真巨人転生~腹ペコ娘は美味しい物が食べたい~

秋刀魚妹子

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増えすぎ新キャラ紹介 その2

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 剣の王ソード フォン グラマン

 人間側の北を統治する、大国の1つを治める自称偉大な王。

 茶髪に傷だらけな顔、毛皮を羽織り、鉄の鎧に身を包む北国の戦士。
 隣接する盾の王国と剣の王国の魔の森側には分厚く巨大な城壁が伸びており、両国が長年協力し魔物の侵入を食い止めている歴史を持つ。

 王のグラマンが剣の達人であるため、兵士達も日々修練に励んでいるので兵士達も強者揃い。 

 兵士や民達からの信頼も厚くグラマン王に絶対の忠誠を誓っている。 しかしグラマンだけでなく、民や兵士達も脳筋の為、魔物の襲撃の際には軽装備で大剣片手に全員で突撃する事も。

 兄のマガンは脳筋な弟の国に日々頭を痛めている。

 王としては、グラマンは優しく慈悲深い。

 民や兵士達が幸せに暮らせるよう、亜人達を奴隷にし領地を奪うカズキの提案に乗ろうとするがカズキ側の嘘が発覚し決裂した。

 王国の人口は30万人、その内の戦士は10万人と脳筋王国。

 ◆◇◆

 盾の王シールド フォン マガン

 人間側の北を統治する、大国の1つを治める冷静沈着な王。

 弟のグラマンと違い、冷酷無慈悲な王。

 盾の王国という名前の通り、王マガンも兵士達も重装備の鎧に盾と片手剣を好む。

 魔物の襲撃の際は城壁の上から弓兵に矢を射かけさせ、その間は盾の重装兵が城壁の前に整列し鉄壁の盾となる。

 我等の使命は城壁を守る事だと何度言っても、剣の兵士達と突撃していく弟を呆れた顔でいつも見送っている。

 カズキからの提案も、弟とは違い始めから乗り気では無かった様子。

 盾と剣の王国の目的は、魔の森を食い止め人間側の領域を守護する事なのだから。

 王国の人口は50万人、内の兵は10万人。

 ◆◇◆

 商人連合国代表の1人 ダガマス

 すらりとした美丈夫で、着ている服は豪華絢爛であり宝石の付いた指輪やネックレスを付けている。

 金髪で褐色肌のイケメン商人。

 商人連合国は南の国なので、基本的に褐色肌の人間が多くダガマスも南生まれの南育ちだと一目で分かる。

 商人連合国は数多くの代表が存在し、ダガマスはその内の1人。

 謎多き商人だが、何故か全面的にカズキの味方となると表明。

 それが本当に商人連合国の総意なのかは不明だが、カズキにとっては数少ない協力者となる事だろう。

 商人連合国の人口は80万人、兵は傭兵が担っており10万人程。

 ◆◇◆

 ジンネル王国 国王ジンネル

 西の亜人との境目を守護する国の王。

 現在の冒険者ギルドの本部がジンネル王国に建設されており、冒険者からはホームや冒険者の国等と呼ばれている。

 赤髪で、膨大な筋肉に包まれたおり鉄の鎧に簡素な王冠を被っている。

 元白金冒険者として最強と名高い王だが、建国当初に竜の群れに王国が襲われた時は己の無力さを痛感。

 突如として援軍に現れた巨人トール一家に救われ、以降王国の英雄で有り恩人として王国中に像を建設し感謝し続けている歴史を持つ。

 しかし、巨人トールの孫であるクウネル嬢2歳の誕生会で恩人を失ってしまった。

 元パーティーメンバーでも有る将軍に向かわせるも音沙汰がなく、捜索した結果巨人トールの村が滅びていた事を知る。

 何が起きているのか調査していると、聖王国に巨人の少女の首が晒されていると判明しその首が巨人トールの孫クウネル嬢と分かりジンネル王は激怒した。

 聖王国から、勇者が魔王の再来となる亜人を討伐したというお触れが有り更に激怒。

 勇者を名乗るカズキの計画に乗った振りをし、先日の会議でカズキを問い詰めた。

 結果、友の将軍も恩人の巨人トール達もカズキの手によって殺されたと確信し必ず殺すと誓う。

 王国の人口は40万人、兵士は5万と少ないが出入りの激しい冒険者達が5万人程居り、元白金冒険者であるジンネル王からの招集が有れば多くの冒険者達が参戦するだろう。

 それ程にジンネル王は冒険者達に慕われているのだ。


 ◆◇◆
 
 小国の国々

 人間側では五つの大国が存在するが、その間や他の土地には小国が犇めいている。

 どの小国も人口は1万に満たず、兵力も数千に届かない弱小国家。

 カズキには侵略すべき対象としてすら認識されていない。

 ◆◇◆

 暴食の邪神 お母さん

 長く伸ばした黒髪に、何処かクウネルに似た顔立ちの美少女。

 見た目の若く、歳も16歳にも達していないだろう。 着ているセーラー服は紺色のセーラーワンピースであり、クウネルは見た事のない制服を着ていた。

 クウネルの母? まだ定かではないが、クウネルを娘として愛している普通の母親。

 赤髪のクウネルの事は、あの娘と呼ぶだけで愛情を示す事は無い。

 他の者に対しても冷たいが、クウネルが友と呼ぶモロと眷属であるキュウベイには優しさを見せた。

 クウネルが暴食の女神になった事が嬉しくて堪らない様子であり、様々な事を知っている様子。

 初めてクウネルに直接会ってからは、何故かクウネルの事をクウちゃんとしか呼ばず、クウネル自身も混乱の真っ最中でありそこ迄気にしていない。

 ◆◇◆

 暫くは赤髪のクウネルと黒髪のクウネルに別れて話が進みます。

 何話か赤髪クウネル編を入れたら、黒髪クウネル編をちょこちょこ入れる予定です。 
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