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下−130 ヘンズーラの者共の行く手
しおりを挟むイサムは、ヘンズーラ王とその愉快な千人の仲間たちを連れ、北桜に乗り込んだ。
どこに言えばいいのかわからんので、王を連れてギルドに顔を出した。
「ちーす!」
「あ、今日も視察と言う名の、、、ですか?」
・・・
「、、(なんだろ、、遊び人ってなってきてるのかな?俺は、夜のいろいろな場所で見られてるっぽいよな:下60話~)、、いや違う、、きょうはマジで仕事に来た。こちらヘンズーラ国王。よろしくしてね。で、こちらここの冒険者ギルド兼同盟防衛軍の北桜支部長さん、でいいのかな?北桜支隊長さんなのかな?」
「どうでしょ?支店長って呼ばれてますけど、、」
・・・・・・・・・
「まぁいい、、楽しい遊びの施設を作ろうと、職人いっぱい連れて来たから。適当な場所見っけてやればいいんだろ?」イサム
「まあそーですね。食事は草履軍の輜重部隊が来てて、街中にでっかいテント建ってて、そこで配ってます。郊外に居る人たちは、そっちにも分隊が行っているそーですよ。風呂は街中しかないですが、無料です。飲み屋は有料ですけど、普通の半値くらいで飲めるようになってます。今年の工事期間は初雪が降るまでになります」
「おう!ありがと、そっちで草履の方に言ってくれるのか?」
「ええ、まとめ役やらされてますんで、、」
「わるいな、たのんだ!」
と、出てきて、通りを一通りあるいて王に見せ、まだ雪のないゲレンデまで来て、上に見える邸を見せた。
「あれがここの王と后の、、別荘?本拠地は草履だからな」
「、、、あれが、、別荘?」
、、、まぁ見えないよな、、桜に襲撃されて仕方なく物語風お城にしたんだからなぁ、、
「うん!別荘!」強引に。
うんじゃ、本国の城はどれだけなんだろう?と戦々恐々とするヘンズーラ王。
でもね、草履の王宮はしょぼいよ?
別にでかけりゃエライってわけじゃないし、、
皆が居る所に戻ると、もうテントを張り終えていた。
「悪いな、、言うの忘れてた、、俺が飯場つくってやるから、、」
と、街道側に3階たての質実剛健風飯場を作った、丸太で。
まるっきりでっかい山小屋だな。
どうせ施設は奥だ。ここらは最後に入り口を作る場所なのでいいのだ。
で、サーチで見てみると、、、なんだよ、、メシ部隊、かなり遠くじゃん、、
「王様よ、どーする?メシ部隊、歩いていくと往復だけで半時(一時間)だぜ?」
「それじゃ、ここらで材料調達して、自分らで作るかの。」
全体を班分けして、順番に食事を作ることにした。
勿論朝から材料調達に森に入り、、、ってとこからなー。
2日ほどで、工事もペースが出来始めた。
ざっくり、だいたいではじめて行く。細かく決めすぎても逆効果になりそうなので。
イサムは自分の出番が無い限り、余計な手出ししない。皆が自分でやっていくのを見るのが好きなのだ。失敗しても、それを糧として次うまくやる、というのも見るのも好きなのだ。最後に旨く行けばいい、そん時の顔、苦労すればするほど、その旨く言ったときの顔は良い顔になる。
なので街をぶらつく。
あ、アラタの店、、
ムーチャスマッチョス・・・・・・
センスゼロだな?
いや、逆に、センス天然なのかもな!
覗くと、、縄跳びしている。今まで見たことなかったな、そ~言えば。アラタがこの世界への持ち込み者になるんだなー。ダンベルとか、ベンチとか、、ぶらさがり?いや、、懸垂用か、、
って、中央のリングはなんだろう?
最初から見えていたけど、見ないふりしていた。
なんか、すっごくまずいよなぁ、、これ、ゼッタイ、、、
すぐにそこを離れた。
だって、
ここにはA学園が総出できてるんだもん、居るじゃんあいつがっ!!!
数日後、たまたま前を通りがかるとでかい声が、、
物陰に隠れ、そのどでかいガラス窓から中を覗くと、、A子が3人のマッチョを相手に空中殺法?すげーな?、、、魔王相手にするだけあるわ、、、
思わす感心してしまうイサムだった。
んじゃ、ここら一体は俺のデンジャラスゾーン認定に、、と。サーチマップに書き込む。
イサム、何気に苦手が生えているし、増えている件。
しかも、対極。
A子は、もうもろデストロイヤーと言って良いだろう。ギャグはやらんくせにどんどんぶち壊そーとするし、、おもいろい事からもめんどくせーと逃げようとし、役目を果たさない。
方や桜は、管理で西の国の王に嗣ぐ優秀さ。あの魔王側近筆頭おかんもが一目置かざるをえないほどだ。
使えるものは神でも使う、きらいがある。しかも怒ると恐ろしく、、イサムが唯一恐れる存在ではなかろうか?
「誰が怖いですって?」
ハッ!!
「あっはっは!!イサムさん、こんな影で何しているんですか?」アラタ
ぱっつんぱっつんのタンクトップと短パン!なぜ今立っているだけの時にもポーズ決め、きんにくをむきっむきゅっつ!!と動かすんだよっつ!!
「あ、その筋肉動かすの、いーから、、、俺そ~ユーノ少し、、、」
「あっはっは!イサムさん、筋肉足りないようですね!!一緒にトレーニングしましょう!!さあ!」
とイサムを捕まえようとするんで、
「んじゃ!またっ!!あばよぉおおお!!」すたたたたたたたたた・・・・
ひと月ほど後
施設はあらまし出来上がっていた。
こっからイサムがいろいろ詰めて行かねばならない。
ミラーハウスなんか、魔人が入ったらバッキバッキにしちゃうからね。でも難しくないと面白くないし。
凹面凸面のも無いとね!縦長に映るとか横びろに映るとかさ!
コースターは安全装置が万全出ないと困るし、もしぶっ飛んでも、そのまま着地できるように緊急時はコースターは飛行状態に成るように作り、、満席重量でも余裕で飛べるように、魔石で作ったコースターを先頭と最後尾の車両にして魔力絶大にして、、、最も高いところは桜のお城を見下ろすくらいにして、、時速どのくらいでるんだろー、、怖いね?
テストは危ないんで魔人達を借りてきて満席にしてやってみた。5度目でやっと無事故で戻ってきた。
無事故で戻ってきた時「おもしろくなかった!」とほぼ全員がぶーたれていたのは魔人の特性だな。
魔人専用で必ず事故るやつを作るべきなんだろうか?
地底水路を小舟で強引にまわっていくてやつは、まぁ、、船を頑丈にすればいいだけで、、、ぶつかりまくりだからね、、、あと、ひっくり返らないようにした。で、出口付近は乾燥室状態にして、ずぶ濡れの乗客を強制乾燥に。特に冬が客多くなるからね、、屋内だから。
モンスターハウスは止めた。狩られちゃうだけだ。
その代わり?お城を作った。王子と王女が主役で、客が城内部を見て回る。広間で貸衣装で着替えして舞踏会に参加もできる。
「王様、あんたから、桜姫とアラタに頼んでおいてね、、たまにここに顔出してね、って」
ぷw
このくらいしてもらおうかな♪ドレスの桜と王子服の、、あ、アラタは似合うだろうなぁ、、イケメンだもんなー、、、
まぁいいか、奴はよくやってるからな!
城は、イサムが一人で作った。
なにせ、皆が夢に見ている「国王様王妃様」だ!!!ぷw
その夢に見合うほどのものを作り上げる必要がある。
まあ施設内なので小ぶりだけど、、
イサムが魔法を使って作っているのに、それでもひと月以上掛け、コレ以上無いというほどに丁寧に作った。
ごてごての豪華さはない。シンプルだけど、でも何一つとっても「これ以上のものなどないだろう」と思わせるものだ。それがたとえ床だろうと壁だろうと柱ひとつだろうとも。
それにそんな時間掛けたので、他のところはもうほぼ終わっていた。イサムの監修なので、OKを貰うのを待っているだけだった。
で、城が終わってから全ての施設を見て、OKを出したイサム。
入り口の飯場を取り壊し、門を作り、内部全域の石畳や庭園を作る。キオスクやそこここに品の良いベンチを置く。
食事ができるところは少ない。街道に食堂とか多くできる予定だからだ。
勿論食事の持ち込みは問題なく、入場料なども取らない。
各施設の利用料は、銅貨一枚。50円程度。利益を出す必要はない。
ヘンヅーラ王国で作ったのでヘンズーラ国王の持ち物と成る。なので維持費や人件費は彼の負担。軍の人員を使う。どーせ戦争しないんだから。でっかい問題はイサムに頼ればいい。なので日常的な事、普通の問題に対処できればいい。ヘンヅーラでも充分余裕だ。
さて、開演(開園)準備は整ったかな?
「ええ、出来ましたよ、充分に!」へヅーラ王、やる気である。
留守番の将軍に、この顔を見せてやりたいもんだ、、
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