文字の大きさ
大
中
小
191 / 639
10章
351.ピース視点2
彼らに王子だと言うことが知れると…今まで優しい顔をしていた男性の気配が変わった…
「証拠隠滅をしましょうか…」
その言葉は冗談とも本気とも取れた…それを助けてくれたのはミヅキだった。
何やら揉め出す一同に事情を聞いて愕然とする…
サウス国の兵士がミヅキを攫ってきたことを聞かされた…
しかも薬を作ってくれた薬師も同意ではなかった模様…信じられない気持ちでミヅキを見つめると…その手を掴む
心の底から申し訳ないと謝ると、ミヅキは笑って首を振る…
謝るべきは罪をおかした者だと…
これは国の問題なのに…しかし周りの人達はそれを許さないだろうと見ると…ミヅキの様子に仕方なさそうにミヅキを優しげに見つめていた。
ミヅキは謝る僕に気にするな言うだけでなく…僕の事を心配してくれる。
こんな子をなぜ兵士達は誘拐などしたんだろう…
とりあえず王宮に戻り皆の誤解を解かないと…でもここから離れ難いなぁ…
僕を普通の子供と扱ってくれるここが、凄く居心地がいい…
でも僕は王子だ…後ろ髪を引かれながら帰ることを決めると、ミヅキが寂しそうにとんでもない事を言う。
一緒にお風呂だと…
一緒にご飯だと…
僕はその誘惑に抗えなかった。
もう少し居ようかな…その気持ちを伝えるとミヅキが嬉しそうに喜んでくれる…やっぱりここは居心地がいいな
僕は笑ってミヅキの手を取り、お風呂に入るのを楽しみだと言うと…突然、殺気が飛んでくる…
後ろを見ると、冒険者の人が顔を引き攣らせながら壁に穴を開けていた…どうやらミヅキと一緒にお風呂に入るの事を嫌がっているようだ…
別に二人きりで入る訳でも無いのに…そんなに嫌なら湯浴み着でも着ればいいし…
でも…面白い反応だな…
少しからかいたいが、本当に命が危なそうだ…
そんなふうに笑っていると…綺麗な女性が部屋に入ってきた…聞いて驚く!彼女が薬師…
儚げな雰囲気のその女性が薬師?
彼女が心配そうに僕のそばに来ると熱を計るためにおでこに手を当てた…
一気に意識がおでこに集中する…少し冷たいその手は僕のおでこを気持ちよく冷やしてくれた…
女性はエヴァさんと言うらしい…ミヅキの視線が気になるが今は無視だ…
するとミヅキが彼女もお風呂に入ると言う…
この女性とお風呂…
それを想像するだけでただでさえ火照った頭は限界を超えた…。
落ち着くとみんなで風呂に入る…他の人と入るのは初めての体験でワクワクしていると…見たことも無い建物に案内された…
どうやら話の流れからミヅキが考えて商人が建てたらしい…異国の風呂とは変わっていたが悪くなかった…
広い風呂にみんなでくっ付き合いながら入っている
僕はリュカやテオと友達になり一緒にいた…
同世代の友達だ…リュカの遠慮ない態度もテオの関心無い感じもなんかくすぐったい
ミヅキと一緒にいたと思われる大きな従魔たちが風呂に入ると一気にお湯が流れてしまい、ベイカーさんが怒り出す…その様子をみんなで笑って見ていた。
壁の向こうのお風呂から女性達の声が聞こえると、大人達の会話が止まる…その様子にテオは苦笑していたが、リュカはよくわかってないみたいだ…
僕もエヴァさんの声が聞こえると恥ずかしくなり湯船に顔を沈めた。
あれ…ミヅキわざとやってないかな…
風呂から出ると女性陣たちが出てくるのを待つ
すると足が動かないミヅキが変わった杖をつきながら一人で出てきた…
初めてみる道具…起きてから初めてづくしだ…
しかし大人達の関心は別にあるようだ、誰がミヅキを抱き上げるかで争っていた…エヴァさんも心無しか参加したそうにしている
すると商人が急いで走ってきた、慌てた様子でミヅキの持っていた杖に注目している、それを作り売り出そうとしていた…確かに怪我をした者が一人で歩ける道具…
いいかもしれないなぁ…あれもウエスト国の物なのかと思っていると…ミヅキが考え作ったと言う…細かい説明を分かりやすく商人に説明している姿は…年下とは思えなかった…
確かこの風呂もミヅキの考えだと言っていたが…もしかして全てそうなのか?
その姿に驚いていると、ミヅキ達が僕がいた事に気がついた…すると今までの雰囲気が変わり、張り詰めたものになってしまった…
ミヅキも悲しそうに僕を見つめる…
理由を聞くと、どうやら自分が考えた事を知られたく無い様だ…確かに誘拐されたばかりできっと不安なのだろう
僕はミヅキの事を誰にも言わないと決めた…
だって…この関係を壊したくないからね…
それにミヅキの嬉しそうな顔を見たら…やっぱり助けたいと思ってしまった。
そして…その判断は正しかった…僕はこの時、命拾いをしたんだ。
彼らは生半可な気持ちでこの国に来たのではないと…
あの選択を後悔することはきっと無いだろう。
「証拠隠滅をしましょうか…」
その言葉は冗談とも本気とも取れた…それを助けてくれたのはミヅキだった。
何やら揉め出す一同に事情を聞いて愕然とする…
サウス国の兵士がミヅキを攫ってきたことを聞かされた…
しかも薬を作ってくれた薬師も同意ではなかった模様…信じられない気持ちでミヅキを見つめると…その手を掴む
心の底から申し訳ないと謝ると、ミヅキは笑って首を振る…
謝るべきは罪をおかした者だと…
これは国の問題なのに…しかし周りの人達はそれを許さないだろうと見ると…ミヅキの様子に仕方なさそうにミヅキを優しげに見つめていた。
ミヅキは謝る僕に気にするな言うだけでなく…僕の事を心配してくれる。
こんな子をなぜ兵士達は誘拐などしたんだろう…
とりあえず王宮に戻り皆の誤解を解かないと…でもここから離れ難いなぁ…
僕を普通の子供と扱ってくれるここが、凄く居心地がいい…
でも僕は王子だ…後ろ髪を引かれながら帰ることを決めると、ミヅキが寂しそうにとんでもない事を言う。
一緒にお風呂だと…
一緒にご飯だと…
僕はその誘惑に抗えなかった。
もう少し居ようかな…その気持ちを伝えるとミヅキが嬉しそうに喜んでくれる…やっぱりここは居心地がいいな
僕は笑ってミヅキの手を取り、お風呂に入るのを楽しみだと言うと…突然、殺気が飛んでくる…
後ろを見ると、冒険者の人が顔を引き攣らせながら壁に穴を開けていた…どうやらミヅキと一緒にお風呂に入るの事を嫌がっているようだ…
別に二人きりで入る訳でも無いのに…そんなに嫌なら湯浴み着でも着ればいいし…
でも…面白い反応だな…
少しからかいたいが、本当に命が危なそうだ…
そんなふうに笑っていると…綺麗な女性が部屋に入ってきた…聞いて驚く!彼女が薬師…
儚げな雰囲気のその女性が薬師?
彼女が心配そうに僕のそばに来ると熱を計るためにおでこに手を当てた…
一気に意識がおでこに集中する…少し冷たいその手は僕のおでこを気持ちよく冷やしてくれた…
女性はエヴァさんと言うらしい…ミヅキの視線が気になるが今は無視だ…
するとミヅキが彼女もお風呂に入ると言う…
この女性とお風呂…
それを想像するだけでただでさえ火照った頭は限界を超えた…。
落ち着くとみんなで風呂に入る…他の人と入るのは初めての体験でワクワクしていると…見たことも無い建物に案内された…
どうやら話の流れからミヅキが考えて商人が建てたらしい…異国の風呂とは変わっていたが悪くなかった…
広い風呂にみんなでくっ付き合いながら入っている
僕はリュカやテオと友達になり一緒にいた…
同世代の友達だ…リュカの遠慮ない態度もテオの関心無い感じもなんかくすぐったい
ミヅキと一緒にいたと思われる大きな従魔たちが風呂に入ると一気にお湯が流れてしまい、ベイカーさんが怒り出す…その様子をみんなで笑って見ていた。
壁の向こうのお風呂から女性達の声が聞こえると、大人達の会話が止まる…その様子にテオは苦笑していたが、リュカはよくわかってないみたいだ…
僕もエヴァさんの声が聞こえると恥ずかしくなり湯船に顔を沈めた。
あれ…ミヅキわざとやってないかな…
風呂から出ると女性陣たちが出てくるのを待つ
すると足が動かないミヅキが変わった杖をつきながら一人で出てきた…
初めてみる道具…起きてから初めてづくしだ…
しかし大人達の関心は別にあるようだ、誰がミヅキを抱き上げるかで争っていた…エヴァさんも心無しか参加したそうにしている
すると商人が急いで走ってきた、慌てた様子でミヅキの持っていた杖に注目している、それを作り売り出そうとしていた…確かに怪我をした者が一人で歩ける道具…
いいかもしれないなぁ…あれもウエスト国の物なのかと思っていると…ミヅキが考え作ったと言う…細かい説明を分かりやすく商人に説明している姿は…年下とは思えなかった…
確かこの風呂もミヅキの考えだと言っていたが…もしかして全てそうなのか?
その姿に驚いていると、ミヅキ達が僕がいた事に気がついた…すると今までの雰囲気が変わり、張り詰めたものになってしまった…
ミヅキも悲しそうに僕を見つめる…
理由を聞くと、どうやら自分が考えた事を知られたく無い様だ…確かに誘拐されたばかりできっと不安なのだろう
僕はミヅキの事を誰にも言わないと決めた…
だって…この関係を壊したくないからね…
それにミヅキの嬉しそうな顔を見たら…やっぱり助けたいと思ってしまった。
そして…その判断は正しかった…僕はこの時、命拾いをしたんだ。
彼らは生半可な気持ちでこの国に来たのではないと…
あの選択を後悔することはきっと無いだろう。
感想 6,830
あなたにおすすめの小説
過保護すぎる家族に囲まれて育ったら、外の世界が危険すぎました 〜冷酷公爵の父と最強兄たちに溺愛される日々〜
由香過保護な父と兄たちに囲まれて育った少女。
初めての外は危険だらけ——のはずが、全部“秒で解決”。
溺愛×コメディ×ほんのり成長の、ほっこり家族物語。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)
星乃和花おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。
団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。
副団長「彼女のご飯は軍事物資です」
私「えっ重い」
胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!?
ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。
(完結済ー本編16話+後日談6話)
【完結】悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
本編完結済です。
もっちもっち感謝祭で、リクエストいただいたお話を更新しています。
皆さまの応援のおかげで『もふもふ獣人に転生したら、最愛の推しに溺愛されています』書籍化、心から、ありがとうございます!
皆の動画をつくりました!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
表紙や動画にAIを使っていますが、小説にはAIを使っておりません
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。