ライアスの翼シリーズ① ~光と影の王女~

桜野 みおり

文字の大きさ
9 / 15
第3章 幻想~砂上の王国~

(3)ライアス王子奪還作戦

しおりを挟む
ハワードたちはライアスに助けてもらいながら、城の中のあらゆる場所を探していた。
大抵は王族の一握りの人間しか知らない隠し部屋なども多いため、ライアスに案内を頼んでいた。

「俺でもこんなにくまなく城の中を歩くことはないさ」

ライアスの聖霊獣は何の反応も示さない。
それでも他の方法は見つからずとりあえず歩き回っていた。

ハワードにとって本当の目的は、とりあえずライアスをこの城に引きつけておくことができればよかったのだからそれ自体は間違いなく成功していた。

「ライアス様、ゾルクハイナイ様デスガ」

聖霊獣の呟きの意味をハワードはいち早く悟る。
視線が絡み付いてくる。
気配というものがないにも関わらず、さっきからずっと見られている気がする。

「ライアス王子、休憩するか?」

「あっ? ああ、いいけど」

何かを言いかけるライアスに目で合図を送るハワード。
すぐにライアスも上からの視線に気が付く。

「それにしても、ゾルクは出てこないな」

つまらそうなキルシュの口調にネビィスは苦笑する。
そしておもむろに短剣を懐から取り出すと、シューンと天井目がけて投げつける。今回、キルシュじゃないところがみそで、相手の呪術師もかなり油断していたのか、今回は見事に的中した。

「ギャー」

もの凄い叫び声とともに、姿はすぐにかき消えた。
突き刺した短剣だけがポトリと天井から落ちる。
その短剣には、べっとりと血液が付着していた。
傷を負わせたのは確かな様である。

「一応、傷は負った様ですね」

どうせ逃げられると思っていたネビィスは、あまり気にした様子もなく言った。

「さすがネビィス! 大したもんだな。だが、これで相手がどう出るかだな。ゾルクはもう使わないかもしれないな」

ハワードは考え深げに言う。
ライアスもそれには同意見らしく、頷きを返した。

そんな時、エリオルからの声がハワードに届けられた。

(ハワード、ハワード、聞こえるか?)

「ライアス、エリオルからだ。聞こえる。どうだ、何か見つけたか?」

(ああ、呪術師を操っていた張本人が分かった。オレたち三人は今、そいつの元にいる)

「何だって? どういうことだ?」

内容を理解できていないハワードは、少し声を荒げて問いかける。

(オレたち三人とも、そいつに雇われて、ライアス王子を連れ去って来るように頼まれた。
首謀者はジオール・マーティル。ジュレップ王の弟だ)

「マジか・・・・・・まさかの展開だな」

キールがほぼほぼないと思っていた人物が張本人とは、さすがにビックリするハワード。

「ライアス、誠に言いにくいのだが、エリオルたちは今、王様の弟のジオール・マーティルの元にいるらしい。
しかも三人とも雇われて、お前を連れ去る手伝いをするそうだぞ」

ハワードの言葉に一瞬だけ固まるライアスだったが、次の瞬間、大爆笑を始める。

「ハッハッハ、最高だな。相手の方から捕まえるチャンスを与えてくれるなんてな。面白い、エリオルたちに連れ去られてやろうじゃないか。ハワード、エリオルに捕まってやると伝えてくれ」

想像を決して裏切らないライアスはそう言うと、満足そうに頷いた。

「エリオル、ライアスは喜んでお前たちに捕まるとさ」

(分かった。それじゃあ、後で段取りを知らせる)

「ああ、だけどエリオル。この会話もかなり力を使う。手短でいい。
後は俺たちが何とかする」

エリオルの身を心配して、ハワードはそう言った。

(分かった。ありがとう。じゃあ、後で)

エリオルの声が途切れた後、城の中ではかなりの人数が一斉に慌ただしく動き始めた。

一方、呪術師はジオールの洞窟に、かなり遅くなってから帰ってきた。
その頃にはエリオルたちは一通りの段取りを決定した後だった。

アーメルとエリオルは女性用の踊り子の衣装を着けて、顔にはすっぽりとベールを被った。
即席でもとても妖艶なふたりの女性が完成した。

「エリオル、なかなかいいじゃあありませんか!
真っ赤な衣装がとてもよく似合いますよ」

「でしょう!」

キールの言葉にアーメルの同調を聞きながら、エリオルは素直な心境を語る。

「だけど、ドレスが長くて動きにくい。アーメル、よくこんなんで、あんな槍を軽々と振り回せるな。感心するよ」

着たことのない衣装に戸惑うエリオルは、そう言ってため息をつく。
遙か昔の子どもの頃なら、女性の素敵な服に憧れもしたが、正直今はもうそんな感情すら残っていない。

「大丈夫、すぐに慣れるわよ。そもそもエリオルの美しい身のこなしなら、服なんて気にならなくなるわ。
だけど、これはやめといた方がいいわね。
踊り子用の軽いやつにしましょう」

アーメルがまるで水を得た魚の様に段取りを決めていく。
見た目はともかくとして、この人もまた、有能な人物には違いなかった。

残りふたりの衣装は、アーメルがエリオルと対の青い踊り子の衣装で、ピンクの髪にも栄えていた。
そしてキールはというと、銀色の男性用の衣装で、やたらとひらひら飾りが付いていてこっちも動きにくそうではあったのだが、本人はいつもと変わらない様子だった。

こうして見るとかなりイケ面なキールは、ほぼ何にも心動かすことなく、次の段取りを口にする。
この動じなさがハワードといい勝負かもしれない。

「なかなかいい感じです。適当に曲を弾くので、合せてみませんか?」

その手にはちゃっかり竪琴を持っていた。

「キール、本当に曲が弾けるの?」

アーメルの不信そうな目にキールは苦笑する。

「失礼ですね。弾けますよ。歌だって歌えます。
アーメル、貴方がタムール国に来る前ですが、旅の吟遊詩人がしばらくの間、城に客として滞在していたことがありました。
その時、その人から教えてもらいました。
一応、ごまかすくらいはできると思いますよ。
まあ、せいぜいふたりで美しい舞いを見せて、釘付けにしてくださいね」

「いやいや、それなら本格的ってことじゃない!
すごいわね。私たち失職してもちゃんと生きていけそうね」

そんな気持ちは微塵もないはずだが、アーメルは嬉しそうにそう言った。
話が途切れたので、キールは音を出そうと身構えたその時、部屋の扉がコンコンとノックされた。

「はい、どうぞ」

キールの声にジオールが入って来る。その顔は明らかに蒼白だった。

「何かあったのか?」

エリオルが問いかける。様子から、ただ事でないのは想像がつく。
そのジオールの後ろから、血だらけの老人が入って来る。
片目が真っ赤に染まっている。

「これはひどい。誰にやられたんですか?」

キールが駆け寄って傷口を見る。剣先が見事に右目を貫通していた。
しかも刺されて時間が経っている傷口から壊死が始まっている。
どう考えても、右目は手遅れの様子だった。

「忌々しいタムール国の剣士め!」

絞り出す様な声ながら、毒づく元気はまだ残っていた。
あっちのチームの誰かなら、刃物の表面に毒を塗っている心配はない。
さすがにあっちのチームも遊んではいないということだろう。
でも、見る限り、右目は完全に壊死していてこれを治すのは無理に思える。

「ジオール、私の手には負えません。右目は手遅れですし、このまま壊死がひろがって行けば、死にも繋がります。
何とか壊死を止めたいのですが、ここって薬草の類いはないのですか?」

今まで、服や食べ物は見てきたが薬草の類いは見ていない。

「ああ、ないな。そもそも病気になんてならないし、何か起こった時はいつもこいつが助けてくれていたんだ。
追放されて、砂漠をさまよって初めて出会ったのが、この呪術師ガーリオ・イグアだった」

老人をさも愛おしげに見つめるジオールに、エリオルは自分とハワードを思い重ねる。

「ガーリオも丁度、魔境王に捨てられて、魔境国を追放されて砂漠をさまよっているところだったんだ。俺たちは友となった。
そして砂漠に家を作り、今まで一緒に生きてきたんだ。
何とかガーリオを助けてやってくれないか?」

悲痛な想いは、エリオルの心に届く。
ジオールは確かに悪人かもしれない。
今までにたくさんの旅人を傷つけ、殺し、略奪を繰り返していた。
また、今回はタムール国も狙っている。

情けなどかける必要はない!

そう言われれば確かにそうかもしれない。
だけど、今この瞬間のジオールは心からガーリオの心配をする自分となんら変わることのないひとりの人の姿だ。
その感情を無視することはエリオルにはできなかった。

「分かった。オレが助けよう」

「エリオル、でもそれは」

キールが何か言いかけるのを、目で制す。

「ガーリオ、悪いが右目は諦めてくれ。でも、壊死だけなら何とかできると思う」

言いながらエリオルは右目に右手を広げて乗せる。
そして念を込めると光が溢れる。

ハワードの怒った顔が浮かぶが、やめるつもりなどない。
自分が思い、生きたい様に生きること。

足かせを外されて今、ようやく自分は自分自身の足で大地を踏みしめ、考え行動している。
これが正しいかどうかは別としても、自分が思い、できる限りのことをめーいっぱいしたい。

「お前、癒やしの力を持っているのか?
だが、これを直すとなると、相当力を使い果たすことになるぞ」

さすがに癒やしの力を使っていただけあって、ガーリオはすぐに状況を把握していた。

「分かっている。でも、今はこれしかお前を助ける方法がない。
リスクなんて考えていたら、人助けなんてそもそもできない」

今、助けることができる可能性があるのは自分だけ。
なら、やるしかない!

「すまぬな」

ガーリオは申し訳なさそうに言うと、そのまま押し黙る。
そう、少しでも余計な力を使わせないために。

かなり深かった壊死は、それでもエリオルの力で癒やされていく。
それに比例するかの様に、エリオルの顔が蒼白に変わっていく。
たまらずキールは、後ろからエリオルの身体を抱き締める。

「エリオル、大丈夫ですか? 残念ながら私は何もしてあげられませんが」

キールの想いはエリオルにちゃんと伝わる。

「キールありがとう。もう少し、もう少しだから」

力の限界とギリギリの駆け引きで、それでも何とか壊死を全て取り除いた。

「何とか終わった。アーメル、悪いけど衣装の中から包帯の代わりになりそうなものを探して来て欲しい。ガーリオの眼帯を作りたい」

「OK 分かったわ」

アーメルはすぐに衣装部屋へと消える。
それを見届けてから、エリオルは小さな声でキールに告げる。

「キール、すまない。後を頼む」

「エリオル? エリオル、しっかりしてください!」

力を使い果たしてそのまま、キールの胸の中に崩れる。
当然のことながら、意識はない。

「エリオル、大丈夫か? エリオル!」

ジオールがエリオルの身体を揺さぶる。

「力を使い果たしたんです。とにかくしばらく安静にしないと」

キールはそのままエリオルの身体を抱き抱えると、近場のベッドに横たえる。

「俺のせいで死んだりしないよな?」

ひどくうろたえる様子のジオールを見て、キールはジオールが根っからの悪人ではないことを悟った。

「大丈夫です。少し眠れば元気になります。それにしても大した力の持ち主です。壊死は完全に消滅しています。
ガーリオ、貴方、命拾いしましたね」

ガーリオを見つめ、キールは言った。
ガーリオは「ああ」と短く答える。

心の中は不思議な感覚だった。
力が流れ込んできた時のあたたかさを忘れない。


悲しいような、それでいて安らぐような・・・・・・不思議な感覚。
薄汚れてしまった自分の人生すらも洗い流してくれるような錯覚すら起こる。初めての感覚に戸惑いは隠せない。

「持ってきたわよ」

元気に言ったアーメルの目に、眠るエリオルの姿が映る。

「エリオル? エリオル、大丈夫なの?」

一瞬パニックを起こしそうになるアーメルをキールがなだめる。

「大丈夫です。持っている力を使い果たしただけですから。
だだし、どのくらいのスピードで回復するかは分からないので、エリオルが回復するまで待ってくれませんか?」

ジオールに問いかける。

「勿論だ。何よりもガーリオの命を助けてくれた。それだけで十分にありがたい。俺たちは所詮、ゴミみたいなもんだからな」

自分のことを「ゴミ」と言うジオールに、少しだけ同情したい気持ちにもなる。
罪は罪としても、目の前の男が悪人にはどうしても思えない。王子という立場にあぐらをかいて、好き放題していた時期は確かにあったのだろうが、それがイコールで悪人ではないのも事実だ。

「今日はもう休んでくれ。ガーリオは俺が連れて行く」

確かにこれ以上はどうしょもない。

「ジオール様、大丈夫です。ちゃんと歩けます」

右目は失っても、壊死自体はすべて消えている。
体調的には悪くないはずだった。

「あっ、そうだ。これ、一応それらしく巻いておいたから」

エリオルに言われて持って来たものを、ガーリオに手渡すアーメル。
ガーリオはそれを素直に受け取った。

「三人ともすまなかったな。出会って間もない私の為に迷惑をかけた」

礼儀正しく言って、ガーリオはジオールに付き添われ部屋を出て行く。
その様子をキールとアーメルは静かに見送った。

「何だかやるせないわね。エリオルが真剣にガーリオを助けた気持ち、私分かる気がするわ。
確かにライアス王子やジュレップ王にとっては敵なのかも。実際にあれだけ憎んでいるわけだし。
だけど、ふたりの間にある気持ちは、私たちと同じだわ」

アーメルの言っていることは、キールにもよく分かる。
分かるが、あくまでも自分たちの主はライアス王子だ。

「アーメル、貴方の言うことはよく分かります。エリオルだってきっと同じだと思ったからこそ、リスクを犯してまで助けようとしたんでしょうから。
ですが、私たちの力じゃあ、どうにもできません。
この作戦に関して、すでに矢は放たれました。
ライアス様が最終的にどんな判断をされるかは分かりませんが、私たちはそれに従うだけです。そうでしょう?」

キールの言葉はひどく正論で、言い返す言葉など見つからない。

「ただ、誤算だったのはエリオルが倒れてしまったことですね。
多分、ライアス様はすぐにでも私たちが乗り込んで来ると思っているでしょうから。
あまり日にちを伸ばすと、私たちがばれてしまったんじゃないかと心配される恐れがあります。
何とか、早めに目覚めてくれるといいのですが」

危惧はその一点に尽きる。
なんせ、ハワードと交信ができるのもエリオルひとりなのである。
この事態を伝えようにも伝える術がない。
まあ、最悪はライアスが聖霊獣をよこすことにはなるのだろうが、できれば魔境獣の関係もあることだし、速やかに処理したいところではある。

「まあ、今更焦ってもしょうがないので、今日はこれで身体を休めることにしましょう。
明日、エリオルが目覚めなかったら、薬を調達に行くとか理由を付けて、一旦城に戻ります。
その間、ばれないように上手く立ち回ってくれませんか?
さすがにエリオルひとりを置いておくのはリスクがあるので」

キールがかなりいろいろと考えて行動を決定していることはアーメルには分かっているので、異論はそもそもなかった。

「分かったわ。とにかく、この難局を乗り越えないとだものね」

アーメルはニッコリと笑うとそう言った。
ふたりはそのまま眠りにつく。睡眠も大事な仕事のひとつには違いなかった。

すべてが眠りについた頃
黄金の瞳が輝き始める。眠るエリオルの側でかしずく。

(俺ノ声ガ聞コエルカ?)

ガーリャの口を借りたガールダーが、エリオルの心の奥に語りかける。それと同時に体力回復の為に力を送る。
正確には全く異なる力であるのだが、意外にも回復を助けるには十分だった。

ゆらゆらと意識が揺れている。
あまりにも使い果たした力が大きすぎて身体が重い。
それでも語りかけてくるその声に耳を傾けようとする。

(聞こえる。だけど、身体が重い)

(モウ少シ力ヺ分ケテヤロウ。無茶ナ奴ダナ)

身体の中で相反する二つの力が混ざり合っている。
全く違う力のはずなのに、なぜか綺麗に溶け合って、身体が癒やされていくのを感じる。

(ありがとう、魔境王)

呟いて、王の視線を感じる。
本当の自分という存在は、この王の目にはどんな風に写るのだろうか?
そんなことを考えていると、魔境王に問いかけられる。

(ドウシテ、アレヺ助ケタ?)

主語がなくても、誰のことを言っているのかは分かる。

(いけないか? オレは確かに剣士だが、オレの中にあるこの力は癒やしの力だ。癒やしの力は人を殺す為にあるんじゃない。
あくまでも助ける為にあるんだ。オレは何も間違ったことはしていない)

この言葉を正論と受け取ってもらえるかどうか、自信はない。
けれど少なくともこの王は、自分のことを助けようとしてくれている。
自分の意に沿わないからといって、すぐに殺すようなことはしないだろう。

(ソウカ。ヤッパリオ前ハアイツノ子ドモダナ。考エ方ガヨク似テイル。好キニシロ)

気まぐれな様子でそう言うと、魔境王のガーリャはくるりと背を向けると優雅に去って行く。
心の中でその姿を追いながら、それでもすぐに、眠りへと落ちて行きそうになる。

あの人に似ているなんて、言われたくもないが、それはどうあがいても仕方のないことだろう。
自分が混血種である事実はどうあがいても変わらない。

まあ、変える必要もないか。

何となく納得して、眠りへと落ちていくエリオルだった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!

花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】 《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》  天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。  キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。  一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。  キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。  辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。  辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。  国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。  リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。 ※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作    

家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜

奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。 パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。 健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。

王女様は聖女様?おてんば姫の大冒険~ペットのドラゴンが迷子なので冒険者になって探しに行きます!~

しましまにゃんこ
ファンタジー
アリシア王国の第3王女ティアラ姫には誰にも言えない秘密があった。 それは自分が全属性の魔力を持ち、最強のチート能力を持っていた「建国の賢者アリシア」の生まれ変わりであること! 8才の誕生日を境に前世の記憶を取り戻したものの、500年後に転生したことを知って慌てる。なぜなら死の直前、パートナーのドラゴンに必ず生まれ変わって会いにいくと約束したから。 どこにいてもきっとわかる!と豪語したものの、肝心のドラゴンの気配を感じることができない。全属性の魔力は受け継いだものの、かつての力に比べて圧倒的に弱くなっていたのだ! 「500年……長い。いや、でも、ドラゴンだし。きっと生きてる、よね?待ってて。約束通りきっと会いにいくから!」  かつての力を取り戻しつつ、チートな魔法で大活躍!愛する家族と優しい婚約者候補、可愛い獣人たちに囲まれた穏やかで平和な日々。 しかし、かつての母国が各国に向けて宣戦布告したことにより、少しずつ世界の平和が脅かされていく。 「今度こそ、私が世界を救って見せる!」 失われたドラゴンと世界の破滅を防ぐため、ティアラ姫の冒険の旅が今、始まる!   剣と魔法が織りなすファンタジーの世界で、アリシア王国第3王女として生まれ変わったかつての賢者が巻き起こす、愛と成長と冒険の物語です。 イケメン王子たちとの甘い恋の行方もお見逃しなく。 小説家になろう、カクヨムさま他サイトでも投稿しています。

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

【コミカライズ決定】愛されない皇妃~最強の母になります!~

椿蛍
ファンタジー
【コミカライズ決定の情報が解禁されました】 ※レーベル名、漫画家様はのちほどお知らせいたします。 ※配信後は引き下げとなりますので、ご注意くださいませ。 愛されない皇妃『ユリアナ』 やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。 夫も子どもも――そして、皇妃の地位。 最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。 けれど、そこからが問題だ。 皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。 そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど…… 皇帝一家を倒した大魔女。 大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!? ※表紙は作成者様からお借りしてます。 ※他サイト様に掲載しております。

処理中です...