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第百十七話 だ・い・こ・ん・ら・ん・♪ pu♪
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金のレート、高騰、、ってレベルじゃないけど、高騰しました。100倍位にw
だって8割ほど無くなったからね!マーケットにも出回らなくなったからね!
朝食後のお茶の席である。
「いやー、面白いのが、手のひら返しがすごい様子ですね!面白いんで主要なクズの意識に色付けしているんですが、簡単に色を変えてるんですよ?。あれが、カネの切れ目が円の切れ目とかいうんですかね?円関係ないけど?」ダンマス
違います「縁」です。
「え?んじゃ、あの国から離反とか?」王
「はい。お米の国にくっついていると何されるかわからへん、と、手下の大国が離れてますねぇww裏の主要メンバーである、ネバー?とかなんとかいう王国やらそこらへんは逃げられませんけどね?w」ダンマス
ああ、あそこか、、だなぁ、、とつぶやく王
だなぁと聞こえたが、もしかしたらザマァだったのかな?とかとも思ったユータ。
欧州の、少なくとも3つの王家は主要メンバーだ。丸裸にまで調べ上げたダンマスは逃さないつもりのようだ。
こっちに来てから、ダンマスの姿が見えないことは多かった。いろいろ動いているのだろう。
最大の魔力保持者。人間ですらない存在。
そして、今となっては、その者の常識は人間として普遍なものを持っている、ひとよりも。だが、今までの、特に向こうの経験から、甘さは無い。
もう、今回は、ダンマスのミッションになっていた。
ーー
「で、ここムータンでは敵に最大の痛手を与えることができません。」ダンマス
何を言い出すのかと、皆興味津々でダンマスを見つめる。
「なので、海(太平洋)の真ん中に私が囮国家を作ります。イレグイになってくれればいいんですけどねー」ダンマス
「その間に、ユーリ、貴方は移転のほうを。市、タカ、あなた達は民の鍛錬を。そしてドーラとユータ、危険で申し訳ないけど、ここの防衛と、攻め込んできた者達の殲滅をお願いします。一人残らず。敵兵達が、100%死ぬ戦場に行かされるなら辞めたり逃げたりすることを選ぶほどに。」
大魔法使い、市、タカはこくりと頷いた。
ドーラとユータはサムズアップをし、ニカッと笑った。
「でもダンマス、一人でいいのか?俺も行こうか?」ドーラ
確かに、ドーラの強さなら、、
「あっはっは、誰だと思ってるんですか?私を。」とにこやかに笑うダンマス。
「これほどの、すんごく面白いこと、今後ありそうもないでしょう?一人で楽しませてくださいね?」
と、真っ黒な笑顔
「うん、多分、ボクだけじゃなく、皆ちびったと思う、、」
と、後日回想するユータ。
ーー
翌日からダンジョンのボスを連れ出して夜になったら帰ってくるダンマス。
ときには泥だらけになって帰ってくる。
ダンマスが言い出さないので訊けない皆。多分、ネタが溜まったら言うんだろうなぁ、、と皆そう思っている。
ムータン首都はマソがかなり多めに成り、向こうと変わりなくなっている。
魔力を貯める量が多くできるのは子どもたち。使い方を覚えるのも早い。なのでドンドン使って空にして魔力容量を増やしている。
そのくらいになると、得意不得意も出てきて、それを乗り越えるとオールマイティに行くので、更に増やさせる。もうなんか、向こうの子達とさほどかわらないんじゃないか?とか皆思い始めている。
市も、タカも、もう向こうでも多めの者並になっている。もちろん王様はソレ以上だ。王様はかなり努力の人のようだった。
街も、僻地の村も、魔力が多い子どもたちが訪問し、いろいろやって来る。なんか手に終えないことがあると、ドーラかユータが呼ばれるだけだ。
「今年の冬は、楽に超えられそうだ、、」ホッとした声でつぶやく王。その横でユーリは、よかった、と心底思った。
しかし一方で、王宮の天辺に座り込んでサーチ訓練していたドーラにはそれが耳に入り(無意識に王と周囲を意識していたのか?警戒のために。)、こんな状況で「楽に」とか言う王、すげーな?とかとも思ったドーラ。信頼されているのだろう、ダンマスや俺らが、と思うドーラ。
ーー
夕食後のお茶の席
「みなさん!報告でーす!!やっと完成しましたー!」
と、映像を壁に投影するダンマス。
「これが全景、航空写真です。
こっちがメインの島。
こっちが周囲の島々、、
・・
で、彼らが防衛隊員!
其のときにはユータにも手伝ってもらって、彼らをおっきくしますんでお願いね!」
「はいまかせて!」ユータ
「・・・日本の、四国くらいありそうですね?」市
「あたり!あれを参考してみました!ある程度でかくないと上陸作戦で獲物がいっぱい来るでしょう?最大で来て貰いたいですからね!
でもウチが大きすぎると、ウチの一部の占領から始めようとかしちゃうんで侵略部隊の規模が小さくなっちゃう、丁度よい最大限がこの程度かな?と。」
「緻密な囮ですな、、」王
「あっはっは、一気にいきたいですよね!!祭りはデカイほうがいい!」
「「「「「・・・・・・・・・」」」」」
「で、何するんですか?そのままじゃ、無視されるかも、、」市
「そこです!それは、楽しみに見ててくださいね!」ダンマス
ものすごく楽しそう!
んじゃ、とドーラ
「俺からも。ここんとこ少なかった衛星とかまた増えた様子。全部撃ち落としたけど。あと、モモンガ達も日に100人以上飛ばしているとのこと。増えてきているようだ。懲りないねぇ、、まぁ全員捕まってるとか思い込んでるんだろうけど。甘いよな?侵略しに来て生きて帰れると思ってる自体、甘すぎだよな」
向こう出身+ユータはうんうんと頷く。
当たり前だ。侵略も進めばどれだけ自国がやられるのか?どれだけの国民がやられるのか?わかったもんじゃない。一人でも生かしておくなどする馬鹿は自国をよりも敵国に利する者以外いない。
ましてや情報が命の今回の作戦だ。
「全くなにもわからない」が、最大の不気味さを相手に与えているのだ。
「私も少しは情報を得てまして、、もう向こうの軍は動いていて、海上です。そこそこの規模になります。多分、最初は通常通りミサイル攻撃でしょう、前回ので懲りるような連中じゃない、必ず射って来ます、馬鹿だから。これは私が対処します。元に戻すのではなく、侵攻軍に戻してあげます。もう何度も練習しましたんで♪!」
練習したんだ、、、×全員
続けるダンマス
「なので、残った者達を完全殲滅するのはさほど難しくないはずです。お願いしますね?ドーラ、ユータ」
「「はいっ!!」」
ーー
ダンマスは世界の政府首脳達とマスコミに配信した。
各国マスコミ、政府は、いきなり得体のしれないところから来た「ダンマス王国建国のお知らせ」を理解しきれなかった。
次に
「我が国の島の周囲8千キロを当国領域とします。進入禁止です。事前に許可申請してください。無断侵入は攻撃対象に成ります。消えます。」
海を8千キロ?守れるわけねぇ、、更に、消える、って何だよ?と、全く理解できていないかった。
で、その後、立て続けに、一日おきくらいに、、
「同盟国募集!」
「金(Gold)交換します!」
「どこにも負けない戦力貸します!」
「ムータンが同盟国になりました!」
「寒い国と不戦条約を結びました!」
「中くらいの国と不戦条約を結びました!」
「新国連を設立します。大国に有利とかにせず、機会平等でいきます。利権は一切認めない国連です。旧国連と同時加盟できます!」
「新世界銀行設立しました!加盟国募集します!」
「新世界銀行加盟には、旧世界銀行に加盟していても構いません。ウチは圧力掛けないし支配もしません!内容ガラス張りです!」
「新世界銀行加盟国、現在67カ国になりました!ありがとうございます!!申請中の国は78カ国あります。もう少しお待ちください!」
「新国連加盟国100カ国を超えました!初回国連会議開催を予定します。日程等詳細はしばらくお待ちください!!」
「我が国の貨幣は兌換貨幣です。兌換貨幣以外とは交換できません。あしからず」
そのアナウンスの8割ははったりだ。だが、疑心暗鬼になっている奴等のその疑い深くなった心はどうしよいもない。今までの”悪の同士”関係は消え失せ、疑うだけになった。
その間に、金、10トンを3度ほど市場にばらまく。
今までこの世界のほぼ全てを支配していたそっちの方の大混乱は壊滅的。
かろうじて通信、資源、がまだ冒されていないだけだった。
が、それも崩壊は秒読みとも見える状態だ。
と、
思っていたら、
更にダンマス王国からアナウンスが世界中に流れる。
「超方式にる通信システムはじめました。敷設ゼロ。ブラックボックスナシ。費用わずか。貧乏国家でもネットや電気のライフラインが整います。通信の管理は我が国なのでバックドア設置、ハッキング等不可能です」
「新資源、販売します。国家の経済力によって販売価格と量を決めます。石油はもう必要ありません」
泣きたくなった奴等も多いだろう。
でも、真相をチェックするのは時間がかかる。こんなテンポで進められていたら、そんな時間無い。
しかもダンマス王国のダンマス群島に調査に向かった海軍の小部隊も音信不通だし、、潜水艦も音信不通になっているのがいくつも。
全く相手の様子がわからないのだ。自国の被害さえわからない。太平洋上空の軍事衛星との通信もできなくなっている。お米の軍が勝手にコントロール可能なブツ国とドク国と国旗が米の字王国の衛星は、通信だけはできるが、一切に何も動かせないらしい。
なので
「侵攻だ!!!」と。
お米の国全軍、NATOほぼ全軍(いやがって少ししか出さない国も出た。)が、動き出した。お米の艦隊の一部は動き出していたが、ハワイに向かいはじめた。全軍が揃うまで待つようだ。
が、他のは相変わらずもったもったしている。でもそれは今までみたいにアホウだからということだけではなく、嫌がっている者達が足引っ張ってるのもあるが、現場の者達は全員、今までの情報を知っているので「完全死亡フラグじゃん」と、どうにか出動しない、出来ない方向に持っていこうと努力しているからだ。
その間にも
金は更に市場に出され、、お米の国が高い値で買ったら、搬入した晩には消えていた。
その情報はなぜか即時各国に流れ。
東欧の幾つかの国は一方的にNATO脱退。国内施設を押収閉鎖、兵など人員を国外退去にしていたり、、
(NATOやらEUは一方的に脱退する以外、実質的には脱退手段がない。)
中東のある大国では人が国境線から出入国できなくなる”現象”が発生し、航空機も其の空域に入れず、道路からも国境の先には何かに阻害されて入れない、出られない。もちろんオイルやガスのパイプラインは使用不可能になった。
ダンジョン効果、凄く発揮できているのか?!!マソ、余裕??!!
また、中小国の閣僚で大国の国籍も持っている者達が消える現象も多数おこっていた。全世界で公表していない者も含め数百人いるので、半数ほど消えた時には残りは皆閣僚辞任、其の国を出国していた。
「何やってるんだーー!!!まだ侵攻できないのかああああ!!!」
臨時びるだーば(略)会議は怒号の嵐。
いつ自分達が消えてしまうのか?とか考えないんだねー、不思議♪
だって8割ほど無くなったからね!マーケットにも出回らなくなったからね!
朝食後のお茶の席である。
「いやー、面白いのが、手のひら返しがすごい様子ですね!面白いんで主要なクズの意識に色付けしているんですが、簡単に色を変えてるんですよ?。あれが、カネの切れ目が円の切れ目とかいうんですかね?円関係ないけど?」ダンマス
違います「縁」です。
「え?んじゃ、あの国から離反とか?」王
「はい。お米の国にくっついていると何されるかわからへん、と、手下の大国が離れてますねぇww裏の主要メンバーである、ネバー?とかなんとかいう王国やらそこらへんは逃げられませんけどね?w」ダンマス
ああ、あそこか、、だなぁ、、とつぶやく王
だなぁと聞こえたが、もしかしたらザマァだったのかな?とかとも思ったユータ。
欧州の、少なくとも3つの王家は主要メンバーだ。丸裸にまで調べ上げたダンマスは逃さないつもりのようだ。
こっちに来てから、ダンマスの姿が見えないことは多かった。いろいろ動いているのだろう。
最大の魔力保持者。人間ですらない存在。
そして、今となっては、その者の常識は人間として普遍なものを持っている、ひとよりも。だが、今までの、特に向こうの経験から、甘さは無い。
もう、今回は、ダンマスのミッションになっていた。
ーー
「で、ここムータンでは敵に最大の痛手を与えることができません。」ダンマス
何を言い出すのかと、皆興味津々でダンマスを見つめる。
「なので、海(太平洋)の真ん中に私が囮国家を作ります。イレグイになってくれればいいんですけどねー」ダンマス
「その間に、ユーリ、貴方は移転のほうを。市、タカ、あなた達は民の鍛錬を。そしてドーラとユータ、危険で申し訳ないけど、ここの防衛と、攻め込んできた者達の殲滅をお願いします。一人残らず。敵兵達が、100%死ぬ戦場に行かされるなら辞めたり逃げたりすることを選ぶほどに。」
大魔法使い、市、タカはこくりと頷いた。
ドーラとユータはサムズアップをし、ニカッと笑った。
「でもダンマス、一人でいいのか?俺も行こうか?」ドーラ
確かに、ドーラの強さなら、、
「あっはっは、誰だと思ってるんですか?私を。」とにこやかに笑うダンマス。
「これほどの、すんごく面白いこと、今後ありそうもないでしょう?一人で楽しませてくださいね?」
と、真っ黒な笑顔
「うん、多分、ボクだけじゃなく、皆ちびったと思う、、」
と、後日回想するユータ。
ーー
翌日からダンジョンのボスを連れ出して夜になったら帰ってくるダンマス。
ときには泥だらけになって帰ってくる。
ダンマスが言い出さないので訊けない皆。多分、ネタが溜まったら言うんだろうなぁ、、と皆そう思っている。
ムータン首都はマソがかなり多めに成り、向こうと変わりなくなっている。
魔力を貯める量が多くできるのは子どもたち。使い方を覚えるのも早い。なのでドンドン使って空にして魔力容量を増やしている。
そのくらいになると、得意不得意も出てきて、それを乗り越えるとオールマイティに行くので、更に増やさせる。もうなんか、向こうの子達とさほどかわらないんじゃないか?とか皆思い始めている。
市も、タカも、もう向こうでも多めの者並になっている。もちろん王様はソレ以上だ。王様はかなり努力の人のようだった。
街も、僻地の村も、魔力が多い子どもたちが訪問し、いろいろやって来る。なんか手に終えないことがあると、ドーラかユータが呼ばれるだけだ。
「今年の冬は、楽に超えられそうだ、、」ホッとした声でつぶやく王。その横でユーリは、よかった、と心底思った。
しかし一方で、王宮の天辺に座り込んでサーチ訓練していたドーラにはそれが耳に入り(無意識に王と周囲を意識していたのか?警戒のために。)、こんな状況で「楽に」とか言う王、すげーな?とかとも思ったドーラ。信頼されているのだろう、ダンマスや俺らが、と思うドーラ。
ーー
夕食後のお茶の席
「みなさん!報告でーす!!やっと完成しましたー!」
と、映像を壁に投影するダンマス。
「これが全景、航空写真です。
こっちがメインの島。
こっちが周囲の島々、、
・・
で、彼らが防衛隊員!
其のときにはユータにも手伝ってもらって、彼らをおっきくしますんでお願いね!」
「はいまかせて!」ユータ
「・・・日本の、四国くらいありそうですね?」市
「あたり!あれを参考してみました!ある程度でかくないと上陸作戦で獲物がいっぱい来るでしょう?最大で来て貰いたいですからね!
でもウチが大きすぎると、ウチの一部の占領から始めようとかしちゃうんで侵略部隊の規模が小さくなっちゃう、丁度よい最大限がこの程度かな?と。」
「緻密な囮ですな、、」王
「あっはっは、一気にいきたいですよね!!祭りはデカイほうがいい!」
「「「「「・・・・・・・・・」」」」」
「で、何するんですか?そのままじゃ、無視されるかも、、」市
「そこです!それは、楽しみに見ててくださいね!」ダンマス
ものすごく楽しそう!
んじゃ、とドーラ
「俺からも。ここんとこ少なかった衛星とかまた増えた様子。全部撃ち落としたけど。あと、モモンガ達も日に100人以上飛ばしているとのこと。増えてきているようだ。懲りないねぇ、、まぁ全員捕まってるとか思い込んでるんだろうけど。甘いよな?侵略しに来て生きて帰れると思ってる自体、甘すぎだよな」
向こう出身+ユータはうんうんと頷く。
当たり前だ。侵略も進めばどれだけ自国がやられるのか?どれだけの国民がやられるのか?わかったもんじゃない。一人でも生かしておくなどする馬鹿は自国をよりも敵国に利する者以外いない。
ましてや情報が命の今回の作戦だ。
「全くなにもわからない」が、最大の不気味さを相手に与えているのだ。
「私も少しは情報を得てまして、、もう向こうの軍は動いていて、海上です。そこそこの規模になります。多分、最初は通常通りミサイル攻撃でしょう、前回ので懲りるような連中じゃない、必ず射って来ます、馬鹿だから。これは私が対処します。元に戻すのではなく、侵攻軍に戻してあげます。もう何度も練習しましたんで♪!」
練習したんだ、、、×全員
続けるダンマス
「なので、残った者達を完全殲滅するのはさほど難しくないはずです。お願いしますね?ドーラ、ユータ」
「「はいっ!!」」
ーー
ダンマスは世界の政府首脳達とマスコミに配信した。
各国マスコミ、政府は、いきなり得体のしれないところから来た「ダンマス王国建国のお知らせ」を理解しきれなかった。
次に
「我が国の島の周囲8千キロを当国領域とします。進入禁止です。事前に許可申請してください。無断侵入は攻撃対象に成ります。消えます。」
海を8千キロ?守れるわけねぇ、、更に、消える、って何だよ?と、全く理解できていないかった。
で、その後、立て続けに、一日おきくらいに、、
「同盟国募集!」
「金(Gold)交換します!」
「どこにも負けない戦力貸します!」
「ムータンが同盟国になりました!」
「寒い国と不戦条約を結びました!」
「中くらいの国と不戦条約を結びました!」
「新国連を設立します。大国に有利とかにせず、機会平等でいきます。利権は一切認めない国連です。旧国連と同時加盟できます!」
「新世界銀行設立しました!加盟国募集します!」
「新世界銀行加盟には、旧世界銀行に加盟していても構いません。ウチは圧力掛けないし支配もしません!内容ガラス張りです!」
「新世界銀行加盟国、現在67カ国になりました!ありがとうございます!!申請中の国は78カ国あります。もう少しお待ちください!」
「新国連加盟国100カ国を超えました!初回国連会議開催を予定します。日程等詳細はしばらくお待ちください!!」
「我が国の貨幣は兌換貨幣です。兌換貨幣以外とは交換できません。あしからず」
そのアナウンスの8割ははったりだ。だが、疑心暗鬼になっている奴等のその疑い深くなった心はどうしよいもない。今までの”悪の同士”関係は消え失せ、疑うだけになった。
その間に、金、10トンを3度ほど市場にばらまく。
今までこの世界のほぼ全てを支配していたそっちの方の大混乱は壊滅的。
かろうじて通信、資源、がまだ冒されていないだけだった。
が、それも崩壊は秒読みとも見える状態だ。
と、
思っていたら、
更にダンマス王国からアナウンスが世界中に流れる。
「超方式にる通信システムはじめました。敷設ゼロ。ブラックボックスナシ。費用わずか。貧乏国家でもネットや電気のライフラインが整います。通信の管理は我が国なのでバックドア設置、ハッキング等不可能です」
「新資源、販売します。国家の経済力によって販売価格と量を決めます。石油はもう必要ありません」
泣きたくなった奴等も多いだろう。
でも、真相をチェックするのは時間がかかる。こんなテンポで進められていたら、そんな時間無い。
しかもダンマス王国のダンマス群島に調査に向かった海軍の小部隊も音信不通だし、、潜水艦も音信不通になっているのがいくつも。
全く相手の様子がわからないのだ。自国の被害さえわからない。太平洋上空の軍事衛星との通信もできなくなっている。お米の軍が勝手にコントロール可能なブツ国とドク国と国旗が米の字王国の衛星は、通信だけはできるが、一切に何も動かせないらしい。
なので
「侵攻だ!!!」と。
お米の国全軍、NATOほぼ全軍(いやがって少ししか出さない国も出た。)が、動き出した。お米の艦隊の一部は動き出していたが、ハワイに向かいはじめた。全軍が揃うまで待つようだ。
が、他のは相変わらずもったもったしている。でもそれは今までみたいにアホウだからということだけではなく、嫌がっている者達が足引っ張ってるのもあるが、現場の者達は全員、今までの情報を知っているので「完全死亡フラグじゃん」と、どうにか出動しない、出来ない方向に持っていこうと努力しているからだ。
その間にも
金は更に市場に出され、、お米の国が高い値で買ったら、搬入した晩には消えていた。
その情報はなぜか即時各国に流れ。
東欧の幾つかの国は一方的にNATO脱退。国内施設を押収閉鎖、兵など人員を国外退去にしていたり、、
(NATOやらEUは一方的に脱退する以外、実質的には脱退手段がない。)
中東のある大国では人が国境線から出入国できなくなる”現象”が発生し、航空機も其の空域に入れず、道路からも国境の先には何かに阻害されて入れない、出られない。もちろんオイルやガスのパイプラインは使用不可能になった。
ダンジョン効果、凄く発揮できているのか?!!マソ、余裕??!!
また、中小国の閣僚で大国の国籍も持っている者達が消える現象も多数おこっていた。全世界で公表していない者も含め数百人いるので、半数ほど消えた時には残りは皆閣僚辞任、其の国を出国していた。
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