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Ep.1-5 《敗北確定快楽拷問ゲーム》
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男たちは好き勝手にアーニャを嬲った。
ある者はアーニャの乳房をただひたすらに揉みしだき、ある者はアーニャの手に自身の男性器を握らせる。
いつしかアーニャの体は、自身の汗と男たちが撒き散らした白濁液でぐちゃぐちゃに汚れきっていた。
それに加えて四六時中、男たちの誰かがアーニャの秘所に男性器を挿入し続ける。
男が膣内で射精をすると今度は次の男がやってきて、また膣内を抉る抽送が始まる。
それの繰り返しだった。
「おら、出すぞッ!」
「……くっ」
秘所の奥に熱いものが注ぎ込まれる。
そこを刺激されるだけで、否応無しに体は感じてしまう。
「ンッ……ぐっ……」
ビクビクと体を震わせながら、アーニャは唇を噛んでせめて声は出すまいと必死に耐えた。
「ふぅ……なんかこいつ大人しくなりましたね、最初はギャンギャン鳴いてたのに」
「あー、気の強い女にはこういうの多いんだよ。そんな責め全然聞いてませんけどアピールしてくんの。それか、お前の責めが下手くそなだけじゃね?」
「はぁ? 喧嘩売ってんすか?」
不愉快な男たちの会話をアーニャは軽く聞き流す。
10人近い男たちに囲まれたこの状況では、逃げ出すことなど到底不可能。
だからせめて、今は何も考えずに時間が過ぎるのを待っていた。
アーニャはぼんやりとした意識の中、自分の腕輪端末に視線を向ける。
(……あと、3分)
この1時間、最低最悪の時間だった。
だがこの無限のように思えた地獄の時間もまもなく終わる。
あと3分。
たったそれだけの時間、男たちの遊びに付き合えばいいだけ。
今までの責めを耐え続けてきたアーニャにとって、たったそれだけの時間を我慢することなど容易いように思えた。
「おい、お前らどけ。〆の時間だ」
一人の男がそう言うと、今まで好き勝手していた男たちがアーニャの体から離れていく。
そしてその男がアーニャの方へと近づいてくる。
不敵な笑みを浮かべたその男は、このゲームで最初に出会ったオーヤマと呼ばれていた男だった。
「よぉ、楽しんでくれたか、嬢ちゃん」
「……」
男を警戒するアーニャは何も喋らない。
「おお怖い怖い、そう睨むなって。でも今のお前、睨んでるつもりかもしれねぇが発情したメスの顔してるぜ?」
「く……ッ!」
相手の言葉に乗せられてはいけないと、分かってはいても表情に出てしまう。
「じゃあ俺たちの遊びに付き合ってくれた嬢ちゃんには、こいつをプレゼントだ」
そう言ってオーヤマは懐から注射器のような物を取り出す。
「な……なに、それは……ッ!?」
紅潮していたアーニャの顔がスッと青ざめる。
直感的に恐怖を感じ、仰向けの体勢のまま後ずさりする。
「これは特性付与剤って言ってな、お前の体に消えることのない特性を埋め込むことができる。ベータの世界にしかない……いわば呪いみたいなものさ」
「のろ、い……?」
「フッ、何を言ってるか分からないか? まあ今に分かるさ」
怯えるアーニャの手首を、オーヤマが掴む。
「……ッ! 離してっ!」
「押さえろ」
「うぐ……っ!」
なけなしの力で暴れるアーニャだったが、背後からやってきた別の男に羽交い絞めにされ、完全に逃げ場を失う。
「そうだな、まだここはいじめてなかったか」
オーヤマの手がアーニャのやや膨らんだ左胸に触れる。
「んっ、さわ……るなぁ……」
ヒクつく体を必死に抑え込み、必死になんともないかのように振る舞う。
オーヤマはそんなアーニャの乳首を摘まみ、その先端に注射針を差し込んだ。
「い”い”ッ!?」
敏感なその部分に激痛が走る。
そこに快楽なんてものは微塵もない。
だが直後、体の中に何かが入り込んでくる感覚がやってきて、次第にその感覚はじんじんとした熱さに変わっていく。
「……ンッ……あッ!? いあぁあああああッ!! な、何これぇええッ!?」
左胸の先端がどんどん熱くなり、もはや何もされてないのに悶えてしまう。
体の組織が内側から書き換えられていくかのような、尋常ではない熱さにアーニャはじたばたとのたうち回る。
「おうおう、気持ちよさそうな声で鳴くじゃなぇか。この注射には刺したところの感度を高める特性が入っていてな。お前のこっちの乳首はもうクリトリスかそれ以上の感度になっているはずだぜ」
アーニャの左胸の先端が、男の指でピンと弾かれる。
「――ッ!? ひぎぁああッ!!」
ただそれだけの刺激なのに、強い快楽が一気に押し寄せる。
アーニャは何が起きたか分からず、困惑したまま背筋を仰け反らせビクビクと体を震わせた。
(うそ……私、乳首、触られてだけで……)
そして少し遅れて自分が絶頂したのだと気づいた。
「よし、これで準備完了。みんな銃は持ったか」
オーヤマはそう口にしてアーニャのそばから離れる。
視界が開け、アーニャはそこでようやく周囲の状況に気づく。
「あ……ぇ……?」
両手足はそれぞれ男たちに掴まれ、一切動かすことはできない。
それ以外の男たちはアーニャを囲むように立ち、全員光沢のある光線銃を手にしていた。
その光線銃の銃口が、一斉にアーニャの体に向けられる。
「俺たちの遊びに付き合ってくれてありがとうな嬢ちゃん。そんな嬢ちゃんに感謝の気持ちを込めて、お前には今まで感じたこともない最高の快楽を与えてやるよ」
(そんな……うそ、でしょ……? あんなの、一気に受けたら……)
もし、その引き金が一気に引かれたら――
想像するだけで、アーニャは恐怖で動けなくなる。
アーニャにはもう手足を動かして足掻く体力すらなく、涙目になりながら目の前の光景が嘘か幻の類であることを願う。
一方オーヤマは自身の腕輪端末をじっと見つめていた。
1秒、2秒と減っていく残り時間。
そしてその時間がちょうど60秒になったその瞬間、フッと笑みをこぼす。
「さぁ、人生最高の1分間を楽しみな」
「や……やめ……おねが……」
オーヤマが指をパチンと鳴らす。
それを合図に男たちが手にしていた光線銃の引き金が一気に引かれる。
いくつもの赤い色をしたレーザーがアーニャの体を貫く。
「あッ、ぎゅっ、あがっ!?」
肩、胸、へそ、太もも。
体のいたるところにジュっと熱くなる感覚がやってきて、その感覚は次第に強力な快楽へと変わっていく。
「あ……ああッ!? あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!」
獣ような声で絶叫するアーニャ。
それはもう、人が耐えられるレベルを大きく超えた快楽だった。
秘所からは絶え間なく潮と愛液があふれて止まらない。
「うわっ、潮吹きっぱなしですよこの子」
「この世界では無限に潮吹けるからねぇ、やろうと思えばこの部屋が水槽になるまで潮吹けるぜ」
「ははっ、なんだそれプールの蛇口かよ」
男たちはアーニャが快楽に悶える姿を楽しそうに眺める。
アーニャの体はまるで電極でも付けられたかのように不規則に震える。
それは快楽による痙攣でもあり、少しでも快楽から逃げようとする足掻きでもあった。
「こらこら暴れるな。あと50秒で終わるんだからよ」
(これがあと、50秒も……? そんな、こわ、れ……)
「ンぎッ!? ふぁあああああッ!! そこだめぇええええッ!!」
「おーすごい、クリに当てたらめちゃくちゃ濃い愛液がふきだしたぜ」
傍から見れば、体を拘束された少女にいくつものレーザーポインタが当てられているかのような奇妙な光景。
そのレーザーの一つ一つが触れた場所に快楽を与える効果があり、それがまるで虫のように体中を這いまわる。
皮膚に触れるだけで声を上げてしまうほどの快楽がやってくるというのに、それが少しでも肌の敏感な部分に当たれば、その瞬間頭が飛びそうになるほどの刺激がやってくる。
(これ、イくの……止まらなっ)
絶え間なく続く絶頂。
このゲームが終わるまで、それが終わることはない。
「ひぎゅううッ!?」
「お、こいつここ弱いみたいだぜ。みんなもここに当ててみろよ」
「ひぃッ!? そこやめぇッ、ンぁあああッ!!」
アーニャがはしたない声を上げれば上げるほど、男たちはアーニャの弱い部分を重点的に責め続ける。
まるで宝探しを楽しむかのように。
「いやぁあッ!! もうやめてぇ……お願い、だからぁっ……んッ、いぁあああッ!!」
いくら懇願しても男たちはレーザーを当て続けることをやめない。
残り時間はもう1分もないというのに、1秒が無限の時間のようにさえ思える。
「ほら、そろそろ時間だ。姫様を天国に昇天させてやりな」
「あいよ、オーヤマさん」
男たちはオーヤマの声に答えるように、光線銃を動かす。
今まで散り散りだったレーザーの照射点がある一点に集まっていく。
男たちが何をしようとしているのか、それをアーニャは体の感覚で理解する。
「あ……そっち、だめッ! い”ッ――――あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!? 胸はダメぇえええええッ!!」
レーザーの照射点はアーニャの左胸の先端、先ほどオーヤマに注射を打たれた場所へと集まっていく。
そこは今、アーニャにとって最も敏感に感じる場所。
その弱点をいくつものレーザーに打ちぬかれ、その快楽は何倍にも何十倍にも膨れ上がる。
「い”ぎッ!? ン”ぁ……んぎゅ……ッ!?」
もはや声にならない声が漏れる。
あまりの快楽にアーニャは腰を浮かせたまま体をビクビクと震わせ、その状態から返ってこれない。
(ぁ……なにも……考え、られな………)
消えかける意識。
「ンぁ……っ? がはっ!? あぁッ、ンぐッ!」
だが直後、暴力的な快楽で目が覚める。
交互にやってくる失神と覚醒。
強すぎる快楽がアーニャの意識を吹き飛ばし、だがその刺激が止まらない限り意識はすぐに覚醒する。
「い”あ”ぁ”ッ! もう、いやぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!」
それはもう拷問に近い感覚だった。
「あひっ……あっ……んぁ……」
そして次第に自分が意識を保てているのかそうでないのか、これが夢なのかどうかも分からなくなり、アーニャの意識はまどろみの中に消えていく。
ある者はアーニャの乳房をただひたすらに揉みしだき、ある者はアーニャの手に自身の男性器を握らせる。
いつしかアーニャの体は、自身の汗と男たちが撒き散らした白濁液でぐちゃぐちゃに汚れきっていた。
それに加えて四六時中、男たちの誰かがアーニャの秘所に男性器を挿入し続ける。
男が膣内で射精をすると今度は次の男がやってきて、また膣内を抉る抽送が始まる。
それの繰り返しだった。
「おら、出すぞッ!」
「……くっ」
秘所の奥に熱いものが注ぎ込まれる。
そこを刺激されるだけで、否応無しに体は感じてしまう。
「ンッ……ぐっ……」
ビクビクと体を震わせながら、アーニャは唇を噛んでせめて声は出すまいと必死に耐えた。
「ふぅ……なんかこいつ大人しくなりましたね、最初はギャンギャン鳴いてたのに」
「あー、気の強い女にはこういうの多いんだよ。そんな責め全然聞いてませんけどアピールしてくんの。それか、お前の責めが下手くそなだけじゃね?」
「はぁ? 喧嘩売ってんすか?」
不愉快な男たちの会話をアーニャは軽く聞き流す。
10人近い男たちに囲まれたこの状況では、逃げ出すことなど到底不可能。
だからせめて、今は何も考えずに時間が過ぎるのを待っていた。
アーニャはぼんやりとした意識の中、自分の腕輪端末に視線を向ける。
(……あと、3分)
この1時間、最低最悪の時間だった。
だがこの無限のように思えた地獄の時間もまもなく終わる。
あと3分。
たったそれだけの時間、男たちの遊びに付き合えばいいだけ。
今までの責めを耐え続けてきたアーニャにとって、たったそれだけの時間を我慢することなど容易いように思えた。
「おい、お前らどけ。〆の時間だ」
一人の男がそう言うと、今まで好き勝手していた男たちがアーニャの体から離れていく。
そしてその男がアーニャの方へと近づいてくる。
不敵な笑みを浮かべたその男は、このゲームで最初に出会ったオーヤマと呼ばれていた男だった。
「よぉ、楽しんでくれたか、嬢ちゃん」
「……」
男を警戒するアーニャは何も喋らない。
「おお怖い怖い、そう睨むなって。でも今のお前、睨んでるつもりかもしれねぇが発情したメスの顔してるぜ?」
「く……ッ!」
相手の言葉に乗せられてはいけないと、分かってはいても表情に出てしまう。
「じゃあ俺たちの遊びに付き合ってくれた嬢ちゃんには、こいつをプレゼントだ」
そう言ってオーヤマは懐から注射器のような物を取り出す。
「な……なに、それは……ッ!?」
紅潮していたアーニャの顔がスッと青ざめる。
直感的に恐怖を感じ、仰向けの体勢のまま後ずさりする。
「これは特性付与剤って言ってな、お前の体に消えることのない特性を埋め込むことができる。ベータの世界にしかない……いわば呪いみたいなものさ」
「のろ、い……?」
「フッ、何を言ってるか分からないか? まあ今に分かるさ」
怯えるアーニャの手首を、オーヤマが掴む。
「……ッ! 離してっ!」
「押さえろ」
「うぐ……っ!」
なけなしの力で暴れるアーニャだったが、背後からやってきた別の男に羽交い絞めにされ、完全に逃げ場を失う。
「そうだな、まだここはいじめてなかったか」
オーヤマの手がアーニャのやや膨らんだ左胸に触れる。
「んっ、さわ……るなぁ……」
ヒクつく体を必死に抑え込み、必死になんともないかのように振る舞う。
オーヤマはそんなアーニャの乳首を摘まみ、その先端に注射針を差し込んだ。
「い”い”ッ!?」
敏感なその部分に激痛が走る。
そこに快楽なんてものは微塵もない。
だが直後、体の中に何かが入り込んでくる感覚がやってきて、次第にその感覚はじんじんとした熱さに変わっていく。
「……ンッ……あッ!? いあぁあああああッ!! な、何これぇええッ!?」
左胸の先端がどんどん熱くなり、もはや何もされてないのに悶えてしまう。
体の組織が内側から書き換えられていくかのような、尋常ではない熱さにアーニャはじたばたとのたうち回る。
「おうおう、気持ちよさそうな声で鳴くじゃなぇか。この注射には刺したところの感度を高める特性が入っていてな。お前のこっちの乳首はもうクリトリスかそれ以上の感度になっているはずだぜ」
アーニャの左胸の先端が、男の指でピンと弾かれる。
「――ッ!? ひぎぁああッ!!」
ただそれだけの刺激なのに、強い快楽が一気に押し寄せる。
アーニャは何が起きたか分からず、困惑したまま背筋を仰け反らせビクビクと体を震わせた。
(うそ……私、乳首、触られてだけで……)
そして少し遅れて自分が絶頂したのだと気づいた。
「よし、これで準備完了。みんな銃は持ったか」
オーヤマはそう口にしてアーニャのそばから離れる。
視界が開け、アーニャはそこでようやく周囲の状況に気づく。
「あ……ぇ……?」
両手足はそれぞれ男たちに掴まれ、一切動かすことはできない。
それ以外の男たちはアーニャを囲むように立ち、全員光沢のある光線銃を手にしていた。
その光線銃の銃口が、一斉にアーニャの体に向けられる。
「俺たちの遊びに付き合ってくれてありがとうな嬢ちゃん。そんな嬢ちゃんに感謝の気持ちを込めて、お前には今まで感じたこともない最高の快楽を与えてやるよ」
(そんな……うそ、でしょ……? あんなの、一気に受けたら……)
もし、その引き金が一気に引かれたら――
想像するだけで、アーニャは恐怖で動けなくなる。
アーニャにはもう手足を動かして足掻く体力すらなく、涙目になりながら目の前の光景が嘘か幻の類であることを願う。
一方オーヤマは自身の腕輪端末をじっと見つめていた。
1秒、2秒と減っていく残り時間。
そしてその時間がちょうど60秒になったその瞬間、フッと笑みをこぼす。
「さぁ、人生最高の1分間を楽しみな」
「や……やめ……おねが……」
オーヤマが指をパチンと鳴らす。
それを合図に男たちが手にしていた光線銃の引き金が一気に引かれる。
いくつもの赤い色をしたレーザーがアーニャの体を貫く。
「あッ、ぎゅっ、あがっ!?」
肩、胸、へそ、太もも。
体のいたるところにジュっと熱くなる感覚がやってきて、その感覚は次第に強力な快楽へと変わっていく。
「あ……ああッ!? あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!」
獣ような声で絶叫するアーニャ。
それはもう、人が耐えられるレベルを大きく超えた快楽だった。
秘所からは絶え間なく潮と愛液があふれて止まらない。
「うわっ、潮吹きっぱなしですよこの子」
「この世界では無限に潮吹けるからねぇ、やろうと思えばこの部屋が水槽になるまで潮吹けるぜ」
「ははっ、なんだそれプールの蛇口かよ」
男たちはアーニャが快楽に悶える姿を楽しそうに眺める。
アーニャの体はまるで電極でも付けられたかのように不規則に震える。
それは快楽による痙攣でもあり、少しでも快楽から逃げようとする足掻きでもあった。
「こらこら暴れるな。あと50秒で終わるんだからよ」
(これがあと、50秒も……? そんな、こわ、れ……)
「ンぎッ!? ふぁあああああッ!! そこだめぇええええッ!!」
「おーすごい、クリに当てたらめちゃくちゃ濃い愛液がふきだしたぜ」
傍から見れば、体を拘束された少女にいくつものレーザーポインタが当てられているかのような奇妙な光景。
そのレーザーの一つ一つが触れた場所に快楽を与える効果があり、それがまるで虫のように体中を這いまわる。
皮膚に触れるだけで声を上げてしまうほどの快楽がやってくるというのに、それが少しでも肌の敏感な部分に当たれば、その瞬間頭が飛びそうになるほどの刺激がやってくる。
(これ、イくの……止まらなっ)
絶え間なく続く絶頂。
このゲームが終わるまで、それが終わることはない。
「ひぎゅううッ!?」
「お、こいつここ弱いみたいだぜ。みんなもここに当ててみろよ」
「ひぃッ!? そこやめぇッ、ンぁあああッ!!」
アーニャがはしたない声を上げれば上げるほど、男たちはアーニャの弱い部分を重点的に責め続ける。
まるで宝探しを楽しむかのように。
「いやぁあッ!! もうやめてぇ……お願い、だからぁっ……んッ、いぁあああッ!!」
いくら懇願しても男たちはレーザーを当て続けることをやめない。
残り時間はもう1分もないというのに、1秒が無限の時間のようにさえ思える。
「ほら、そろそろ時間だ。姫様を天国に昇天させてやりな」
「あいよ、オーヤマさん」
男たちはオーヤマの声に答えるように、光線銃を動かす。
今まで散り散りだったレーザーの照射点がある一点に集まっていく。
男たちが何をしようとしているのか、それをアーニャは体の感覚で理解する。
「あ……そっち、だめッ! い”ッ――――あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!? 胸はダメぇえええええッ!!」
レーザーの照射点はアーニャの左胸の先端、先ほどオーヤマに注射を打たれた場所へと集まっていく。
そこは今、アーニャにとって最も敏感に感じる場所。
その弱点をいくつものレーザーに打ちぬかれ、その快楽は何倍にも何十倍にも膨れ上がる。
「い”ぎッ!? ン”ぁ……んぎゅ……ッ!?」
もはや声にならない声が漏れる。
あまりの快楽にアーニャは腰を浮かせたまま体をビクビクと震わせ、その状態から返ってこれない。
(ぁ……なにも……考え、られな………)
消えかける意識。
「ンぁ……っ? がはっ!? あぁッ、ンぐッ!」
だが直後、暴力的な快楽で目が覚める。
交互にやってくる失神と覚醒。
強すぎる快楽がアーニャの意識を吹き飛ばし、だがその刺激が止まらない限り意識はすぐに覚醒する。
「い”あ”ぁ”ッ! もう、いやぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ!!」
それはもう拷問に近い感覚だった。
「あひっ……あっ……んぁ……」
そして次第に自分が意識を保てているのかそうでないのか、これが夢なのかどうかも分からなくなり、アーニャの意識はまどろみの中に消えていく。
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