142 / 253
第百四十二話 冒険者の旅に出てみる。 ローラ加入
しおりを挟む
船の旅を一応満足でき、島にも数日いて満足できたドーラとユータ。
あとは特にしなければならないことは無かった。
・・・・・・・・・・・・・・!
「冒険者やってみないか?」ドーラ
「え?ボクらってもう、、あ、、いろいろな所回るって?」ユータ
「そう、同盟内部なら、まぁ、人びともまともだろうし、、」
「馬車に乗って?」
「そう、フツーの冒険者と同じ生活」
「イイね!!」
その晩、扉を通って邸に帰り、晩メシのときに、皆に話してみた。
「俺はいいと思うけど、皆、なんかある?」ガンダ
皆はいんじゃない?という話で、、
「おみやげは、おいしいものでイイニャっつ!」
「・・あったらなー」ドーラ
「・・・やる気ナシ雄にゃ?」
「いやよく考えろ?ここより美味いとこって、あると思うか?」
「・・・・まぁにゃ、、でももしあったら、でいいにゃから!」
「あったらなー」
・・・・・
ーー
で、考えてみると、あの将軍が押さえているリターニャを通っていくか、ラットビアを通るか、でドラゴニアを抜け、どっちかを抜けて北のイスターニャに入り、そっからラットビアかリターニャを抜けて戻ってくる、ルートと成る。
「どっちから行こうか?」ドーラ
「将軍のほう?」ユータ
「だよなー、先に、将軍と彼が付いた領主がどうなっているのかみたいよな?」
「うん、まぁ、、どっちでもいいけど、、元の家がどーなってるか見たかった?」
そっちっすか、、
一応冒険者らしく剣を差し、小手付て、少しだけモノの入ったズタ袋を背負い、峠まで転移。
番をしている警備班の子たちとモモンガに、「いってきまーす!」と言って、ユータとドーラは峠の道を駆け下りていった。
いつものように。
なので、ずっびゅーんん!って。
街道工事しているリターニャの者たちは目を丸くしていた。
リターニャからドラゴニアに入る者たちは数多いが、ドラゴニアからリターニャに来るものなど居ない。
だからその力量を見たことなど無い。しかも今回はその筆頭クラス。上位2-3位。その上はダンマスのみだ。
そんなことを知る者はリターニャにはいまいが。
ほどなく元の本館跡に着いた。
畑の跡ももう草が生い茂り、小さな木まで生えている。
あの時すべての建物を綺麗サッパリ持っていったので、今も何もない。
ダンジョンへの道の入り口の別館の跡に行くと、朽ち果て潰れた建物の形跡があった。
領主があの後に作った宿の跡だろう。
その前の、ダンジョンに続く道も、小さくなり、よほど冒険者が来ていない、ということがよくわかる。
ギルドがなくなったので、いくら大ボッタクリと言えども買い取っていたのがなくなったのだ。誰もこの領地で冒険者をしようなどというものはいないのだろう。少し南に行けば冒険者天国のドラゴニアがあるし。その後この近くの街が滅ぼされたし。
「行ってみようぜ!」
と、ドーラが言った。
森の奥、ダンジョンの方に、ということだろう。
ユータはドーラの後ろに付き、歩いていく。
「懐かしいねぇ、、」
「ああ、全くだ、、」
何年だろう?10年も経っていない、、つか、ついこの間高校卒業したんで、4年?5年?、まぁ、倍は時間過ぎているけど、、ユータにしては珍しく懐かしさに浸っていた。
ここが原点だったから。
森の魔獣は来ない、というか、2人の気配を避けて奥に引っ込んだ様子。
ダンジョンの入り口に出た。
入り口に建てた粗末な雨よけの小屋はすべて朽ち果てて柱が数本残るのみ。
ダンジョンに入る。
やはり中の魔獣は避けている。元ボスだから余計だろう。
2人は散歩のように、5階層のあの壁のところに辿り着いた。
いつもここから転移してしまうので、入り口からここまで歩いたのはいつ以来だろうか。
「ちょっと挨拶していこうか」ドーラ
「うん、ローラに?」
「そう」
シュン!と今の最下層25階?に跳ぶ。
シュン!
「ローラー?」
「いらっしゃーい!」
とすぐ目の前に女の子が現れた。
「久々なんでな、ここに寄って見た。あ、会うのはじめてだよな?ユータだ。ユータ、この子がローラ。」
「はじめまして!ニヤとか、お世話になってますー」
「はじめまして、ドーラがお世話になってまーす!」
「・・・・ボクらは兄弟、なのかな?」ユータ
「まあ、そうだな、、そうなるな」
「そうですねー、ドーラが長兄ですね、次がユータ、」
「ボクに妹ができた、、、」
感動しているユータ。
困っているローラに
「いや、ユータって一人っ子だったからさ、やっと俺という親友と言うか兄弟ができて、それでお前ができたから嬉しいだろ?」
「人間ってそうなんですか?」
「まぁ人に寄るんじゃないかな?」
「こ、困ったこととか、あったら、、なぬもなくっても、、なんかあったら遠慮なく、、お、、お、、おぬいちゃんを、、呼びつけてね!」ユータ
おぬいちゃん?(ドーラ、ローラ)
「!わかった!!、ドーラがおにいちゃんで、ユータがおぬいちゃん!なんですね!!」ローラ
うん違うぞ、とドーラが水平チョップで突っ込む。
「「・・・・・・・(うん)」」顔見合わせ、頷くユータとドーラ
「ローラ、俺ら、これから冒険者の旅って遊びをするんだけど、、一緒に行くか?」ドーラ
「え?、、そりゃ出ていろいろ美味しいもの食べたいけど、、、ダンマスが、、」
ダンマスー!!いーいー?と、心の中で叫ぶドーラ。
「だからぁ、叫ばなくったって、、、でも、良いですよー、どーせ誰も来ないんだし、誰か来たら転移で戻ってもてなせばいいでしょう」
「「「ありがとー!!ダンマスーー!!」」」
「どーいたしまして!」
「ということで、おkだな!」
「よーこそボクラのバーティーへ!」ユータ
「んじゃ、冒険者登録、しにいこうか、街の邸も見たいし、、」ドーラ
「ケーキ!!最初にケーキっつ!!!」
「・・・わかった、まずケーキだな」
そこからすぐに街の入り口近くに転移した。街には一応門があり、フツーの冒険者を装って中に入ろうと冒険者証を出して、ローラは連れだから、今から登録にいくので、、と入る。今回は、いいよー、とそのまま入れてくれた。
「ゆるくなったね」
「相手をちゃんと見れるんだろ。問題ない者ならすんなり通すんだろーな」
「でも、私達を止めることは、、」ローラ
「そんでも、俺らは我儘で揉め事起こすのは駄目だからな?俺らは、平和を守る側なんだから」ドーラ
「なるほど、、、」
そうだよね?ローラはダンジョンの中に居る時はダンジョンボズだもんね、いまいちアレだよね?、、「アレぇ?」って感じだよね?と思うユータ。
・・・・
「あの、、この街、、一度燃えなかったっけ?」ユータ
そーだっけ?とドーラ。
あれ?君がやったんじゃなかったっけ?
そーだっけ?とドーラ。
(第八十三話。テイナがやりました)
もちろんボクらの屋敷跡はなかった。というか、街が一新されてたんでどこにあったのかもわからず。
ひとの居なくなったあの邸を棲家にしていた浮浪児たちも、食べ物が得られなくなった当時の街なんぞに居られるわけがなく、ナディよりも早くドラゴニアに入っていた。
新しい街にはケーキ屋があった。
この街は、結構余力があるということだ。ぎりぎりであれば、菓子屋がやっていける余地はない。
街の人を見ても、表情には余裕が見て取れる。
街の食堂にも人が入り、メニュを覗いても、酷いものではない。
通りには荷馬車も多く、宿も多いように見える。
多分、街を作る工事からはじまり、街道整備工事の恩恵にもあづかり、景気はいいのだろう。
で、ケーキを食べに店に入る。
ローラは泣きながらも、ガッツリ食べ続けた。
ドーラとユータは呆然と見続けた。
あとは特にしなければならないことは無かった。
・・・・・・・・・・・・・・!
「冒険者やってみないか?」ドーラ
「え?ボクらってもう、、あ、、いろいろな所回るって?」ユータ
「そう、同盟内部なら、まぁ、人びともまともだろうし、、」
「馬車に乗って?」
「そう、フツーの冒険者と同じ生活」
「イイね!!」
その晩、扉を通って邸に帰り、晩メシのときに、皆に話してみた。
「俺はいいと思うけど、皆、なんかある?」ガンダ
皆はいんじゃない?という話で、、
「おみやげは、おいしいものでイイニャっつ!」
「・・あったらなー」ドーラ
「・・・やる気ナシ雄にゃ?」
「いやよく考えろ?ここより美味いとこって、あると思うか?」
「・・・・まぁにゃ、、でももしあったら、でいいにゃから!」
「あったらなー」
・・・・・
ーー
で、考えてみると、あの将軍が押さえているリターニャを通っていくか、ラットビアを通るか、でドラゴニアを抜け、どっちかを抜けて北のイスターニャに入り、そっからラットビアかリターニャを抜けて戻ってくる、ルートと成る。
「どっちから行こうか?」ドーラ
「将軍のほう?」ユータ
「だよなー、先に、将軍と彼が付いた領主がどうなっているのかみたいよな?」
「うん、まぁ、、どっちでもいいけど、、元の家がどーなってるか見たかった?」
そっちっすか、、
一応冒険者らしく剣を差し、小手付て、少しだけモノの入ったズタ袋を背負い、峠まで転移。
番をしている警備班の子たちとモモンガに、「いってきまーす!」と言って、ユータとドーラは峠の道を駆け下りていった。
いつものように。
なので、ずっびゅーんん!って。
街道工事しているリターニャの者たちは目を丸くしていた。
リターニャからドラゴニアに入る者たちは数多いが、ドラゴニアからリターニャに来るものなど居ない。
だからその力量を見たことなど無い。しかも今回はその筆頭クラス。上位2-3位。その上はダンマスのみだ。
そんなことを知る者はリターニャにはいまいが。
ほどなく元の本館跡に着いた。
畑の跡ももう草が生い茂り、小さな木まで生えている。
あの時すべての建物を綺麗サッパリ持っていったので、今も何もない。
ダンジョンへの道の入り口の別館の跡に行くと、朽ち果て潰れた建物の形跡があった。
領主があの後に作った宿の跡だろう。
その前の、ダンジョンに続く道も、小さくなり、よほど冒険者が来ていない、ということがよくわかる。
ギルドがなくなったので、いくら大ボッタクリと言えども買い取っていたのがなくなったのだ。誰もこの領地で冒険者をしようなどというものはいないのだろう。少し南に行けば冒険者天国のドラゴニアがあるし。その後この近くの街が滅ぼされたし。
「行ってみようぜ!」
と、ドーラが言った。
森の奥、ダンジョンの方に、ということだろう。
ユータはドーラの後ろに付き、歩いていく。
「懐かしいねぇ、、」
「ああ、全くだ、、」
何年だろう?10年も経っていない、、つか、ついこの間高校卒業したんで、4年?5年?、まぁ、倍は時間過ぎているけど、、ユータにしては珍しく懐かしさに浸っていた。
ここが原点だったから。
森の魔獣は来ない、というか、2人の気配を避けて奥に引っ込んだ様子。
ダンジョンの入り口に出た。
入り口に建てた粗末な雨よけの小屋はすべて朽ち果てて柱が数本残るのみ。
ダンジョンに入る。
やはり中の魔獣は避けている。元ボスだから余計だろう。
2人は散歩のように、5階層のあの壁のところに辿り着いた。
いつもここから転移してしまうので、入り口からここまで歩いたのはいつ以来だろうか。
「ちょっと挨拶していこうか」ドーラ
「うん、ローラに?」
「そう」
シュン!と今の最下層25階?に跳ぶ。
シュン!
「ローラー?」
「いらっしゃーい!」
とすぐ目の前に女の子が現れた。
「久々なんでな、ここに寄って見た。あ、会うのはじめてだよな?ユータだ。ユータ、この子がローラ。」
「はじめまして!ニヤとか、お世話になってますー」
「はじめまして、ドーラがお世話になってまーす!」
「・・・・ボクらは兄弟、なのかな?」ユータ
「まあ、そうだな、、そうなるな」
「そうですねー、ドーラが長兄ですね、次がユータ、」
「ボクに妹ができた、、、」
感動しているユータ。
困っているローラに
「いや、ユータって一人っ子だったからさ、やっと俺という親友と言うか兄弟ができて、それでお前ができたから嬉しいだろ?」
「人間ってそうなんですか?」
「まぁ人に寄るんじゃないかな?」
「こ、困ったこととか、あったら、、なぬもなくっても、、なんかあったら遠慮なく、、お、、お、、おぬいちゃんを、、呼びつけてね!」ユータ
おぬいちゃん?(ドーラ、ローラ)
「!わかった!!、ドーラがおにいちゃんで、ユータがおぬいちゃん!なんですね!!」ローラ
うん違うぞ、とドーラが水平チョップで突っ込む。
「「・・・・・・・(うん)」」顔見合わせ、頷くユータとドーラ
「ローラ、俺ら、これから冒険者の旅って遊びをするんだけど、、一緒に行くか?」ドーラ
「え?、、そりゃ出ていろいろ美味しいもの食べたいけど、、、ダンマスが、、」
ダンマスー!!いーいー?と、心の中で叫ぶドーラ。
「だからぁ、叫ばなくったって、、、でも、良いですよー、どーせ誰も来ないんだし、誰か来たら転移で戻ってもてなせばいいでしょう」
「「「ありがとー!!ダンマスーー!!」」」
「どーいたしまして!」
「ということで、おkだな!」
「よーこそボクラのバーティーへ!」ユータ
「んじゃ、冒険者登録、しにいこうか、街の邸も見たいし、、」ドーラ
「ケーキ!!最初にケーキっつ!!!」
「・・・わかった、まずケーキだな」
そこからすぐに街の入り口近くに転移した。街には一応門があり、フツーの冒険者を装って中に入ろうと冒険者証を出して、ローラは連れだから、今から登録にいくので、、と入る。今回は、いいよー、とそのまま入れてくれた。
「ゆるくなったね」
「相手をちゃんと見れるんだろ。問題ない者ならすんなり通すんだろーな」
「でも、私達を止めることは、、」ローラ
「そんでも、俺らは我儘で揉め事起こすのは駄目だからな?俺らは、平和を守る側なんだから」ドーラ
「なるほど、、、」
そうだよね?ローラはダンジョンの中に居る時はダンジョンボズだもんね、いまいちアレだよね?、、「アレぇ?」って感じだよね?と思うユータ。
・・・・
「あの、、この街、、一度燃えなかったっけ?」ユータ
そーだっけ?とドーラ。
あれ?君がやったんじゃなかったっけ?
そーだっけ?とドーラ。
(第八十三話。テイナがやりました)
もちろんボクらの屋敷跡はなかった。というか、街が一新されてたんでどこにあったのかもわからず。
ひとの居なくなったあの邸を棲家にしていた浮浪児たちも、食べ物が得られなくなった当時の街なんぞに居られるわけがなく、ナディよりも早くドラゴニアに入っていた。
新しい街にはケーキ屋があった。
この街は、結構余力があるということだ。ぎりぎりであれば、菓子屋がやっていける余地はない。
街の人を見ても、表情には余裕が見て取れる。
街の食堂にも人が入り、メニュを覗いても、酷いものではない。
通りには荷馬車も多く、宿も多いように見える。
多分、街を作る工事からはじまり、街道整備工事の恩恵にもあづかり、景気はいいのだろう。
で、ケーキを食べに店に入る。
ローラは泣きながらも、ガッツリ食べ続けた。
ドーラとユータは呆然と見続けた。
0
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
合成師
あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる