6 / 13
6*
しおりを挟む
「……脱がせるわ……、っ!」
ゆっくりと腰帯を解いてカーライルの寝間着を脱がせた瞬間――鍛えている腹筋がいきなり現れて、イヴリアの顔はさぁっと赤く染まった。学者なのにこんなきれいな身体なんて。そう言えば、考古学を専攻している彼はあちらこちらとフィールドワークに行っていたわ、と思い出す。
『俺の職業なんて、学者っていうより探検家みたいなものだよ』とニコニコ笑っていたカーライル。思った以上に鍛え抜かれているその体躯にドキドキしている自分を悟られたくなくて、イヴリアは少しだけ咳ばらいをした。
そして、どうしたって目に入る、その引き締まった腹につくほどに反り返っている大きな陰茎。一般的なサイズなんて知らないし興味もないけれど、やっぱりライルのココ、とっても立派だわ……と、イヴリアはどこかうっとりとした心地でその陰茎に手を伸ばした。そっと優しく、指先でちょんとつつくように触れれば、そこはふるん、と一度大きく揺れる。
「うぅ、イヴ……っ」
カーライルのかすかなうめき声の混じった吐息に、ずくん、とイヴリアの身体も反応する。自分の身体がどこかねっとりとした甘い熱に浸されていくのがわかって、イヴリアの小さな唇からも、吐息がひとつこぼれた。さすがに触れただけで射精はもうしないようだけれど、張り出した先端からは絶え間なくとろとろと透明な液が垂れてきている。垂れ流されているつやつやと光るその液をまぶされている肉の棒は、血管が浮き出しビキビキと雄の欲をたずさえて聳えていた。
少しだけ怖い。けれど、これが彼の分身なのだ、と思うとどこか愛しくて可愛く思えるから不思議だった。
「ライル……」
そっと身体を近づけると、イヴリアは硬くなった茎を両手で掴み、根元を指でやさしく包むようにして触れる。はぁと吐息を漏らせば、それだけで手の中の熱い肉の棒は、カーライル自身と呼応するようにぶるりと震えた。
「イヴ……めちゃくちゃ、気持ちいいよ……イヴに触れられてるだけで、だめ、だ……イヴ……っ」
「大丈夫? その……痛かったら言ってね……?」
「ああ、ごめん、腹の奥も、身体も、ソコも、全部がおかしくてバカになりそう……ぅ、うっ、イヴっ、イヴの手、小さくて、やわらかい……」
「ライルはただ……その、射精することだけ考えて」
「うん……っ、あぁ、でもイヴ、君のことしか考えられないよ、イヴ……っ、イヴ、好き、好きだよっ、あぁ、イヴ……っ」
思わぬ告白めいた言葉に、イヴリアの心臓もドクドクと音を立てていく。
そんなにせつなそうな声でこんな時に言うなんて卑怯だわ、と思いながら、イヴリアは手の中にいる硬く勃ち上がった陰茎をにぎり、出来るだけ優しくその両手を上下させた。
だらだらとこぼれ続けている透明な液が、イヴリアが手を上下させるたびにぬちぬちと音を立てる。うぅ、だとか、はぁ、だとか、熱い吐息を吐きながら、それでもカーライルはじっとイヴリアを見つめ続けていた。常は優しい陽色の瞳が、激しく燃えている。はっきりとその瞳には欲の焔が灯っていた。
「好き、だ……ごめん、こんな時に……。でも……イヴだから、イヴの手だから、こんなに気持ちいいんだって……伝え、たいっ、うぅっ、好き、好きだよ、大好きだ、イヴ……っ」
「ライル……っ、ええ、わたしも、……好きよ……」
少しだけ苦しそうなカーライルの上ずった声で伝えられる愛の告白に、イヴリアの心臓もドキドキしてくる。思わず擦り上げる手に力がこもってしまい、ウッ、とカーライルのうめき声が上がった。けれどそこに『痛い』だとか『やめてほしい』という色は見えず、イヴリアはホッとする。
イヴリアだって閨の実践は初めてだ。でも初夜の営みの前にとしっかり予習はしてきた。
(――大丈夫、わたし、予習復習は得意だもの。確か茎の部分だけじゃなくて、男性の性感帯は……)
「あぁ、……っ!? あっ、イヴ……っ、そんな、ところ」
すり、と茎から片手を動かして、イヴリアは細い指先でカーライルのいまやパンパンに詰まった質量を持つ陰嚢をすりすりと揉み上げるようにして擦った。その動きに、カーライルの身体はあからさまに反応を変えてビクビクと大きく震え始める。はあ、と漏れる息が、濡れた色を帯びて静かな部屋に広がっていった。
まるで幼いころの、まだイヴリアと同じ程度の背丈だったころの彼みたいだ。イヴ、と呼ばれて顔を上げれば、とろんとした陽色がじっとイヴリアを見つめていた。
「イヴ……ダメ、だよ、あ、ダメ……なんだ、そこっ……、イヴ……っ、出ちゃ、う、出る、イヴっ」
「ライル、ふふ、なんだか可愛い……、いいの、出していい、から……っ」
「!……っ、ぁっ、イヴっ」
手の中で熱く、ヒクヒクと動くそこがかわいらしくてたまらなくて、イヴリアは陰茎に顔を寄せて、ちゅ、とそのてっぺんに軽くキスしてしまった、その瞬間。
「きゃあっ!」
そこは、ビクンビクンと大きく跳ねて熱い白濁を吐き出した。
吐き出すというより発射に近い。びゅるるるっ!!と飛び出したそれは、すさまじい勢いでイヴリアの顔に掛かった。
ゆっくりと腰帯を解いてカーライルの寝間着を脱がせた瞬間――鍛えている腹筋がいきなり現れて、イヴリアの顔はさぁっと赤く染まった。学者なのにこんなきれいな身体なんて。そう言えば、考古学を専攻している彼はあちらこちらとフィールドワークに行っていたわ、と思い出す。
『俺の職業なんて、学者っていうより探検家みたいなものだよ』とニコニコ笑っていたカーライル。思った以上に鍛え抜かれているその体躯にドキドキしている自分を悟られたくなくて、イヴリアは少しだけ咳ばらいをした。
そして、どうしたって目に入る、その引き締まった腹につくほどに反り返っている大きな陰茎。一般的なサイズなんて知らないし興味もないけれど、やっぱりライルのココ、とっても立派だわ……と、イヴリアはどこかうっとりとした心地でその陰茎に手を伸ばした。そっと優しく、指先でちょんとつつくように触れれば、そこはふるん、と一度大きく揺れる。
「うぅ、イヴ……っ」
カーライルのかすかなうめき声の混じった吐息に、ずくん、とイヴリアの身体も反応する。自分の身体がどこかねっとりとした甘い熱に浸されていくのがわかって、イヴリアの小さな唇からも、吐息がひとつこぼれた。さすがに触れただけで射精はもうしないようだけれど、張り出した先端からは絶え間なくとろとろと透明な液が垂れてきている。垂れ流されているつやつやと光るその液をまぶされている肉の棒は、血管が浮き出しビキビキと雄の欲をたずさえて聳えていた。
少しだけ怖い。けれど、これが彼の分身なのだ、と思うとどこか愛しくて可愛く思えるから不思議だった。
「ライル……」
そっと身体を近づけると、イヴリアは硬くなった茎を両手で掴み、根元を指でやさしく包むようにして触れる。はぁと吐息を漏らせば、それだけで手の中の熱い肉の棒は、カーライル自身と呼応するようにぶるりと震えた。
「イヴ……めちゃくちゃ、気持ちいいよ……イヴに触れられてるだけで、だめ、だ……イヴ……っ」
「大丈夫? その……痛かったら言ってね……?」
「ああ、ごめん、腹の奥も、身体も、ソコも、全部がおかしくてバカになりそう……ぅ、うっ、イヴっ、イヴの手、小さくて、やわらかい……」
「ライルはただ……その、射精することだけ考えて」
「うん……っ、あぁ、でもイヴ、君のことしか考えられないよ、イヴ……っ、イヴ、好き、好きだよっ、あぁ、イヴ……っ」
思わぬ告白めいた言葉に、イヴリアの心臓もドクドクと音を立てていく。
そんなにせつなそうな声でこんな時に言うなんて卑怯だわ、と思いながら、イヴリアは手の中にいる硬く勃ち上がった陰茎をにぎり、出来るだけ優しくその両手を上下させた。
だらだらとこぼれ続けている透明な液が、イヴリアが手を上下させるたびにぬちぬちと音を立てる。うぅ、だとか、はぁ、だとか、熱い吐息を吐きながら、それでもカーライルはじっとイヴリアを見つめ続けていた。常は優しい陽色の瞳が、激しく燃えている。はっきりとその瞳には欲の焔が灯っていた。
「好き、だ……ごめん、こんな時に……。でも……イヴだから、イヴの手だから、こんなに気持ちいいんだって……伝え、たいっ、うぅっ、好き、好きだよ、大好きだ、イヴ……っ」
「ライル……っ、ええ、わたしも、……好きよ……」
少しだけ苦しそうなカーライルの上ずった声で伝えられる愛の告白に、イヴリアの心臓もドキドキしてくる。思わず擦り上げる手に力がこもってしまい、ウッ、とカーライルのうめき声が上がった。けれどそこに『痛い』だとか『やめてほしい』という色は見えず、イヴリアはホッとする。
イヴリアだって閨の実践は初めてだ。でも初夜の営みの前にとしっかり予習はしてきた。
(――大丈夫、わたし、予習復習は得意だもの。確か茎の部分だけじゃなくて、男性の性感帯は……)
「あぁ、……っ!? あっ、イヴ……っ、そんな、ところ」
すり、と茎から片手を動かして、イヴリアは細い指先でカーライルのいまやパンパンに詰まった質量を持つ陰嚢をすりすりと揉み上げるようにして擦った。その動きに、カーライルの身体はあからさまに反応を変えてビクビクと大きく震え始める。はあ、と漏れる息が、濡れた色を帯びて静かな部屋に広がっていった。
まるで幼いころの、まだイヴリアと同じ程度の背丈だったころの彼みたいだ。イヴ、と呼ばれて顔を上げれば、とろんとした陽色がじっとイヴリアを見つめていた。
「イヴ……ダメ、だよ、あ、ダメ……なんだ、そこっ……、イヴ……っ、出ちゃ、う、出る、イヴっ」
「ライル、ふふ、なんだか可愛い……、いいの、出していい、から……っ」
「!……っ、ぁっ、イヴっ」
手の中で熱く、ヒクヒクと動くそこがかわいらしくてたまらなくて、イヴリアは陰茎に顔を寄せて、ちゅ、とそのてっぺんに軽くキスしてしまった、その瞬間。
「きゃあっ!」
そこは、ビクンビクンと大きく跳ねて熱い白濁を吐き出した。
吐き出すというより発射に近い。びゅるるるっ!!と飛び出したそれは、すさまじい勢いでイヴリアの顔に掛かった。
23
あなたにおすすめの小説
わんこ系婚約者の大誤算
甘寧
恋愛
女にだらしないワンコ系婚約者と、そんな婚約者を傍で優しく見守る主人公のディアナ。
そんなある日…
「婚約破棄して他の男と婚約!?」
そんな噂が飛び交い、優男の婚約者が豹変。冷たい眼差しで愛する人を見つめ、嫉妬し執着する。
その姿にディアナはゾクゾクしながら頬を染める。
小型犬から猛犬へ矯正完了!?
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
【完結】大好きな幼馴染には愛している人がいるようです。だからわたしは頑張って仕事に生きようと思います。
たろ
恋愛
幼馴染のロード。
学校を卒業してロードは村から街へ。
街の警備隊の騎士になり、気がつけば人気者に。
ダリアは大好きなロードの近くにいたくて街に出て子爵家のメイドとして働き出した。
なかなか会うことはなくても同じ街にいるだけでも幸せだと思っていた。いつかは終わらせないといけない片思い。
ロードが恋人を作るまで、夢を見ていようと思っていたのに……何故か自分がロードの恋人になってしまった。
それも女避けのための(仮)の恋人に。
そしてとうとうロードには愛する女性が現れた。
ダリアは、静かに身を引く決意をして………
★ 短編から長編に変更させていただきます。
すみません。いつものように話が長くなってしまいました。
うっかり結婚を承諾したら……。
翠月 瑠々奈
恋愛
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
伯爵令嬢の婚約解消理由
七宮 ゆえ
恋愛
私には、小さい頃から親に決められていた婚約者がいます。
婚約者は容姿端麗、文武両道、金枝玉葉という世のご令嬢方が黄色い悲鳴をあげること間違い無しなお方です。
そんな彼と私の関係は、婚約者としても友人としても比較的良好でありました。
しかしある日、彼から婚約を解消しようという提案を受けました。勿論私達の仲が不仲になったとか、そういう話ではありません。それにはやむを得ない事情があったのです。主に、国とか国とか国とか。
一体何があったのかというと、それは……
これは、そんな私たちの少しだけ複雑な婚約についてのお話。
*本編は8話+番外編を載せる予定です。
*小説家になろうに同時掲載しております。
*なろうの方でも、アルファポリスの方でも色んな方に続編を読みたいとのお言葉を貰ったので、続きを只今執筆しております。
【完結】小さなマリーは僕の物
miniko
恋愛
マリーは小柄で胸元も寂しい自分の容姿にコンプレックスを抱いていた。
彼女の子供の頃からの婚約者は、容姿端麗、性格も良く、とても大事にしてくれる完璧な人。
しかし、周囲からの圧力もあり、自分は彼に不釣り合いだと感じて、婚約解消を目指す。
※マリー視点とアラン視点、同じ内容を交互に書く予定です。(最終話はマリー視点のみ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる