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第百五話 パスポートを作りに日本に帰った
しおりを挟む日本に帰ったユータは、パスポートを作りに行く。
住民票と保険証と手紙を持って。建物の一階にインスタント写真機があったので撮る。ドーラも撮りたいと言ったので撮った。更に
「帰りにプリクラ撮りにいこうぜ!」
ユータは気にしないので「うん、いいよ」と。
パスポート申請はすぐ終わった。
そのままユータの街に帰って、駅前のビルでプリクラとって、少しゲームでドーラが遊んで、ドーラがラーメン食べたいというので、ラーメンと餃子とチャーハンを食べて、駅前を少しぶらついて、駅の向こうの道場に寄る。
また練習生が居たので、ドーラが皆に稽古を付け、最後に市に稽古を付けた。
市は、また少し早くなっている。
「市、瓦は、今何枚行く?」ドーラ
「え?ああ、最近そういうのあまりやってなくって」
「もったいないから?」
「まぁ、それもありますけど、、気にならない?とか?」
「・・・技量がかなり上がったんだなぁ、、」ドーラ、しみじみ。
そういうものなんだ、、と練習生達。
「そこの、」とドーラが練習生の一人を指し、
「おまえ、ブロック割れるぞ、やってみ?」と。
で、
市がブロックささえ、突きでやらせる。
もちろん一発。
躊躇してわれないと怪我する。
構え、気を込め、、、突く!
ばごっ、、と割れ、、
ほーーー、、と皆。
「なんだろう、、市とタカ以外にも少し魔力ついてる感じがするけど、、」
シュン!
「解説しよう!」ダンマス
いきなり現れたダンマスに、知らない練習生が数人が目が飛び出すくらい見開く!
「あーゆー人だから、」と知っている練習生がとりなす。
でもそれでも吃驚はなくならんよな。
「膨大な魔力保持者3人も、ちょくちょく来ているでしょう?影響受けないほうがおかしいというもの!!」
と断定するダンマス。
そーなんだー!と納得する面々。
さすがゴミを排除した後だ。皆素直でいい子!!伸びるぞ!!
「あ、んじゃ、ドラゴニアで!」ユータ
「正解!ドーラとユータが常駐。私も最近はほぼ常駐。あっちじゃそれこそ魔力伸びないほうがおかしいくらいです」ダンマス
へぇ、、
「便利だね!!」ユータ
まぁ、そう言っちゃーそーだけど、、、
んじゃ、ドーラ師匠がいつ来ても会えるように毎日ここにくるのが一番だな!とか言い出してる練習生。
確かにそうなんだけど、、
ドーラ責任背負った感じ、、しかたがねぇなぁ、、とかつぶやく。
「まぁ、、夕方、、用事の帰りには顔を出せるようにするから、、ゼッタイじゃないぞ!!」ドーラ
「「「「「うっす!!!」」」」」喜ぶ練習生達と市
で、焼き肉行きましょうというのを、今日はいいやとドーラが断り、市の食堂にヒモノ置いて帰宅。
ユータは母さんにひものを箱で渡す。木箱2つ。向こうはダンボールは無い。
木箱2つで1000枚位ある。他に縛った50枚。これはウチ用。父さん母さんがウチは月に4-50でいいと言ったから。ユータ、ドーラ、父さん母さんで4人。たまにダンマス来るのでそれ入れて5人。一人月10枚あればいいだろうということ。
朝はヒモノだと食べるに時間かかっちゃうからね。夜、3日に一度、でも多いくらい。おいしいから飽きないけど。
ドーラが母さんに聞かれたので、スパゲティかカツ丼が食べたいと言い、カツ丼になった。
夕食は、だいたい母さんがドーラに聞いて作るようになってる。
最初、なんでもおいしいおいしいってがっついて食べてたので、しかも今でも遠慮がちなドーラ。見た目もあって、両親には可愛い我が子同様らしい。
部屋に戻った2人。さて夕飯まで漫画でも読もうかなと思った時、
「そんな貴方に朗報!!」
シュン!と現れたダンマス
「最近、ユータからあまり余分に魔力が漏れ出ていないんで、それほど吸わなくなってよくなったんですよ。なんでだろう?と思っていたんですけども!原因判明!!」
へぇ?
「なんで?」ドーラ
「この人ディース!!」
シュン!!
焦げ茶のマントというか、リーマンコートの人が現れた
「あ、、」
「そうですドーラ。思い出しましたか?」
「ああ、この匂いは、、ユータの装備のと同じ、、でも顔違うぞ?」
あっはっはっはっは!
いきなり笑いだし、
「うん!いいとこ突いているね!それはね、僕が新しくなったからさ!!」リーマンコートの人
大魔法使いは、新しくなったらしい。
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