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第百四十一話 1号船試乗
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裏山の監視所に行ってみた。
出来上がって水を張った南側の水路がどう見えるかな?と思ったから。
「うん、きれいだ!」
南側(ドラゴニア側)への感想はそんだけ。
で、振り返る。
「わーお、すごいね、、いつの間にー」ユータ
先程も少しみたんだけどね、
開発すごいの、、北のリターニャ側が。
「ドーラと約束した将軍かな?」
「ヤツ以外は知らないしなぁ、こっちのこと。」
そう、ミカロユス将軍以外はドラゴニアを敵視するだろう。
街道整備がすごい。
幅はこの標高の高い監視所からよく見えるほど。
道はまっすぐ。
多分、簡易コンクリみたいなもので作られているのだろう。上から見ると明るく目立つしろっぽさ。
「ま、そのうちなんか言ってくるだろ、」気にしないドーラ。
「でも、ここバリアまとって温度調整してないと寒いね!」ユータ
「そうか?」ドーラ
ドラゴンなドーラはひと形態でも強さ変わらず、なのか?
子どもたちは防寒着だけで、さほど寒がっていない。強いな!!
「でも、寒いとなんか食う量が増えるんだよねー」と、そこの子たち。
「下行くと、暖かいのがおもしろい」
「ああ、ギャップがねー、なんかねー」
「うん、ここがなんか変わってるとか特別とか、そんな感じするよなー」
面白がっているんだ、、
すごいなあ、、と思うユータ。
ーー
水路に水張ったので、早速ダンマスが船を出してくれていた。
1号は、地下水路ダンジョンのふぇりーと同じもの。
「これでも充分だよなー!」ドーラ
「ボクもこれ好きだけどね。ただ、人魚が乗れないからねー」ユータ
「人魚、、、水中スクーターとかで高速だと死ぬしな、、やっぱなんかまともな乗り物、じゃないとなぁ、、」
「潜水艦」
「外が見えないから脚下だな」
確かにつまんなすぎる。
やっぱ船しかないな、となった。
1号には、後ろ甲板にでかいプールを作ってもらった。
あの海に浮かべている筏の小さい版をこのプールに浮かべてみる。
「あとは、人魚達に訊いて、彼らの居心地よいようにしてください」と丸投げ。
このフェリー班への応募は多く、くじ引きで半分が成れた。
それでも50人取ったのだ。匹敵するのが畑と養殖が、やはりそのくらい居る。
幾ら最近新人がものすごく入って倍増したからって、新規でいきなり50人はすごいけど、、モモンガ達が鍛えてくれる、というのがなければ厳しかったね!
最初に船の良さを知ってもらおうと、航路を走らせてみると船長がいい出した。
「俺らも乗っけてね!」
と、ドーラとユータは便乗することに。
魔導船なので準備などほとんどいらない。食料とか必要なのは、その担当が転移で採りに行くのも在りだし、、魔導船を魔力多めの者たちが動かすと、すごく楽なのだという。
無音航行。外だとことさら、音がないと思う。他の音にあふれているからだろう。
そしてやはりダンジョン内と違って、ホンモノの流れがある川は、やはり揺れたり、天然さがある。そこが面白い。
海に出たらもっと面白そうだ。
ダンジョン内フェリーは一泊なので個室の他に雑魚部屋あるけど、この1号は個室のみだった。数日かかるから変えたのだろう。
各個室にトイレとシャワーがあるのがすごいな。
食堂はやはり甲板近くの上の方で、窓が多く取ってある。
厨房もでかく、本格的な料理もできるだろう。魔導冷蔵庫、冷凍庫もあった。
ブリッジはシンプル。モノがほとんどないので広々に見える。
位置計、速度計、重量、傾き計、魔石残量計、各所との連絡用伝声管。
しかない。
「もしかして、この世界で始めての速度計じゃない?」ユータ
「おう!そうかもな!」喜ぶドーラ。
ドーラは日本で、「そのうち俺(ドラゴン形態時)にも、速度計とか付けたいなー」とか言っていたのだ。
速さ知りたい、から始まって、いろいろごちゃごちゃってのがかっこよく感じ始めたらしかった。
それらの計器でも、速度計以外ははじめてでもわかりやすいのだが、速度の数値化、だけはなんかピンとこないようす。経験して、こんな程度が40km,こんな程度が60kmとか、感じていけば、そのうち規準が自分の中にできるだろう。
「今度、自転車、マウンテンバイクには速度計付けてみようか?」ユータ
「いいな!カッコイイしな!」ドーラ
ボクらは速度計カッコイイキャンペーンを密かに勝手に始めていたw
はじめての自転車あるある、みたいなもんだなw
ノンストップだと結構早く、河口の桟橋で停まって、そこで一泊。翌朝出港し、すぐに海に入り、午後遅くに島を通り過ぎて、夕方には終点の港に入った。
通常は4泊か5泊程度になるだろう、と船長は言っていた。
今回は一泊だけだったが、航路の航海は満足だった様子なドーラとユータ。
やっぱ表は気持ちイイ!!とか連発していたので。
ドーラとユータは、終点で降りて、そのまま島に渡って、数日遊ぶと決めていた様子。
「折角ここまで来たんだから!」と。
ちなみに、王宮の居間からこっちに来る扉はある。
島側にも宿が出来ていた。で、満員近かった。
皆うまく仕事をやりくりし、順番に休みを取っている様子。
少し訊いたら、
「ウチは一人一ヶ月かな!でも仕事の時は結構きついよ、まだ人数が少ないからね。!!3つに別れて、一つが一ヶ月休みになってる」
とのこと。
やるなぁ、、欧州人みたいなー(一年に一ヶ月くらいまとめて取るとのこと)。
島でのんびり一ヶ月、、駄目になりそうww
出来上がって水を張った南側の水路がどう見えるかな?と思ったから。
「うん、きれいだ!」
南側(ドラゴニア側)への感想はそんだけ。
で、振り返る。
「わーお、すごいね、、いつの間にー」ユータ
先程も少しみたんだけどね、
開発すごいの、、北のリターニャ側が。
「ドーラと約束した将軍かな?」
「ヤツ以外は知らないしなぁ、こっちのこと。」
そう、ミカロユス将軍以外はドラゴニアを敵視するだろう。
街道整備がすごい。
幅はこの標高の高い監視所からよく見えるほど。
道はまっすぐ。
多分、簡易コンクリみたいなもので作られているのだろう。上から見ると明るく目立つしろっぽさ。
「ま、そのうちなんか言ってくるだろ、」気にしないドーラ。
「でも、ここバリアまとって温度調整してないと寒いね!」ユータ
「そうか?」ドーラ
ドラゴンなドーラはひと形態でも強さ変わらず、なのか?
子どもたちは防寒着だけで、さほど寒がっていない。強いな!!
「でも、寒いとなんか食う量が増えるんだよねー」と、そこの子たち。
「下行くと、暖かいのがおもしろい」
「ああ、ギャップがねー、なんかねー」
「うん、ここがなんか変わってるとか特別とか、そんな感じするよなー」
面白がっているんだ、、
すごいなあ、、と思うユータ。
ーー
水路に水張ったので、早速ダンマスが船を出してくれていた。
1号は、地下水路ダンジョンのふぇりーと同じもの。
「これでも充分だよなー!」ドーラ
「ボクもこれ好きだけどね。ただ、人魚が乗れないからねー」ユータ
「人魚、、、水中スクーターとかで高速だと死ぬしな、、やっぱなんかまともな乗り物、じゃないとなぁ、、」
「潜水艦」
「外が見えないから脚下だな」
確かにつまんなすぎる。
やっぱ船しかないな、となった。
1号には、後ろ甲板にでかいプールを作ってもらった。
あの海に浮かべている筏の小さい版をこのプールに浮かべてみる。
「あとは、人魚達に訊いて、彼らの居心地よいようにしてください」と丸投げ。
このフェリー班への応募は多く、くじ引きで半分が成れた。
それでも50人取ったのだ。匹敵するのが畑と養殖が、やはりそのくらい居る。
幾ら最近新人がものすごく入って倍増したからって、新規でいきなり50人はすごいけど、、モモンガ達が鍛えてくれる、というのがなければ厳しかったね!
最初に船の良さを知ってもらおうと、航路を走らせてみると船長がいい出した。
「俺らも乗っけてね!」
と、ドーラとユータは便乗することに。
魔導船なので準備などほとんどいらない。食料とか必要なのは、その担当が転移で採りに行くのも在りだし、、魔導船を魔力多めの者たちが動かすと、すごく楽なのだという。
無音航行。外だとことさら、音がないと思う。他の音にあふれているからだろう。
そしてやはりダンジョン内と違って、ホンモノの流れがある川は、やはり揺れたり、天然さがある。そこが面白い。
海に出たらもっと面白そうだ。
ダンジョン内フェリーは一泊なので個室の他に雑魚部屋あるけど、この1号は個室のみだった。数日かかるから変えたのだろう。
各個室にトイレとシャワーがあるのがすごいな。
食堂はやはり甲板近くの上の方で、窓が多く取ってある。
厨房もでかく、本格的な料理もできるだろう。魔導冷蔵庫、冷凍庫もあった。
ブリッジはシンプル。モノがほとんどないので広々に見える。
位置計、速度計、重量、傾き計、魔石残量計、各所との連絡用伝声管。
しかない。
「もしかして、この世界で始めての速度計じゃない?」ユータ
「おう!そうかもな!」喜ぶドーラ。
ドーラは日本で、「そのうち俺(ドラゴン形態時)にも、速度計とか付けたいなー」とか言っていたのだ。
速さ知りたい、から始まって、いろいろごちゃごちゃってのがかっこよく感じ始めたらしかった。
それらの計器でも、速度計以外ははじめてでもわかりやすいのだが、速度の数値化、だけはなんかピンとこないようす。経験して、こんな程度が40km,こんな程度が60kmとか、感じていけば、そのうち規準が自分の中にできるだろう。
「今度、自転車、マウンテンバイクには速度計付けてみようか?」ユータ
「いいな!カッコイイしな!」ドーラ
ボクらは速度計カッコイイキャンペーンを密かに勝手に始めていたw
はじめての自転車あるある、みたいなもんだなw
ノンストップだと結構早く、河口の桟橋で停まって、そこで一泊。翌朝出港し、すぐに海に入り、午後遅くに島を通り過ぎて、夕方には終点の港に入った。
通常は4泊か5泊程度になるだろう、と船長は言っていた。
今回は一泊だけだったが、航路の航海は満足だった様子なドーラとユータ。
やっぱ表は気持ちイイ!!とか連発していたので。
ドーラとユータは、終点で降りて、そのまま島に渡って、数日遊ぶと決めていた様子。
「折角ここまで来たんだから!」と。
ちなみに、王宮の居間からこっちに来る扉はある。
島側にも宿が出来ていた。で、満員近かった。
皆うまく仕事をやりくりし、順番に休みを取っている様子。
少し訊いたら、
「ウチは一人一ヶ月かな!でも仕事の時は結構きついよ、まだ人数が少ないからね。!!3つに別れて、一つが一ヶ月休みになってる」
とのこと。
やるなぁ、、欧州人みたいなー(一年に一ヶ月くらいまとめて取るとのこと)。
島でのんびり一ヶ月、、駄目になりそうww
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