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意外な一面 Wedding狂想曲(ラプソディ)
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***
「ただいま」
鍵を開けて帰ってきた正仁さんは、どこか疲れた顔をしていた。
「お帰りなさい、お腹すいてますよね。ご飯にします? それとも私を食べますか?」
なけなしの勇気を振り絞って聞いてみる。だけど私を見る眼鏡の奥の目は、明らかに呆れていた。
「君がそんなセリフを吐くとは。もしや何か、やましいことでもあるんですか?」
私に背を向けたまま背広をハンガーにかけながら、質問をつきつけられてしまった。
「やましいことじゃないですけど、昼間のあっかんべーは悪かったなって思って」
「そうですか……」
正仁さんの抑揚のない返事に、意味なくドキドキした。これから口撃が始まるかも。
ゴクンと喉を鳴らして来るであろう反撃に備えたけど、室内着に着替えた正仁さんは私をスルーして、食卓テーブルに置かれている夕飯に手をつけ始めた。
「冷めてて美味しくないでしょ、すぐに温めます」
「大丈夫です。君の料理は冷めていても、すごく美味いですよ」
まるで、用意していたかのような台詞を言ってるみたい。相変わらず抑揚がない。その様子にどうしていいか分からなくて、俯いたまま途方にくれてしまった。
「あの……昼間はごめんなさい。正仁さんは注意を促すべく、私の方を見てくれたのに」
何とか言葉を探して、会話を続けようとしたのに――
「俺と仕事をしていたときよりも、小野寺と仕事をしてる方が断然楽しいでしょう。話が盛り上がっているみたいですし」
「そんな……楽しいことはないです。小野寺先輩は私がミスしたのを気遣って、話しかけていただけで」
「俺は一切、そういうフォローはしませんでしたね」
「正仁さん――」
困ったような声色が、俺の心に響いた。
(――駄目だ、君に八つ当たりしている)
帰宅したときから昼間のフォローをしようと、普段は言わないようなことを言って俺を喜ばせようとした君を、華麗にスルーしてしまった。実際俺が小野寺に視線を飛ばさなければ、こんな事態にならず済んだのに、逆に謝罪されるとは……。
謝らなければならないのは俺だというのに、さっきから傷つけることばかり言っている。
残ったご飯をかき込むように食べ終え、食器を持ってキッチンに入った。
「あ、私が洗います」
「いいですよ、少ない洗い物ですから」
食器を手にしキッチンに立つと、勢いよくお湯を出してジャブジャブ洗った。
後方から聞こえる、君の深いため息――居心地を悪くさせている俺の存在が恨めしい。
眉間にシワを寄せながら最後の皿を洗い終えた瞬間、背中に柔らかい衝撃がどんっと伝わってきた。
「おっとっ……」
強い衝撃じゃなかったのに突然のことで、手にしていた皿をするっと落としそうになった。背中から伝わるぬくもりに対して、無性にドキドキする。
何とか平静を装いながら最後に洗った皿のお湯を丁寧にきり、洗い物が入ったカゴの中に手早く入れてからタオルで濡れた手を拭う。
後ろからぎゅっと抱き締めている両手に、右手でそっと触れてみた。
「今日はいつもより大胆ですね。欲求不満でも、溜まっているんじゃないですか?」
自分で言ってから、しまったと思った。何で煽るような言葉を、自ら口走ってしまったんだ。
二の句が告げられなくて、君の腕を振り解けないまま佇んでしまった。
「正仁さんはどうして、私を名前で呼んでくれないんですか?」
ポツリと小さく呟くように言った。唐突な話題転換が得意な君らしい質問に、強張っていた心がすんなりと柔らかくなっていく。
「今更、どうしたんです?」
「今日小野寺先輩と話をしていて、そういう話題になって……。いつまでも君って呼ばれるのはおかしいって言われたんです」
君に触れていた手を下ろし、軽くため息をついてみせた。
「俺の情報を、他人にあげましたね?」
「あ……ごめんなさい、つい」
「つい、じゃありません。俺が他人に弱味を握られるのが、ものすごくイヤだと知っているでしょう」
――端から見たらおかしいだろう。キッチンで後ろから抱き締められながら、妻を叱っているという構図。
腕を振りほどけない理由は、俺の顔がほんのり赤いためである。君に触れられて体温が勝手に上昇したのだ、しょうがない。
「名前で呼ばないのは、会社で名前を呼びそうになるのを防ぐためです。深い意味はありません」
そういうと、呆気なく体が解放された。
「そうだったんだ……」
「名前で呼ばれたいんですか?」
振り返って君の顔を見たら、じとっとした視線で俺を見つめてきた。
「……呼ばれたいです」
(よし、この期待に夫として応えなければ!)
「ひっ……ひ、ひひ」
変に力の入った俺を見て、お腹を押さえながらカラカラ笑い出す。目に涙を溜める状態まで笑うなんて……。
「プッ、正仁さん面白すぎます。それってラマーズ法ですか」
告げられた言葉に反論できず困っているというのに、ついには大爆笑する奥さん。
改めて呼べと言われても、なかなか口に出しにくい。心の中では、呪文のように毎日告げているというのに――
大爆笑が気に入らない俺はさっさとキッチンから出て、リビングに向かおうとした。しかし苛立っていたせいか、絨毯の縁に見事に足を引っかけて転びそうになった。イライラして、注意力が散漫になったせいなのだが。
そんな俺に慌てて腕を伸ばした君は、一緒になってソファの上に倒れ込む。
「くっ……。ソファがあって良かったです。怪我はありませんか?」
「私は大丈夫ですけど。重たいでしょ?」
俺から退こうとした君の体を、ぎゅっと抱き締めてあげた。君の重さは、幸せの重さに比例するんですよ。
伝わってくるぬくもりと一緒に、しんみりと感じとってしまった。
「正仁さん最近……夜がご無沙汰ですよね?」
ふたたび君からの唐突な話題転換。お蔭で苛立っていた気持ちが、和やかになります。
「そうですね」
「あの……えっと、飽きられちゃいましたか?」
「以前に、飽きることはありませんと言ったはずです」
「じゃあ仕事で疲れてるから、ご無沙汰になっているんですか?」
おずおずと聞いてくる君の顔は、耳まで真っ赤だった。そんな愛しい熱をはらんだ頬を、そっと左手で触れてみる。
「肌が作られるのは、夜の十一時からというじゃありませんか。夜の営みをしていたら、そんな時間は簡単に越えてしまいますからね。仕事の関係上、ブライダルエステに行かせてあげる時間的余裕もないので、せめて結婚式の一週間前くらい、ゆっくりして欲しかったんですよ。綺麗な花嫁姿が見たいですし」
「正仁さん――」
俺の名前を告げると同時に塞がれた唇。何度目だろう、君からこうやってキスをされるのは――
正仁さんはいつも私のことを一番に考えてくれている。それが分かっているのに、何をやってるんだろう。
正仁さんの唇から離れて、優しい眼差しをじっと見つめた。
もう家に帰って来ているんだから、必要のないメガネをさっさと外せばいいのにな――さっきだって、私に背を向けて洗い物をしてるときも何だか距離を感じてしまった。
「不満そうな顔をしてますね、どうしたんです?」
「正仁さんが私に見えない壁を作ってる感じがして、ちょっとだけ寂しかったんです。自宅なのにメガネを外さないし」
私が言うと、眼鏡の奥の目を細めて嬉しそうな顔をする。
「やれやれ――君には敵わない」
そう言ってメガネを外して、傍にあるテーブルに置いた。
「君に距離を作っていた理由は、抱きたくなるのを防ぐためです。それなのに帰宅してから君はずっと、俺の理性を試すようなことばかりするので正直困ってます」
「逃げられると追いかけたくなりますよ? だって好きなんだから」
「好きな俺に先ほどのキスですか。まだまだ愛が伝わってきません」
正仁さんがいつものように、片側の口角を上げる。
告げられた言葉にどうしていいか分からず固まっていると、両手で強引に頭を掴まれた。そして正仁さんの顔に近付けられる。
「もっと貪るように、深く絡ませてください――」
その台詞にギョッとしていると頭ごとガッチリと抱き締められながら、覆いかぶさる様に深くキスされた。息ができないくらいに熱く絡む舌使いから、正仁さんの想いが伝わってくる。
さっきまで感じてた距離感は、どこに行ったんだろう?
ひとしきりキスを終えてその余韻にぼーっと浸っていると、頭を優しく撫でてくれる。
「さて勉強はこれくらいにして、風呂に入ってきます」
颯爽と起き上がると、私の目の前を横切る正仁さん。
(ちょっと今、勉強って言った!?)
「正仁さんっ、勉強って一体?」
「ひとみは口ばかりで、実践がなっていないんです。だからレクチャーしたまでですよ」
言うや否や、慌てて風呂場に向かった。
唐突に告げられた言葉に、ポカンとしてしまった――今、名前を呼んでくれたよね!? ひとみって呼んでくれたっ!
ダッシュで風呂場に向かうと、勢いよく扉を開け放った。
「正仁さんっ、もう一度呼んで下さいっ!」
「なっ、何やってるんですか君はっ! 風呂くらい、ゆっくり入らせて下さい」
口調は怒ってるのに、正仁さんの顔がすっごく赤い。どうしよう、めちゃくちゃ可愛い!
「名前を呼んでくれたら、出て行きますから」
「絶対にイヤです!」
「じゃあ、強行突破しかなさそうですね?」
私はにっこり笑いながらお風呂場の扉を閉めた。逃げ場のない正仁さん。この後どうなったのかは、二人の秘密である。
「ただいま」
鍵を開けて帰ってきた正仁さんは、どこか疲れた顔をしていた。
「お帰りなさい、お腹すいてますよね。ご飯にします? それとも私を食べますか?」
なけなしの勇気を振り絞って聞いてみる。だけど私を見る眼鏡の奥の目は、明らかに呆れていた。
「君がそんなセリフを吐くとは。もしや何か、やましいことでもあるんですか?」
私に背を向けたまま背広をハンガーにかけながら、質問をつきつけられてしまった。
「やましいことじゃないですけど、昼間のあっかんべーは悪かったなって思って」
「そうですか……」
正仁さんの抑揚のない返事に、意味なくドキドキした。これから口撃が始まるかも。
ゴクンと喉を鳴らして来るであろう反撃に備えたけど、室内着に着替えた正仁さんは私をスルーして、食卓テーブルに置かれている夕飯に手をつけ始めた。
「冷めてて美味しくないでしょ、すぐに温めます」
「大丈夫です。君の料理は冷めていても、すごく美味いですよ」
まるで、用意していたかのような台詞を言ってるみたい。相変わらず抑揚がない。その様子にどうしていいか分からなくて、俯いたまま途方にくれてしまった。
「あの……昼間はごめんなさい。正仁さんは注意を促すべく、私の方を見てくれたのに」
何とか言葉を探して、会話を続けようとしたのに――
「俺と仕事をしていたときよりも、小野寺と仕事をしてる方が断然楽しいでしょう。話が盛り上がっているみたいですし」
「そんな……楽しいことはないです。小野寺先輩は私がミスしたのを気遣って、話しかけていただけで」
「俺は一切、そういうフォローはしませんでしたね」
「正仁さん――」
困ったような声色が、俺の心に響いた。
(――駄目だ、君に八つ当たりしている)
帰宅したときから昼間のフォローをしようと、普段は言わないようなことを言って俺を喜ばせようとした君を、華麗にスルーしてしまった。実際俺が小野寺に視線を飛ばさなければ、こんな事態にならず済んだのに、逆に謝罪されるとは……。
謝らなければならないのは俺だというのに、さっきから傷つけることばかり言っている。
残ったご飯をかき込むように食べ終え、食器を持ってキッチンに入った。
「あ、私が洗います」
「いいですよ、少ない洗い物ですから」
食器を手にしキッチンに立つと、勢いよくお湯を出してジャブジャブ洗った。
後方から聞こえる、君の深いため息――居心地を悪くさせている俺の存在が恨めしい。
眉間にシワを寄せながら最後の皿を洗い終えた瞬間、背中に柔らかい衝撃がどんっと伝わってきた。
「おっとっ……」
強い衝撃じゃなかったのに突然のことで、手にしていた皿をするっと落としそうになった。背中から伝わるぬくもりに対して、無性にドキドキする。
何とか平静を装いながら最後に洗った皿のお湯を丁寧にきり、洗い物が入ったカゴの中に手早く入れてからタオルで濡れた手を拭う。
後ろからぎゅっと抱き締めている両手に、右手でそっと触れてみた。
「今日はいつもより大胆ですね。欲求不満でも、溜まっているんじゃないですか?」
自分で言ってから、しまったと思った。何で煽るような言葉を、自ら口走ってしまったんだ。
二の句が告げられなくて、君の腕を振り解けないまま佇んでしまった。
「正仁さんはどうして、私を名前で呼んでくれないんですか?」
ポツリと小さく呟くように言った。唐突な話題転換が得意な君らしい質問に、強張っていた心がすんなりと柔らかくなっていく。
「今更、どうしたんです?」
「今日小野寺先輩と話をしていて、そういう話題になって……。いつまでも君って呼ばれるのはおかしいって言われたんです」
君に触れていた手を下ろし、軽くため息をついてみせた。
「俺の情報を、他人にあげましたね?」
「あ……ごめんなさい、つい」
「つい、じゃありません。俺が他人に弱味を握られるのが、ものすごくイヤだと知っているでしょう」
――端から見たらおかしいだろう。キッチンで後ろから抱き締められながら、妻を叱っているという構図。
腕を振りほどけない理由は、俺の顔がほんのり赤いためである。君に触れられて体温が勝手に上昇したのだ、しょうがない。
「名前で呼ばないのは、会社で名前を呼びそうになるのを防ぐためです。深い意味はありません」
そういうと、呆気なく体が解放された。
「そうだったんだ……」
「名前で呼ばれたいんですか?」
振り返って君の顔を見たら、じとっとした視線で俺を見つめてきた。
「……呼ばれたいです」
(よし、この期待に夫として応えなければ!)
「ひっ……ひ、ひひ」
変に力の入った俺を見て、お腹を押さえながらカラカラ笑い出す。目に涙を溜める状態まで笑うなんて……。
「プッ、正仁さん面白すぎます。それってラマーズ法ですか」
告げられた言葉に反論できず困っているというのに、ついには大爆笑する奥さん。
改めて呼べと言われても、なかなか口に出しにくい。心の中では、呪文のように毎日告げているというのに――
大爆笑が気に入らない俺はさっさとキッチンから出て、リビングに向かおうとした。しかし苛立っていたせいか、絨毯の縁に見事に足を引っかけて転びそうになった。イライラして、注意力が散漫になったせいなのだが。
そんな俺に慌てて腕を伸ばした君は、一緒になってソファの上に倒れ込む。
「くっ……。ソファがあって良かったです。怪我はありませんか?」
「私は大丈夫ですけど。重たいでしょ?」
俺から退こうとした君の体を、ぎゅっと抱き締めてあげた。君の重さは、幸せの重さに比例するんですよ。
伝わってくるぬくもりと一緒に、しんみりと感じとってしまった。
「正仁さん最近……夜がご無沙汰ですよね?」
ふたたび君からの唐突な話題転換。お蔭で苛立っていた気持ちが、和やかになります。
「そうですね」
「あの……えっと、飽きられちゃいましたか?」
「以前に、飽きることはありませんと言ったはずです」
「じゃあ仕事で疲れてるから、ご無沙汰になっているんですか?」
おずおずと聞いてくる君の顔は、耳まで真っ赤だった。そんな愛しい熱をはらんだ頬を、そっと左手で触れてみる。
「肌が作られるのは、夜の十一時からというじゃありませんか。夜の営みをしていたら、そんな時間は簡単に越えてしまいますからね。仕事の関係上、ブライダルエステに行かせてあげる時間的余裕もないので、せめて結婚式の一週間前くらい、ゆっくりして欲しかったんですよ。綺麗な花嫁姿が見たいですし」
「正仁さん――」
俺の名前を告げると同時に塞がれた唇。何度目だろう、君からこうやってキスをされるのは――
正仁さんはいつも私のことを一番に考えてくれている。それが分かっているのに、何をやってるんだろう。
正仁さんの唇から離れて、優しい眼差しをじっと見つめた。
もう家に帰って来ているんだから、必要のないメガネをさっさと外せばいいのにな――さっきだって、私に背を向けて洗い物をしてるときも何だか距離を感じてしまった。
「不満そうな顔をしてますね、どうしたんです?」
「正仁さんが私に見えない壁を作ってる感じがして、ちょっとだけ寂しかったんです。自宅なのにメガネを外さないし」
私が言うと、眼鏡の奥の目を細めて嬉しそうな顔をする。
「やれやれ――君には敵わない」
そう言ってメガネを外して、傍にあるテーブルに置いた。
「君に距離を作っていた理由は、抱きたくなるのを防ぐためです。それなのに帰宅してから君はずっと、俺の理性を試すようなことばかりするので正直困ってます」
「逃げられると追いかけたくなりますよ? だって好きなんだから」
「好きな俺に先ほどのキスですか。まだまだ愛が伝わってきません」
正仁さんがいつものように、片側の口角を上げる。
告げられた言葉にどうしていいか分からず固まっていると、両手で強引に頭を掴まれた。そして正仁さんの顔に近付けられる。
「もっと貪るように、深く絡ませてください――」
その台詞にギョッとしていると頭ごとガッチリと抱き締められながら、覆いかぶさる様に深くキスされた。息ができないくらいに熱く絡む舌使いから、正仁さんの想いが伝わってくる。
さっきまで感じてた距離感は、どこに行ったんだろう?
ひとしきりキスを終えてその余韻にぼーっと浸っていると、頭を優しく撫でてくれる。
「さて勉強はこれくらいにして、風呂に入ってきます」
颯爽と起き上がると、私の目の前を横切る正仁さん。
(ちょっと今、勉強って言った!?)
「正仁さんっ、勉強って一体?」
「ひとみは口ばかりで、実践がなっていないんです。だからレクチャーしたまでですよ」
言うや否や、慌てて風呂場に向かった。
唐突に告げられた言葉に、ポカンとしてしまった――今、名前を呼んでくれたよね!? ひとみって呼んでくれたっ!
ダッシュで風呂場に向かうと、勢いよく扉を開け放った。
「正仁さんっ、もう一度呼んで下さいっ!」
「なっ、何やってるんですか君はっ! 風呂くらい、ゆっくり入らせて下さい」
口調は怒ってるのに、正仁さんの顔がすっごく赤い。どうしよう、めちゃくちゃ可愛い!
「名前を呼んでくれたら、出て行きますから」
「絶対にイヤです!」
「じゃあ、強行突破しかなさそうですね?」
私はにっこり笑いながらお風呂場の扉を閉めた。逃げ場のない正仁さん。この後どうなったのかは、二人の秘密である。
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