《瞑想小説 狩人》

瞑想

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奴隷市場 戯言

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はいらいと
さいぜんれつで
ひとづまの
しょーをながめて
たばこをぷかり

「てぬるいな…」
そんなことばを
くちにして
めのかがやきが
けものにかわる

そのひとみ
やどしたものは
しのかくご
すてーじじょうを
みているものの

ほかのもの
だれかれかまわず
まきちらす
いかりをふくむ
けもののめとなる

てぬるいな
どいつもこいつも
ぬるまゆだ

なにゆえに
かれはいかりに
そまったか

ここにふすなり
ここにふすなり

:::::::::::

《戯言》

あほうどり
たんれんじょうの
あほうどり

いりぐちの
うけつけじょうに
ものもうす
おまえはいったい
なにをしている

ちけっとを
はいけん、かくにん
みに・たおる
いちまいわたして
あとはだんしょう

おい、おまえ
いんすとらくたー
なのるなら
しっかりせえよ
べんきょうせえよ

じゅうじから
はじまる、はじまる
すとれっち
みごとなものだ
ばかにしてやる

けんこうこつ
はがしはたしかに
ぶーむだな
いんなーまっする
けんこうきょきん

りっこうを
しらずかたれず
せぼねとの
かんけいしらず
なにをおしえる

よがくらす
これがいちばん
わらえるぜ
ふざけるのも、よ
たいがいにしろ

はっしそく
しらずかたらず
あーさなの
まねごとばかり
しおってからに

よがまっと
ひつようないぞ
おまえらに
きゃあきゃあさわいで
うるさいばかり

ごがつばえ
もう、はちがつだぞ
いなくなれ

こきゅうしろ
ばんだをまなべ
ぷらーなやーま
まなんでつぎは
めいそうをやれ

よがくらす
おおばかこばかに
してやるぜ
なんびゃくにんが
あつまったとて

たんこうの
せかいにいちどる
そのものは
おりはせんだろ
もったいないなぁ

ちゃくらには
むげんのちからが
やどってる

じんたいの
しゃりんとよばれ
にくたいの
めざめをいまかと
まっているのに

むだじかん
おれはでないぜ
よがくらす
ぜったいでない
じかんのむだだ

:::::::::::

ほんをよめ
すずきゆうの「む」
これをよめ
たぶんりかいは
できぬだろうが

ほんをよめ
「さいこうのたいちょう」
このほんも
よんでえきする
そんすることなし

ほんをよめ
「ふろうちょうじゅめそっど」も
すばらしいほんだ
はるかむかしじゃ

くにとくに
あらそいながら
うばいあう
そんなちしきに
あふれているぞ

どうちょしゃの
ほんはぜんぱん
すばらしい
かばさわしおんも
おなじくよいな

かなめたる
しゅうかんについて
まなぶのだ
きーすとーん
はびっとなるもの

うんどう
めいそう
どくしょして
くらせばしぜんと
たいぜんじじゃく

われわれは
ひびのしゅうかんで
できている
たいだにまけるな
じかんをだいじに

:::::::::::

たんれんじょう
あかいてぃーしゃつ
おまえだよ
ずいぶん、ながく
きている、ようだが

たいしぼう
かわらずそのまま
きんにくも
つかずはなれず
はなれてつかず

かどういき
あがらず、かわらず
ひろがらず

めんえきも
あがらずたいおん
そのままで
ころなのえじき
いまやそのとき

なぜゆえか
おしえてやろう
しかときけ

ちょうしょくに
おまえはなにを
たべている

ちゅうしょくに
おまえはなにを
たべている

ゆうしょくの
こんだておしえろ
なにくった

はくまいを
くっているだろ
あまいから

せいぶんひょう
みないでかうだろ
こんびに、で

からあげや
ぽてともくうだろ
うまいから
ああ、その、あぶら
あぶない、あぶない

こむぎこの
できのわるさを
しってるか
あれをたべたら
あたまがくもる

しろざとう
これもよくない
おぼえとけ

「ぷろていん」
おまえのどりんく
これもまた…

てがるだが
びみょうなそんざい
むずかしい
ううむ、びみょうだ
おれには、いらん

::::::::::::

そもそもだ
ひとをたすける
そのために
たんれんしてる
ものとおまえじゃ

めにやどす
ひかりがちがって
あたりまえ
おなじどひょうに
たとうとするな

ひさびさに
つつうらうらの
もんくでる

いちばんに
はらだたしかった
ことがらを
ざれごととして
ここにふすなり


とれーなー
しっかりしろよ
おまえらは
みちびきてなり
おとこをさらに

おとこにし
おんなのからだを
みがきあげ
ぷらすをさらに
ぷらすにするのが

しごとなり
しっかりしろよ
よくまなべ
たほうこうから
まなばにゃならん

せいように
よりすぎないよう
きをつけろ
ふかいあなぼこ
あいているから

えいようを
ふかくまなんで
そこにいろ

かいぼうがく
すこしはまなべ
だいじだぞ
だゔぃんちまでとは
いわないまでも

くびすじの
きんにくぐらいは
おぼえとけ
しゃかくきんぐん
こうとうかきん

にゅうとっきん
たれつきんとか
かたろうぜ
とってもとっても
だいじじゃないか

しごとしろ
おまえのしごとは
とれーなー
みちびきてなり
しっかりしろよ


ちゃらちゃらと
おんなとはなして
ばかりいる
あかいてぃーしゃつ
おまえにひとこと

ものもうす
ここはたんれん
するばしょで
おんなをなんぱ
するばしょに、あらず

なんぱなら
ほかでやろうぜ
たのむから

まちだえき
よこはまえきで
なんぱしろ
もくてききちんと
それだけにして

しんけんに
おんなとせっくす
するために
きちんとみなりを
ととのえてゆけ

ゆびのつめ
きりそろえたか
ちぇっくしろ

いいおんな
ひっしでくどけ
まず、どきょう
ゆうきがひつよう
おまえにできるか

おとこなら
ほんきでくどけ
おもいきり

しっぱいを
つぎに、いかすも
せいちょうだ
しんけんしょうぶ
おれは、だいすき

たんれんも
ほんきでやるのだ
おもいきり
ちゅうとはんぱが
いちばん、いかん

じんせいは
そんなにながく
ないものだ
ぼっとうすること
ふろーでいること

へいわぼけ
するのはかまわん
このおれの
きとくな、たんれん
わらうも、かまわん

「しかし」

あの、おとこ…
まっとでゆれてる
あの、おとこ
しべりあうまれの
もと、ころしやは

おれの、とも
わらってひとを
ころすもの

ころさねば
じぶんがやられる
そのばしょで
いきのびてきた
ひとりのけもの

あの、おとこ
こばかにしたら
ゆるさんぞ

おれのとも
こばかにしたら
そのくびの
にばん、さんばん
へしおって、やる

あの、おとこ
なんびゃっかいも
いきしにの
やりとりくぐって
ここにいるのだ

もしかれと
とっくみあいに
なったなら
しゅんさつされるぞ
いのちを、おとす

:::::::::::

はいらいと
おきゃくをひとり
つれだした
ぶたいのそでぐち
だれもいぬばしょ

ついてこい
ろりいた・むすめ
おまえも、こい
くびわひきつけ
どうこうさせる

くらやみで
ふところがたな
とりだして
くびもと、ぶすり
せんけつ、ちしぶき

かえりちを
あびてにやりと
わらうかれ

「てぬるいな…」
そんなことばを
くちにして
さいぜんれつに
もどっていった

こむすめは
ふるえてきょうふ
このおとこ
しにがみ、そのもの
いちばのおさ、なり

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