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「ダメだ…選べぬ、アヤカ選んでくれ…」
ずっと悩んでたリムドがアヤカに頼むと
「そう?じゃあみんなのも選んじゃうね、リムドは甘いのが好きだからチョコがいいと思うな、クランプさんは甘いの好き?」
「わ、私もいいのか?」
「ここまできて仲間はずれにしないよ、謝ってくれたしね」
「そうか…しかし私は甘い物は苦手だリムド様にあげてくれ」
「なに!クランプ、お前って奴はやはり出来た部下だな!」
リムドが喜んでいると
「ならこの抹茶がいいよ甘さ控えめだし」
「えっ…」
リムドが固まるがアヤカは無視して抹茶のドーナツをクランプに渡す。
「そうなのか?では…」
一口食べて見ると
「本当だ!甘すぎずに上品な味だ…甘い物を美味しいと思った事無かったがこれは美味い!」
「でしょ?次はイブさんはこれかな!ストロベリーで、ローさんとランさんはクリームとカスタードのがいいかな」
「我々は大丈夫です…」
イブさんが断るがローとランは喉をゴクンと鳴らしてドーナツを見つめる。
「えっ人数分あるしいいよね?」
アヤカがリムドに確認すると
「いらないなら私が…」
リムドが手を伸ばすと
「入ります!」
「食べたい…です」
ローとランがつい声を出す!
イブさんが怒っているのを見て思わず笑うと
「ねぇリムド…三人にあげていいでしょ?お願い!」
アヤカが頼むと
「ああいいぞ」
あっさりと了承する。
「ありがとうリムド!」
アヤカに笑いかけられてリムドは満足そうにするとクランプを見る、するとクランプのドーナツがまだ半分程残っているのを見て…
「クランプ…」
声をかけると、リムド様の視線に気が付きクランプは残りを口に放り込んだ。
急いで咀嚼すると…
「なんでしょう?」
声をかける。
「なんでもない…」
リムドはイブ達が美味しそうに食べるのを見ていると…
「はい、リムド」
アヤカは自分の分のドーナツをちぎると半分リムドに渡した。
「アヤカ…いいのか?」
「うん、よくこうしてたよね。私は何度もこれ食べた事あるからね!リムドにも食べて欲しいな、モチモチの食感で美味しいんだよ」
「そうなのか…じゃあ頼む」
リムドが口をアーンと開けると
「えっ?何?」
「何ではない、前みたいに口に入れてくれ」
リムドが頼むと
「あれはドラゴンの姿だってからで…今は男の人だし…」
アヤカがしどろもどろに慌てると
「早くしろ」
リムドはアヤカのドーナツを持つ手を掴むと自分の口元に近づける。
そのままパクッと一口食べると
「美味い…」
ニッコリとアヤカに微笑んだ。
「やめてくれ…」
美形の笑顔を間近で拝みアヤカはドーナツの味など感じなかった。
ずっと悩んでたリムドがアヤカに頼むと
「そう?じゃあみんなのも選んじゃうね、リムドは甘いのが好きだからチョコがいいと思うな、クランプさんは甘いの好き?」
「わ、私もいいのか?」
「ここまできて仲間はずれにしないよ、謝ってくれたしね」
「そうか…しかし私は甘い物は苦手だリムド様にあげてくれ」
「なに!クランプ、お前って奴はやはり出来た部下だな!」
リムドが喜んでいると
「ならこの抹茶がいいよ甘さ控えめだし」
「えっ…」
リムドが固まるがアヤカは無視して抹茶のドーナツをクランプに渡す。
「そうなのか?では…」
一口食べて見ると
「本当だ!甘すぎずに上品な味だ…甘い物を美味しいと思った事無かったがこれは美味い!」
「でしょ?次はイブさんはこれかな!ストロベリーで、ローさんとランさんはクリームとカスタードのがいいかな」
「我々は大丈夫です…」
イブさんが断るがローとランは喉をゴクンと鳴らしてドーナツを見つめる。
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リムドが手を伸ばすと
「入ります!」
「食べたい…です」
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「ねぇリムド…三人にあげていいでしょ?お願い!」
アヤカが頼むと
「ああいいぞ」
あっさりと了承する。
「ありがとうリムド!」
アヤカに笑いかけられてリムドは満足そうにするとクランプを見る、するとクランプのドーナツがまだ半分程残っているのを見て…
「クランプ…」
声をかけると、リムド様の視線に気が付きクランプは残りを口に放り込んだ。
急いで咀嚼すると…
「なんでしょう?」
声をかける。
「なんでもない…」
リムドはイブ達が美味しそうに食べるのを見ていると…
「はい、リムド」
アヤカは自分の分のドーナツをちぎると半分リムドに渡した。
「アヤカ…いいのか?」
「うん、よくこうしてたよね。私は何度もこれ食べた事あるからね!リムドにも食べて欲しいな、モチモチの食感で美味しいんだよ」
「そうなのか…じゃあ頼む」
リムドが口をアーンと開けると
「えっ?何?」
「何ではない、前みたいに口に入れてくれ」
リムドが頼むと
「あれはドラゴンの姿だってからで…今は男の人だし…」
アヤカがしどろもどろに慌てると
「早くしろ」
リムドはアヤカのドーナツを持つ手を掴むと自分の口元に近づける。
そのままパクッと一口食べると
「美味い…」
ニッコリとアヤカに微笑んだ。
「やめてくれ…」
美形の笑顔を間近で拝みアヤカはドーナツの味など感じなかった。
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