってしまうかもしれない」
「まあたしかに衝撃でした」
「それでも君はちゃんと年上の女性として接してくれた」
見た目はともかく言葉遣いとか考え方は大人だったからなぁ。
明らかに顔に出ていたようで睦月さんが苦笑している。
「見た目に引きずられないというのは存外難しいものさ」
「そういうものですか」
「こうして君と接して分かった。私は君が好きだ」
「はい、え?」
「君と付き合いたい」
「え?え?えーと、是非お願いします」
「ふふ、姉さん女房になってしまうな」
「そんな。見た目だとむしろ俺が年上ですよ」
「言ってくれるな。年上パワー見せてやるぞ」
こちらをベッドに寝かせるとズボンを脱がしチンコを咥えてくれる。
まだ勃起しておらず皮がかぶった状態なので恥ずかしい。
「む、睦月さん。汚いですよ」
「ぷはっ、私の好きなエロゲの系統を言ってみなさい」
「凌辱系?あ」
「わかったろう、即尺ぐらい当り前さ」
一気に喉奥まで咥えこむフェラ。
小さい口にチンコが全部入っているので犯罪的だ。
チンコを勃起させるのとべとべとにするのが目的だったようで、
すぐ手コキに移行する。
「ふむ、皮を剥くと若干洗い残しがある」
「ああ……恥ずかしい」
「エロゲと違ってさすがに恥垢を舐めとるのは厳しいな」
そういうとウェットティッシュで丁寧に綺麗にしてくれる。
「お風呂ではきちんと皮も剥いて洗わないと駄目だZO♪」
「かわいい」
「年上に対してかわいいは誉め言葉じゃないぞ」
そういいながらチンコを咥える。
勃起したチンコには睦月さんの口は小さい。
たいして大きくない俺のチンコの半分ぐらいしか入っていない。
それでも口いっぱいに頬張っている。
「なんかリスみたいっすね」
「ぷはっ、なにおぅ、かじっちゃうぞ」
そういって亀頭のみを咥えて、しごくように頭を前後させる。
ちゅぱちゅぱと音をさせて頭が動くさまは、
さながら高速でかじっているかのようだ。
「手も、手もお願いします」
「ほうはい?」(こうかい?)
リスがどんぐりを持つように根元と金玉を掴んでやわやわと揉んでくる。
見た目のかわいさと触られた気持ちよさで一気に気持ちよくなる。
「睦月さん、出ます!!」
「ひひよ、はひて」(いいよ、出して)
「出る!!」
「んん……コクッ、コクッ、まずい、もう一杯」
「青汁じゃないですから」
「やはり男としては飲んでもらえると嬉しいんだろう?」
「それは否定できませんね」
「きちんとお掃除フェラもしてあげよう」
「おおう、気持ちいい。吸い出されるってこんな感じなんですね」
「けっこう残っていたよ」
「俺も睦月さんの体触りたいです」
「わかった」
睦月さんが全裸になってベッドに腰掛ける。
本人も気にしている通り全体的に小さい。
「小さいだろう、これで30歳というんだからお笑いだよ」
「綺麗ですよ」
正面から揉むのは難しい大きさなので乳首に吸い付く。
うっすらとふくらみを感じるおっぱいは、
おそらく実際の中学生と比べても小さいほうなんだと思う。
エロゲで培った知識を駆使しておっぱいを舐め回す。
「あんっ、ん、一生懸命舐めてるな」
「初めてですから上手くできてるかさっぱりです」
「こういうのは気持ちが、あんっ、大事だからな」
こちらの頭をなでる睦月さんは菩薩のような表情をしていた。
見た目は子どもでもやっぱり大人の女性だ。
しばらく舐めていると睦月さんも何かしたくなったのだろう。
こちらのチンコに手を伸ばそうとしたが届かない。
「座った状態だとチンコに手が届かない」
「仕方ないですよ」
「おのれ……」
本当に悔しそうに「おのれ……」と言ってるのがかわいい。
あ、かわいい、っていうのは誉め言葉じゃないんだっけ。
でもなんてほめればいいんだろ。
「プリチーですね」
「なんだそれは?」
「かわいい以外でなんとか睦月さんの良さを表現したくて」
「そうかそうか、かわいいやつめっ」
にっこにこの表情で頭をわしゃわしゃされる。
「私ばっかり気持ちよくしなくてもいいんだよ」
「十分おっぱいを堪能しています」
「そうか、でも私はもう準備OKだよ」
「え、まだあそこを触ってないですよ」
「君が触りたいなら触るといいが」
そう言われてあそこを触ると愛液があふれてくる勢いだった。
こんなに出るものなの?
「小さい分潤滑油はたくさんっていう神の配慮だろうさ」
「なるほど?」
「さあ、横になって。お姉さんが入れてあげよう」
横になって睦月さんが上に乗ってくる。軽くて柔らかい。
明らかに小さい体に俺のチンコが入っていく。大丈夫か心配になる。
「ふうぅ、入ったぞ。どうだ?」
「なんというかすごいとしか」
あの小さい体のどこに収まっているのかと思う見た目。
無理やり入るのだろうと思ったらするっと入るおマンコ。
入れた後の包み込まれるような気持ちよさ。
「どうやら私は、あんっ、おマンコの具合は良いらしい」
「めっちゃ気持ちいいです」
「そう、あんっ、か、それはよかった。あんっ」
自分の体の上で一生懸命動いてくれる。
ものすごく気持ちいいけど睦月さんは気持ちいいんだろうか?
「してもらうばかりですけど睦月さんは気持ちいいですか?」
「あんっ、セックスぐらいしか君を、あんっ、満足させてあげられないから」
きっと自分の体の小ささを気にしているんだろう。
年の差なんて気にしない。見た目も気にしない。
俺は睦月さんを好きになったんだ。
「好きですよ、睦月さん」
「私も、私も好き」
少し起き上がってキスをする。
「キス嬉しい。でも出したいだろう?」
「いいんですよ、入れてるだけで気持ちいいですから」
「遠慮しなくていいんだぞ、私はお姉さんだからな」
「抜きゲーじゃないんですから一緒にくっついているだけでも満足ですよ」
「そうなのか?でも今までは……」
「今までのことは全部忘れて、改めて俺と一緒に純愛ゲー始めましょう」
「キュンと来た。やっぱり君は純愛ゲーの主人公気質だよ」
入れた状態で睦月さんがこちらに寄りかかってくる。
でも軽すぎて寄りかかられた感じがしない。
こちらから抱きしめて頭をなでると睦月さんが不満げな表情をしていた。
「あ、私がお姉さんなのに」
「お姉さんも頭をなでられていいんですよ」
「子ども扱いされてるみたいだ」
「彼女の頭をなでるのは純愛ゲーでよくあることですよ」
「そうか、彼女だもんな」
ご機嫌になって頭をなでられている。
睦月さんの膣内にチンコが入っていて気持ちいいし抱きしめているので暖かい。
それでいて無理やり気持ちよくなる感じでもない。
お風呂に浸かってくつろいでいるというのが近いかな。
「じんわりと気持ちいいですね」
「ああ、君のが大きくなったり小さくなったりしてるのが分かるよ」
「ずっとこうしていたいですね」
「ああ」
「……どうかしましたか?」
睦月さんは何か思いにふけるような表情をしている。
「以前君は私に「乙りろがよく続編であるなんて知ってましたね」と言っていたね」
「言いましたね」
「実は純愛ゲーも一通り情報は仕入れていてね、つり乙の続編であることも知ってたんだよ」
「そうだったんですか、なら俺の情報はあんまり役に立ってなかったですね」
「いや、君の紹介してくれた作品は実際にプレイしてみたよ」
「お、それは嬉しいですね」
「君が好きなものは私も好きになりたい、そう思ってね」
「睦月さん……」
「それでもこんな純愛なんてありえないと思っていたんだ」
「……」
「そう思っていたことが今ここにあるんだ、こんな嬉しいことはない」
「俺も睦月さんが好きなものを好きになりたいですよ」
「そうか、ならお勧めの凌辱ゲーを」
「それはお断りで」
「「……ははは」」
「今日はこのまま寝ちゃおうか」
「いいですね、挿入したまま寝るとかなんかエロゲみたいですし」
睦月さんを抱っこしたままベッドの中にもぐりこむ。
「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
・・・
朝目覚めると睦月さんの姿がなかった。
ただ隣で包丁の音がする。料理を作ってくれているのかな?
そう思って隣を覗いていると睦月さんが料理していた。
そしてさらなる衝撃があった。
「そ、その髪型は」
「君の好きな金色ラブリッチェ-Golden Time-のミナちゃんを真似してみた」
「素晴らしい、グレイト、Beautiful、今ここで死んでもいい」
「え?そんなに?」
若干睦月さんが引いていた。
「……はっ、つい可愛すぎて我を忘れてしまった」
睦月さんがにっこにこで朝食をふるまってくれる。
自分でもまさか我を忘れるぐらいだとは思わなかった。
でもなぁ、あんまりにもかわいかったし。
料理を食べて一段落すると、
睦月さんが棚の奥から一本のソフトを取り出してきた。
「本当は最初からやってほしいんだけど」
そういってPCでゲームを起動しセーブを読み込む。
どうやらエロゲのエンディングのようだ。
感動的なシーンっぽいけど内容を知らないのでいかんせん共感しづらい。
「お父さんが教えてくれたのは純愛ゲーばかりという話をしたよね」
「言ってましたね」
「そのころ決めたことがあるんだ」
「ほう」
「結婚する人とこのゲームのエンディングを一緒に見るんだってね」
PCで流れている作品[G線上の魔王]
応援ありがとうございます!
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