疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−192 キングマッスル

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キングマッスル草履杯
ムーチャスマッチョス(筋肉店の名)の前でむきむきさせた全員集合の念写真の上に、朱文字で。
そのポスターが、主要なところに貼られ始めた。

集え!戦え!美しき筋肉たちよ!!
参加資格:美しき筋肉を持つ者。種族問わず。
戦闘開始:犬月12日(猫曜日)、魔都コロシアムにて。

魔物の森の宿の食堂にも貼られている。
最近増えたからね、まっちょな冒険者達。
朝飯は、むきむき運動した後にプロテインで済ましている者多くなったし、、、

イサムはさほど気にも掛けなかった。

ある日気がついた。
「メフィ、、なんか、、服の下に着込んでいる?」
「いーえ?何も」
なにもぉ?
「下着も着てぬの?」
「いえ、タンクトップを着てますが?」
たんくとっぷぅううう????

「いや、、いいんだ、、」

それだけではない。
タカシも朝飯はいつものごとくこの魔物の森の宿の一階で食べていくのだが、
最近見ていないんで、寮に泊まり込んでるのかな?とかイサムは思っていた。

が、
たたたたた、と階段を走り降りてきたタカシ。
厨房のカウンター前に並んでいるでっかいカップに入った牛乳をひとつとり、なんかの粉をがばがば入れ、スプーンでわしゃわしゃかき回し、、がぼがぼがぼっつ!!と飲み込んで、
「いってきまーっす!!」
シュン!!と、転移していった。

おやぁ?

朝食をかっこんで終わらせ、すぐに宿の外に出てみた。

特に変わってはいない、、、
最初の住宅地の方に歩いていってみる。
通る者たちにもおかしなところはない。

左手の訓練場では、、、
(今日は翔太達なんだ、、上級の教官を訓練しているのかな?)
と、いつものように考えたが、、、

ピョーン、と、翔太の側に飛んでいく。
「ごくろうさん。」
「あ、イサムさん、おはよーございます。」翔太
まじまじと翔太を見るイサム

「え?どーしたんすか?」
「いや、おまえもムキムキとかなってんじゃないかな?と思ってな」
「いやだなぁ、、そんなんするわけないじゃないですかぁ」
「あっはっは、そうか、あんしn
「ボクは、あんな見苦しいむっきむっきは駄目だと思っていぬんですよ、そう、筋肉美ってのは、、これみよがしではないんです、控えめに、しかし、鋼の何倍もの

翔太が、目を逝かせながら話しているのをそのまま放って、イサムは通りに戻った。
立ち止まり、少し考え、、イサムは王都のギルドに跳んだ。

ガちゃ、からんからんからん、ざわざわざわざわ
いつもより皆が会話している。寡黙な奴等がおおいはずだったんだが、、

おう、草履杯出るのか?
きまってるじゃん、俺の筋肉を見よ!ってだな、
俺は間に合わねぇぬ、、、もっと早く始めてれば、、、
プロテインが品薄みたいでなぁ、、
あんなのに頼るなよ、肉!あれこそ純粋な天然モノ!毎日2キロ食え!最低2キロだ!!
おまえ、折角うまい魔法使いなのに
ふふんなんとでも言え、なんぴとも筋肉の魅力に抗うことなどできぬんのだよ、あっはっは!
筋肉筋肉ってうるさいなぁ、、余計な筋肉付けてどうすんだ?冒険者に必要ぬ筋肉だけマックスマッスルさせりゃあいいんだよ!


・・・・・
受付を見てみるイサム
おっさんばかりなのは変わらず、、あ、中にさぶちゃんがいた、、
サブマスターのさぶちゃんのイスに座る後ろ姿、、その上着がぱんぱん、、、逆三角だし、、
ひ弱っぽい体型だったのが、立派になりましたね、、ハゲも治ったのかな?
正面からみる必要もないか、と、階段を昇るイサム。

コンコン、ギルダーいるー?俺だーイサムーはいるぞー
がちゃ・・・・・
間違えました、バタン
ドアを閉めて踵を返し
バタン!
「おいおいつれないなー、ぬんでいきなり帰るんだよー、、折角来といてー」
とムキムキになったギルダーに引っ張られてギルマスルームに入る。


ギルダーが茶を入れてくれた
「で、なんかいつもと違うけど、、、?」ギルダー
「ああ、というか、お前らのほうが違うじゃん、、、どいつもこいつも筋肉筋肉ぬって、、、」
??
「イサムが始めたことだぜ?」
「???俺?俺が??いつ?どこで?なんて?」
・・・・
「まじですか?イサム、、爺さん?ボケたのかな?この間、オカマッチョスで、イサムさんが3日店借りあげて3徹馬鹿騒ぎしてるとき、最後にアラタとか呼んで、その時何話していたのか知らないけど、いきなり草履杯になり、、上位を10名、翔太とゴッツなみにしてやる!って、、」

「全く覚えていねぇ、、3日?そんな楽しいことして、覚えていないわけが何だ、俺が。それ、本当に俺か?」
「・・・うーん、、オカマッチョスは明るいほうだったけどイサムだと思ったけど、、オカマッチョスに行った一軒目のメリーさんの今ココって店はほぼ暗黒だったからなぁ、、

なにそれそのホラーな店名、、犯人じゃん?

「でも、おまえ、自分でそこまで鍛えたのに
へ?と思わず自分のシャツを破って腹を、、、うわおう!
・・・・・・っきゃぁあああああああああああ!!!!

そのまま意識は飛んでいった。

ーー

ちゅんちゅんちゅん、、窓の外から雀の声がする。亜空間部屋ではなく、自分の部屋の方で寝ていたのか、、
ふぁぁーーー、、、
「あー、、なんか、、すんげー嫌な夢見た、、、」
トントン
どーぞー

「主様、やっと起きたんですか?だいじょうぬですか?」メフィ
「・・・・おまえ、、筋肉、、どうしたんだ?」
「そりゃ試合が終われば脱ぎますよ?」
脱ぐ?脱ぐ、の?筋肉?
「ふ、ふーんん、、すげーな」
「いえいえ、重いですからね、動きが遅くなるんですよ」
???わからん???まぁ、、メフィだし、、

「・・・え?終わったって?、、なにが?」
「草履杯ですよ?主様はずっと寝ていたんですよ?」
・・・・・・・・ゆめ、じゃねーしな、、なんだろう?


A学園寮
「あ!チー!!それだめだって!!!危険だから使わないで!(本音:きもすぎるんでやめてぇえええ!!)お塩使ってお願いっつ!!!」フェリパ

「えーー、やっと手に入れたのに、、、」チー
「え?もうこんな使ったの?どこで?」
「これ、もう一つの使い方があって、街に撒くんです、、、太古の神話時代の話で、街一つを幸せにしたとか滅ぼしたとか、いろいろありまして、、」
極端だね?

「で?どうしたの?」
「ひと種にしか効かないというので、学園の元の街に、夜な夜な振りまいていたら、これだけになってしまいました!」

「なんか、、そう、、結果出た?、、その、、実験の?」
「??そうですねぇ、、相変わらずみな平和そうでしたねぇ、、、あまり効果なかったみたいで、、」
ホッ、、、
「それはよかった、、けど、、あまり知られていない調味料は使う前にメフィさんにチェックしてもらいましょうね?」
「はーい!!」


チー、、いつか、、イサムとメフィを超えるんじゃね?
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