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下−286 お掃除。ゴミ燃やし二カ国目。
しおりを挟むおおおお!こらすげーや!!
とイサムが驚いたのは、
ねこ人だらけな街だった。
あの国の北側にある国に入っていた。そこの一番でかい街の上空に来ている。姿を消して低く降りて街の様子を見ていた。
「これは・・・すごいわね?今まで見たこと無いわ」ヨーコもはじめてらしい
「おう、獣人の街とかは無いことは無いけど、ねこ人だけ、ってのが、すっげーな?!!」
村じゃなく、街なのだ。しかもでっかい!。なんか感動である!!
「でも、別に悪くはなさそうな街ね?」
「・・・うん、それほどでもなさそうな感じだけど、な。」
「なんか引っかかるの?」
「なんか、な」
まず姿を消したまま街中かを歩く。
姿を消しても、くんくん!とか近寄ってくるねこ人がいるんで、匂いも音も完全になくした。
ねこ冒険者ギルドとかあるのかなー?と探してみたがそれらしきものが見当たらない。
「まぁ仕方ないな。王宮に行ってみようぜ」
ヨーコもイサムの言われるがままに。ヨーコは街に違和感を感じられていないのだ。
王宮と思った場所はやはり王宮だろう、と思われる中身だった。
豪華さは無いが、でかっく、良い作りで、働いている者たちもしっかりしていそうだ。
ねこ人だけではなく、ネコ科の獣人が多く居た。兵士は豹やら虎が多い。
(この分じゃ、犬科の国もあるんじゃねーの?)
(あったら笑えるわね、ここと戦争ばっかじゃない?)
あっはっは!
”戦略本部”
物騒な名前の札が下がった部屋があった。
あれ?とヨーコと顔を見合わせる。へんな噂をしたのが悪かったのか?
首を振るヨーコ。いえ違うわ、私達は悪くないわ、といいたいのだろう。
中には多くの気配がする。
透視してみると、おえらいさんみたいのとか、賢そうなのとか結構いて・・・
「それじゃ、侵攻は春になったらということで」
「冬は奴らの独壇場だからなぁ」
「犬は喜び庭駆け回る、ですか」
あーっはっはっはっは!!
(まじじゃん、おまえどーすんの?)
(だから私のせいじゃないって!)
地図の位置からして、この大陸の一番北の国が犬の国らしい。
その南側の森ではない地域をこのネコ科の国が占めている。その南側は、さっきまで居た人間の国だった。
(泊まるところもないし、一旦帰るか?もう夜になるぞ?)
(そうね、南に行って泊まるのも面倒くさいし)
2人はこくんと頷くと、
シュン!!
魔物の森の宿の食堂。
「あー疲れた!」ヨーコ
「おう、なんか疲れるなー」イサム
・・・・・・
メフィがおかずとエールを持ってきてくれた。
「なんか、面倒くさいんですか?魔国の者を送りますか?」
「あ、それいいかもな。どーせ強いやつが一番ってノリだろう、あそこじゃ」
「そね、獣人で、しかも王宮にヒョウとかトラとか多いんだもん、それでしょう」
んじゃ誰がいいかな?となった。
魔王も呼び出した。
で、4人で人選に。
で、最終的に、たまに闘技大会で翔太の相手に成っているコンビのミノタウルスのでっかいのかオーガのでっかいのがいんじゃね?となり、魔王に当人達に念話で聞いてもらう。
2人とも「是非行ってみたい!強いのいるんでしょ?!!」と。
「あー、どうだろう?ライオン人とかトラ人とかだぞ?」魔王
「・・・・うちの息子でいいっすかね?」
と、2人とも言い出した。
だよなー、と思うイサムと魔王とメフィ。
結局、
ねこ人国にはミノ親子。犬人国にはオーガ親子に行って、勝って支配してもらうことになった。
もちろん奴らは魔法を使えるので転移はお手の物。
一応、あすにイサムとヨーコが案内することになった。
一通り決まったので酒を飲み始める魔王、付き合うイサム。
「で、こういう感じなんよ」と、地図を壁に投影するように出す。
「おお、いい感じの森があるじゃん?」魔王
「そうなんだよ。へんなのいないんだ。魔獣だけで魔物がいない」
「へぇ、質がいいな!・・・・・持ち主、いないのか?」
「魔王んとこで管理する?」
「いいんだったら、ほしいな?」
「じゃ、先にここに魔国の出先国とか作るか?そこから全土を同盟下に置いて、現地同志が喧嘩しないようにして、あっちの支配層が国民を過ぎた搾取とか隷属させないようにさせて貰えれば助かるんだけど。」
「・・人間だけは、俺らには無理。」きっぱり言う魔王。
ですよねー
「南側はどうなんだろ?」
と、イサムと魔王がそれぞれ遠視で見てみる。
現地に行って見るほうが確かだが、遠視でも大体はわかるだろう。どっちかというとピンポイント向きなのだ遠視は。気配があまり感じられないからね、画面の向こう、みたいな感じで。
ぷw
イサムと魔王、同時に。
「トリ国だってww、何アレっw」
「トリ頭ってやつだろ?」
「それだけじゃねーぞ?」
「でも、ありゃ大丈夫だろ?」
「まーな、でもよく人間の国に占領されてねーよな?」
「おう、たしかにそうだな?」
あす、見に行って理由を探ろう、おもしろそーだし!となった。
その様子を見ていたヨーコさん、少しお冠です。
折角イサムと2人だけで、なのに!って。
イサム、気づかす。もちろん魔王も。メフィは厨房でにやにや笑ってる。
はっつ!!
「いやいや、トリ国見に行くのは後にしないか?まずは森に魔国西の大陸支店国を作るべきだろ?」
イサム、ぎりぎり気がついてセーフ!!
「お?そうかい?そう言やそうだな。トリ国に遊びにいくのは今度でいいか」
もう遊びになっている魔王。
トリ国の下(南)は、両生類だった。少し勘弁・・ここも魔王にお願いしよー。と思ったイサム。イサムの遠視に乗っかって見ていたヨーコも、イサム同様に思った。
小さい大陸だったのでそんなもん。でもその中でも人間の国が最も小さかった。
で、なぜ北側から攻めてこられなかったのか?
イサムが気になって国境付近を見たら、あいだの山岳地帯の低い山稜には野生のまたたびの木が群生していたのだ!!
越えに超えられぬまたたび峠、とでもいったところであろうかっつ!!稜線だけども!
たまたま、偶然か、なんかのいたずらか?設定されたように稜線のはしからはしまでっつ!!
(ほろぼしていてくれたら楽だったのに・・全部魔国支店で済んだのに・・)
と思うイサムだった。
いやいやいやいや、おめえ、バージルとマッスともう知り合ってんじゃん、かわいそうだとか思わんのか?!!
イサムはもう2人を失念していたのだ!トリ頭?
その頃のバージルとマッス。
腹いっぱいに食って、代官屋敷で見つけ出した大量の酒を皆で飲んで、何年ぶりか、もしかしたら生まれてはじめてここまでで大いに酔った。そして、
大通りの真ん中で、他の街の者達とガーガーいびきを書きながら安心して寝込んでいた。
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