放課後はダンジョンに行って憂さ晴らしのつもりがいつの間にか学園最強になってたことに気が付かなかった

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第二十七話 そろそろ向こうに帰ってみる?

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弁当!売り切れだったそーです!
一人2つ買ってくれた人多かったそーです!
夜まで腐らない!ということ書いておいたのがよかったみたいですっ!!!

「ダンジョン内で、2食、弁当食べられるって、大きいよ。普通干し肉だけだからねぇ」

朝食時間が終わって手が空いたので、別館で仕事しているマキがお弁当売上報告に本館食堂に来ているのだ。
マキは、テイナとニヤと一緒にお茶している。
ボクとドーラもお弁当計画に参加していたので、そのお茶に呼ばれている。

お茶菓子は、試作ケーキ。

何種類か作ったスポンジを魔法冷蔵庫にしまっていて、手が空いた時に、いろんなクリームを作ってみたり、具を変えてみたり、とかして、なんとか「もっと美味しいもの」、具体的にはボクとドーラが、「あっちのより美味しい!」と言うようなものを作り出してみたいかな?とか思っているそうな。

「うん、今日のもオイシイ!!あれだな、もっと甘くてもいいし、もっと甘さ控えめでもいいな!」ドーラ
「どっちなのよ!」
「どっちにゃっ!!」

「うーん、今のでもいいし、どっちでも美味しく食べられると思う。でも、実際には食べてみないと、どれが一番美味しく感じるか?ってのはわからないんじゃないかなぁ」ボク
「それそれ!そんな感じ!」ドーラ

「もう、売ってみちゃえば?」ボク

「そうだよ、本館の客なら、何日も滞在して温泉に漬かってぷらぷらしているの多いから、高くても喜んで食べるんじゃね?」
ドーラ、言い方?



その晩、本館の屋敷の方のボクの部屋。
「ダンジョンも落ち着いたことだし、宿も旨く行っているし、今晩、向こうに帰る?」ボクはドーラに訊く
「いいな!帰ろーぜ!ユータ、またバイトやって稼いで、ケーキとか材料とか買うんだろ?」ドーラ

「当然!こっちでいいもの見つけるか、つくれるまでは、ね!。それに、他に何かオイシイもの、こっちでも作れそうなものをもっと見つけたいよねー」
「ああ!いいな!うまいもの!どんどん見つけるために、向こうでくおうぜ!!」
・・・・・食べたいだけ?ドーラ、、、

シュン!
ダンジョン5階層。いつもの場所。

「がおー!!」
おや?
ぼふっ!!!
ドーラが火を吹いた。
丸焼けのオークの上位種がそこに転がった。

「どっこいしょ!」
トドメを差し、
ごろん、、、
魔石を得たw

「おみやげだ!」ドーラ
誰にだよ?とおもったけど、、

「ドーラ、この魔石って、魔力あるの?」
「ええ、、あー、、、、、、うん、少しあるな、、でもユータが込めれば結構入るぞ?」

「向こうでボクの魔力が減った時、この魔石の魔力を使えるかな?」
「使えるんじゃね?とりあえず、壁ぬけたトコで魔力補充してみ?」

「なぜ向こう?」
「あー、、なんか、ユータが寝ているときって、魔力の強制充填しているかんじなんだよな、、」
ふーん、、

で、それからコテン、して壁ぬけて、
魔石に魔力充填し、異次元ポッケに入っている大きめの魔石にも全部充填した。
ら、きゅうに、、・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・

ぺしぺしぺし、、そろそろおっきの時間かなー
う、うーん、、、

ドーラが頬をたたいていた。
「起きたから!もう起きたから!」
お、そうか、、とやめたドーラ、、なんかおもしろがってない?


それから少し何かないか探して、何もないんで部屋に転移。
シュン!!

「「ただいまー」」と言ってもまだ夜中の自分の部屋。

静かに装備を外し、ポッケから魔石を出して、机の一番したの引き出しのモノを全部だして、そこに魔石を仕舞う。
剣を含めた増備は異次元ポッケに仕舞う。異次元ポッケも引き出しにしまう。

「ユータ、そういえば、おまえ、もうそろそろ、異次元ポッケじゃなくストレージ使えるんじゃないか?」ドーラ
ああ、ラノベのストレージね、、、
「ストレージ!」ボク
・・・・・・・

「これ?」ボク
「ああ、多分?」ドーラ
・・・・なぜ疑問形なのか?ドーラも使かったこと無いんだな?

なので不安なんで、そこにあった使いかけのタオルを、その真っ黒な穴に放り込む。すんなり入るだけ。
読んでしまった文庫とか入れてみる。
漫画、、
古くなってゴムが伸びかけている靴下
ちびた鉛筆、
ボールペン

「おい、ゴミ箱じゃないぞ?」
「ああ、そうだったね、、」
・・・・・・・・・・

「食べ物、やってみ?」ドーラ
「なぜ?」
「一部では、腐らないっていうぜ?」
ふーん、

そーっと台所に行き、冷蔵庫からチーズ一枚と、ハム1枚を皿に乗せて部屋に持って帰り、そこでストレージに入れてみる。
「明日の夜、みてみようぜ!」ドーラ、「うまくいったら、、ケーキだろうが和菓子だろうがアイスクリームだろうが、なんだろうが、、うっひっひ!」
まったく、ドーラって、、、

でも、アイスはいいなー

ーー

翌日、バイト。

この春休みのバイトは掃除。ビルとかお店とか事務所とかの掃除。
機械使かってがーがーやるやつ。
仕事が終わる頃は結構疲れてる。
けど、最近は慣れたのか、終わってもそのまま遊びに行けるくらい余裕?

社長(叔父さん)は、「春休み中は結構ある」と言ってくれたので、春休み中のみのバイト。
「その後は、土日ならあるから、入るならいつ入るか早めに予定決めてもらえれば入れるぞ」
とも言ってくれている。
でも、春休みは特別な掃除が多いので仕事も多いけど、普通の時期はそうではないので、ボクが入るとあぶれる人がでるみたいなので、極力遠慮したい。

高校入ったら、他のバイトを見つけてみようと思っている。

なんか、向こうに帰っても使える技術とか経験のバイトだと一石二鳥なんだけどねー。
そーだと、食べ物やさんの厨房系かなぁ、、
ドーナツ屋だと、バイトでも慣れれば作らせてくれるようだし、、粉からこねるっていうので、覚えたら使える技術!
平日にバイト入れるなら、やってみたいね!
いろんな種類の仕事をしてみたい。
いろいろ覚えて、皆に教えたい。
こっちでも、やりたいこと、増えるなー!!
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