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下−194 むっきむっきの怪
しおりを挟むタカシが朝食を食べている。
「タカシ、おまえ、プロテインとかやめたの?」イサム
「へ?なんすか?」タカシ
「・・・・いや、、いいや、、」
「ごちそーさまっす、逝ってきまーす!」シュン!
学校、仕事場に行くのに”逝く”は、、、ブラック職場ならぴったりだろうけど、、、学園は違うぞ?
見回すと、以前よりムキムキが目立たない。
おやぁ?
まぁ暑苦しくなくっていいけど、、一時期なんかで流行っていたのかな?アラタのなんだっけ、ムキムキマッチョスだっけ?あの店のプロモーションとかだったのかな?
と思っただけのイサム
(あ、メフィ、、)
(はいはい?)
(あの、アラタのムキムキの店、この村には出さないようにしてくれる?)
(なぜですか?おもしろそーじゃないですか、冒険者にも合うし、、)
(・・そうかあ?????冒険者にいいい???全員タンクになるっぽいぞ?)
(・・・まぁ、、そー言われれば、、、もし強引に出そうとしたらタンク専用店とすれば?)
(冒険者全員タンクに成るかもなー)
(それはそれで面白いかも、、)
(そうかぁああああああ?????想像してみ?)
(・・・・・・・・・・・・・・、っすっげーつまんない、、)
(ほれみろ)
(善処します)
(やらない、ってことか?)
(いや、日本のお役所や政治家じゃないですよ私は。やりますよ、、阻止しますよ)
(お願いね♪!)
ムキムキ、、むっきむっき、、ムッキー
”ムッキー”ってよく聞くのだタイ語では。
ムアキーニーを早く言ったり略したりで、ムッキー
さっき、とか、そういう意味、どっちかってーと口語かな?
怒るときにムッキーッツ!!ってなるので、最初の頃「ムッキー」を聞くたんび、なんか「ぷw」となってしまっていたのは仕方がないことだろう。
さて、
運動場に行ってみる。
訓練をつけているのが防衛軍の教官と、冒険者の教官。2人共3度の教官訓練を終えたベテランである。以前の翔太・ゴッツ並。
冒険者のほうがタンク系かな?
双方魔法もかなりいけ、死んでも蘇生させられるところまで出来ているはずだ。
で、遠視で拡大。
防衛軍の教官のほう、ムキムキマッチョスになっていない。普通のムッキー者だ。
ホッとするイサム
よしよし、、
この間の悪夢がほんとにあったことだと思えないほど悪夢になっているのだイサムには。
あの気絶のあとから目が覚めるたびに、シャツをめくって、自分の腹が8つに割れていないのを確認する毎朝なのだ。
・・・・・あれ、、桜とかもなってたのかな?ぷw
・・いやいやいやいや、、桜がアレ以上強くなったら俺まじ死んじゃうんじゃないか?
無しだ無し
「何がなしだって?」
・・・くっつ、、、噂をするなと何度言えばわかるんだ俺っつ!!!
桜といち、、、アラタがそこに立っていた。
ーー
「この村に、ムキムキは必要ありません」イサム
「そこをなんとか!ここの教練場は世界一です!もっと強くなるにはムキムキは必須です!」アラタ
「いや、魔法じゃね?必須、、」
どうよ?ってな目を桜に向ける
そっぽを向く桜
それって、魔法をなりわいとする者として、どーよ!!
くっそー、、これだからふーふモンってやつぁ!!!
「王都ならいいけど、ここはよしてね!」
「なぜですか?ここだから出店したいんです!!」
・・「なぜそこまでこだわるの?なんか理由あるんでしょ?」
アラタが桜を見る、桜、また目をそらす
えーー!!って顔のアラタ
ぷw、嫁にはしごはずされたーwwやーい!やーい!!
「・・・あの、、おつげ?」アラタ
「お告げ禁止。神関係禁止」イサム
「そりゃわかってますけどぉ」
「おまえ、あやつられていい賭けの道具にされかけてるんだぞ?それがお告げだぞ?」
「えええええー、、、でもぉ、、」
「デモも集まって何もしないでうごめいているだけで時間が来たら帰るのなんか、世界基準ではデモといいません!!!」
ええええ、今日は厳しいなぁイサムさん、、とこぼすアラタ。
「・・・まじ、なんか、神関与している気がする、そのお告げ、って、マジでちゃんと話してみ?」イサム
桜がアラタを見る。2人、頷く。
「夢なんですけど、桜と同じ夢見たんです。ここの王都のヘルスセンターに来て、遅くなったから上の宿に泊まった時。
むっきむっきになると幸せになる、っていうような感じでした。
ボクも桜も夢の内容は具体的にどーってのは覚えていないんですが、
とにかく、ムキムキが幸せになる主要素だ、と。」
「・・・おまえら、草履に戻ってからは?それ、見た?にたようなのでもいいや、見た?」
ふるふるふるふる、と横に首振る2人。
「・・・・・ここでなぁ、、あと、魔都でも少し、、ほぼ人間にだけなんだが、、少しおかしなことが起こってな、最近。俺も腹筋が8つに割れたまで行ったんだ」
「「へっつ???・・・・・・・・・・・・・・・ぷwwwwwww」」
ぼふっつ!!2人の頭がお花畑に!!
「で、数日で元に戻ったんだが、、、メフィまでやられていたってのが、なんか引っかかってなー。
俺とメフィまでだ。神レベルのなんかだろう?多分、、」
まぁ、、そーとしか思えない、、とかつぶやく2人。
「なので、当分、むっきむっきはあまり拡大させないでくれないか?うまく利用されているのは確実だ」
「まぁ、、そこまで危険なら、、現状維持でもいいっすけど、、」アラタ
「うむ、、危険だ」桜
「悪いな、、でも全く手がかりなし。なんか気がつく事とかあったら、教えてくれるか?あと、なんかあっても一人では動かない。必ず誰か、安全な者に言ってから、にしてくれ。魔人もメフィがやられたことを考えると、安心とか全く言い切れない。ひとはもちろん、俺がやられたんだからな」
「はい、、雲をもつかむような話ですが、神相手じゃそうなりますよね、、わかりました。」アラタ
「うむ、少し探らせよう。」
「末端の者たちが一番危険だから、ペアにするとか、気をつけさせてくれな」
「心得た」
アラタと桜は納得して帰っていった。
「主様、ホントなんですか?」メフィが茶を持ってきた。
「おまえ、覚えていないの?」
「覚えていますよ?でもなんであんなむっきむっきになったか?になると、曖昧で、、」
「ほれみろ?俺なんか、いつ腹筋鍛えていたかも全く知らなかったんだぜ?」
「、、、不思議を通り越して、怖いですよねぇ、、自分が」
「・・・・・・まぁ、なんだ、、そういうこと」
神、濡れ衣?いやいや、日頃の行いだろ?
でも先日、遠くの大陸でいいことしていたよな?
さて、どーなることか?
って、数日たったら忘れてたりしてなw
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