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14.暗雲!水着審査!
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カバンに入れたはずのスマホがポケットに入っていたことは気になったが、それよりもこの状況をなんとかしなければいけない。
審査中にスマホを鳴らしてしまうのは減点対象だ。
スマホを見ると電話番号が出ている。それはつまり、更紗が登録してる相手ではないことを示していた。
(いったい誰が……あ)
舞台袖の人影が目に入る。スマホを手に持った佳世が更紗に向かって勝ち誇ったように微笑んでいた。
その時、更紗はこの着信相手が誰なのか、なぜスマホが制服に入っていたのかを理解した。
つまり更紗は罠にはめられたのだ。佳世がスタッフを利用して制服にスマホを仕込み、更紗に制服を着るように促した。
(やられた!)
この状況に至るまで更紗は微塵も警戒していなかった。佳世が何かしてくるのは、少し考えれば想像がついたはずなのに。
(考えないと、この状況を打破する方法を……でも、トークの途中にスマホが鳴ったのをもうどうやったってごまかせないし)
「へぇー、あとのお楽しみって言ってたけど、本当にいい曲だねー!」
隣で瑠奈がのんびりとした調子で言い、更紗と目が合うとウィンクをしてみせた。
(そうか!このまま……)
「ね!言った通りだったでしょ」
更紗は言いながら着信を止め、機内モードに切り替えて電話が鳴らないようにした後、ミュージックアプリを起動して画面を司会者に見せる。
「今の曲、ネットで活躍中の作曲家ミカさんが作った曲なんです」
「更紗、ネットでそういう音楽探すの趣味だもんね」
更紗と瑠奈の意図を察した美羽の援護もあって、司会者はすっかりこれが更紗たちの打ち合わせ通りな演出だと思い込んだ。
「如月さんの趣味ってネットクリエイターの曲を聴くことなんですか?」
「そうなんです。特にこのミカさんの曲はうちに秘める感情をメロディにするのが上手な方で、聴き入っちゃいます」
「そういえば最近更紗いっつも彼女の新曲あがってないかチェックしてるもんね」
その後は穏やかにトークが続き、更紗は出番を終えることができた。予期せぬ事態はあったものの、第二審査も上々の出来だ。
舞台袖に戻ると同時に緊張が解けた。
「更紗お疲れ!あと一つだよ」
「そうだね、あと一つ。疲れてる場合じゃないね!それと美羽、天空さん、さっきはフォローありがとう」
「お役に立ててなによりだよ」
「そうだ、さっきのあれ、なんだったの?」
「……黒川先輩が仕掛けてきたみたい」
思えば、直前になって制服に着替えるように言ってきたあのスタッフは控え室に更紗を呼びに来たスタッフだ。ただ本当に道着が禁止というだけなら、控え室に来た時に言うべきなのだ。それをしなかったのは空になった控え室で仕込みをする必要があったから。気付けなかったことが悔やまれる。
「まったく陰湿ー。次の審査ではこっちからかけ直してやろうよ!」
頬をぷくりと膨らませて美羽は怒りをあらわにした。
「まぁまぁ。最後は水着審査だしスマホは持ってないと思うよ」
「うー……悔しい」
更紗と瑠奈で美羽をなだめ、控室へと急ぐ。
更紗の頭の中は次の戦いのことでいっぱいだった。
次の水着審査で決着がつく。
どんな妨害があろうと絶対に勝つ。そんな気持ちでいたのだが。
「……やられたね」
悔しそうに顔を歪ませる瑠奈の視線の先には、水着が着せてあったマネキン。
裸にされたマネキンの傍には布の切れ端になった水着が散らばっていた。
その端切れを手に取り、更紗は肩を震わせる。
「どうしよう……」
水着がなければ審査に出られない。
水着審査の水着はコンテスト主催側が用意したもので、近くで買ってくるわけにもいかない。
「とりあえず、予備がないかスタッフに聞いてみようよ」
瑠奈の言葉で立ち止まっている場合じゃないと思い直し、急いでスタッフに予備を確認した。
そのスタッフは佳世の息のかかった人ではなかったらしく、きちんと予備の水着置き場へと案内してくれた。
だが、そこで別の問題が発生した。
「更紗の抜群のスタイルは武器だと思ってたんだけどさぁ、こういう事態に陥るとある意味欠点にもなるんだね」
更紗の抜群のプロポーションは規格外だった。予備の水着では更紗の身体に合うものはなかったのだ。
「とりあえず……一番合いそうな水着を借りてなんとかしよう!」
更紗は予備の中から一番大きなサイズのものを取って、控室へと踵を返す。
取り合えず着ることさえできればなんとかなる。
控室に戻った更紗はさっそく水着を試着してみた。
「と……留まらない……!」
背中でフックを引っかけて留めるタイプの水着だが、全く届かない。数センチほど長さが足りていなかった。
「更紗は髪が長いから背中は見えないよ。だから布を継ぎ足そう」
美羽は自らのハンカチを水着に結び、足りなかった分の長さを補った。更紗の長く艶やかな髪が背中を覆うと、継ぎ足している部分は完璧に隠れた。
「これなら気付かれなさそうだね……けどさ」
瑠奈は更紗の周りをぐるりと周りその姿を眺めた後、気まずそうに苦笑を漏らす。
「ちょっと刺激的な格好過ぎない?」
もともとサイズが合っていないのはわかっていたことだが、更紗の肉感的な身体を覆うには生地の面積が心もとない。
更紗自身もそれを感じていて、髪の毛で身体が隠れるように手で少し広げてみた。
そうしているうちに水着審査開始の時刻が迫り、スタッフが呼びに来てしまう。
「更紗、いい?後ろはハンカチで結んでるだけなんだから、激しく動いたりしたらダメだからね」
「うん、わかった」
返事をしながら水着審査用のハイヒールに足を突っ込む。
「っつ……!」
一昨日の怪我の痛みが更紗を襲う。奥歯を噛んでうめき声を殺し、更紗は背筋を伸ばした。
――これで最後。絶対に勝つ。
水着審査では出場者が順番にランウェイを歩くことになっている。
一番の出場者から六番目の出場者を眺めて麻也はしみじみとつぶやいた。
「なんかここでの差はあんまりでなさそうだな」
「……なぜそう思う?」
「黒川先輩も含めてみんなそんなに背格好に差はなさそうじゃねか」
「胸に差はあっただろう」
「いや、俺は大きくなくても……っていうか小さい方が好みだ」
「お前貧乳派だったのか……!」
麻也の意外な趣味に慎太郎が驚いた時、周囲でざわめきが起こった。
なんだ、と慎太郎は周囲の視線を追う。そこには舞台に出てきた更紗の姿があった。
慎太郎と麻也がくだらない話をしている間に十一番目の更紗まで順番がまわってきていたらしい。
その姿に慎太郎は瞠目する。押し黙る慎太郎の隣で麻也もまた、声を失っていた。
他の出場者には感じなかった圧倒的魅力。更紗の姿は会場中の視線を一身に集めていた。
「これは……!」
数秒前に貧乳派だと言った男はどこへ行ったのか。麻也は顔を真っ赤にして更紗の肉体美に釘付けになった。
刺激が強すぎた麻也と違い、慎太郎は更紗と他の出場者の違いに気づく。
「……小さいな」
その纏う布の面積から、大方の事情を察した。
「は?どこが?どう見ても巨にゅ……ってどこ行くんだよ、慎太郎!」
「勝敗は決した。これ以上傍観者を演じるつもりはない」
その言葉だけを残して、慎太郎は席を立った。
スマホで動画を見ていたパッショナーズの三人は、更紗が画面に映った瞬間――撃沈した。
――て、天使がヤバい……!
声も上げられず、鼻から血を流しながら机に突っ伏する羽目になった彼方はプルプルと震えている。
その隣で悟は顔を覆って天を仰いでいた。
「お、おいこれが天使だって?サキュバスの間違いじゃないか!?」
蓮司はスマホ画面を指さして興奮気味に言った。
「ガフッ……ガハッ……」
俺の天使をサキュバス呼ばわりするな、と彼方は言い返したかったが、鼻から流れる血が口に入って思うようにしゃべることができない。今回悟は蓮司の意見に一理あると感じていたので、今度は暴力に訴える真似はしなかった。
「彼方……このあとテレビ出演ってこと忘れるなよ」
鼻血まみれで話せなくなっている彼方を、いろんな意味で心底心配する蓮司だった。
審査中にスマホを鳴らしてしまうのは減点対象だ。
スマホを見ると電話番号が出ている。それはつまり、更紗が登録してる相手ではないことを示していた。
(いったい誰が……あ)
舞台袖の人影が目に入る。スマホを手に持った佳世が更紗に向かって勝ち誇ったように微笑んでいた。
その時、更紗はこの着信相手が誰なのか、なぜスマホが制服に入っていたのかを理解した。
つまり更紗は罠にはめられたのだ。佳世がスタッフを利用して制服にスマホを仕込み、更紗に制服を着るように促した。
(やられた!)
この状況に至るまで更紗は微塵も警戒していなかった。佳世が何かしてくるのは、少し考えれば想像がついたはずなのに。
(考えないと、この状況を打破する方法を……でも、トークの途中にスマホが鳴ったのをもうどうやったってごまかせないし)
「へぇー、あとのお楽しみって言ってたけど、本当にいい曲だねー!」
隣で瑠奈がのんびりとした調子で言い、更紗と目が合うとウィンクをしてみせた。
(そうか!このまま……)
「ね!言った通りだったでしょ」
更紗は言いながら着信を止め、機内モードに切り替えて電話が鳴らないようにした後、ミュージックアプリを起動して画面を司会者に見せる。
「今の曲、ネットで活躍中の作曲家ミカさんが作った曲なんです」
「更紗、ネットでそういう音楽探すの趣味だもんね」
更紗と瑠奈の意図を察した美羽の援護もあって、司会者はすっかりこれが更紗たちの打ち合わせ通りな演出だと思い込んだ。
「如月さんの趣味ってネットクリエイターの曲を聴くことなんですか?」
「そうなんです。特にこのミカさんの曲はうちに秘める感情をメロディにするのが上手な方で、聴き入っちゃいます」
「そういえば最近更紗いっつも彼女の新曲あがってないかチェックしてるもんね」
その後は穏やかにトークが続き、更紗は出番を終えることができた。予期せぬ事態はあったものの、第二審査も上々の出来だ。
舞台袖に戻ると同時に緊張が解けた。
「更紗お疲れ!あと一つだよ」
「そうだね、あと一つ。疲れてる場合じゃないね!それと美羽、天空さん、さっきはフォローありがとう」
「お役に立ててなによりだよ」
「そうだ、さっきのあれ、なんだったの?」
「……黒川先輩が仕掛けてきたみたい」
思えば、直前になって制服に着替えるように言ってきたあのスタッフは控え室に更紗を呼びに来たスタッフだ。ただ本当に道着が禁止というだけなら、控え室に来た時に言うべきなのだ。それをしなかったのは空になった控え室で仕込みをする必要があったから。気付けなかったことが悔やまれる。
「まったく陰湿ー。次の審査ではこっちからかけ直してやろうよ!」
頬をぷくりと膨らませて美羽は怒りをあらわにした。
「まぁまぁ。最後は水着審査だしスマホは持ってないと思うよ」
「うー……悔しい」
更紗と瑠奈で美羽をなだめ、控室へと急ぐ。
更紗の頭の中は次の戦いのことでいっぱいだった。
次の水着審査で決着がつく。
どんな妨害があろうと絶対に勝つ。そんな気持ちでいたのだが。
「……やられたね」
悔しそうに顔を歪ませる瑠奈の視線の先には、水着が着せてあったマネキン。
裸にされたマネキンの傍には布の切れ端になった水着が散らばっていた。
その端切れを手に取り、更紗は肩を震わせる。
「どうしよう……」
水着がなければ審査に出られない。
水着審査の水着はコンテスト主催側が用意したもので、近くで買ってくるわけにもいかない。
「とりあえず、予備がないかスタッフに聞いてみようよ」
瑠奈の言葉で立ち止まっている場合じゃないと思い直し、急いでスタッフに予備を確認した。
そのスタッフは佳世の息のかかった人ではなかったらしく、きちんと予備の水着置き場へと案内してくれた。
だが、そこで別の問題が発生した。
「更紗の抜群のスタイルは武器だと思ってたんだけどさぁ、こういう事態に陥るとある意味欠点にもなるんだね」
更紗の抜群のプロポーションは規格外だった。予備の水着では更紗の身体に合うものはなかったのだ。
「とりあえず……一番合いそうな水着を借りてなんとかしよう!」
更紗は予備の中から一番大きなサイズのものを取って、控室へと踵を返す。
取り合えず着ることさえできればなんとかなる。
控室に戻った更紗はさっそく水着を試着してみた。
「と……留まらない……!」
背中でフックを引っかけて留めるタイプの水着だが、全く届かない。数センチほど長さが足りていなかった。
「更紗は髪が長いから背中は見えないよ。だから布を継ぎ足そう」
美羽は自らのハンカチを水着に結び、足りなかった分の長さを補った。更紗の長く艶やかな髪が背中を覆うと、継ぎ足している部分は完璧に隠れた。
「これなら気付かれなさそうだね……けどさ」
瑠奈は更紗の周りをぐるりと周りその姿を眺めた後、気まずそうに苦笑を漏らす。
「ちょっと刺激的な格好過ぎない?」
もともとサイズが合っていないのはわかっていたことだが、更紗の肉感的な身体を覆うには生地の面積が心もとない。
更紗自身もそれを感じていて、髪の毛で身体が隠れるように手で少し広げてみた。
そうしているうちに水着審査開始の時刻が迫り、スタッフが呼びに来てしまう。
「更紗、いい?後ろはハンカチで結んでるだけなんだから、激しく動いたりしたらダメだからね」
「うん、わかった」
返事をしながら水着審査用のハイヒールに足を突っ込む。
「っつ……!」
一昨日の怪我の痛みが更紗を襲う。奥歯を噛んでうめき声を殺し、更紗は背筋を伸ばした。
――これで最後。絶対に勝つ。
水着審査では出場者が順番にランウェイを歩くことになっている。
一番の出場者から六番目の出場者を眺めて麻也はしみじみとつぶやいた。
「なんかここでの差はあんまりでなさそうだな」
「……なぜそう思う?」
「黒川先輩も含めてみんなそんなに背格好に差はなさそうじゃねか」
「胸に差はあっただろう」
「いや、俺は大きくなくても……っていうか小さい方が好みだ」
「お前貧乳派だったのか……!」
麻也の意外な趣味に慎太郎が驚いた時、周囲でざわめきが起こった。
なんだ、と慎太郎は周囲の視線を追う。そこには舞台に出てきた更紗の姿があった。
慎太郎と麻也がくだらない話をしている間に十一番目の更紗まで順番がまわってきていたらしい。
その姿に慎太郎は瞠目する。押し黙る慎太郎の隣で麻也もまた、声を失っていた。
他の出場者には感じなかった圧倒的魅力。更紗の姿は会場中の視線を一身に集めていた。
「これは……!」
数秒前に貧乳派だと言った男はどこへ行ったのか。麻也は顔を真っ赤にして更紗の肉体美に釘付けになった。
刺激が強すぎた麻也と違い、慎太郎は更紗と他の出場者の違いに気づく。
「……小さいな」
その纏う布の面積から、大方の事情を察した。
「は?どこが?どう見ても巨にゅ……ってどこ行くんだよ、慎太郎!」
「勝敗は決した。これ以上傍観者を演じるつもりはない」
その言葉だけを残して、慎太郎は席を立った。
スマホで動画を見ていたパッショナーズの三人は、更紗が画面に映った瞬間――撃沈した。
――て、天使がヤバい……!
声も上げられず、鼻から血を流しながら机に突っ伏する羽目になった彼方はプルプルと震えている。
その隣で悟は顔を覆って天を仰いでいた。
「お、おいこれが天使だって?サキュバスの間違いじゃないか!?」
蓮司はスマホ画面を指さして興奮気味に言った。
「ガフッ……ガハッ……」
俺の天使をサキュバス呼ばわりするな、と彼方は言い返したかったが、鼻から流れる血が口に入って思うようにしゃべることができない。今回悟は蓮司の意見に一理あると感じていたので、今度は暴力に訴える真似はしなかった。
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