105 / 132
File.9
タカトの受難
しおりを挟む
─
カルラ達に茶化されながら見送られ、俺は一人でギルドへ向かっていた。
なんでギルドなのかは分からないが、おそらく今日みたいな日はギルドへの人の出入りは少ないからだろう。
メシ食いに来る奴も中には居るだろうが、外に比べれば待ち合わせしやすそうだ。
「まさか異世界で髪のセットさせられるとは思わなかったな……」
俺がリアナと祭りを周るのが露見したことにより、カルラが持ち込んでいたワックスを髪に塗り込まれ、はしゃいだカノンさんやらサキュバスさんが口出ししながら、あいつら曰く『いい感じ』に仕上げたらしい。
寝癖と変わらねぇんじゃねぇかとも思ったが、カルラによるとパーマ風らしい。
「……引きニートがワックス持ってんのバグ過ぎだろ。まぁ、新品だったからアレか」
何処かから聴こえてくる軽快な音楽をぼんやり聴き流しながら、すれ違う人達とぶつからないように歩いてギルドに辿り着いた。
「あっ、タカトさん!」
「悪い、待たせたよな」
「全然ですよ。今日は髪型、いつもと違うんですね」
俺が入り口に立った時点で駆け寄ってくるリアナは、普段クエストに出掛けるようなローブや軽装鎧はなく、淡い青のワンピースを着てポニーテールにしていた。
「なんか、カルラ達にやられた。お前もなんかこう、アレだな……いつもと印象が違うっていうか」
「そうですか?ふふっ、良かったです」
目を伏せ気味で笑うその姿は、なんだか大人っぽくみえてしまった。
「あー、まぁ、とりあえず行くか。なんか暑いし喉乾いた」
「そうですか?まぁもう少ししたら夏ですもんね」
一緒に歩く奴がダサかったら相手が可哀想。そう思って新しく買った服は生地が厚めで、それで暑かったんだ、そうに違いない。今思えば普通にTシャツとジーンズにしとけばよかったのだ。
ギルドから出ると露店が広がっており、各地から集まった商人が客引きや実演販売をして騒がしい。
「タカトさん見てください!珍しい魔導具が有りますよ!」
「アクセ型か。凝ったデザインだな」
細い鎖、丸く削られた白い宝石。それを銀色の鉱石がレリーフのように固定している品だった。
「お兄ちゃん、今なら安くしとくよ。彼女さんに一つどうだい?」
「いや、彼女じゃ……あぁ、でもせっかくだし……買、う」
「タカトさん……!」
否定した瞬間の落ち込んだ顔を見てしまったら買わざるを得ない。おっさんのニヤニヤした顔は腹立つ。
値段は本当に安かったのは救いだった。最近クエストあんまやってなかったからな。
「どうでしょうか?!似合います?」
「おう、悪くないんじゃねぇかな」
「その返しは20点です」
「赤点じゃん」
まぁ、素直に似合ってると言えたら良かったんだろうな。そういう言葉は咄嗟には出てこないが。
ダメ出しをながらも、嬉しそうにトップ部分を指で撫でるリアナ。気に入ったみたいでよかった。
「この魔導具、魔力障壁の自動生成が組み込まれてますね。強度は初級魔法三発分程度ですけど」
「まぁ、値段相応といえばそうかもな」
途中で買ったジュースを飲みながらなんとなしに返した。リアナが歩く度に揺れるポニーテールがなんだか凄く印象的。
「でも、大切にしますね。タカトさんから頂いたものですから」
「そ、そんなもんくらい……壊れたら買ってやる」
「ホントですか?!なら次はリアナに似合うと思ったものを選んでもらいますからね。100点のやつ!」
「ソレはもういいだろ、点数のことは。あと金ない」
「じゃあ、また今度一緒にクエスト行きましょうっ」
日頃の感謝も込めて送っただけだが、そんなに嬉しそうにされたら調子が狂う。
て言うかなんだ、この落ち着かない感じ……。
「おう……よろしく頼む。いつもありがとな。感謝してる」
四歳差とは言っても若すぎるんだと思う。何せ中一と同じだからな。少し前までランドセル背負ってた子供と変わらない。
そんな女の子と祭に繰り出してこんなデ、デデ、デ……ート的な何かを楽しんでいる。本当に良いのだろうか。
「た、タカトさんっ、次は串焼き屋さんに行きましょう!港町の人気店が屋台で来てるんです!」
「そんなん有るのか。海鮮いいよなぁ」
「早く行きましょう、早く!」
瞬間、リアナが俺の手を取って駆け出した。縺れる足を何とか正しつつ、いつにも増して積極的なこいつに驚きやら気恥ずかしさを覚える。
「走ることないだろ!危ないぞ!」
「あははっ!すいません、なんかテンション上がっちゃって!」
後ろから見えたリアナの耳が赤い理由は何なのか、知りたいような知らないままでいたいような、そんな複雑な気分になって。
やっと速度を落として見た横顔は林檎みたいに赤くて。
「熱でもあんのか?急に走ると体温上がるし歩いたほうが……」
「ねっ、熱なんか……ッ?!ないですけど?!タカトさんもさっき暑いって言ってたしそっち関係じゃないですかね?!気温のせいです!直射日光みたいな!」
「ははっ、そうかもな」
思わず笑みを溢すと、相手も笑う。
近くで見るリアナの眩しい笑顔は普段の背伸びした様子とは違って、年相応の可愛らしい女の子のそれだった。
海鮮串焼きを堪能し、遊戯系の屋台も一頻り楽しんだ。時間はカルラ達と待ち合わせる時刻に近付きつつあり、リアナに予定を確認した。
「なぁ、この後の聖歌舞台、一緒に見るか?カルラ達も居るけど」
「良いですね!勇者様が居るのはちょっと雰囲気壊れそうですが……」
「言えてる。とりあえず飲み物でも買って、席取っとくか」
一応承諾してくれたので、目的の広場の近くのジュース屋さんに立ち寄る。この店は指定した果物をミックスジュースにしてくれるというもので、なかなか人気のようだ。
「リアナ、俺買ってくるわ。先行ってくれ」
「い、いえ……あの、出来れば別の店にしませんか?」
「果物嫌いか?」
「そうではなくてですね……あの、店員さん……が、あの……やっぱり別のお店がいいなぁなんて」
「はぁ?店員なんか誰も同じだろ。知り合いでもいんのか?」
急にしどろもどろになるリアナに不審感を抱きつつ、順番が来たので前を向く。その瞬間、俺に向けて発せられた聞き覚えのある声に、俺は背筋が凍りついた。
「悪かったなぁ、同じで」
「うわ……」
そこには、ヤクザみたいな顔したオッサンがいた。正確に言うとレーゲン・アルジャンスィこと水帝ことリアナの父親だ。
以前会った時に、彼氏であるという誤解を解き、普通に関わることは容認するような態度だったにも関わらず、目が笑っていない。
ていうか何でバイトみたいな事やってんだこのオッサン……!!
「リ、リアナのお父さん?!」
「お父さんって言うんじゃねぇ!!!!」
「やめてよパパ!!」
この賑やかな雰囲気をぶち壊す怒号。俺は無意識に蝶野に殴られる数秒前の山崎みたいな気分にさせられた。
面倒くせぇことになったな……。
「ったく、知り合いの店なんか手伝うんじゃなかったぜ。おら、さっさと注文しろ。リアナは?」
「リアナはおまかせで」
「あ、えっと俺は」
「あぁん?テメェはドリアンとドングリでいいんだよ」
「メニューにそんなもん無いでしょアルジャンスィさん……」
その組み合わせはチームシャルモンなんだよな。ブラーボとグリドン。
不機嫌さを全く隠そうとしないアルジャンスィさんは、何だかんだ言いつつ普通の商品を手渡してきた。まぁ知り合いの店だから変なことは出来ないって事なんだろう。
「まったく、リアナもこんな男と過ごすこと無いだろが。お前、昔はパパと結婚するだとか言ってくれたのになぁ」
「今考えたらパパみたいな人嫌ですけどね」
「リアナは俺みたいな豪放磊落な男がいいと思う」
「パパみたいな人は嫌」
「いやいや、リアナは俺みたいな質実剛健な男がいいと思う」
「でもパパは嫌」
こうしてみると、親バカってのも微笑ましく思う。
リアナ本人が本気で嫌がってるようにも見えないからだが。
「えーとお前……なんつったっけ?とりあえずお前、リアナに手出したら許さねぇぞ」
「しませんから……あと、タカトっす」
「タカトさん!リアナはいつでもウェルカムですよっ」
「テメェ!!絶対手出すなよ?!」
「なんで俺にキレるんすか!?めんどくせぇなこの親子……!」
リアナはリアナでマセた事言うし、飲み物買いに来ただけでこんな疲れると思わなかった。
ともあれ、面倒なオッサンの相手するのを切り上げて聖歌舞台の会場へ辿り着いた。開演前ではあるが人はかなり集まっている。
スペースを確保すると、簡易的な椅子に腰を下ろしてジュースを飲んだ。
「すみません、タカトさん。パパに絡まれちゃって……」
「ん、まぁ……普段と少し違うリアナも見れて面白かったけどな。お前、家だとあんなふうに怒ったりもするんだなって」
「そ、それって……家庭に入ったリアナが見たいって事ですか?」
「何でそうなるんだ……」
俺が項垂れると、リアナは楽しそうに笑った。
カルラ達に茶化されながら見送られ、俺は一人でギルドへ向かっていた。
なんでギルドなのかは分からないが、おそらく今日みたいな日はギルドへの人の出入りは少ないからだろう。
メシ食いに来る奴も中には居るだろうが、外に比べれば待ち合わせしやすそうだ。
「まさか異世界で髪のセットさせられるとは思わなかったな……」
俺がリアナと祭りを周るのが露見したことにより、カルラが持ち込んでいたワックスを髪に塗り込まれ、はしゃいだカノンさんやらサキュバスさんが口出ししながら、あいつら曰く『いい感じ』に仕上げたらしい。
寝癖と変わらねぇんじゃねぇかとも思ったが、カルラによるとパーマ風らしい。
「……引きニートがワックス持ってんのバグ過ぎだろ。まぁ、新品だったからアレか」
何処かから聴こえてくる軽快な音楽をぼんやり聴き流しながら、すれ違う人達とぶつからないように歩いてギルドに辿り着いた。
「あっ、タカトさん!」
「悪い、待たせたよな」
「全然ですよ。今日は髪型、いつもと違うんですね」
俺が入り口に立った時点で駆け寄ってくるリアナは、普段クエストに出掛けるようなローブや軽装鎧はなく、淡い青のワンピースを着てポニーテールにしていた。
「なんか、カルラ達にやられた。お前もなんかこう、アレだな……いつもと印象が違うっていうか」
「そうですか?ふふっ、良かったです」
目を伏せ気味で笑うその姿は、なんだか大人っぽくみえてしまった。
「あー、まぁ、とりあえず行くか。なんか暑いし喉乾いた」
「そうですか?まぁもう少ししたら夏ですもんね」
一緒に歩く奴がダサかったら相手が可哀想。そう思って新しく買った服は生地が厚めで、それで暑かったんだ、そうに違いない。今思えば普通にTシャツとジーンズにしとけばよかったのだ。
ギルドから出ると露店が広がっており、各地から集まった商人が客引きや実演販売をして騒がしい。
「タカトさん見てください!珍しい魔導具が有りますよ!」
「アクセ型か。凝ったデザインだな」
細い鎖、丸く削られた白い宝石。それを銀色の鉱石がレリーフのように固定している品だった。
「お兄ちゃん、今なら安くしとくよ。彼女さんに一つどうだい?」
「いや、彼女じゃ……あぁ、でもせっかくだし……買、う」
「タカトさん……!」
否定した瞬間の落ち込んだ顔を見てしまったら買わざるを得ない。おっさんのニヤニヤした顔は腹立つ。
値段は本当に安かったのは救いだった。最近クエストあんまやってなかったからな。
「どうでしょうか?!似合います?」
「おう、悪くないんじゃねぇかな」
「その返しは20点です」
「赤点じゃん」
まぁ、素直に似合ってると言えたら良かったんだろうな。そういう言葉は咄嗟には出てこないが。
ダメ出しをながらも、嬉しそうにトップ部分を指で撫でるリアナ。気に入ったみたいでよかった。
「この魔導具、魔力障壁の自動生成が組み込まれてますね。強度は初級魔法三発分程度ですけど」
「まぁ、値段相応といえばそうかもな」
途中で買ったジュースを飲みながらなんとなしに返した。リアナが歩く度に揺れるポニーテールがなんだか凄く印象的。
「でも、大切にしますね。タカトさんから頂いたものですから」
「そ、そんなもんくらい……壊れたら買ってやる」
「ホントですか?!なら次はリアナに似合うと思ったものを選んでもらいますからね。100点のやつ!」
「ソレはもういいだろ、点数のことは。あと金ない」
「じゃあ、また今度一緒にクエスト行きましょうっ」
日頃の感謝も込めて送っただけだが、そんなに嬉しそうにされたら調子が狂う。
て言うかなんだ、この落ち着かない感じ……。
「おう……よろしく頼む。いつもありがとな。感謝してる」
四歳差とは言っても若すぎるんだと思う。何せ中一と同じだからな。少し前までランドセル背負ってた子供と変わらない。
そんな女の子と祭に繰り出してこんなデ、デデ、デ……ート的な何かを楽しんでいる。本当に良いのだろうか。
「た、タカトさんっ、次は串焼き屋さんに行きましょう!港町の人気店が屋台で来てるんです!」
「そんなん有るのか。海鮮いいよなぁ」
「早く行きましょう、早く!」
瞬間、リアナが俺の手を取って駆け出した。縺れる足を何とか正しつつ、いつにも増して積極的なこいつに驚きやら気恥ずかしさを覚える。
「走ることないだろ!危ないぞ!」
「あははっ!すいません、なんかテンション上がっちゃって!」
後ろから見えたリアナの耳が赤い理由は何なのか、知りたいような知らないままでいたいような、そんな複雑な気分になって。
やっと速度を落として見た横顔は林檎みたいに赤くて。
「熱でもあんのか?急に走ると体温上がるし歩いたほうが……」
「ねっ、熱なんか……ッ?!ないですけど?!タカトさんもさっき暑いって言ってたしそっち関係じゃないですかね?!気温のせいです!直射日光みたいな!」
「ははっ、そうかもな」
思わず笑みを溢すと、相手も笑う。
近くで見るリアナの眩しい笑顔は普段の背伸びした様子とは違って、年相応の可愛らしい女の子のそれだった。
海鮮串焼きを堪能し、遊戯系の屋台も一頻り楽しんだ。時間はカルラ達と待ち合わせる時刻に近付きつつあり、リアナに予定を確認した。
「なぁ、この後の聖歌舞台、一緒に見るか?カルラ達も居るけど」
「良いですね!勇者様が居るのはちょっと雰囲気壊れそうですが……」
「言えてる。とりあえず飲み物でも買って、席取っとくか」
一応承諾してくれたので、目的の広場の近くのジュース屋さんに立ち寄る。この店は指定した果物をミックスジュースにしてくれるというもので、なかなか人気のようだ。
「リアナ、俺買ってくるわ。先行ってくれ」
「い、いえ……あの、出来れば別の店にしませんか?」
「果物嫌いか?」
「そうではなくてですね……あの、店員さん……が、あの……やっぱり別のお店がいいなぁなんて」
「はぁ?店員なんか誰も同じだろ。知り合いでもいんのか?」
急にしどろもどろになるリアナに不審感を抱きつつ、順番が来たので前を向く。その瞬間、俺に向けて発せられた聞き覚えのある声に、俺は背筋が凍りついた。
「悪かったなぁ、同じで」
「うわ……」
そこには、ヤクザみたいな顔したオッサンがいた。正確に言うとレーゲン・アルジャンスィこと水帝ことリアナの父親だ。
以前会った時に、彼氏であるという誤解を解き、普通に関わることは容認するような態度だったにも関わらず、目が笑っていない。
ていうか何でバイトみたいな事やってんだこのオッサン……!!
「リ、リアナのお父さん?!」
「お父さんって言うんじゃねぇ!!!!」
「やめてよパパ!!」
この賑やかな雰囲気をぶち壊す怒号。俺は無意識に蝶野に殴られる数秒前の山崎みたいな気分にさせられた。
面倒くせぇことになったな……。
「ったく、知り合いの店なんか手伝うんじゃなかったぜ。おら、さっさと注文しろ。リアナは?」
「リアナはおまかせで」
「あ、えっと俺は」
「あぁん?テメェはドリアンとドングリでいいんだよ」
「メニューにそんなもん無いでしょアルジャンスィさん……」
その組み合わせはチームシャルモンなんだよな。ブラーボとグリドン。
不機嫌さを全く隠そうとしないアルジャンスィさんは、何だかんだ言いつつ普通の商品を手渡してきた。まぁ知り合いの店だから変なことは出来ないって事なんだろう。
「まったく、リアナもこんな男と過ごすこと無いだろが。お前、昔はパパと結婚するだとか言ってくれたのになぁ」
「今考えたらパパみたいな人嫌ですけどね」
「リアナは俺みたいな豪放磊落な男がいいと思う」
「パパみたいな人は嫌」
「いやいや、リアナは俺みたいな質実剛健な男がいいと思う」
「でもパパは嫌」
こうしてみると、親バカってのも微笑ましく思う。
リアナ本人が本気で嫌がってるようにも見えないからだが。
「えーとお前……なんつったっけ?とりあえずお前、リアナに手出したら許さねぇぞ」
「しませんから……あと、タカトっす」
「タカトさん!リアナはいつでもウェルカムですよっ」
「テメェ!!絶対手出すなよ?!」
「なんで俺にキレるんすか!?めんどくせぇなこの親子……!」
リアナはリアナでマセた事言うし、飲み物買いに来ただけでこんな疲れると思わなかった。
ともあれ、面倒なオッサンの相手するのを切り上げて聖歌舞台の会場へ辿り着いた。開演前ではあるが人はかなり集まっている。
スペースを確保すると、簡易的な椅子に腰を下ろしてジュースを飲んだ。
「すみません、タカトさん。パパに絡まれちゃって……」
「ん、まぁ……普段と少し違うリアナも見れて面白かったけどな。お前、家だとあんなふうに怒ったりもするんだなって」
「そ、それって……家庭に入ったリアナが見たいって事ですか?」
「何でそうなるんだ……」
俺が項垂れると、リアナは楽しそうに笑った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる