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レリエルを迎えに行ったグレーシア以外の人達がどうしていたと言うと、王の間でこんな会話が繰り広げられていた。
「まぁ、グレーシアちゃんがレリエルを迎えに行ったみたいなので安心して待てますわ。」
「そうですね、何処にいるのか確認できて良かったです。ねぇ、陛下。」
「そうだな、なにもなくてよかった。」
「一応会う前にどんな方なのか聞かせてくださいませんか?凄く気になります。」
「おっ、それ私も聞きたい!!」
「では、わたくしが説明しましょう!」
宰相の疑問に答えたのは……
「あら、ではシルフィー頼んだわ。」
シルフィオーネであった。
「了解よ!!簡潔に言うと滅茶苦茶可愛いの!!一つ一つの仕草とかもうたまらないわ!」
簡潔しすぎて説明とも言えないような説明であった。
「そ…そうですか。」
「それは…会うのが楽しみだ。」
若干シルフィオーネの迫力に引いた二人である。
「会えば分かるわ!」
「「「「「うん、うん」」」」」
ほぼその場にいる精霊王全員が頷いた。
「会うのが楽しみですね。」
「うむ、そうだな。」
精霊王達はある意味親バカに近かった。
そんなやり取りをしているとは知らずにグレーシアに抱っこされてきたレリエルがやってきた。
「連れてきましたわ。」
「おう!ありがとな!グレーシア!」
「まぁ、感謝してもいいですわよ。」
ザファールにお礼を言われて照れるグレーシアであった。
おぉ~、いっぱい人がいるー!どこを見渡してもひと、人数数えたらキリがなさそうだな~。
「も~う、一時は本当に焦りましたわ。ちゃんと着いてこなきゃダメよ!っめ!」
「あい、ごめんなちゃい。」
サファイエルに怒られてしゅんとなるレリエル。
「まぁまぁ、レリエルも反省してるみたいだし良しとしてあげようよ。」
助け舟を出すノース。
ノースお兄ちゃんありがとうございます!!
「それに先に進まないしな!!」
「なんですって、私のお説教が長いと言うことですか?ザファール。」
「いや、そういうことじゃないぜ。ちょっとしただな…。」
ザファールの言葉に静かに怒りを見せるサファイエル。
やっば、サフィーお姉ちゃん怒らせると怖そう。今度から怒らせないようにしよう。レリエルはそんなことを心から誓ったのであった。
「まぁまぁ、それは後にして、次進めましょう!」
「そうですわね、さぁレリエル、王様たちに自己紹介しましょう。」
本当に進まなさそうだと思ったシルフィオーネが先に進めようとして割って入った。お陰でザファールは危機を免れたのであった。その時、心底シルフィオーネに心から感謝するのであった。
「あい、わかったでちゅ。はじゅめましゅて、わたちはあらたにやみゅのせいれいおうになっちゃレリュエリュでちゅ。どうかよろちくおねがいぢまちゅ。」
抱っこされたまま挨拶するにはいかず、グレーシアに下ろしてもらったレリエルはドレスの裾をちょこんと掴んで礼をした。因みにこのやり方はサファイエル達が教えてもらったことである。
幼いせいなのか何故か言葉が噛み噛みなのは許してください。これ以上は無理です!これでも頑張ったんだからね!
そう思ったレリエルは挨拶するや否やグレーシアの後ろに隠れた。大勢の視線に耐えれなかったのだった。
その行動含み挨拶をしたレリエルに王様、宰相や他のもの達は少なからず癒されたのであった。
何も言葉を話さない王様を訝しく思った宰相が誰にも見えないように王様の背中を叩く。それもグーで。
「ウッ!うむ、これからよろしく頼むレリエル殿。今日は存分に楽しんで行ってくれ。」
痛かったが、そこは何とか耐えて立派に務めを果たした。
絶対わざと痛くしただろう!畜生!
「張り切って今日のために準備したので、気に入ってくれるとこちらとしても嬉しいです。」
宰相を睨む王様だが、気にすることなく発言する宰相であった。
「あい!おもいっきりたのちんでいきまちゅ!」
グレーシアの後ろから顔を出して答えたレリエル、それを許すグレーシアも案外レリエルに甘かったりするかもしれない。
そう言われると、思いっきり楽しんでいこう🎶
「まぁ、グレーシアちゃんがレリエルを迎えに行ったみたいなので安心して待てますわ。」
「そうですね、何処にいるのか確認できて良かったです。ねぇ、陛下。」
「そうだな、なにもなくてよかった。」
「一応会う前にどんな方なのか聞かせてくださいませんか?凄く気になります。」
「おっ、それ私も聞きたい!!」
「では、わたくしが説明しましょう!」
宰相の疑問に答えたのは……
「あら、ではシルフィー頼んだわ。」
シルフィオーネであった。
「了解よ!!簡潔に言うと滅茶苦茶可愛いの!!一つ一つの仕草とかもうたまらないわ!」
簡潔しすぎて説明とも言えないような説明であった。
「そ…そうですか。」
「それは…会うのが楽しみだ。」
若干シルフィオーネの迫力に引いた二人である。
「会えば分かるわ!」
「「「「「うん、うん」」」」」
ほぼその場にいる精霊王全員が頷いた。
「会うのが楽しみですね。」
「うむ、そうだな。」
精霊王達はある意味親バカに近かった。
そんなやり取りをしているとは知らずにグレーシアに抱っこされてきたレリエルがやってきた。
「連れてきましたわ。」
「おう!ありがとな!グレーシア!」
「まぁ、感謝してもいいですわよ。」
ザファールにお礼を言われて照れるグレーシアであった。
おぉ~、いっぱい人がいるー!どこを見渡してもひと、人数数えたらキリがなさそうだな~。
「も~う、一時は本当に焦りましたわ。ちゃんと着いてこなきゃダメよ!っめ!」
「あい、ごめんなちゃい。」
サファイエルに怒られてしゅんとなるレリエル。
「まぁまぁ、レリエルも反省してるみたいだし良しとしてあげようよ。」
助け舟を出すノース。
ノースお兄ちゃんありがとうございます!!
「それに先に進まないしな!!」
「なんですって、私のお説教が長いと言うことですか?ザファール。」
「いや、そういうことじゃないぜ。ちょっとしただな…。」
ザファールの言葉に静かに怒りを見せるサファイエル。
やっば、サフィーお姉ちゃん怒らせると怖そう。今度から怒らせないようにしよう。レリエルはそんなことを心から誓ったのであった。
「まぁまぁ、それは後にして、次進めましょう!」
「そうですわね、さぁレリエル、王様たちに自己紹介しましょう。」
本当に進まなさそうだと思ったシルフィオーネが先に進めようとして割って入った。お陰でザファールは危機を免れたのであった。その時、心底シルフィオーネに心から感謝するのであった。
「あい、わかったでちゅ。はじゅめましゅて、わたちはあらたにやみゅのせいれいおうになっちゃレリュエリュでちゅ。どうかよろちくおねがいぢまちゅ。」
抱っこされたまま挨拶するにはいかず、グレーシアに下ろしてもらったレリエルはドレスの裾をちょこんと掴んで礼をした。因みにこのやり方はサファイエル達が教えてもらったことである。
幼いせいなのか何故か言葉が噛み噛みなのは許してください。これ以上は無理です!これでも頑張ったんだからね!
そう思ったレリエルは挨拶するや否やグレーシアの後ろに隠れた。大勢の視線に耐えれなかったのだった。
その行動含み挨拶をしたレリエルに王様、宰相や他のもの達は少なからず癒されたのであった。
何も言葉を話さない王様を訝しく思った宰相が誰にも見えないように王様の背中を叩く。それもグーで。
「ウッ!うむ、これからよろしく頼むレリエル殿。今日は存分に楽しんで行ってくれ。」
痛かったが、そこは何とか耐えて立派に務めを果たした。
絶対わざと痛くしただろう!畜生!
「張り切って今日のために準備したので、気に入ってくれるとこちらとしても嬉しいです。」
宰相を睨む王様だが、気にすることなく発言する宰相であった。
「あい!おもいっきりたのちんでいきまちゅ!」
グレーシアの後ろから顔を出して答えたレリエル、それを許すグレーシアも案外レリエルに甘かったりするかもしれない。
そう言われると、思いっきり楽しんでいこう🎶
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