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10章
352.料理
「よし!じゃあもうピースにバレたから堂々と作るね!」
ミヅキが腕まくりをすると
「まだ体の調子もあるんですから気をつけて下さい、ちゃんと周りに助けてもらうんですよ!」
セバスが注意するといつものように調子よく手を挙げ
「はーい」
軽い返事にセバスはため息をついた。
「じゃあミヅキ、私も手伝うわ」
ユキさんが名乗りを上げると
「あー…ユキはやめた方がいいんじゃないか?」
コジローとムサシが止めようとしてきた。
「あら大丈夫よ!ベイカーさんじゃあるまいしつまみ食いなんてしないわよ」
ユキさんが笑うと
「そっちの心配じゃないんだけどなぁ…」
ムサシがユキの料理を思い出し身震いをすると
「大丈夫だよ!ユキさんお手伝いよろしくお願いします」
ミヅキがコジロー達にウインクするとユキさんに笑いかけた。
女性陣たちがミヅキの手伝いをしてくれることになると…
「まずは…ユキさんとイチカでこの大豆を細かくすり潰して攪拌して欲しいんだけど」
ミヅキが大きな鍋とずっとしまっておいた大豆を取り出す。
「この日の為に水に付けておいたんだ」
ユキさん達に大豆を渡すと
「クリーム状になるまでやってね」
「わかったわ!それくらいなら私にも出来そうよ」
ユキさんが嬉々と受け取ると…ミヅキはイチカに手招きする…
イチカが嬉しそうにミヅキに近づくと
「実は…ユキさん料理が苦手なんだ…でも切るのとかは上手いから料理が上手なイチカが一緒に見てあげてくれる?」
ミヅキがお願いと手を合わせると
「お任せ下さい!ミヅキ様から上手なんて…凄く嬉しいです!私ユキさんを料理が作れるように面倒みますね!」
「あっ…そんなにがんばらなくていいよ…やらかさないようにみててくれるだけでいいからね…」
ミヅキが言うが…イチカは興奮してユキさんの元へ言ってしまった…
「だ、大丈夫…だよね…」
ミヅキは心配そうにイチカ達を見つめた…
(まぁ…後で様子を見に行くか…)
ミヅキは今度はギースを呼ぶと
「ギースさんボブさん達とお米といでくれますか?」
ギース達は頷くと
「わかった…炊くのはどうするんだ?」
【シンク~お米炊くの頼んでもいい?】
ミヅキがシンクを見ると
【任せてよ!お米と言えば僕だよね~】
【ありがと!】
「ギースさんシンクが火の調節はしてくれるから洗った後に炊いといて下さい」
「わかった」
ギースが頷くとシンクがギースの頭に止まった。
「ミヅキ~俺も何か手伝おうか?」
アラン隊長がミヅキに近づくと
「えっ…アラン隊長…何か出来るの?」
ミヅキがびっくりしてアラン隊長を見ると
「失礼な!これでもずっと一人だからな料理くらいできるぞ!」
アラン隊長が胸をはると
「あなたのは料理じゃないでしょ…切っただけ…焼いただけ…あんなの料理とは言わないわ」
ミシェル隊長が呆れていると
「あっでも切るのはできるんだ、なら野菜切ってくれる?」
ミヅキが野菜を取り出すと
「汁物作りたいからこれを切ったら鍋に水入れて火にかけてくれますか?」
「おお!それくらいなら俺にも出来そうだ!」
アランとミシェルは野菜を受け取ると、アランがくるっと戻って来ると…
「なぁミヅキ…肉が無いけど、どうするんだ?」
アランがコソッと聞いてきた。
「肉?今回は無しでもいいんじゃないの?」
「「【駄目だろう!】」」
うぉっ…
アランとベイカーとシルバが一緒に叫ぶ…
「何言ってるんだ!肉がなけりゃ力が出ないだろ!」
「アランさんいい事言った!そうだぞミヅキ、肉がないと食べた気がしないだろ」
【今回ばかりはこいつらに賛成だな!ミヅキ頼むぞ】
「えー…三人ともそれなら自分で取ってきてよ~タレは作っといてあげるから焼肉にしようよ」
「いいな!焼肉!」
「よし!早速行ってくるぞ!」
【俺も…でもミヅキの足がなぁ…】
背に乗ってるミヅキを見上げると…
【ふふ…行ってきていいよ、私は…】
キョロキョロと周りを見るとじいちゃんと目があった。
ディムロスがニコニコと笑いながら近づいて来ると
「なんだ?何かようか?」
「じいちゃん…抱っこお願いしてもらってもいい?」
ミヅキがディムロスに手を伸ばすと…
「えっ…」
セバスさんが遠くでショックを受けている…
「もちろんじゃ!さぁおいで!」
ディムロスがミヅキを抱き上げると
【じゃあシルバも頑張って来てね】
ミヅキは三人に手を振って見送った。
「ミヅキ様~大豆がクリーム状になりましたよ」
イチカがミヅキを呼びに来ると
「ありがとう、じゃあ次はそれを火にかけて焦がさないように優しくかき混ぜ続けて欲しいんだ、泡が出てきたらまた呼んでくれる?一つは水を多めにして薄めに作ってくれるかな」
「わかりました!ユキさん、わかった?」
「は、はい!イチカさん!わかりました!」
ユキがイチカの言葉に過剰に反応する…
「ユキさん?どうしたの?」
ミヅキが不思議そうに見ると
「な、なんでもないわ…私…頑張る…」
ユキさんがはぁ…とため息をつくと
「ユキさん!手が止まってますよ!」
イチカがすかさずユキに注意する。
「は、はい!すみません!」
ユキさんがテキパキと動き出した…
「ミヅキ…ありゃ大丈夫か?白い姉ちゃんの目が死んどるぞ」
ディムロスが唖然と二人を見つめる
「う、うん…もう少し様子をみてみようかな…」
ミヅキはユキさんに心の中で謝りながら目をそらした…
「じゃあ次は錬金術かなぁ…エヴァさん!」
ミヅキがエヴァを呼ぶと…
「ミヅキさん、錬金術と聞こえましたが?」
いつの間にかセバスさんが近くに来ていた…
エヴァさんも来ると…
「今度は何を作るんだ?」
エヴァさんが困った様に笑いながら近づいてきた…
「えっと…酢飯を作りたいからお酢を錬金術で作ろうと思って…前に作ったからそんなに魔力は使わないと思うけど…」
ミヅキがちらっとセバスさんを見ると
「わかりました…ならギルマスそこを変わって下さい」
セバスがディムロスからミヅキを奪おうとすると
「何すんだ!ミヅキはワシが抱っこしてるから大丈夫だ!」
ディムロスがグイッとミヅキを自分の方へと引き寄せた。
「ミヅキさんが錬金術を使うと魔力を大量に失うんです!ギルマスより私の方が魔力の量が多いのですから変わった方がいいでしょう!」
「別に平気だ、ワシだって魔力が無い訳じゃないんだからな」
ディムロスは譲る気は無いようでミヅキに続けろと先を促すと…
「いいのかな?じゃあ作るね…」
ミヅキはお米を入れた容器に手を入れるとお酢を作り出した。
「うん!やっぱり大丈夫みたい」
ミヅキがディムロスに笑いかけると
「じいちゃんも大丈夫だった?」
「問題ないぞ!」
ディムロスが目尻を下げて微笑んだ、その様子にセバスがイラッとする。
「じゃあこれに砂糖と塩を少し入れてすし酢にして…ギースさん達がお米を炊き終えたらそこに入れるね」
「それは私がやりましょう」
セバスが言うと
「わしがやる!」
ディムロスも譲らないと声を出すと
「なら二人にお願いしますね!お米にすし酢をかけて冷ましながら混ぜて下さいね、私はイチカ達の方に行くから…」
ミヅキがどうしようかと周りを見ると
「なら私が今度はミヅキの足になろう」
エヴァさんが笑顔でミヅキを受け取った。
ミヅキが腕まくりをすると
「まだ体の調子もあるんですから気をつけて下さい、ちゃんと周りに助けてもらうんですよ!」
セバスが注意するといつものように調子よく手を挙げ
「はーい」
軽い返事にセバスはため息をついた。
「じゃあミヅキ、私も手伝うわ」
ユキさんが名乗りを上げると
「あー…ユキはやめた方がいいんじゃないか?」
コジローとムサシが止めようとしてきた。
「あら大丈夫よ!ベイカーさんじゃあるまいしつまみ食いなんてしないわよ」
ユキさんが笑うと
「そっちの心配じゃないんだけどなぁ…」
ムサシがユキの料理を思い出し身震いをすると
「大丈夫だよ!ユキさんお手伝いよろしくお願いします」
ミヅキがコジロー達にウインクするとユキさんに笑いかけた。
女性陣たちがミヅキの手伝いをしてくれることになると…
「まずは…ユキさんとイチカでこの大豆を細かくすり潰して攪拌して欲しいんだけど」
ミヅキが大きな鍋とずっとしまっておいた大豆を取り出す。
「この日の為に水に付けておいたんだ」
ユキさん達に大豆を渡すと
「クリーム状になるまでやってね」
「わかったわ!それくらいなら私にも出来そうよ」
ユキさんが嬉々と受け取ると…ミヅキはイチカに手招きする…
イチカが嬉しそうにミヅキに近づくと
「実は…ユキさん料理が苦手なんだ…でも切るのとかは上手いから料理が上手なイチカが一緒に見てあげてくれる?」
ミヅキがお願いと手を合わせると
「お任せ下さい!ミヅキ様から上手なんて…凄く嬉しいです!私ユキさんを料理が作れるように面倒みますね!」
「あっ…そんなにがんばらなくていいよ…やらかさないようにみててくれるだけでいいからね…」
ミヅキが言うが…イチカは興奮してユキさんの元へ言ってしまった…
「だ、大丈夫…だよね…」
ミヅキは心配そうにイチカ達を見つめた…
(まぁ…後で様子を見に行くか…)
ミヅキは今度はギースを呼ぶと
「ギースさんボブさん達とお米といでくれますか?」
ギース達は頷くと
「わかった…炊くのはどうするんだ?」
【シンク~お米炊くの頼んでもいい?】
ミヅキがシンクを見ると
【任せてよ!お米と言えば僕だよね~】
【ありがと!】
「ギースさんシンクが火の調節はしてくれるから洗った後に炊いといて下さい」
「わかった」
ギースが頷くとシンクがギースの頭に止まった。
「ミヅキ~俺も何か手伝おうか?」
アラン隊長がミヅキに近づくと
「えっ…アラン隊長…何か出来るの?」
ミヅキがびっくりしてアラン隊長を見ると
「失礼な!これでもずっと一人だからな料理くらいできるぞ!」
アラン隊長が胸をはると
「あなたのは料理じゃないでしょ…切っただけ…焼いただけ…あんなの料理とは言わないわ」
ミシェル隊長が呆れていると
「あっでも切るのはできるんだ、なら野菜切ってくれる?」
ミヅキが野菜を取り出すと
「汁物作りたいからこれを切ったら鍋に水入れて火にかけてくれますか?」
「おお!それくらいなら俺にも出来そうだ!」
アランとミシェルは野菜を受け取ると、アランがくるっと戻って来ると…
「なぁミヅキ…肉が無いけど、どうするんだ?」
アランがコソッと聞いてきた。
「肉?今回は無しでもいいんじゃないの?」
「「【駄目だろう!】」」
うぉっ…
アランとベイカーとシルバが一緒に叫ぶ…
「何言ってるんだ!肉がなけりゃ力が出ないだろ!」
「アランさんいい事言った!そうだぞミヅキ、肉がないと食べた気がしないだろ」
【今回ばかりはこいつらに賛成だな!ミヅキ頼むぞ】
「えー…三人ともそれなら自分で取ってきてよ~タレは作っといてあげるから焼肉にしようよ」
「いいな!焼肉!」
「よし!早速行ってくるぞ!」
【俺も…でもミヅキの足がなぁ…】
背に乗ってるミヅキを見上げると…
【ふふ…行ってきていいよ、私は…】
キョロキョロと周りを見るとじいちゃんと目があった。
ディムロスがニコニコと笑いながら近づいて来ると
「なんだ?何かようか?」
「じいちゃん…抱っこお願いしてもらってもいい?」
ミヅキがディムロスに手を伸ばすと…
「えっ…」
セバスさんが遠くでショックを受けている…
「もちろんじゃ!さぁおいで!」
ディムロスがミヅキを抱き上げると
【じゃあシルバも頑張って来てね】
ミヅキは三人に手を振って見送った。
「ミヅキ様~大豆がクリーム状になりましたよ」
イチカがミヅキを呼びに来ると
「ありがとう、じゃあ次はそれを火にかけて焦がさないように優しくかき混ぜ続けて欲しいんだ、泡が出てきたらまた呼んでくれる?一つは水を多めにして薄めに作ってくれるかな」
「わかりました!ユキさん、わかった?」
「は、はい!イチカさん!わかりました!」
ユキがイチカの言葉に過剰に反応する…
「ユキさん?どうしたの?」
ミヅキが不思議そうに見ると
「な、なんでもないわ…私…頑張る…」
ユキさんがはぁ…とため息をつくと
「ユキさん!手が止まってますよ!」
イチカがすかさずユキに注意する。
「は、はい!すみません!」
ユキさんがテキパキと動き出した…
「ミヅキ…ありゃ大丈夫か?白い姉ちゃんの目が死んどるぞ」
ディムロスが唖然と二人を見つめる
「う、うん…もう少し様子をみてみようかな…」
ミヅキはユキさんに心の中で謝りながら目をそらした…
「じゃあ次は錬金術かなぁ…エヴァさん!」
ミヅキがエヴァを呼ぶと…
「ミヅキさん、錬金術と聞こえましたが?」
いつの間にかセバスさんが近くに来ていた…
エヴァさんも来ると…
「今度は何を作るんだ?」
エヴァさんが困った様に笑いながら近づいてきた…
「えっと…酢飯を作りたいからお酢を錬金術で作ろうと思って…前に作ったからそんなに魔力は使わないと思うけど…」
ミヅキがちらっとセバスさんを見ると
「わかりました…ならギルマスそこを変わって下さい」
セバスがディムロスからミヅキを奪おうとすると
「何すんだ!ミヅキはワシが抱っこしてるから大丈夫だ!」
ディムロスがグイッとミヅキを自分の方へと引き寄せた。
「ミヅキさんが錬金術を使うと魔力を大量に失うんです!ギルマスより私の方が魔力の量が多いのですから変わった方がいいでしょう!」
「別に平気だ、ワシだって魔力が無い訳じゃないんだからな」
ディムロスは譲る気は無いようでミヅキに続けろと先を促すと…
「いいのかな?じゃあ作るね…」
ミヅキはお米を入れた容器に手を入れるとお酢を作り出した。
「うん!やっぱり大丈夫みたい」
ミヅキがディムロスに笑いかけると
「じいちゃんも大丈夫だった?」
「問題ないぞ!」
ディムロスが目尻を下げて微笑んだ、その様子にセバスがイラッとする。
「じゃあこれに砂糖と塩を少し入れてすし酢にして…ギースさん達がお米を炊き終えたらそこに入れるね」
「それは私がやりましょう」
セバスが言うと
「わしがやる!」
ディムロスも譲らないと声を出すと
「なら二人にお願いしますね!お米にすし酢をかけて冷ましながら混ぜて下さいね、私はイチカ達の方に行くから…」
ミヅキがどうしようかと周りを見ると
「なら私が今度はミヅキの足になろう」
エヴァさんが笑顔でミヅキを受け取った。
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